聖書人物シリーズ

“悪魔(サタン)”って?キリスト教における悪の大ボス!?【3分で分かる】

ジーザス、エブリワン!キートンです。

 

ドラマや映画、小説に漫画。

どの世界にも悪役というものが存在します。

 

そして、キリスト教の世界にも圧倒的な存在感を放つ悪の存在があります。

その名も、“サタン”

 

サタンはいわゆる悪魔のことで、人間にとっても神様にとっても最大の敵です。

聖書の中には他にも様々な悪役が登場しますが、その中の代表格でありボスとも言えるのがこのサタンなのです!

空想上の生物じゃないにゃ~。

物語では悪役も時に魅力的に見えたりしますが、サタンはただただ恐ろしい存在。

しかし、恐ろしい存在ということは分かっていても、実際どういう存在なのか知らない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、この記事では

  • サタンとはどのような存在なのか
  • サタンの聖書の登場シーン

などについて詳しくご紹介したいと思います!

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“サタン(悪魔)”とは?

“サタン”というのは、聖書にも登場する悪魔のことです。

 

キリスト教では神様の敵対者として扱われることが多いですが、

聖書の登場人物たちも悪魔のせいで罪を犯してしまったりと中々ひどい目にあっていますね。

 

その手口は、

  • 誘惑する
  • 別の生き物の姿に変わる
  • 悪い考えを浮かばせる

など多種多様です。

ちなみに、聖書ではイエス・キリストとも何度か対決を繰り広げています。

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“サタン”の聖書での登場シーンは?

サタンは聖書でも度々登場しますが、その代表的なシーンを見てみましょう。

エバを誘惑するシーン

聖書の中でも非常に有名なお話“アダムとエバ”の中で、早速サタンは登場します。

その姿は何と、大変ずる賢いヘビ

 

初の人類として神様に創造されたアダムとエバは、中央にある”善悪を知る木の実”だけは食べてはいけないと命じられていました。

しかし、ヘビの姿をしたサタンは、エバの前に現れて言葉巧みに誘惑します。

へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。 5それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。

(創世記3章4、5節)

 

その結果、エバはその実を食べてしまいアダムにも分け与えてしまいました。

これが人類初の罪(原罪)になるわけです。

 

そう考えると、現在まで続く人類の罪はサタンによってもたらされたと考えることができますね。

んー、サタンの罪は重い。。

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ヨブに様々な災いをもたらすシーン

旧約聖書の“ヨブ記”でも、サタンはがっつり登場します。

しかも、神様とも普通に会話をしており、内容は地上にいる正しい人ヨブの話題に。

 

ヨブのことを絶賛する神様に対して、サタンは以下のような挑発をします。

サタンは主に答えて言った、「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。 10あなたは彼とその家およびすべての所有物のまわりにくまなく、まがきを設けられたではありませんか。あなたは彼の勤労を祝福されたので、その家畜は地にふえたのです。 11しかし今あなたの手を伸べて、彼のすべての所有物を撃ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたをのろうでしょう」。

‭‭(ヨブ記‬ ‭1:9-11‬)

 

ヨブのことを信頼していた神様は、このサタンの提案に対してまさかのゴーサイン。

こうして、サタンはヨブにとんでもない災いを次々にもたらすことになります

 

その災いとは、以下のようなものです。

◎サタンが下した災い

  • 所有している牛とロバをシェバ人に切り殺される
  • 自分の羊と羊飼いが神の火によって焼き殺される
  • 自分のラクダがカルデア人に切り殺される
  • 大風によって家が倒れ、7人の息子と3人の娘が死ぬ
  • 酷い皮膚病にかからせる
これは酷い。。!

気の毒なヨブさんですが、その信仰の強さを認められた結果、

最終的には、神様に以前よりも大きな祝福を頂くことができました。

 

つまり、この場合、サタンはヨブの信仰を試すために神様に利用されたということですね。

もしかしたら、私たちの上に災難が降りかかるのも、こんな感じのやり取りが神様とサタンの間で行われているからかもしれませんね。。

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イエス・キリストVSサタン

ここも非常に有名なシーンで、イエス・キリストとサタンの直接対決が描かれています。

“荒野の誘惑”なんて呼ばれることもありますね。

 

“善と悪の頂上対決”という感じで、格闘技の試合なら即日チケット完売必至の好カードでしょうが攻撃するのはサタンのみ。

40日間の断食をしているイエス様に、サタンは様々な誘惑を仕掛けてきます。

「すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。」

‭‭(マタイによる福音書‬ ‭4章3‬節)

 

しかし、イエス様はそれらの誘惑を一蹴。

このようなやり取りが何度か繰り返されますが、イエスの圧勝に終わりサタンは去っていきます。

さすがはイエス様ね〜!

