ジーザス、エブリワン!キートンです。

地獄の特徴や行かずに済む方法についても知りたいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
以前、天国に関する記事を書きましたが、今回は“地獄”に関する
あまり気持ちの良い内容ではないですが、
天国は確かに存在しますが、残念ながら地獄も存在します。
なぜなら、聖書にはっきりとその存在について書かれているからです。
ただし、キリスト教における地獄というのは、エンマ大王が、

というイメージのやつではありません。(ありがち)
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
- キリスト教における”地獄”とはどういう場所なのか
- 聖書書かれている地獄の特徴
- どうすれば地獄に行かなくて済むのか
などについて解説していきます。
☟天国についてはこちら

目次
“地獄”とは?

地獄とは、死後に刑罰をうける場所のことです。
イエスキリストのことを信じなかった人々が行く場所ですね。
聖書の中では、地獄以外に、
- “火の池”
- “ハデス”
- “ゲヘナ”
といった表現
地獄がどれほど恐ろしい場所なのかは、聖書にもいくつかの箇所で書かれていますね。(後述)

イエスキリストについては、【完全版】イエス・キリストとは?その生涯を簡単にまとめてみたをどうぞ
地獄の種類【ハデスとゲヘナ】
地獄と一言に言っても、聖書には2種類の地獄が登場します。
それが、“ハデス”と“ゲヘナ”です。
では、果たしてこれらにはどのような違いがあるのでしょうか?
どちらも同じ地獄のことだと解釈する宗派もありますが、それぞれ見てみましょう!
“ハデス”とは?

ハデスは”陰府(よみ)”と訳されることもあり、
「27あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならないであろう。」
(使徒行伝2章27節)
旧約聖書では、”シェオル”という呼び名で登場します。
つまり、今キリストを信じていない人が亡くなると、このハデスに行くということになりますね。
ここは言わば、犯罪者が判決を待つ“留置所”のような場所です。

キリストを信じなかった者たちはここで神様の裁き、つまり”最後の審判”を待つので
“最後の審判”というのは、この世の終わりに神様の裁きが行われ、
そして、救いを受けられなかったハデスの人間たちは、
聖書には、こう書かれています。
「それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。」
(ヨハネの黙示録 20:14 )
ここでいう火の池というのが、次で紹介する“
最後の審判以降はハデスは空っぽになり、ゲヘナに投げ込まれて無くなります。
“ゲヘナ”とは?

“ゲヘナ”は、キリストを信じなかった者が最終的に行くところです。
聖書では”
一般的なイメージの”地獄”はこちらのほうですね。
ハデスにいた人たちは、神による”最後の審判”の際に1度復活します。
神による裁きを受け、最終的に有罪判決を食らった人々は、悪のボスである
サタン(悪魔)たちと共に
「海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた。それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。」
(ヨハネの黙示録20章13~15節)
そして、一度ゲヘナに行くと、永遠の炎で焼かれ続けます。
だからこそ、今この世でどのように生きるのかがとても重要なんですね。

地獄とはどんな場所?その特徴5選!
では、聖書をもとに地獄がどのような場所なのかその特徴を5つまとめてみましょう。!
- サタンと悪霊が行く場所
- 神様がいない場所
- 永遠の火で焼かれる場所
- 泣きわめき歯ぎしりする場所
- 蛆(うじ)が尽きない場所
ああ、恐ろしや。。
※ここでいう地獄は”ハデス”ではなく、”ゲヘナ”のほうです。
①サタンと悪霊が行く場所

地獄といえば、悪魔がいるというイメージがあるかもしれませんが、これは正しいです。
なぜなら、今のところ地獄には誰もいませんが、最後の審判以降は、
サタンとその手下である悪霊が地獄に行くことになっているからです。
将来のことが書かれた新約聖書の”ヨハネの黙示録”には、こう書かれています。
「9彼らは地上の広々とした大平原に攻め上り、クリスチャンと都エルサレムとを取り囲みます。すると、天から敵軍めがけて火が下り、彼らを焼き滅ぼします。 10その後、人々を惑わしていた悪魔は、獣や偽預言者と同じく、硫黄の燃える火の池へ投げ込まれます。そこで、昼も夜も、永遠に苦しむのです。」
(ヨハネの黙示録20章9、10節)
そう、最終的にサタンたちは神様によって滅ぼされて地獄に落ちる運命なのです。

また、聖書にはこうも書かれています。
「それから、左にいる人々にも言うであろう、『のろわれた者どもよ、わたしを離れて、悪魔とその使たちとのために用意されている永遠の火にはいってしまえ。」
(マタイによる福音書 25:41 )
元々地獄というのは、悪魔とその使(悪霊)
ですから、地獄が恐ろしい場所なのは当然のことなんですね。
それなのに、人間たちの多くはその地獄を自ら選択してしまうのです。
ああ、なんという悲劇。。
サタンと悪霊については、【悪魔】”サタン”って何者?キリスト教における悪の大ボス!?をどうぞ
②神様がいない場所

