ジーザス、エブリワン!キートンです。
皆さんは、聖書に登場する人物のことをどれくらい知っていますか?
。。。え、イエスキリストくらいしか知らない??
な、なんだってー!そ、それはいけません!!!(うるさい)
だって聖書には、
- 初の人類”アダムとエバ”
- 巨大な方舟を作って洪水を生き延びた”ノア”
- 怪力だけど女に弱い士師”サムソン”
- 巨人ゴリアテを倒したイスラエルの英雄”ダビデ”
- とっても人間臭いイエスの”12弟子たち”
などたくさんのユニークな人物が登場するのですから。
彼らのことを知ればもっと聖書、いやキリスト教の面白さが分かるはず!
ということで今回は、信仰歴28年のクリスチャンである僕が聖書に登場する主な人物たちをまとめてみました!
もちろん余りにも膨大な数の人物がいるので全員はご紹介できませんが、有名どころは押さえているはず。
彼らの生き様を通して学べることもたくさんあるはずですよ〜!
聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?未だに売れ続ける永遠のベストセラー!?をどうぞ
目次
- 1 聖書の主な登場人物まとめ
- 1.1 アダムとエバ
- 1.2 アブラハム
- 1.3 イエス・キリスト
- 1.4 イサク
- 1.5 イザヤ
- 1.6 エサウとヤコブ
- 1.7 エステル
- 1.8 エリシャ
- 1.9 エリヤ
- 1.10 エレミヤ
- 1.11 カインとアベル
- 1.12 ガブリエル
- 1.13 ギデオン
- 1.14 ザアカイ
- 1.15 サウル
- 1.16 サタン(悪魔)
- 1.17 サムエル
- 1.18 サムソン
- 1.19 12人の使徒(12弟子)
- 1.20 洗礼者ヨハネ
- 1.21 ソロモン
- 1.22 ダニエル
- 1.23 ダビデ
- 1.24 東方の三博士
- 1.25 ナザレのヨセフ
- 1.26 ノア
- 1.27 パウロ
- 1.28 マリア(イエスの母)
- 1.29 マリア(ベタニアの)
- 1.30 マリア(マグダラの)
- 1.31 マルタ
- 1.32 ミカエル
- 1.33 モーセ
- 1.34 ヨシュア
- 1.35 ヨセフ
- 1.36 ヨナ
- 1.37 ヨブ
- 1.38 ルカ
- 1.39 ルツとナオミ
- 2 まとめ:聖書には個性的な登場人物がいっぱい!
聖書の主な登場人物まとめ
それでは、アイウエオ順に見ていきましょう!
アダムとエバ

旧約聖書の”創世記”に登場する、初の人類であり男女。
神様が天地創造をされた際、6日目に造られました。
この頃はまだ人類が罪を犯したことがなく、アダムとエバは”エデンの園”という楽園に暮らしていました。
しかし、彼らはずる賢いヘビの誘惑によって神様から禁じられていた果実を食べてしまい、
そして、これが人類初の罪(原罪)となり、アダムとエバ以降人は皆罪を背負うことになってしまいました。
しかも、人類は
- 男は働かなくては食べていけない
- 女は苦しんで子供を産まなくてはいけない
- 人はいずれ必ず死ぬ
という重たい運命まで背負う羽目に。

2人は結婚し、後に出てくる、
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アブラハム

旧約聖書の”創世記”に登場する預言者で、“信仰の父”の異名を持つ偉大な人物。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教全てにおいて、
つまり、アブラハムがいなければこれらの宗教は生まれていないわけです!
超重要な人物ですよね!
その信仰の強さは、”信仰の父”の名に恥じず、
神のためなら75年住み
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イエス・キリスト

新約聖書の”マタイによる福音書”などに登場するキリスト教における最重要人物であり、
キリスト教のみならず、人類史上最も有名な人物と言えます。
イエスは33年の生涯の間に、多くの人々に愛の教えを語り様々な奇跡を起こされました。
そして、最期は人類の罪のために十字架にかかり死なれたのです。
しかし、イエスはその3日後に蘇られ、天に昇って行かれました。
これはイエスキリスト最大の奇跡であり、キリスト教において最も重視されています。
彼の昇天後は、弟子たちがその教えを広め、キリスト教が伝わっていきました。
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イサク

旧約聖書の”創世記”に登場する、アブラハムの息子。
アブラハムの妻サラは不妊でしたが、神様の力によってイサクを生みます。
神様の命令によって、父アブラハムに殺されかけたこともありましたが、後にリベカという女性と結婚。
2人の間には、エサウとヤコブという双子が誕生します。
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イザヤ

