聖書物語シリーズ

“ソドムとゴモラ”のあらすじって?神様に滅ぼされた町!?【3分で分かる】

ジーザス、エブリワン!キートンです。

 

今回は、神に滅ぼされた町“ソドムとゴモラ”についてご紹介します。

 

 

人気漫画“ワンピース”にも、ソドム&ゴモラという動物が登場していましたし、

ジブリアニメ”天空の城ラピュタ”でも、ムスカ大佐の台詞で登場していたので、皆さんも名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。

 

でも、何のことかと聞かれたら、恐らく

はて?

という感じでしょう。

 

そこでこの記事では、

  • ソドムとゴモラとは何か
  • なぜ滅ぼされたのか
  • 聖書に書かれているストーリー
  • どこに存在したのか

 

などについて述べていきます。

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“ソドムとゴモラ”とは?

“ソドムとゴモラ”は、旧約聖書の”創世記”に登場する町のことで、

悪がはびこっていたため、天から降り注ぐ硫黄と火によって滅ぼされたと言われています。

 

そのため、ソドムとゴモラは神の裁きによる滅びの象徴とされることが多いです。

また、悪や腐敗などの代名詞としても使われます。

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“ソドムとゴモラ”の登場人物

それでは、このお話の登場人物たちを見てみましょう!

ロト

今回のお話の主人公で、アブラハムの甥(おい)。

ソドムの町に住んでおり、旅人としてやって来た神の御使いたちを自宅に招きます。

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神様

天地を造られた創造主。

ソドムとゴモラの様子を見るために、御使いを送ります。

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神の御使いたち

ソドムとゴモラの様子を見るために、神様に送られてきた天使たち。

男の旅人の姿でソドムの町に現れ、ロトにもてなされます。

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アブラハム

“信仰の父”の異名を持つ偉大な預言者で、ロトのおじ。

ロトが住むソドムが滅ぼされると聞いて、神様を説得しようとします。

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町の男たち

ソドムに住む、性的にというか色々と乱れまくったやばい人たち。(言い方)

ロトが自宅に招いた御使いたちに、乱暴を働こうと押しかけます。

“ソドムとゴモラ”のストーリー

それでは、ソドムとゴモラが滅ぼされるまでの流れを見ていきましょう。

アブラハムの説得

アブラハムは近寄って言った、「まことにあなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。 24たとい、あの町に五十人の正しい者があっても、あなたはなお、その所を滅ぼし、その中にいる五十人の正しい者のためにこれをゆるされないのですか。

(創世記18章23~24節)

これは信仰の父アブラハムが、甥(おい)のロトと別れて旅を続けていたときのこと。

アブラハムの所に来られていた神様は言われました。

神様
神様
ソドムとゴモラという町の罪は非常に重いと聞いている。

私は、降って行ってそれか本当かどうか確かめてこようと思う。

 

この言葉に、アブラハムは驚きました。

なぜなら、自分と別れた甥のロトがまさにソドムの町にいたからです。

 

アブラハムは言いました。

アブラハム
アブラハム
主よ、あなたは正しい者も悪い者と一緒に滅ぼしてしまわれるのですか。

あの町に50人の正しい者がいたとしても、あなたはその50人のために町をお赦(ゆる)しにはならないのでしょうか。

いえ、あなたがそんなことをなさるはずがありません。

アブラハムによる必死の説得です。

 

神様は言われました。

神様
神様
もしソドムの町に正しい者が50人いれば、その者たちのために町全てを赦そう。

 

ところが、アブラハムはさらに言いました。

アブラハム
アブラハム
しかし、もしかしたら正しい者が50人もおらず、5人足りないかもしれません。

それでもあなたは5人足りないという理由で、町を滅ぼされますか。

 

神様は言われました。

神様
神様
正しい者が45人いれば、その者たちのために滅ぼすのをやめよう。

 

アブラハムはさらに言いました。

アブラハム
アブラハム
いや、もしかしたら40人しかいないかもしれません。

(すごい粘り)

 

神様は言われました。

神様
神様
その40人のために町を滅ぼすのはやめよう。

 

アブラハムはさらに言いまs。。(以下、繰り返しのため省略)

そして、こんなやり取りが繰り返された後、最後にアブラハムは言いました。

アブラハム
アブラハム
もしかしたら、ソドムの町に正しい者が10人しかいないかもしれません。

 

