ジーザス、エブリワン!キートンです。
皆さんは、

と感じたことはありませんか?
試しに聖書を読んでみたら、分からない言葉だらけで読むのをやめてしまったという方もいるかもしれません。
そこで今回は、“キリスト教の主な専門用語”をまとめてみました!
基本的なものは押さえているので、今後のキリスト教の学びが楽になるでしょう!
ただし、僕がプロテスタント信徒である関係で、プロテスタントの用語が中心になるのでご理解ください。
各用語の下にリンクを貼っておくので、より詳しい内容が知りたい方はそちらをご参照あれ!
☟”クリスチャンがよく使う用語”に関してはこちら

Contents
主なキリスト教用語をまとめてみた
それでは、上からあいうえお順で書いていくので、辞書代わりにお使いください!
アガペー

見返りを求めない“無償の愛”のことで、キリスト的な愛のこと。
特に、神様から人間に向けられた愛のことを指します。
イエス・キリストが唱えたのもこの愛で、
強いて言うなら、親が子供に向ける愛情に近いですね。
ほら、もし自分の子供が不細工でも、能力が低くても無条件で愛するでしょう??
イエス・キリストの十字架による死は、

安息日(あんそくにち)

“何もしてはいけないと定められた日”のこと。
安息日には基本的に仕事はせず、神様に礼拝をして過ごします。
安息日は宗教によって異なりますが、キリスト教の場合は日曜日です。
安息日は、神様が天地創造をされた際、7日目に休まれたことが由来となります。

イースター

クリスマス、ペンテコステと並んでキリスト教3大行事の1つで、“イエス・キリストの復活をお祝いする日”。
日本語では”復活祭”といい、クリスマスをも凌ぐ、キリスト教における最も重要なイベントです。
祝われるのは、“春分の日以降の最初の満月から数えた最初の日曜日”。
うん、全くピンときませんね。大丈夫、僕もです。
日本でもイースターのお菓子などが出始め、

カトリック教会

キリスト教の3大宗派の1つで、
ステンドグラスやマリア像など、
その中心がローマにあるため、“ローマ教会”、”ローマ・
豪華な教会や教皇をトップにしたピラミッド型体制が大きな特徴です。

神の国

“神様が支配しているとされる国”のこと。
いわゆる”天国”のことですね。
聖書には、神の国があることを示す御言葉がたくさん出てきます。
キリスト教では、自分の罪を悔い改めてイエス・キリストを受け入れれば神の国に行くことができる、と教えていますね。
天国は空想上のものではなく、本当にありますよ!

教会

“イエス・キリストを信じるクリスチャン達の集まり”のこと。
今では建物のことを指すことがほとんどですが、本来の意味はこちらです。
つまり、キリストを信じる者が集まればトイレであろうが、電車であろうが、公園であろうがそこは教会なのです。
クリスチャンは安息日、つまり日曜日に毎週教会に集まって神様に礼拝をささげます。
教会は誰でも気軽に立ち寄れるので、皆さんも遠慮なくお越しください!

偶像崇拝

“神様をイメージして作られた像(絵画や彫刻など)
日本でいうと、お地蔵さんや仏像なんかを拝むのがその例ですね。
モーセの十戒にも書かれている通り、キリスト教において偶像礼拝はタブーです。
ですが、聖書には偶像礼拝をしてしまう人たちの例が、いくつも出てきます。

また、アニメやゲーム、漫画など神様以外のものに極度にのめり込んでしまうと、それも偶像崇拝になり得ます。

クリスマス

イースター、ペンテコステと並んでキリスト教3大行事の1つで、“イエス・キリストの生誕をお祝いする日”のこと。
一般の方にとっても、最もなじみのあるキリスト教行事ですね。
イエス様は、ベツレヘムにてマリアとヨセフの間にお生まれになりました。
場所はなんと馬小屋!
毎年、12月25日にお祝いされます。
ただし、あくまで生誕をお祝いする日であって、実際にイエスキリストが生まれた日ではないので注意!

献金

“神様に感謝を込めてささげるお金”のこと。
教会の礼拝では、毎回この献金の時間があるのが一般的です。
また、通常の献金とは別に毎月収入の十分の一をおささげする“十一献金”もありますね。
ただし、どちらも決して強制ではなく、献金をささげるかどうかは個人の判断に任されています。
無理やり教会が信徒からむしり取っているわけではないですよ!

