ジーザス、エブリワン!キートンです。
今回は、旧約聖書の大サクセスストーリー“ヨセフ物語”をご紹介します。
ダビデやモーセなど、
何せ、奴隷から宰相(首相のこと。王様の次に偉い)
これには日本が誇る出世頭、豊臣秀吉もビックリですよ。
【聖書物語紹介】
“ヨセフ物語”
➡ヤコブの息子ヨセフの大出世物語👼
兄たちに奴隷として売られる、人妻にはめられて牢屋にぶち込まれるなどの苦難を乗り越え、
最終的には、王様の次に偉い宰相の位にまで上り詰めるよ!
豊臣秀吉もびっくりのサクセスストーリーだね!https://t.co/t8LFM9ynyF pic.twitter.com/WEUULsdLNi
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) April 19, 2020
この記事では、ヨセフ物語のストーリーについて詳しくご紹介したいと思います!
レッツバイブル!!

Contents
“ヨセフ物語”とは?

“ヨセフ物語”とは、旧約聖書の”創世記”に収められているお話で、ヤコブの息子ヨセフが主人公の大出世物語です。
このお話では、ヨセフが兄たちに妬(ねた)まれてエジプトに売られてから、宰相に出世し兄たちと再会するまでが描かれています。
結果だけ見ると大成功を収めていますが、それまでにヨセフは様々な苦難にぶち当たります。
しかし、その中でも神様はいつもヨセフと共にいて、ヨセフも神様を信頼し続けました。
クリスチャンとしての、素晴らしい生き方が学べるお話ですね!

“ヨセフ物語”の登場人物
まずは登場人物紹介です。
ヨセフ(現代風)

ちょうどいい画像が見当たらないため、現代風イケメンヨハネでお許しを。
このお話の主人公で、12人兄弟の11番目の子。
ヨセフの兄たち(悪者風)

ヨセフの10人のお兄さんたち。(※この画像ほど悪い人たちではありません)
ヤコブ

ヨセフたちの父。
ヨセフをやたらと可愛がるが、

ファラオ

エジプトの王様。
ポティファルの妻

本名は不明。
ヨセフが仕える主人ポティファルの妻。
奴隷としてやってきたヨセフのことが好きになり、
食事係の長

失敗でファラオの怒りを買い、牢屋(ろうや)にやってくる。
料理係の長

失敗でファラオの怒りを買い、牢屋にやってくる。
“ヨセフ物語”のストーリー
さあ、大サクセスストーリーのはじまりはじまり~!
ヨセフ、夢を語る

ヨセフは父ヤコブと母ラケルの間に生まれた男の子。
ヤコブには他にも11人の息子がいましたが、
しかし、これが面白くないのはヨセフの兄たち。
兄たちはヨセフのことを次第に憎むようになり、
ある日の朝、ヨセフは兄たちに言いました。

畑で僕が束(たば)を束ねていると、僕の束が立ち上がり、お兄さんたちの束が僕の束にひれ伏したのです!
これを聞いた兄たちはカンカンに怒ります。

お前は俺たちを支配する王様にでもなったつもりか!
こうして、兄たちはますますヨセフを憎むようになりました。
また、ある日の朝、ヨセフは父と兄たちに言いました。

今度は、太陽と月と11の星までもが僕にひれ伏したのです!
兄たちはこれを聞いてもちろん怒りましたが、

兄たちだけでなく、私やお母さんまでもがお前にひれ伏すと言うのか!この不届きもの!
ヤコブは叱っただけでしたが、
ヨセフ、エジプトに売られる

ある日、父のヤコブは兄たちの様子を知るために、
さて、

よし、今のうちにヨセフを殺して穴に投げ込んでしまおう。
親には野獣に食べられたとか言ってごまかせばいいさ。
しかし、兄たちの1人、ルベンが「殺すのはさすがにやめとこう。この穴に投げ込むだけでいいさ。」とこれを止めます。
ルベンだけはヨセフを助けようと考えていたのです。(優しい)
しかし、やがてヨセフがやってくると、
兄たちが満足してご飯を食べていると、
兄たちは言いました。