神様は言われました。

神様
神様
その10人のために、町を滅ぼすのはやめよう。

 

こうして、アブラハムの説得により、10人正しい人がいればソドムの町は滅ぼされないという約束を神様と結ぶことができたのです

値切り交渉みたいだ。。!
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神の御使い、ソドムの町に現れる

 

そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、 2言った、「わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊まりください。そして朝早く起きてお立ちください」。

(創世記19章1、2節)

さて、ある日、2人の神の御使いがソドムの町にやって来ました。

御使いたちに気づいたロトは、すぐに駆け寄ると、ひれ伏して言いました。

ロト
ロト
どうぞ私の家に立ち寄って、今夜はお泊まりください!

 

御使いたちは答えました。

御使いたち
御使いたち
いえ、結構です。私たちはこの広場で夜を過ごすつもりですから。

 

しかし、それでもロトがどうしてもと勧めたので、彼らはロトの家に立ち寄ることにしました。

すると、ロトは彼らをパンなどの食事でもてなしました。

 

ところが、もう就寝時間になろうという頃。

老人も若者も含めたソドムの町の男たちが、ロトの家の周りを取り囲み、わめき始めたではありませんか。

 

男たちは言いました。

町の男たち
町の男たち
今夜、お前のところに来た奴らはどこだ!

今すぐ、ここに連れてこい!なぶりものにしてやるから!

 

何と町の男たちは、御使いたちに性的暴行をするために群がったのです。(ゲスい)

ロトは、男たちの前に出ていくと、後ろ手で戸を閉めて言いました。

ロト
ロト
皆さん、どうか乱暴なことはおやめください。私には、まだ嫁(とつ)がせていない娘が2人います。

その娘たちを皆さんに差し上げますから、彼らには何もしないでください。

 

(ロトはロトでやばいこと言ってる)

しかし、男たちは言いました。

町の男たち
町の男たち
よそ者のくせに、俺らに指図するんじゃねえ!そこをどけ!

さもないと、あいつらよりも先に、お前を犯してやるぞ!

 

そして、男たちはロトに詰め寄り、戸を突き破ろうとしました。

すると、御使いたちが手を伸ばしてロトを家の中に引き入れると、戸を閉め、戸口前の男たちに目つぶしを食らわせました。(必殺技か)

 

これにより、男たちは戸口を見失ってしまいました。

そのすきに、御使いたちはロトに言いました。

御使いたち
御使いたち
あなたの妻や子供たちなどの身内を連れて、ここから逃げなさい。

私たちはこの町を滅ぼすために、神様に遣わされて来たのです。

 

これを聞いたロトは、既に嫁(とつ)いでいる娘たちの夫のところに行き、

ロト
ロト
早くここから逃げなさい!主がこの町を滅ぼそうとしている!

と伝えましたが、彼らはそれを冗談だと思い信じませんでした。

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ソドムとゴモラ、滅ぼされる

ロトがゾアルに着いた時、日は地の上にのぼった。 24主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、 25これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。 26しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。 

(創世記19章23~26節)

夜が明けるころ、御使いたちはロトにせきたてて言いました。

御使いたち
御使いたち
さあ、早く妻とここにいる2人の娘を連れてここから逃げなさい。

そうでないと、あなたたちもこの町への罰に巻き込まれて滅ぼされてしまう。

 

それでもロトがためらっていたので、御使いたちはロトたちの手を取って、町の外へ避難させました。

すると、神様は言われました。

神様
神様
命がけで逃げるのだ。決して後ろを振り返ってはならない。

そして、低地にもとどまらず、山へ逃げるのだ。そうでないと、滅びることになる。

 

しかし、ロトは答えました。

ロト
ロト
主よ、私は山まで逃げ延びることなどできません。

恐らく、その間に災害に巻き込まれて死んでしまうでしょう。

しかし、あのすぐ近くに見える小さい町なら、逃げられるかもしれません。

どうか、そこで私の命をお救いください。

 

神様は言われました。

神様
神様
分かった、あの町だけは滅ぼさないでおこう。

では、急いで行きなさい。あなたがあの町に着くまでは、私は何も裁きを行わない。

 

ロトがその町に着くと、神様はソドムとゴモラの上に天から硫黄の火を降らせ、町の住民はもちろん、草木に至るまで全てを滅ぼされました。

あー、これでロトたちは無事に滅ぼされずに済んだ!めでたしめでたし。。かとおもいきや、そうではありませんでした。

 

御使いたちから言われていたにも関わらず、逃げる途中にロトの妻が町を振り返ってしまったのです。

すると、ロトの妻はあっという間に”塩の柱”になってしまいました。

なんてこった。。

 

ただ、妻は犠牲になったものの、ロトと2人の娘は、アブラハムのはからいのおかげで、何とか滅びの中から救い出されたのでした。

なぜ、ソドムとゴモラは滅ぼされた!?