サクラメント

神様からの恵みを目に見える形で表した儀式のこと。
特に、入信の儀式である”洗礼(せんれい)式”とパンとぶどう酒を食す”聖餐(せいさん)式”が有名ですね。
ただし、教派によってサクラメントの数も呼び方も異なります。
また、プロテスタントよりもカトリックや正教会で重視される傾向にありますね。
サクラメントという概念がない教派もわずかながら存在します。

山上の垂訓(説教)

“イエス・
語られたのが、山の上だったのでこの名前が付きました。
有名な御言葉がたくさん登場するので、“イエス・キリストの名言集”といっても過言ではありません。
特に、”だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。”という御言葉は一般の方にも知られていますね。

賛美歌

“神様をたたえる歌”のこと。
礼拝の最初のほうに歌われることがほとんどですね。
堅苦しい歌だと思われがちですが、Jpopに近いような親しみやすい賛美歌もたくさんあります!

三位一体説

創造主の”父なる神”と神の子”イエス・
つまり、神様の実体は1つだけですが、位格(人で言う人格のこと)は3つあるということです。
キリスト教用語の中でも、特に理解が難しい概念ですね。
今やキリスト教の多くの教派で正統とされている考え方で、キリスト教の根幹をなすほど重要です。

士師

“イスラエル民族を敵から救うために、
当時、ちゃんとした指導者がいなかったイスラエルにおいて、軍事的・政治的指導者の役割を果たしました。
当時のイスラエルは大変不信仰で、そのせいで常に他民族の攻撃を受けていました。
その攻撃からイスラエルを救うために神様が用いられたのが士師たちなのです。
まあ、他民族をやっつけたらまたイスラエルの人々は不信仰になるんですけどね。。

旧約聖書の”士師記”には、代表的な士師が12人登場します。
その中でも、ギデオンやサムソンが有名ですね。

十戒

“預言者モーセが神から与えられた10の決
具体的には以下の通りです。
◎十戒のまとめ
- あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
- あなたはいかなる像も造ってはならない。
- あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
- 安息日を心に留め、これを聖別せよ。
- あなたの父母を敬(うやま)え。
- 殺してはならない。
- 姦淫(かんいん)してはならない。
- 盗んではならない。
- 隣人に関して偽証(ぎしょう)してはならない。
- 隣人の家を欲してはならない。
十戒は、2枚の石版に記されています。
これは、出エジプトを果たしたイスラエルの人々に語られた決まりでした。
その内容は、偶像崇拝を禁じる神との関係のものから、殺しや盗みを禁じる人間関係のものまで幅広いです。
現代にも通用する大切な教えばかりですよ!

主の祈り

“イエス・
イエス・キリストがお祈りについて語られたのは、これだけです。
そのためキリスト教においてとても重視されており、キリスト教のほとんどの教派において毎週の礼拝で唱えられるくらい。
恐らく、クリスチャンでも暗唱できる人が多いのではないでしょうか。
もちろん、僕も暗唱できますよ!

神父

カトリックや正教会における司祭に対する尊称。
カトリックや正教会には様々な役職があり、司祭というのはその中の1つです。
ただし、プロテスタントにいるのは神父ではなく牧師なのでご注意を!
全ての教会に神父さんがいるわけではないですよ!
神父は一般の信徒よりも立場が上であり、サクラメントを行うことができます。

正教会

キリスト教3大宗派の1つ。
ローマ・カトリックと並んで、現存最古の教会です。
他の宗派と比べても独特の世界観があり、伝統や儀式を重視します。
正教会は、イエス・キリストの弟子たちの信仰や教えを正統に受け継いでいると主張していますね。

聖餐(せいさん)式

最後の晩餐が由来の、“パンとぶどう酒を分け合う儀式”のこと。
キリスト教では宗派を問わず、最も重要な儀式の1つですね。
聖餐式によって、イエス様が私たち人間のために十字架で死んでくださり蘇られたことを思い起こし感謝をします。
ちなみに、カトリックでは、「ミサ」、「聖体の秘跡」、正教会では「聖体礼儀」や「聖体機密」と宗派によって呼び方が異なります。

聖書

“キリスト教の教科書的存在”。
キリスト教において最も重要な書物であり、未だに世界中で読まれ続ける”永遠のベストセ
大きく39巻から成る“旧約聖書”と27巻から成る“新約聖書”に分けられ、全部で66巻の書物があ
どこまでを正典にするかは教派によっても異なり、聖書におさめられている書物が微妙に違ったりもしますね。
プロテスタント教会では、聖書だけを信仰の拠り所とする”聖書のみ”という考え方があるため特に聖書を重視する傾向にありますね。