殺すのはやめて、あの商人にヨセフを売ってしまおう。
こうして商人に売られることになったヨセフは、奴隷として
その後、兄たちはヨセフの着物にヤギの血をつけて、

あの子は野獣に食われてしまったに違いない!なんて事だ。。!
父ヤコブは泣き崩れ、何日もヨセフのことを嘆き悲しみました。
ポティファル妻の誘惑

一方で、エジプトに連れてこられたヨセフは、
しかし、ヨセフには神様が共におられたのです。
ヨセフは、あっという間に家の主人に気に入られ、
そんなある日、ポティファルの妻はヨセフを呼んで言いました。

だから、私と一晩を共にしなさい!
しかし、ヨセフはこれを断って言いました。

どうかご勘弁を。
この後も、ポティファルの妻は何度もヨセフを口説きますが、
これに対して、ポティファルの妻はカチンときてしまいます。(
こうしてある日、

ヨセフは、自分の着物をポティファルの手に残して逃げていきました
これを見て、ポティファルは家の人たちに向かって叫びました。

この着物が何よりの証拠です!!
これを聞いた主人はブチ切れ、
そう、ヨセフはポティファルにハメられたのです。
ヨセフ、夢を解き明かす

ある日、ヨセフが入っている牢獄に、
ファラオに対して失敗をして、怒らせてしまったのです。
夜になると、食事係と料理係は夢を見ました。
朝になると2人は、その夢をヨセフに話し始めます。
まず、食事係は言いました。

すると、そのつるから芽が出て花が咲き、あっという間にぶどうが熟したのです。
私はそのぶどうを杯(さかずき)に絞って、ファラオに捧げました。
ヨセフはこれを聞いて言いました。

3日後になればあなたは元の仕事に戻れるでしょう。
どうか、この牢屋を出る時には私を思い出し、ファラオに私がここから出られるように言っておいて下さい。
私は無実なのです!
続いて、料理係が夢を語り始めました。

1番上のカゴにはファラオのために用意した料理が入っていましたが、鳥がそれを食べているのです。
ヨセフは言いました。

3日後になると、あなたはファラオによって木にかけられ、鳥についばまれるでしょう。
3日後、ヨセフの言った通りのことが起き、
しかし、食事係の長は元の仕事に戻れた喜びでヨハネのことをすっかり忘れてしまいました。(薄情)
ヨセフ、ファラオの夢を解く

2年が経ち、ファラオは2つの奇妙な夢を見ました。
朝起きたファラオは妙な胸騒ぎを覚え、
しかし、夢を解き明かせる者は誰もいません。
その時、例の食事係の長がようやくヨセフのことを思い出し(
こうして呼び出されたヨセフに、

すると、今度はやせ細り醜(みにく)い7頭の雌牛が上がってきたのだ。
そして、醜い7頭が美しい7頭を食い尽くしてしまった。
続いて、ファラオは2つ目の夢も語り始めました。

すると、その後にやせ細り実の入っていない穂が生えてきて、実のつまった7つの穂を飲み込んでしまったのだ。
お前には、この2つの夢の意味が分かるか?
ヨセフは答えました。

7頭の肥えた牛と7つの身がつまった穂は、7年の豊作のことを、
7頭のやせ細った雌牛と7つの実の入っていない穂は、7年の※飢饉(ききん)を表しているのです。
つまり、エジプトに今から7年間豊作があった後、7年間飢饉がやってくるということ。
これは神様からのメッセージです。
今すぐに頭の良い人にエジプトを支配させて、豊作の間にできるだけ食料を集めて、後の飢饉に備えるといいでしょう。
※飢饉(ききん)➡食物が極端に不足し、人々が飢えに苦しむ状態になること。
ヨセフ、宰相(さいしょう)になる

ファラオたちは、
ファラオはヨセフに言いました。

今からお前にエジプトを支配させようではないか。
こうして、ヨセフは宰相に任命され、
その後、ヨセフの解き明かし通りまず豊作がやってたので、この間にヨセフはエジプト中の食料を集めて町に蓄えさせました。
これにより、
兄たち、エジプトに来る

さて、一方で飢饉によって食料不足に悩まされていたのは、
ヤコブはエジプトに食料があるというのを聞いて、
ただし、
その頃、
そこに兄たちがやってきてヨセフの前にひれ伏しますが、まさか
ヨセフはすぐに兄たちだと気付きましたが、