☟このシーンの詳細に関してはこちらをどうぞ

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イスカリオテのユダの中に入る

イエス・キリストを裏切ったことで知られている、12弟子の1人”イスカリオテのユダ”。

 

今や裏切り者のイメージしかありませんが、

実は彼がイエスを祭司長たちに売り渡す前に、サタンの力が彼に働いていたことが聖書に書かれています。

「そのとき、十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれていたユダに、サタンがはいった。」

(‭‭ルカによる福音書‬ ‭22:3‬)

 

そう、ユダの裏切りはサタンの力によって引き起こされたものだったのです。

この後、最後の晩餐(ばんさん)が開かれた後、イエスは捕らえられ十字架で処刑されていきました。

 

そして、イエスを売ったことを後悔したユダは、自ら首を吊って命を絶ってしまいます。

「3そのとき、イエスを裏切ったユダは、イエスが罪に定められたのを見て後悔し、銀貨三十枚を祭司長、長老たちに返して 4言った、「わたしは罪のない人の血を売るようなことをして、罪を犯しました」。しかし彼らは言った、「それは、われわれの知ったことか。自分で始末するがよい」。 5そこで、彼は銀貨を聖所に投げ込んで出て行き、首をつって死んだ。」

(マタイによる福音書27章3~5節)

こうして見ると、ユダもある意味で被害者だったのかもしれませんね。。

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大天使長ミカエルにやっつけられるシーン

この世の終わりのことが書かれている新約聖書”ヨハネの黙示録”には、

大天使長のミカエルがサタンをやっつける未来が書かれています。

さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、 8勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。

(‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭12:7-8‬ ‭)

ここで書かれている龍というのが、サタンのことです。

本当に色んな姿になるなあおい。。!

 

それにしても、将来サタンに勝つことが約束されているなんて希望がありますね!

その時まで耐え忍びましょう!!

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サタンが地獄に落とされるシーン

この世界は、やがて終わるときが来ます。

そして、最終的にサタンは地獄に落とされると聖書に書かれています。

「10そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。」

(ヨハネの黙示録20章10節)

悪魔やサタンというと、地獄というイメージがあると思いますが、今はまだ地獄にサタンはいません。

 

サタンはこの地上におり、私たち人間を神様から引き離そうと様々な悪さをしているのです。

そうすれば、そうした人たちも地獄に道連れにできますからね。

 

ただ、サタンは絶対に神様には勝てず、地獄に落ちる運命にあるのは間違いありません。

私たちもサタンと共に地獄で過ごすことにならないように、気を付けないといけないですね!

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サタンは元々、神様に仕える天使ルシファーだった!?

今でこそサタンと言えばキリスト教における悪の代名詞ですが、

実は元々は神様に仕える天使だったという伝説があります。

 

それも、12枚の翼を待ち多くの天使たちを率いる大天使長だったんだとか。

その名も、“ルシファー”

 

普通にかっこいい名前ですよね。

では、なぜルシファーがサタンになってしまったのかというと、聖書にはこうあります。

「12黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。 13あなたはさきに心のうちに言った、『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、 14雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。 15しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。」

(イザヤ書14章12~15節)

つまり、ルシファーがサタンになってしまったのは、

サタン
サタン
へっへっへ。。

俺様は神のような存在になって、天使たちを支配してやる!!

という傲慢な気持ちを抱き、神様に反逆したからです。

そして、自分に賛同する他の天使たちも集めて、戦争を起こしてしまったのです。

 

しかし、彼らは結果的に神の軍団に敗北し、天から投げ落とされてしまいました。

つまり、ルシファーはいわゆる“闇堕ち“してしまったということですね。

悲しい結末。。
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サタンは”憤怒の悪魔”!?

カトリックには“七つの大罪”という概念があります。

これは大罪に繋がる可能性のある欲望や感情のことですが、それぞれの罪には対応する悪魔がいると考えられています。

 

そのリストはこんな感じです。

◎七つの大罪と悪魔の対応表

  • 傲慢(ごうまん) ➡︎ルシファー
  • 嫉妬(しっと)  ➡︎レヴィアタン
  • 憤怒(ふんぬ)  ➡︎サタン
  • 怠惰(たいだ)  ➡︎ベルフェゴール
  • 強欲(ごうよく) ➡︎マモン
  • 暴食(ぼうしょく)➡︎ベルゼバブ
  • 色欲(しきよく) ➡︎アスモデウス

これを見ると分かる通り、サタンは憤怒の悪魔とされています。

では、なぜ憤怒なのでしょうか。

 

実は、その理由は明確には分かっていません。

サタンが怒っているというより、どちらかというとサタンが人間や神様を憤怒させているような気もしますが。。

確かに。。!
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サタンは悪霊の親分!?【サタンと悪霊は別物です】

聖書には、サタンや悪魔とは別に悪霊”という存在がしばしば登場します。

特に新約聖書には何度も登場し、イエス・キリストやその弟子たちが悪霊を追い出すシーンもいくつかありますね。

「さて、そこからはるか離れた所に、おびただしい豚の群れが飼ってあった。 31悪霊どもはイエスに願って言った、「もしわたしどもを追い出されるのなら、あの豚の群れの中につかわして下さい」。 32そこで、イエスが「行け」と言われると、彼らは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れ全体が、がけから海へなだれを打って駆け下り、水の中で死んでしまった。

(マタイによる福音書8章30~32節)

では、この悪霊はサタンとイコールなのかというと、これは違います。

サタンが”悪の親玉”だとすると、悪霊はその”子分”のような存在。

 

悪霊はサタンに仕えており、彼らの存在は明確に区別されているんですね。

まあ、どちらにせよ恐ろしい存在には変わりありませんが。。

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なぜ、サタンにはヤギの角がある!?

