ジーザス、エブリワン!キートンです。
今回は、神に滅ぼされた町“ソドムとゴモラ”についてご紹介し
ジーザス、エブリワン!👼
同性愛などの不自然な性行動のことを、”ソドミー”って言ったりするけど、
これは聖書に出てくるソドムの町が由来なんだ!
ソドムとゴモラは、悪がはびこる性的にも乱れまくった町だったから、神様が硫黄と火を降らせることで滅ぼされたよ!https://t.co/hv939zlQ8d pic.twitter.com/1D2RUWBNxF
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) April 3, 2020
人気漫画“ワンピース”にも、ソドム&ゴモラという動物が登場し
ジブリアニメ”天空の城ラピュタ”でも、
でも、何のことかと聞かれたら、恐らく

という感じでしょう。
そこでこの記事では、
- ソドムとゴモラとは何か
- なぜ滅ぼされたのか
- 聖書に書かれているストーリー
- どこに存在したのか
などについて述べていきます。

Contents
“ソドムとゴモラ”とは?

“ソドムとゴモラ”は、旧約聖書の”創世記”に登場する町のことで、
悪がはびこっていたため、
そのため、
また、悪や腐敗などの代名詞としても使われます。

“ソドムとゴモラ”の登場人物
それでは、このお話の登場人物たちを見てみましょう!
ロト

今回のお話の主人公で、アブラハムの甥(おい)。
ソドムの町に住んでおり、旅人としてやって来た神の御使いたちを自宅に招きます。

神様

天地を造られた創造主。
ソドムとゴモラの様子を見るために、御使いを送ります。

神の御使いたち

ソドムとゴモラの様子を見るために、神様に送られてきた天使たち。
男の旅人の姿でソドムの町に現れ、ロトにもてなされます。

アブラハム

“信仰の父”の異名を持つ偉大な預言者で、ロトのおじ。
ロトが住むソドムが滅ぼされると聞いて、神様を説得しようとします。

町の男たち

ソドムに住む、性的にというか色々と乱れまくったやばい人たち。(言い方)
ロトが自宅に招いた御使いたちに、乱暴を働こうと押しかけます。
“ソドムとゴモラ”のあらすじ
それでは、
アブラハムの説得

アブラハムは近寄って言った、「まことにあなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。 24たとい、あの町に五十人の正しい者があっても、あなたはなお、その所を滅ぼし、その中にいる五十人の正しい者のためにこれをゆるされないのですか。
(創世記18章23~24節)
これは信仰の父アブラハムが、甥(おい)
アブラハムの所に来られていた神様は言われました。

私は、降って行ってそれか本当かどうか確かめてこようと思う。
この言葉に、アブラハムは驚きました。
なぜなら、
アブラハムは言いました。

あの町に50人の正しい者がいたとしても、あなたはその50人のために町をお赦(ゆる)しにはならないのでしょうか。
いえ、あなたがそんなことをなさるはずがありません。
アブラハムによる必死の説得です。
神様は言われました。

ところが、アブラハムはさらに言いました。

それでもあなたは5人足りないという理由で、町を滅ぼされますか。
神様は言われました。

アブラハムはさらに言いました。

(すごい粘り)
神様は言われました。

アブラハムはさらに言いまs。。(以下、繰り返しのため省略)
そして、こんなやり取りが繰り返された後、

神様は言われました。

こうして、アブラハムの説得により、
10人正しい人がいればソド


神の御使い、ソドムの町に現れる

そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、 2言った、「わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊まりください。そして朝早く起きてお立ちください」。
(創世記19章1、2節)
さて、ある日、2人の神の御使いがソドムの町にやって来ました。
御使いたちに気づいたロトは、すぐに駆け寄ると、

御使いたちは答えました。

しかし、それでもロトがどうしてもと勧めたので、
すると、ロトは彼らをパンなどの食事でもてなしました。
ところが、もう就寝時間になろうという頃。
老人も若者も含めたソドムの町の男たちが、
男たちは言いました。

今すぐ、ここに連れてこい!なぶりものにしてやるから!
何と町の男たちは、
ロトは、男たちの前に出ていくと、

その娘たちを皆さんに差し上げますから、彼らには何もしないでください。
(ロトはロトでやばいこと言ってる)
しかし、男たちは言いました。

さもないと、あいつらよりも先に、お前を犯してやるぞ!
そして、男たちはロトに詰め寄り、戸を突き破ろうとしました。
すると、御使いたちが手を伸ばしてロトを家の中に引き入れると、
これにより、男たちは戸口を見失ってしまいました。
そのすきに、御使いたちはロトに言いました。

私たちはこの町を滅ぼすために、神様に遣わされて来たのです。
これを聞いたロトは、既に嫁(とつ)いでいる娘たちの夫のところに行き、

と伝えましたが、彼らはそれを冗談だと思い信じませんでした。

ソドムとゴモラ、滅ぼされる

ロトがゾアルに着いた時、日は地の上にのぼった。 24主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、 25これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。 26しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。
(創世記19章23~26節)
夜が明けるころ、御使いたちはロトにせきたてて言いました。

そうでないと、あなたたちもこの町への罰に巻き込まれて滅ぼされてしまう。
それでもロトがためらっていたので、
すると、神様は言われました。

そして、低地にもとどまらず、山へ逃げるのだ。そうでないと、滅びることになる。
しかし、ロトは答えました。

恐らく、その間に災害に巻き込まれて死んでしまうでしょう。
しかし、あのすぐ近くに見える小さい町なら、逃げられるかもしれません。
どうか、そこで私の命をお救いください。
神様は言われました。

では、急いで行きなさい。あなたがあの町に着くまでは、私は何も裁きを行わない。
ロトがその町に着くと、
あー、これでロトたちは無事に滅ぼされずに済んだ!
めでたしめでたし。。
御使いたちから言われていたにも関わらず、
すると、ロトの妻はあっという間に”塩の柱”になってしまいました。

ただ、妻は犠牲になったものの、ロトと2人の娘は、
なぜ、ソドムとゴモラは滅ぼされた!?