地獄の何が恐ろしいかというと、神様がおられないこと。
なぜなら、神様がおられないということは、あらゆる恵みや祝福、
あらゆる良いものは、神様からくると聖書には書かれています。
「あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は、上から、光の父から下って来る。父には、変化とか回転の影とかいうものはない。」
(ヤコブの手紙1章17節)
私たちは普段当たり前のように感じていますが、
この世の中にある恵みや良いものは神様がおられるからこそ存在しているのです!
神様からの贈り物が一切ない世界。
それは、まさしく地獄という他ありません。。
③永遠の火で焼かれる場所

これは、一般的なイメージにも近いかもしれませんが、
聖書にはこうあります。
「そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。 」
(ヨハネの黙示録 20:10 )
火で焼かれるだけでも嫌ですが、その火に“昼も夜も世々限りなく”焼かれ
一体どれほどの苦しみでしょうか!!
地獄には、終わりのない苦しみが待っているのです。

④泣きわめき歯ぎしりする場所

これだけの苦しみがある地獄という場所。
その地獄にいる人々の苦しみを表現した、イエスの言葉があります
「人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。」
(マタイによる福音書 13章41節、42節 )
地獄の火に焼かれた人々の泣き叫ぶ声が響き渡る場所。
それこそが、地獄という場所なんですね。
これぞまさに阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵図です。
さあ皆さん、そろそろ気が滅入ってきたんじゃないですか?
大丈夫です、この記事を書いている僕が一番メンタルやばいですから。。(白目)
⑤蛆(うじ)が尽きない場所

さあ、次でとどめです。
気持ち悪い話ですが、地獄では”蛆(うじ)”も絶えません。
イエスは、こう語られました。
「地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。」
(マルコによる福音書 9:48)
蛆といえばハエの幼虫で、死体の肉などを食べることで知られています。
つまり、地獄の炎で焼かれている人たちの肉を蛆が食べ続けるということでしょう。
想像したくないですね。。
地獄というのは、これだけ恐ろしい場所なのです!いやー、絶対行きたくない!!

地獄に行かない方法は?【イエスキリストを信じましょう】

ここまで読んでくださった方の中には、

どうしたら地獄に行かなくて済むの!?ねえ、どうすればいいの!?教えてよおおおお!?!?
と半狂乱になっている方がいるかもしれません。(さすがにいないか)
しかし、落ち着いてください!!
実は、地獄に行かなくて済む方法があるのです。
それは、自分の罪を悔い改めてイエスキリストのことを信じることです。
聖書にはこう書いてあります。
「16神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 17神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。 18彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。」
(ヨハネによる福音書3章16~18節)
本来なら、私たちはその罪深い性質のために滅びなければいけない存在です。
なぜなら、神様がおられる天国に罪を持ったまま入ることはできないからです。
しかし、神様はそんな私たちのために、独り子であるイエスキリストを地上に送られました。
そして、イエスを十字架に架けることで私たちの罪を帳消しにしてくださったのです!

ですから、イエスを信じれば私たちは罪がゆるされ、地獄ではなく天国に行くことができます。
なぜなら、キリストを受け入れると、あなたの名前が天国の“いのちの書”に記されるからです。
聖書にも、こう書かれています。
「このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。」
(ヨハネの黙示録20章15節)
逆に言えば、キリストを信じず”いのちの書”に名前がない者は地獄に落ちてしまうということ。
これは、たとえこの世でどんなに性格の良い人でも、良い行いをした人でもそうです。
地獄行きを避けるには、キリストを信じる以外に道はありません。

さて、あなたはどちらの道を選びますか?
イエスを信じる具体的なステップは、【キリスト教用語】”福音”の意味とは?キリストの良い知らせ?をどうぞ
“地獄”を描いた絵画
では、最後に地獄をテーマに描かれた恐ろしい絵画たちをご紹介していきましょう。。
ひっひっひ。。

「キリストの地獄への降下」(ヒエロニムス・ボス)

少し見づらいですが、地獄の様子がリアルに描かれています。
特に、もくもくと火が上がっているのが印象的ですね。
このように、地獄はまさに永遠の火が燃え盛る火の池なのです。
「最後の審判」(ヤコブ・デ・バッカー)

最後の審判のときが来て、人々が天国と地獄に分けられている場面。
天国側の雲の上におられるのがイエスキリストで、その周りにはマリアやモーセといった聖人たちが見えます。
一方で、地獄に落とされる人々は、謎の化け物に連れていこうとされていますね。
いやー、何ともゾッとする絵画ですね。。

まとめ:イエスキリストの救いを受け入れよう!

いかがでしたか?
地獄というのは、
しかも、聖書に書かれていないだけで、実際はもっとやばい場所かもしれません。
自分でも記事を書いてて気分が悪くなってきました。。
でも、イエスキリストを信じてその救いを受け入れれば、私たちは天国に行くことができます。
そして、全ての人が救われることが神様の願いです。
ぜひイエスキリストに心を開いて、
キートンでした。