旧約聖書の”イザヤ書”に登場する、旧約聖書を代表する預言者。
南王国ユダに生まれ、4代の王様の治世で活躍するなどその影響力はとても大きいものでした。
信仰も強く、神様の命令とあらば全裸で町を歩き回るということさえやってのけました。(マジです)
また、彼の預言が書かれた”イザヤ書”は他の預言書と比べても最大のもので、新約聖書でもその内容がしばしば引用されています。
“バビロン捕囚”や“メシア(イエス・キリスト)誕生”に関する預言が特に有名ですね。
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エサウとヤコブ

旧約聖書の”創世記”に登場するイサクとリベカの間に生まれた、正反対の性質を持つ兄弟。
簡単に言えば、“肉食系のエサウ”と”草食系のヤコブ”といったところでしょうか。
しかし、2人はヤコブが兄エサウの長子の権利を買収し、
なぜなら、当時長子の権利は以下のような特権があったからです。
◎長子の特権
- 兄弟たちの主人的な立ち位置にいられる
- 遺産の相続を2人
分もらえる - 家族を祝福できる権利がある
まあ、こんな大切な長子の権利を煮物一杯と交換してしまうエサウにも問題がありますが。。
しかし、期間をおいて最終的には和解をすることになります。
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エステル

旧約聖書の書物”エステル記”に登場する人物で、聖書では珍しい女性主人公。(しかも、美j 。。ごほんごほん)
女性の名前が書名に使われているのは、他に”ルツ記”しかありません。
新しい王妃を決めるコンテストにおいて、その美しさが王様に気に入られ王妃に。
エステルは義父のモルデカイと協力して、ユダヤ人たちの命の危機を救っていきます。
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エリシャ

旧約聖書の”列王記”に登場する預言者で、預言者エリヤの弟子。
エリヤの後を継いで様々な奇跡を起こし、
生涯で起こした奇跡の数は聖書トップクラスで、例えば以下のような奇跡を起こしています。
◎エリシャが起こした主な奇跡一覧
- エリヤの衣でヨルダン川を2つに割る
- エリコの町の水を塩できれいにする
- 子供42人をクマに襲わせる
- 預言者の妻の家の油を増やす
- シュエムの婦人に子供を授ける
- その婦人の息子を生き返らせる
- 毒のウリが入った煮物を麦粉を使って清める
- パン20個と1袋の穀物で、100人のお腹を満たし余らせる
- アラムの将軍ナアマンの皮膚病をヨルダン川の水で癒す
- 水に沈んだ斧を浮き上がらせる
- エリシャの遺骨に触れた死人が生き返る など。
死んでからもなお奇跡を起こすって、半端じゃないですよね。。(ドン引き)
しかし、その一方で自分のハゲを馬鹿にした子供たちをクマに襲わせて殺す
というぶっ飛んだエピソードも持っています。


エリヤ

旧約聖書の”列王記”に登場する偉大な預言者で、預言者エリシャの師匠。
あのエリシャの師匠だけあって、エリヤも以下のような数々の奇跡を起こしています。
◎エリヤの奇跡一覧
- カラスがパンと肉を運んでくる
- やもめの家の小麦粉と油を無限に増やす
- やもめの息子を生き返らせる
- 水浸しの祭壇に乗せられた雄牛を焼き尽くす
- アハズヤ王の使者を焼き尽くす
- 上着でヨルダン川の水を割る
- 嵐に乗って天に上げられる
中でも、嵐に乗って天に昇ったという出来事は、エリヤが
そう、なんとエリヤは死を体験していないのです!
他にもイエス様が山で祈っているときに現れたりと、まさに神様のVIP対応を受けている預言者といえます。
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エレミヤ

旧約聖書の”エレミヤ書”に登場する預言者。
40年に渡り、南ユダ王国の人々の罪を正すために預言を語り続けました。
預言活動の中で以下のようなたくさんの苦しみを味わい涙を流したことから、別名“涙の預言者”とも呼ばれます。
◎エレミヤの涙の理由一覧
- 南ユダ王国の人々に預言を語るも、全員から無視され馬鹿にされる
- 王様から牢獄にぶち込まれ、泥にたまっている穴に沈められるという拷問を受ける
- 同郷の人々からエレミヤ暗殺計画を企てられる
うん、そりゃあ泣きますわ。(同情)
ちなみに、旧約聖書の“列王記上・下”、”エレミヤ書

