聖書物語シリーズ

【聖書】”ジェリコ(エリコ)の壁”とは?詳しいストーリーもご紹介!

ジーザス、エブリワン!キートンです。

“ジェリコ(エリコ)の壁”っていう単語を聞いたことがあるんだけど、どういう意味?

聖書に出てくるの??

こういった疑問にお答えします。

 

今回は、“ジェリコ(エリコ)の壁”についてご紹介したいと思います。

国民的アニメ”新世紀エヴァンゲリオン”や、他の映画などにも登場するこの単語。

 

果たして、どのような意味があるのでしょうか?

実はこの単語、聖書に出てくる言葉なんです。

 

それも、かなりぶっ飛んだエピソードとして出てきます。

どうですか、どんな内容か気になりませんか??

 

そこで、この記事では、クリスチャンの僕が、

  • “ジェリコの壁”とは?
  • “ジェリコの壁”のストーリー

などについてご紹介したいと思います!

“ジェリコ(エリコ)の壁”とは?

“ジェリコの壁”とは旧約書の”ヨシュア記”に登場する町、ジェリコの城壁のことです。

「さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。」

(ヨシュア記6章1節)

“エリコの壁”とも言います。

 

場所でいうと、中東にあるパレスチナにあり、人類最古の町”なんて言われることもありますね。

預言者モーセの後を継いで、新しいイスラエルの指導者となった、ヨシュアの最初の戦闘シーンジェリコの戦い”で登場します。

 

この城壁がなぜ有名なのかというと、

ヨシュアたちがこの城壁の周りを回り続けると、城壁が崩れ落ちたというインパクト抜群のエピソードがあるから。

何が起きた。。!

 

そして、これは偶然ではなく、神様の力によるものでした。(後述)

“ジェリコ(エリコ)の壁”の登場人物

では、ジェリコの壁のお話に登場する主な人物たちを見てみましょう!

神様

天地を造られた創造主。

ジェリコを攻略するために必要なことを、ヨシュアに命じます。

 

天地創造については、【聖書】”天地創造”の意味とは?この世界は6日間で造られた!?をどうぞ

ヨシュア

前指導者モーセの後を継いだ、新しいイスラエルの指導者。

神様の命令を受けて、ジェリコを攻略するために城壁の周りを回るという奇想天外の方法を実行します。

 

詳しくは、【聖書】”ヨシュア”ってどんな人?敗け無しの天才指導者!?をどうぞ

“ジェリコ(エリコ)の壁”のストーリー

それではお待ちかね、”ジェリコ(エリコ)の壁”のストーリーを見ていきましょう!

ヨシュア、神様から命じられる

「1さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。 2主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。」

(ヨシュア記6章1、2節)

昔々、”エリコ”という町がありました。

そして、イスラエルの新リーダー、ヨシュアはこの町を攻略しようと考えていました。

 

しかし、エリコの城壁は固く閉ざされており、誰も入ることができません。

エリコの人々が、イスラエルの攻撃に備えていたからです。

 

神様は、ヨシュアに言われました。

神様
神様
私は、エリコの者たちをあなたの手に渡そう。

あなたたち兵士は、町の周りを1周し、それを6日間続けなさい。

また、7人の祭司に雄羊の角笛を持たせ、※契約の箱を先導させるのだ。

そして、7日目だけは町を7周し、その時に祭司たちは角笛を吹き鳴らしなさい。

その音が聞こえたら、民はみんなで声を上げよ。そうすれば、町の城壁は崩れ落ちるだろう。

つまり、大雑把にまとめると、神様は、

  1. みんなで町の周りをまわって
  2. 角笛を吹き鳴らして
  3. みんなで大声を出せば

ジェリコの壁が崩れると言うのです。

なんと奇妙な戦術でしょうか!

