聖書人物シリーズ

“アブラハム”とはどんな人?その生涯を分かりやすくご紹介【3分で分かる】

ジーザス、エブリワン!キートンです。

 

皆さんは、”信仰の父”と呼ばれている偉大な人物のことを知っていますか?

その人物の名は、“アブラハム”。

 

聖書を代表する超重要人物の1人です。

 

しかし、中にはアブラハムの名前すら聞いたことがない方もいるでしょう。

そこで、この記事では

  • アブラハムとはどのような人物か
  • アブラハムの生涯

などについて詳しく分かりやすくご紹介したいと思います!

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“アブラハム”とは?

アブラハムは旧約聖書の”創世記”に登場する預言者で、その信仰の強さから信仰の父”と称されます。

 

また、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教共通の祖先と言われている非常に重要な人物です。

つまり、アブラハムがいなければこれらの宗教は生れていなかったかもしれないのです。

そのため、この3宗教は”アブラハムの宗教”と呼ばれることもあるにゃ~。

 

まさに父の名にふさわしいですね。

ちなみに、正教会では”アウラアム”と呼ばれ聖人扱いされています。

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アブラハムの生涯

それでは、その生涯を見てみましょう!

カナンへと旅立つ

ウル出身のアブラハムは、奥さんのサラや甥(おい)のロトらと共にハランに住んでいました。

 

ある日、神様がアブラハムに語りかけられました。

神様
神様
アブラハムよ、お前は故郷を離れて私が示す地に行きなさい。

 

これをアブラハムは聞き入れ、サラや甥のロトたちと共にカナンの地へと出発しました。

この時、アブラハムは既に75歳になっていました。(いきなりの高齢)

 

アブラハムたちがカナン地方にやってくると、神様は言われました。

神様
神様
お前の子孫にこの土地を与えよう。

と。

 

その後も、アブラハムたちはエジプトやネゲブ地方など様々な場所へと旅を続けました。

ロトとの別れと神様の約束

しかし、旅を続けていくと、お互いにたくさんの家畜や財産などを持っているアブラハムとロトは一緒に住むのが厳しいということが分かってきました。

そこで、2人は思い切って別々の方向に進むことに決めました。

 

ロトと別れた後、神様はアブラハムに言われました。

神様
神様
アブラハムよ、私はお前が今見渡せる土地を全てお前とその子孫に与えよう。

そして、お前の子孫をこの大地の砂粒くらい増やしてみせよう。

と。

 

そして、神様のこの預言は実現し、ここから子孫が増え広がっていくのです。

イシュマエル誕生

こうして神様から約束をされたアブラハムでしたが、サラとの間には子供がいませんでした。

そこで、サラは奴隷だったハガルにアブラハムの子を産ませることにしました。

なんて強引な。。!

 

一度はサラともめて逃げ出したハガルでしたが、天使に説得されたこともあり、何とか戻ってきて男の子を生みました。

名前はイシュマエルです。

神様の使いと予告

ある日、旅人の姿をした3人の神様の使いがアブラハムの所にやってきました。

そして、アブラハムに告げました。

神の使い
神の使い
来年の今頃、サラには男の子が生まれるでしょう。

 

これを陰で聞いていたサラは思わず笑ってしまいました。

サラ
サラ
ふふっ、私はもうおばあさんなのに。。子供なんて今さら。。ねえ?

 

そう、サラにはこの歳で子供を生むことなど考えられなかったのです。

しかし、神様に不可能なことなどありません。

 

この予告は実現することになります。

イサクの誕生

イシュマエルが生まれてから14年が経った頃、ようやくアブラハムとサラの間に“イサク”という男の子が生まれました。

これこそ神様がお与えになった本当の子供です。

 

この時既にアブラハムは100歳、サライは90歳になっていました。

高齢出産なんてもんじゃないにゃ〜。

 

すると、サラに促(うなが)されたアブラハムはなんとハガルとイシュマエルを追放してしまいます。

無理やり子供を生ませたあげく自分たちの子供ができたら捨てるというのは、あまりにも酷い仕打ちです。

 

当然絶望するハガルでしたが、天使がイシュマエルの将来を約束し、後にイシュマエルはアラブ人の祖先となりました。

神様からの試練

イサクがすくすくと大きくなってきた頃、神様はアブラハムに言われました。

神様
神様
お前の愛する息子イサクを連れてモリヤの地へ行け。

そして、そこでイサクを全焼のいけにえとしてささげるのだ。

 

アブラハムは当然これに驚きます。

アブラハム
アブラハム
なぜ、せっかく与えてくださった子供をいけにえに!?

むむむ。。でも神を信じよう!

 

こうしてアブラハムは、その信仰の強さによってこれを受け入れました。(さすが信仰の父)

そして、イサクとともに命じられた場所に着くと、アブラハムは刃物を手に取ります。

アブラハム
アブラハム
ゆるせ、イサクー!!!