カインとアベル

旧約聖書の”創世記”に登場する、アダムとエバの間に生まれた人類初の兄弟。
兄のカインは土を耕す農夫、弟のアベルは羊飼いの仕事をしていました。
しかし、ある日カインとアベルが神様に捧げものをしたときのこと。
神様は弟アベルの捧げものしか受け入れず、それに腹を立てたカインはアベルを殺してしまいます。
そして、これが人類初の殺人事件になっていまいました。
その後、カインは神様に叱られ、
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ガブリエル

天使のミカエルと並ぶ、聖書界を代表する天使。
位は大天使です。
イエス・キリストの誕生をマリアに伝える”受胎告知”のシーンでおなじみで、
神の言葉を人間に伝えるメッセンジャーのような役割が多いですね。
キリスト教のあらゆる宗派で存在が認められている数少ない天使で、
その存在は他の天使と比べても別格であると言えます。
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ギデオン

旧約聖書の”士師記”に登場する、イスラエル人の士師。
サムソンと同じく、聖書を代表する士師の1人です。
元々は臆病で何の変哲もない人物でしたが、神様に用いられてイスラエルを危機から救います。
ギデオンは、凡人の希望の星ですね!
神様は弱い人をも用いられる方なのです。

ザアカイ

新約聖書の”ルカによる福音書”に登場する徴税人。
人々から多くの税を取り立てて嫌われていましたが、イエス・キリストと出会い改心します。
彼は背が低かったため、町に来られたイエス・キリストを一目見るために木に登ったというユニークなエピソードが有名です。
正教会では、聖人扱いをされています。
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サウル

旧約聖書の”サムエル記”に登場する、イスラエル王国初代の王様。
サウル以前のイスラエルには王様はいませんでしたが、士師のサムエルによって最初の王様に任命されました。
しかし、最初の頃は謙虚だったサウルも、戦いで勝つようになってから次第に傲慢に。
やがて、神様の命令も無視するようになった結果、神様にもサムエルにも見放され、悲劇的な最期を遂げました。
ちなみに、サウルの後にイスラエルの王様になったのが、かの有名なダビデです。


サタン(悪魔)

聖書を代表する悪の大ボス。
サタンよりも、悪魔という呼び方のほうが一般の方にはなじみがあるかもしれません。
伝承によると元々は神に仕える大天使長”ルシファー”でしたが、神に反逆をしたことで天から投げ落とされてしまいます。
その結果、いわゆる”闇落ち”してサタン(悪魔)になってしまったのです。
聖書にも度々登場しますが、ヘビになったり、誘惑をしたり、人の中に入り込んだりと、その手口は様々。
悪霊たちを従え、“神様の敵対者”として扱われることが多いですね。
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サムエル

旧約聖書の”サムエル記”に登場する、イスラエルの預言者であり士師。
母ハンナの祈りによって、神様がお与えになった人物です。
サムエルまでの時代は士師たちが入れ替わりで活躍し、イスラエルに特定の指導者はいない状態でした。
しかし、イスラエルの人々の意見に押し切られ、初めてイスラエルに王制を取り入れたのがこのサムエルです。
つまり、サムエル以降は王様がイスラエルを統治するようになったということですね。
ちなみに、記念すべき最初の王様はサウル王です。
ですから、サムエルはイスラエルで最後の士師ということになります。

サムソン

旧約聖書の”士師記”に登場する、圧倒的怪力を持つ士師。
士師の中でも最も有名な人物ですね。
例えば、彼の怪力を表すエピソードには以下のようなものがあります。
◎サムソンの怪力エピソード
- 凶暴なライオンを引き裂いて殺す
- 30人のペリシテ人を瞬殺
- ロバのあご骨でペリシテ人を1000人打ち殺す
- 柱を手で押して、建物を全壊させる
うん、もはや人間やめてますね。
しかし、そんなサムソンには女性に弱いという致命的な弱点がありました。
その結果、サムソンは自分が惚れた女デリラに髪を剃られたら力がでないという弱点を話してしまい、
最期は何とか挽回しますが、

と思わずにはいられない人物です。
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12人の使徒(12弟子)