洗礼式

“イエス・
もっと簡単に言うと、正式なクリスチャンになる儀式のことですね。
浴槽や川などの水に全身を浸(ひた)す”浸礼”が、最も一般的です。
“バプテスマ”とも呼ばれ、聖餐式と並んで最も重要なサクラメントの1つです。

天使

“神の使い”のこと。
有名な天使としては、ガブリエルやミカエルがいます。
マリアの”受胎告知”など、聖書ではメッセンジャーとして重要な場面で登場することが多いです。
カトリックや正教会では天使を崇敬しますが、プロテスタントでは天使を崇敬するという教えはありません。

七つの大罪

“人間に罪を犯させる可能性がある欲望や感情”のこと。
具体的には以下の通りです。
◎七つの大罪
- 傲慢(ごうまん)
- 嫉妬(しっと)
- 憤怒(ふんぬ)
- 怠惰(たいだ)
- 強欲(ごうよく)
- 暴食(ぼうしょく)
- 色欲(しきよく)
某漫画のおかげで知名度が高まった感がありますね。
傲慢や嫉妬などの項目がありますが、これらそのものが大罪というわけではありません。
あくまでも、大罪に繋がる可能性のある欲望や感情のことですから。
主にカトリックで使われる概念で、プロテスタントにはない考え方です。
ちなみに、聖書にも七つの大罪の記述は存在しません。

福音伝道

“キリストの教えを他の人々に伝えていくこと”です。
クリスチャンにとっては最大の使命と言えます。
カトリックでは、伝道ではなく、”布教”や”宣教”と言うことが多いですね。
伝道にも、路傍伝道や文書伝道など様々な方法があります。

プロテスタント

キリスト教3大宗派の1つ。
ルターによる宗教改革がキッカケで、カトリック教会から分離しました。
そのため、他の宗派と比べても比較的新しい宗派ですね。
聖書を重視すること、様々な教派が存在することなどが特徴です。
ちなみに、僕はプロテスタントです!

ペンテコステ

クリスマス、イースターと並んでキリスト教3大行事の1つで、“120人もの信徒の上に聖霊が降った日”のこと。
”聖霊降臨祭”や”五旬節(ごじゅんせつ)”、”五旬祭”などとも呼ばれます。
聖霊というのは神様の位格の1つで、人間に働きかけ神様と人間をつなぐ役割を果たします。
イースターから50日後(7周目)に祝われるのが一般的です。
また、このペンテコステがきっかけで教会が生まれていくので、“教会の誕生日”とも呼ばれています。

牧師

プロテスタントにおける教職者のこと。
カトリックや正教会でいう司祭(神父)にあたり、教会の先生のような立ち位置です。
ただし、神父とは違い一般の信徒たちと立場は同じ。
これは、プロテスタントにおけるキリスト者は皆祭司という“万人祭司”の考え方に基づいています。
そのため、一般信徒でもサクラメントを行えるんです!


預言者

“神から言葉を預かりその言葉を伝える人”のこと。
一般的によく使われる未来を予言する”予言者”とは違うので注意!
旧約聖書には、全部で17巻からなる“預言書”と呼ばれる書物があり、預言者たちの預言が記されています。
代表的な預言者には、モーセ、イザヤ、エリヤなどがいますね。

まとめ:基本的なキリスト教用語を押さえよう!

◎主なキリスト教用語をまとめてみた(あいうえお順)
- アガペー
- 安息日(あんそくにち)
- イースター
- カトリック教会
- 神の国
- 教会
- 偶像崇拝
- クリスマス
- 献金
- サクラメント
- 山上の垂訓(説教)
- 賛美歌
- 三位一体説
- 士師
- 十戒
- 主の祈り
- 神父
- 正教会
- 聖餐式
- 聖書
- 洗礼式
- 天使
- 七つの大罪
- 福音伝道
- プロテスタント
- ペンテコステ
- 牧師
- 預言者
いかがでしたか?
知っている用語はいくつあったでしょうか??
もし知らない用語があれば、ぜひこの機会に勉強していってくださいね!
そして、知っている用語がたくさんあった方は。。
クリスチャンになりましょう!(強引な伝道)
ではまた!