 

※契約の箱➡︎十戒が刻まれた石板が収められた箱のこと。

十戒については、【解説】”十戒(じっかい)”の意味とは?神からの10の決まり!?をどうぞ

ヨシュアたち、町の周りを回る

「 20そこで民は呼ばわり、祭司たちはラッパを吹き鳴らした。民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石がきはくずれ落ちた。そこで民はみな、すぐに上って町にはいり、町を攻め取った。」

(ヨシュア記6章20節)

しかし、ヨシュアは、この神様の命令を聞き入れます。

つまり、

  1. 兵士(前衛)
  2. 角笛を持った7人の祭司
  3. 契約の箱を担いだ祭司
  4. 兵士(後衛)

という順番で、町の周りをまわらせたのです。

 

また、行進中、角笛を持った祭司たちは、角笛を吹き鳴らしました。

ヨシュアは、さらに言いました。

ヨシュア
ヨシュア
私が声を上げよと言うまでは、叫んではならない。

その後、彼らは町を1周し終えると、一度宿営に戻り、一夜を過ごしました。

 

翌朝になると、前日と同じように彼らは町の周りを1周ずつまわります。

こんなことを6日間続けた後、7日目の朝、彼らはいつもよりも早く夜明けと共に起きました。

 

そして、いつも通り彼らが町の周りをまわり始めますが、この日だけは1周ではなく、町を7周しました。

7周目に祭司が角笛を吹き鳴らし始めたその時、ヨシュアは叫びました。

ヨシュア
ヨシュア
さあ、声を上げよ!神はあなたたちにこの町を与えられた!!

こうして角笛が響き渡り、民が声を上げた瞬間、エリコの城壁はバラバラに崩れ落ちました。

 

鉄壁に思えたエリコの城壁も、神様の力の前では無力だったのです。

そして、彼らは町に突入し占領すると、老若男女、家畜に至るまで滅ぼし尽くしました。

ヨシュアたちはなぜ契約の箱を持ち運んだ!?

上記のお話の中で、“契約の箱”というものが出てきました。

「6ヌンの子ヨシュアは祭司たちを召して言った、「あなたがたは契約の箱をかき、七人の祭司たちは雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立たなければならない」。」

(ヨシュア記6章6節)

この箱には、モーセが神様から受け取った十戒が書かれた2枚の石板が入っています。

 

そして、これには担ぎ棒がついており、純金で覆われているのもあり、

4人くらいで力を合わせないと運べないような代物。

運ぶの大変だにゃ〜。

では、なぜこんな重いものをわざわざ運んで、ジェリコの壁の周りを歩いたのでしょうか?

 

もちろん、神様が命じられたからですが、この契約の箱は“神様の存在を表す”という大切な役割を持っているのです。

つまり、神様は、“ジェリコの壁を崩せたのは、神様の力によるものだ”ということを理解させたかったのではないでしょうか。

 

確かに、契約の箱を運んでジェリコの壁が崩れたら、

こ、これは神様の力だ。。!

ってなりますもんね!

 

逆に契約の箱がなかったら、自分たちの力でジェリコの壁を攻略できたと勘違いしてしまったかもしれません。

ちなみに、契約の箱は、聖書の他の場面でも度々登場しますよ!

ジェリコの壁は、名画”或る夜の出来事”にも登場する!?

僕が大好きな映画に、“或る夜の出来事”というレトロな作品があります。

これは、アカデミー賞で主要5部門を受賞した不朽の名作ですが、本作には”ジェリコの壁”がとても印象的なシーンで登場するのです。

1934年上映。。

 

主人公の男女2人は、同じ宿屋に泊まることになるのですが、

お互いの仲は悪く、部屋の真ん中をロープに布をかけたもので区切り、それを”ジェリコの壁”と呼んでいました。

 

これはつまり、ジェリコの壁のごとく、大きく固い壁が2人の間にあるという比喩ですね。

しかし、2人は次第に惹かれあっていき、最終的には、ジェリコの壁は崩れ去ることになります。

 

ちなみに、このラストシーン、最高です。(ほんとに)

ユーモアもあり、このアイデアの素晴らしさに感動したのを覚えています。

 

皆さんも、お暇な時にぜひご覧あれ!

まとめ:ジェリコの壁は神様の力の前に崩れ去った!

ジェリコの壁のお話、インパクト抜群でしたね!

神様の力が、改めて分かる内容だったのではないでしょうか。

 

皆さんも、いつの間にか、自分の心の中にジェリコの壁を築いてはいませんか?

頑(かたく)なになったり、人を拒絶したり。

 

そんな壁を神様の力によって、崩していけたらいいですよね!

さあ、角笛を吹き鳴らして歩んでいきましょう!

 

あれ、

いつの間にか説教みたいになってる?

 

キートンでした。

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キートン
月間12万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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