今や滅びの象徴となっているソドムとゴモラですが、
創世記には詳しい理由は書いてありませんが、
「また、ソドムとゴモラの町々を灰に帰せしめて破滅に処し、不信仰に走ろうとする人々の見せしめとし、 7ただ、非道の者どもの放縦な行いによってなやまされていた義人ロトだけを救い出された。」
(ペトロの手紙二 2:6-7 )
では、この箇所をもとに、ソドムとゴモラが滅ぼされた理由を考えてみましょう。
理由①神への信仰がなかったから

「不信仰に走ろうとする人々の見せしめ」
ソドムとゴモラ自体も不信仰な町だったと推測できます。
つまり、町の人々には神への信仰がなかったわけです。
実際、ロトの嫁いでいるほうの娘の夫たちも、

その証拠に、アブラハムが交渉したにも関わらず、
それはつまり、ソドムとゴモラには正しい者が10人もいなかった
彼らに少しでも悔い改める心があれば、
理由②性的に乱れていたから

これは、上記のお話を見ていても明らかですよね。
つまり、ソドムとゴモラは性的に乱れていたということです。
恐らく、町の至る所で、性的暴力や姦淫(浮気や不倫)
それを裏付ける箇所がもう一つあります。
それが以下の箇所です。
「ロトに叫んで言った、「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。」
(創世記 19:5〜)
これは、町の男たちがロトに対して言った言葉で、
なぶりものというのはつまり、“性的暴力”のことです。
要するに、
ソドムの男たちは旅人としてやって来た御使いたちに性的魅力を感じ、
ということになります。
御使いとは天使のことですから、
しかも、この時の御使いは男の人間の姿で地上に来ていますから、
うん、秩序ってなんですか?(呆れ)

実際、同性愛のことを“ソドミー”と言ったりしますが、
この箇所からも、性的に乱れまくっている町の姿が見えてきます。

ソドムから逃げた後、ロトの娘たちは父親を犯した!?

無事にソドムの滅びから逃れることができたロトと2人の
ただ、その内容は中々えげつないです。
時に姉が妹に言った、「わたしたちの父は老い、またこの地には世のならわしのように、わたしたちの所に来る男はいません。 32さあ、父に酒を飲ませ、共に寝て、父によって子を残しましょう」。 33彼女たちはその夜、父に酒を飲ませ、姉がはいって父と共に寝た。ロトは娘が寝たのも、起きたのも知らなかった。
(創世記19章31~33節)
なんと2人の娘たちは父親のロトをお酒で酔わせて、
そう、これはいわゆる”近親相姦(きんしんそうかん)”にあたります。

なぜこんなことをしたのかというと、2人の娘は結婚しておらず、
結果的に1人ずつ子供が生まれてこの作戦は成功したわけですが、
ソドムとゴモラが肉の欲にまみれて滅ぼされたのだとすれば、
。。。にしても、生々しいですね。
“ソドムとゴモラ”はどの場所に実在した!?【死海周辺が有力】

ソドムとゴモラは滅ぼされてしまいましたが、
いくつか候補地はありますが、最も有力なのは“死海”周辺にあるという説です。
死海というのは、アラビア半島の北西部にある湖で”世界一塩分濃
実際、調査によってこの辺りに古文書や、

また、遺跡の中に大量の墓も発見されていて、
ちなみに、
本物かどうかは不明ですが。。
ソドムとゴモラは、映画『天空の城ラピュタ』に登場する!?
ジブリ作品として有名な映画『天空の城ラピュタ』。
国民的と言っていい作品で、皆さんも1度は観たことがあるかもしれません。
実は、『天空の城ラピュタ』のセリフの中に、ソドムとゴモラが出てくるシーンがあるのです。
それが、本作の悪役であるムスカ大佐が発した以下のセリフです。
「これから王国の復活を祝って、諸君にラピュタの力を見せてやろうと思ってね見せてあげよう、ラピュタの雷を。旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ」
これは、ムスカ大佐が、地上に向かってラピュタの強い光線を発射するときに言ったセリフですね。
つまりは、

こんな町くらいあっと言う間に滅ぼせてしまうんだぜ!!!
ということが言いたかったのでしょう。
ソドムとゴモラを持ち出すことで、よりその威力の説得力が増しますからね。
ソドムとゴモラの知識があると、こんなちょっとしたシーンも楽しめたりしますよ!
まとめ:”ソドムとゴモラ”は滅ぼされて当然のふしだらな町!

なんかあれですね、
あまりにも生々しい内容が多すぎて。。
確かに、僕も以前までは、

とかのんきなことを考えていました。
でも、あれですね、ちゃんと聖書読んでみると思いました。
そりゃあ滅ぼされるわ。
ではまた!