新約聖書の”マタイによる福音書”などに登場するイエス・キリストに従った12人の弟子たちのこと。
メンバーは以下の通り。
◎イエスの12弟子一覧
- ペトロ(シモン)
- アンデレ
- 大ヤコブ(ゼベダイの子)
- ヨハネ
- トマス
- マタイ
- 熱心党のシモン
- 小ヤコブ(アルファイの子)
- ナタナエル(バルトロマイ)
- イスカリオテのユダ➡死後はマティアに
- タダイ
- フィリポ
今でこそ”聖人”と呼ばれている彼らですが、
たくさんの失敗をし、イエス様からも何度も叱られます。
特にリーダーのペテロは色々とやらかしていますね。。
しかし、イエス・キリストの昇天後は見違えるくらいに成長し、
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洗礼者ヨハネ

新約聖書の”マタイによる福音書”などに登場する預言者で、”バプテスマのヨハネ”とも呼ばれます。
元々多くの人々に川で洗礼を授けており、イエス・キリストにも洗礼を授けたことで有名です。
そのため、“イエス・
しかし、最期はヘロデ王に捕まり首をはねられてしまいました。
ちなみに、このヨハネが首をはねられるシーンはインパクトがあるため、
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ソロモン

旧約聖書の”列王記”に登場する聖書界のブレーンであり、イスラエルの全盛期を築いた王様。
英雄ダビデ王の息子であり、その後を継いで王様になりました。
その栄えぶりは目を見張るものがあり、神殿や宮殿が建てられたほか、700人もの妻と300人の愛人がいたんだとか。(うらやましい)
その繁栄ぶりから”ソロモンの栄華”と呼ばれました。
また、その頭の良さを象徴する“名裁き”エピソードが有名で、赤ちゃんを取り合う女性2人を見事に裁いてしまいました。
これは、日本でも有名な”大岡裁き”というお話のモチーフにもなっています。
しかし、異教の神様を奥さんたちに拝ませたことで神様の怒りに触れ、
イスラエルはソロモンの死後、北と南に分かれてしまいました。

人によって大きく評価の別れる人物ですね。
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ダニエル

旧約聖書の”ダニエル書”に登場する預言者。
当時の王様ネブカドネザルに選ばれ、王様に仕えることになりその有能さからどんどん出世していきます。
彼は、通称パーフェクト預言者で(僕が勝手にそう呼んでる)、
◎ダニエルの性能
- 健康的
- 超イケメン
- 才能に溢れている
- 知恵・知識があり頭がいい
- 神様への信仰が強い
- 高度な夢の解き明かしができる
このような超ハイスペック性能の持ちぬし。
しかも、他の聖書の人物とは違い失敗もしないという、
また、ライオンの穴に放り込まれるも、
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ダビデ

旧約聖書の”サムエル記”と”列王記”に登場する、イスラエルの英雄であり2代目の王様。
初代サウル王の後を継いで王様になり、前述したソロモン王の父にあたります。
ミケランジェロのダビデ像が有名なので、
元々は、当時最も地位の低い職業であった羊飼いでしたが3mもの巨人ゴリアテとのバトルがきっかけで、
聖書の中でも、特に人気の高い人物ですね。
ただし、そんな英雄ダビデもバトシェバという女性と不倫をしていまい、大失敗。
バトシェバを妊娠させたうえに、夫のウリアを戦場に送り出して殺してしまいました。

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東方の三博士

新約聖書の”マタイによる福音書”に登場する、イエス・キリストの誕生を知り、拝みに来た博士たち。
聖書の訳によっては、占星術師と書かれています。
彼らはイエスがお生まれになったことを知り遠方からはるばるやってきて、
黄金、乳香(にゅうこう)、没薬(もつやく)という3つの贈り物をイエスにささげて帰っていきました。
これらはそれぞれ、
- 黄金➡王位
- 乳香➡祈り
- 没薬➡死
を象徴しており、イエス様を救い主としてたたえるためのものでした。
しかし、彼らは聖書の1部分にしか登場しないため、名前や人数など謎の要素が多いです。
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ナザレのヨセフ

新約聖書に登場する、イエス・キリストの養父であり、聖母マリアの夫。
カトリックでは聖人とされ、他の多くの宗派でも崇敬されています。
ポイントは”義父”という点。
母のマリアは聖霊によって身ごもったため、イエスとは血が繋がっておらず父親という表現は正確ではないのです。
ヨセフは妻が聖霊によって身ごもったことを受け入れるなど、神様に忠実な正しい人として知られていますね。
職業は、”大工”をしていたと言われています。
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ノア