皆さんは、サタンの絵を見たことがありますか?

大抵の場合、頭にヤギのような角が描かれているのが分かると思います。

 

あるいは、ヤギそのものが描かれていることもありますね。

これはなぜかというと、イエス・キリストが語られた以下の言葉にルーツがあるようです。

そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、 33羊を右に、やぎを左におくであろう。 (中略) 41それから、左にいる人々にも言うであろう、『のろわれた者どもよ、わたしを離れて、悪魔とその使たちとのために用意されている永遠の火にはいってしまえ。

(マタイによる福音書‬ ‭25:32節、41‬節)

 

ここでは、

  • 羊 ➡キリストの兄弟である人々に親切にした人➡天国へ
  • ヤギ➡キリストの兄弟である人々に親切にしなかった人➡地獄へ

という感じでそれぞれたとえられています。

 

そして、サタンと悪霊は、後に地獄に行くことが確定しています。

ここから、ヤギ=サタンというイメージが定着していったんですね。

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悪魔を崇拝する思想(サタニズム)が存在する!?

さて、ここまでサタンについて見てきましたが、世の中には悪魔を崇拝する思想があるのを知っていますか?

その名も、“サタニズム”

 

悪魔主義、悪魔崇拝などとも呼ばれます。

な、なんでそんな恐ろしい思想が。。!?

と思うかもしれませんが、この思想におけるサタンというのは、あくまでも精神的な概念のことなんだとか。

 

だから、本当に悪魔を崇拝したり、世界を破滅に向かわせたり、怪しげな血の儀式が行われるといったことはないそうです。

実際は、

  • 嫌がらせ目的のトラブルを話さない
  • 合意のないセックスは誘わない
  • 幼い子供に危害を加えない
  • 関係ないことに文句を言わない

 

など、むしろ人として至極真っ当なルールがたくさんあったりします。

イメージと全然違うにゃ〜。

それにしても、名前は怖すぎますがね。。

悪いことが起きたら、全部サタンのせい!?【それはサタンシンドロームです】

キリスト教にとってサタンは最大な敵であり、悪の根源。

それは間違いありません。

 

しかし、何でもかんでもサタンのせいにするのも良くありません。

なぜなら、クリスチャンは悪いことが起きたらとりあえずサタンのせいにしてしまう傾向があるから。

 

僕はこれを、“サタンのせいシンドローム”と呼んでいます。(←今考えた)

そのまんまだ。。!

 

この病気のせいか、盗みとか殺しとか大きな罪だけでなく、

  • 寝坊した
  • 道でガムを踏んづけた

とか、明らかにサタンが関係ないことまでサタンのせいにするクリスチャンも少なくありません。

 

そうすることで自分の責任から逃れることができますし、クリスチャン同士の連帯感も高まりますからね。

悪の親玉を利用してしまうとは、クリスチャン恐るべしです!

 

まあ、

サタンの日頃の行いが悪いからいけないんだ!

といったら、それまでなんですがね。

 

とは言え、何でもかんでもサタンのせいばかりにしていたら、人として成長しないこともあるのでほどほどに!

責任転嫁。。
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悪魔(サタン)を描いた絵画

では、悪魔(サタン)のことを描いた絵画を見てみましょう!

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「サタンを打ち倒す聖ミカエル」(ラファエロ・サンティ)

大天使のミカエルが、サタンをやっつけているシーン。

これは”ヨハネの黙示録”に書かれている、将来に起こる出来事ですね。

 

悔しそうにミカエルを見上げるサタンの頭には、ヤギの角のようなものが付いています。

ミカエルカッコイイ。。

「叛逆(はんぎゃく)天使の墜落」(ピーテル・ブリューゲル(父))

神に反逆したサタンたちと、それを追い払う大天使ミカエル軍が戦っているシーン。

奇妙な怪物なども描かれており、何やらめちゃくちゃカオスなことになっていますね。

 

堕天使たちは、天使の面影を残しながらも、少しずつ怪物の姿に変わっているのが分かります。

ちなみに、真ん中で甲冑(かっちゅう)を身にまとっているのが、ミカエルです。

何が何だか分からないにゃ~。[/word_balloon

まとめ:サタンはいつも私たちの日常に潜んでいる!

サタンというのは、空想上の生物でもフィクション上のキャラクターでもありません。

私たちの身近にいつも潜んでいる実在の存在なのです。

 

そして、私たちを陥れようと虎視眈々とその隙を狙っています。

しかし、決しておびえる必要はありません!

 

なぜなら、神様の前ではサタンは余りにも無力だから。

人間にとっては恐ろしい存在であるサタンも、神様の圧倒的な力に対して手も足も出ないのです。

 

そんな最強の味方がいる私たちは、何も恐れる必要がないんですね!

ですから、これはサタンの力だと感じた時はすぐに神様にお祈りしていきましょう!

 

ではまた!

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月間8万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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