 

薪(たきぎ)の上に載せられたイサクにいざ手をかけようとしたその瞬間、天から天使の声が聞こえてきました。

天使
天使
アブラハムよ、イサクを殺してはならない。

あなたが神を信じる者だということはよく分かった。愛する独り子すらささげようとしたのだから。

 

そう、これは神様がアブラハムの信仰を試していたのです。

無事に信仰を守り抜いたアブラハムは、神様からますますの繁栄を約束されました。

 

こうして、アブラハムは175歳まで生きたと言われています。

寿命の基準が分からん。。

アブラハムが”信仰”の原点!?

アブラハムが尊敬され続けているのは、何も祖先だからということだけではありません。

彼の偉大さは、神様を真っ直ぐに信じ続けるその”信仰心の強さ”にあります。

 

何しろ神様の命令とあらば、

  • 75年間も住み続けた愛する故郷を手放す
  • ようやく生まれた最愛の息子イサクさえもささげようとする

というハードな行動すら惜しまないのですから。

 

そして、このアブラハムの姿勢こそ”信仰”というものの原点とされているのです。

それがよく表れているのは次の聖書箇所です。

「アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。」

(創世記15章6節)

 

ここに書かれている”義”というのは、神様の前に正しいと認められたということです。

つまり、アブラハムの信仰の強さは神様のお墨付きなんですね!

まさに”信仰の父”の名に恥じない人物だにゃ〜。

アブラハム最大の失敗とは!?

さて、ここまで見てくるとアブラハムが完璧な人間なように思えますが、そうではありません。

実は、アブラハムはその生涯で大きな失敗を何度か犯しているのです。

 

これは、アブラハムたちが神様から示された”カナンの地”に向かっているときのこと。

大きな飢饉(ききん)が起こったため、一旦エジプトに滞在(たいざい)することになりました。

 

しかし、その時にアブラハムに大きな不安と恐怖がやってきました。

それは、サラが自分の妻だと分かるとサラを奪うために自分が殺されてしまうのではないかという恐れです。

 

なぜなら、サラは美人だったからです。

当時、妻は夫の所有物でしたから夫を始末して妻を奪うということも普通に有りえた時代。

 

そこで、アブラハムは妻のサラにこう言いました。

アブラハム
アブラハム
どうか、今だけは私の”妹”ということにしてもらえないだろうか?

そうすれば、私の命は助かるだろう。

 

今聞くと特殊性癖に目覚めたのかと間違われそうですが、これはアブラハムの不信仰からきたものでした。

だって、神様を信頼していたらそんな恐怖に襲われるはずはありません。

 

この後、サラはエジプトの王様に気に入られ、側室(本妻以外の奥さん)として迎え入れられることになります。

でも、これってまずくないですか?

 

なぜなら、これは妻のサラに姦淫(不倫や浮気)の罪を着せることになるからです。

本当は、アブラハムという夫がいるわけですから。

 

しかし、ここで神様の助けが入ります。

神様はエジプトに災いを起こすことで、王様にサラはアブラハムの妻だという事実を知らされたのです。

 

こうして、アブラハムは何とか最悪の罪を免(まぬが)れて一安心。

。。かと思いきや、実はアブラハムこれと同じ失敗をもう一度繰り返します。

どうした信仰の父。。

 

アブラハムはこの後、ゲラルという地の王様にも同じ嘘を付いたのです。

こちらも神様によって助けられますが、偉大な預言者アブラハムといえど完璧ではないということが分かるエピソードですね。

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アブラハムの元々の名前は”アブラム”だった!?

今でこそアブラハムという名前で知られていますが、実は彼の元々の名前は”アブラム”でした。

ではなぜ名前が変わったのかというと、神様が新たに付けられたからです。

 

アブラハムという名前には多くの国民(たみ)の父”という意味があり、子孫がもっと繁栄するようにという願いを込めて名づけられたんだとか。

ちなみに、奥さんのサラ(”王妃”という意味)も元のサライという名前から神様に改名されています。

アメリカ大統領の”エイブラハム・リンカーン”の名前は、このアブラハムから取られているにゃ〜。

アブラハムはロトの命を救った!?

アブラハムの生涯の部分では省略しましたが、途中のお話で“ソドムとゴモラ”という有名な町が出てきます。

悪に染まったことで後に神様によって滅ぼされたので、現在では“滅び”や悪によって”堕落(だらく)した町”の象徴です。

 

しかし、実はアブラハムの甥(おい)であるロトの家はソドムにありました。

それを知っていたアブラハムは神様と交渉し、町が滅ぶ前に何とかロトとその家族を救い出すことができたというエピソードも描かれているんです。

 

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まとめ:アブラハムはキリスト教の原点になった偉大な信仰者!

一般の方にはあんまりなじみが無かったかもしれませんが、アブラハムはクリスチャンにとって超重要人物です。

アブラハムがいたからキリスト教が生まれ、たくさんの子孫が生まれたのです。

 

なんせ呼び名が”信仰の父”ですよ?

“父”という呼び名が付けられる人は、超偉大な人物だと相場が決まっているんです!!(多分)

 

ではでは〜!

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キートン
月間4万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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