旧約聖書の”創世記”に登場する、“ノアの方舟”という超有名なお話の主人公であり預言者。
当時、悪に染まった世界の中で唯一神の前に正しかった人ですね。
その結果、神様に愛され、他の人類は滅ぼされる中、巨大な方舟によって大洪水から生き延びることができました。
ただし、お酒に酔っ払い、裸で寝てしまうというお茶目な(?)一面も。
ちなみに、その際に飲んだのが自分で栽培したぶどうから作ったぶどう酒で、
人類で初めてぶどう酒を飲んだ人物だと言われています。
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パウロ

新約聖書の”使徒言行録”に登場する、キリスト教を世界に広めた偉大な使徒。
元々はキリスト教徒を迫害していた悪人でしたが、
キリスト教をここまでの世界宗教に押し上げたのは、パウロの功績と言われており、
彼の宣教旅行は合計2万キロ(地球のおよそ半周分)にも及ぶ超ハードなものでした。
また、新約聖書における“パウロの書簡”と呼ばれる手紙の多くを書いたことでも知られています。
ただし、生前のイエス・キリストとは出会っておらず、いわゆる12弟子には入っていません。
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マリア(イエスの母)

新約聖書に登場するイエス・キリストの母であり、ナザレのヨセフの妻。
カトリックでは”聖母”、正教会では”生神女(しょうしんじょ)”と呼ばれ尊
ただし、プロテスタントではマリアを特別視することはなく、イエスの母マリアと呼びます。
天使ガブリエルからイエスキリストが生まれることを宣告される“受胎告知
聖書には複数のマリアが登場しますが、その中でもずば抜けた知名度を誇ります。
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マリア(ベタニアの)

新約聖書に登場する女性で、姉にマルタ、弟にラザロがいます。
イエス・
また、自宅にイエス様を招いた際に、姉のマルタにもてなしの手伝いをするように叱られますが、
イエス様からはその行動が褒められました。
香油を注いだ際にも褒められており、イエス様から特別愛されている人物です。
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マリア(マグダラの)

新約聖書に登場する、イエス・キリストに付き従った女性の1人。
こちらも有名なマリアの1人であり、名前は出身地の村からきています。
- イエスの処刑を見守る
- イエスが復活後に最初に会話をする
などかなり重要な場面に登場しますね。
一方で、聖書に登場する”罪深い女”と同一視されたり、イエスと結婚していたという仮説もあるなどまだまだ謎の多い人物です。
カトリックや正教会では、聖人として扱われています。
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マルタ

新約聖書に登場する女性で、妹にベタニアのマリア、弟にラザロがいます。
妹のマリアと共にイエス・キリストを自宅に迎えるエピソードが有名。
しっかり者がゆえに、妹のマリアが自分を手伝わずイエス様の話を聞いていることに腹を立ててしまいます。
しかし、マリアは良い行動を選んだのだからそれを奪ってはいけないとイエス様からたしなめられました。
ミカエル

天使のガブリエルと並んで、聖書界を代表する天使。
聖書によるとその役職は”大天使長”で、カトリックや正教会において崇敬されています。
聖書での軍を率いてサタンを打ち破る様子から、甲冑と剣を身に着けた戦士のような姿で描かれることが多いです。
様々な絵画や建物、人名にまで影響を与えている、天使の中でも別格といえる存在ですね。
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モーセ

旧約聖書の”出エジプト記”に登場する、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などにおいて、
神様に命じられ、奴隷状態のイスラエル人をエジプトから連れ出したことで知られています。
その際に、エジプト王ファラオの前で様々な奇跡を起こしています。
中でも、海を真っ二つに割ったシーンはあまりにも有名ですね。
また、神様からキリスト教における重要な決まり“十戒”を受け取った人
しかし、神様から目指すように言われたカナンの地にたどり着く前に力尽きてしまい、次の指導者ヨシュアが後を継ぎます。
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ヨシュア

旧約聖書の”ヨシュア記”に登場する、イスラエルの指導者であり預言者。
前指導者であるモーセの後を継いで、指導者になりました。
勇敢さと神への忠実さを兼ね備えた、まさに“戦士”のような人物で、戦いにおいては負けなし。
モーセがたどり着けなかった”カナンの地”を次々と占領していきました。
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ヨセフ