さては、お前たちはスパイだな?この国を探りに来たに違いない!
兄たちがこれを否定すると、ヨセフはまた言いました。

連れて来られれば、お前たちを殺さないでおいてやろう。
ヨセフは、兄たちの誠意を試そうとしたのです。
こうして、兄たちのうちの1人だけを人質に残し、
兄たちは父を説得して末っ子のベニヤミンをエジプトに連れてくる
あまりにも久しぶりの再会だったからです。
その後、ヨセフは兄たち食事を振る舞った後、執事に言いました。

そして、私の銀の杯を1番年下の者の袋に入れておくのだ。
これも兄たちの誠意を試すためでした。
執事はヨセフの言う通りにしました。
次の日、執事に調べられベニヤミンの袋から銀の杯が出てくると、
ヨセフは怒ったフリをして兄たちに言いました。

罰として銀の杯を盗んだ者を奴隷にしよう。他の者は帰れ!
これを聞いて兄たちの1人は言いました。

父は、末の弟であるベニヤミンのことを深く愛しています。
そのベニヤミンが奪われてしまったら、父はきっと生きてはいけないでしょう。
ですから、どうかベニヤミンの代わりに私をあなた様の奴隷にしてください。
そして、ベニヤミンは他の兄たちと共に帰らせてください!
私はもう父の悲しむ顔を見たくないのです。
これを聞いたヨセフは感動し、溢れ出る感情を抑えきれなくなり、
ヨセフ、正体をバラす

全員がいなくなってから、

お父さんはまだ生きておられますか?
兄たちはまさかの事実に驚き、答えることができませんでした。
また、ヨセフは言いました。

しかし、どうかそれで自分たちを責めないでください。これは全て神様のお導きなのです。
すぐに父上に私が生きていることをお知らせください。そして、こちらに連れてきてください。
ヨセフは兄弟たちと抱き合って涙を流しました。
そして、共に語り明かしたのです。
その後、ヨセフは父ヤコブとも感動の再会を果たしたのでした。

ヨセフの人生は”ジェットコースター”!?

最初にヨセフは出世頭だというお話をしましたが、
◎ヨセフのアップダウン人生
父のヤコブからめっちゃ可愛がられる(⤴)
⬇︎
兄たちから憎まれて、奴隷としてエジプトに売られる(⤵)
⬇︎
マジメに働いて主人から気に入られる(⤴)
⬇︎
主人の妻ポティファルにハメられて牢屋にぶち込まれる(⤵)
⬇︎
ファラオの夢を解き明かし、エジプトの宰相に大出世(⤴)
⬇︎
兄たちや父と感動の再会(😁)
まさに波乱万丈という言葉がぴったりですね。
神様は時に、私たちに大きな試練をお与えになることがあります。
そして、人はその試練につまずき嘆き、神様から離れてしまいます。
しかし、ヨセフが素晴らしかったのは、
だからこそ、

なぜヨセフは試練にぶつかり続けた!?

上記のように、ヨセフはその生涯で様々な苦難にぶち当たりました。
では、なぜ神様はヨセフに試練を与え続けられたのでしょうか?
これは決して神様が意地悪なわけでも、天罰を下したいからでもありません。
試練を通してヨセフを成長させるためです。
聖書には、こう書かれています。
「わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。 3あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。 4だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい。」
(ヤコブの手紙1章2節~4節)
実際に、ヨセフは試練をたくさん通ることで、信仰的にも人間的にも大きく成長していきました。
しかし、もしヨセフがあのままお父さんに溺愛されるだけの人生だったら、もっと傲慢な人間になっていたかもしれません。
ヨセフは素晴らしい人格で知られていますが、それは試練を乗り越えた結果得られたものなのです。
神様は、私たちにも、

というような大きな試練をお与えになることがあります。
しかし、それも神様のご計画のうち。
そんな時こそヨセフのように神様を信頼して、成長していきたいですね!

まとめ:”ヨセフ物語”はハッピーエンドのサクセスストーリー!

一般的にはあまり知られていないお話かもしれませんが、
特に、
人が相手を赦(ゆる)して愛することって、なんて素晴らしいんだろうと思います
少し長めですが、機会があればぜひ旧約聖書を読んでみてくださいね!
あー、自分も誰かを赦してえー!!(謎の願望)
ではまた次回!