旧約聖書の”創世記”に登場する、ヤコブの息子であり、12人兄弟の11番目。
ヨセフと言えば、奴隷から宰相(首相)
しかし、決して順風満帆だったわけではなく、以下のような様々な困難を乗り越えています。
◎ヨセフのアップダウン人生
父のヤコブからめっちゃ可愛がられる(⤴)
⬇︎
兄たちから憎まれて、奴隷としてエジプトに売られる(⤵)
⬇︎
マジメに働いて主人から気に入られる(⤴)
⬇︎
主人の妻ポティファルにハメられて牢屋にぶち込まれる(⤵)
⬇︎
ファラオの夢を解き明かし、エジプトの宰相に大出世(⤴)
⬇︎
兄たちや父と感動の再会(😁)
しかし、イエス様がいつもヨセフそばにいたので、全て乗り越えることができました!
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ヨナ

旧約聖書の”ヨナ書”に登場する預言者。
預言者というと立派な人物が多いイメージですが、彼の場合は逆。
神様の命令から逃げ出す、神様に何度もブチギレるなど、
特に、魚に飲み込まれるシーンなんかは映画”ピノキオ”にも影響を与
聖書の中では、割とコメディ要素が強いかも。
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ヨブ

旧約聖書の”ヨブ記”に登場する、聖書界でも有数の苦労人伝説を持つ人物。
ヨブは、お金や家畜、家族など全てを持った正しい人でしたが、
具体的にサタンがヨブに下した災いは以下の通り。
◎サタンが下した災い
- 牛とロバをシェバ人に切り殺される
- 羊と羊飼いが神の火によって焼き殺される
- ラクダがカルデア人に切り殺される
- 大風によって家が倒れ、7人の息子と3人の娘が死ぬ
- ヨブをひどい皮膚病にかからせる

うん、僕なら②あたりで間違いなく発狂してますね。(早い)
最初こそ文句1つ言わなかったヨブさんも、さすがに後半は愚痴が出てきてしまっていました。
しかし、これも全て神様の試み。
最終的には、
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ルカ

新約聖書の、
- ルカによる福音書
- 使徒行伝
を書いたと言われている人物。
また、歴史家、文筆家であると同時に医者でもあり教養の高い人物でした。
使徒パウロの宣教旅行にも同行しており、その働きに貢献しました。
ルカが書いた”ルカによる福音書”は文章が美しく洗練されており、”最も美しい福音書”などとも呼ばれます。
ただ、直接的に聖書に登場することはほとんどないため、未だに謎が多い人物ともいえます。
☟詳しくは、こちらをどうぞ

ルツとナオミ

旧約聖書の”ルツ記”に登場する、嫁と姑(しゅうとめ)。
嫁と姑というと、なんだかドロドロした関係をイメージしてしまいがちですが、彼女たちは強い絆で結ばれたとても良い関係です。
夫も息子も失った姑のナオミを、息子の奥さんであるルツが献身的に支えていきます。
ちなみに、ルツはダビデ王やイエスキリストの祖先にあたる重要な存在です。
ルツ記は、聖書有数の感動ストーリーなのでとても心が温まりますよ!
⬇️詳しくはこちらをどうぞ

まとめ:聖書には個性的な登場人物がいっぱい!

◎聖書の主な登場人物まとめ!
- アダムとエバ
- アブラハム
- イエス・キリスト
- イサク
- イザヤ
- エサウとヤコブ
- エステル
- エゼキエル
- エリシャ
- エリヤ
- エレミヤ
- カインとアベル
- ガブリエル
- ギデオン
- ザアカイ
- サウル
- サタン
- サムエル
- サムソン
- 12人の使徒(12弟子)
- 洗礼者ヨハネ
- ソロモン
- ダニエル
- ダビデ
- 東方の三博士
- ナザレのヨセフ
- ノア
- パウロ
- マリア(イエスの母)
- マリア(ベタニアの)
- マリア(マグダラの)
- マルタ
- ミカエル
- モーセ
- ヨシュア
- ヨセフ
- ヨナ
- ヨブ
- ルカ
- ルツとナオミ
いかかでしたか?
かなり個性的なメンバーがたくさんいたでしょう?
また、聖書の登場人物=立派な人物というイメージがあった方は、かなり驚いたのではないでしょうか!
だって、色んな失敗をやらかしてますからね。
彼らも偉人とはいえ、やはり人間。
神様ではありません。
ぜひ、そういった彼らの人間臭さも楽しみながら聖書を読んでみてくださいね!
ただ、聖書の人物たちを見ていて1つ確かに言えることがあります。
それは、
女関係には気をつけろということですね。(確信)
ではまた!


☟聖書の人物についてもっと知りたい方には、こちらの本がおすすめ!