今や滅びの象徴となっているソドムとゴモラですが、そもそもなぜ滅ぼされたのでしょうか?

創世記には詳しい理由は書いてありませんが、以下の聖書箇所がヒントになるでしょう。

また、ソドムとゴモラの町々を灰に帰せしめて破滅に処し、不信仰に走ろうとする人々の見せしめとし、 7ただ、非道の者どもの放縦な行いによってなやまされていた義人ロトだけを救い出された。

‭‭(ペトロの手紙二‬ ‭2:6-7‬ )

 

では、この箇所をもとに、ソドムとゴモラが滅ぼされた理由を考えてみましょう。

理由①神への信仰がなかったから

不信仰に走ろうとする人々の見せしめにソドムとゴモラは滅ぼされたとありますから、当然、ソドムとゴモラ自体も不信仰な町だったと推測できます。

つまり、町の人々には神への信仰がなかったわけです。

 

実際、ロトの嫁いでいるほうの娘の夫たちも、主の裁きのことを冗談だと思い信じようとしませんでした。

神への信仰があったのは、ロトだけだったんですね。

救いようがないにゃ〜。

 

その証拠に、アブラハムが交渉したにも関わらず、ソドムとゴモラは滅ぼされてしまっています。

それはつまり、ソドムとゴモラには正しい者が10人もいなかったということを意味しますよね。

 

彼らに少しでも悔い改める心があれば、結果は変わっていたでしょう。。

理由②みだらだったから

これは、上記のお話を見ていても明らかですよね。

つまり、ソドムとゴモラは性的に乱れていたということです。

 

恐らく、町の至る所で、性的暴力や姦淫(浮気や不倫)なども日常的に行われていたのではないでしょうか。

それを裏付ける箇所がもう一つあります。

 

それが以下の箇所です。

「ロトに叫んで言った、「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。

(創世記‬ ‭19:5‬〜)

 

これは、町の男たちがロトに対して言った言葉で、御使いたちをなぶりものにしてやると言っています。

なぶりものというのはつまり、“性的暴力”のことです。

 

要するに、ソドムの男たちは旅人としてやって来た御使いたちに性的魅力を感じ、集団レ◯プするために集まって来たということになります。

御使いとは天使のことですから、もしかしたら美しい容姿をしていたのかもしれません。

 

しかも、この時の御使いは男の人間の姿で地上に来ていますから、これは“同性愛”にもあたります。

うん、秩序ってなんですか?(呆れ)

もう、めちゃくちゃ。。!

 

実際、同性愛のことを“ソドミー”と言ったりしますが、これはこのソドムの町が語源になっているんだとか。

この箇所からも、性的に乱れまくっている町の姿が見えてきます。

ソドムから逃げた後、ロトの娘たちは父親を犯した!?

無事にソドムの滅びから逃れることができたロトと2人の娘ですが、その後日談が聖書には書かれています。

ただ、その内容は中々えげつないです。

時に姉が妹に言った、「わたしたちの父は老い、またこの地には世のならわしのように、わたしたちの所に来る男はいません。 32さあ、父に酒を飲ませ、共に寝て、父によって子を残しましょう」。 33彼女たちはその夜、父に酒を飲ませ、姉がはいって父と共に寝た。ロトは娘が寝たのも、起きたのも知らなかった。

(創世記19章31~33節)

 

なんと2人の娘たちは父親のロトをお酒で酔わせて、性的な関係を持ってしまったのです。(つまり、逆レ○プ)

そう、これはいわゆる”近親相姦(きんしんそうかん)”にあたります。

もはや犯罪レベル。。!

 

なぜこんなことをしたのかというと、2人の娘は結婚しておらず、子孫が残せるかが不安だったからです。

結果的に1人ずつ子供が生まれてこの作戦は成功したわけですが、これはソドムとゴモラの悪い影響を受けたのではないかと言われています。

 

ソドムとゴモラが肉の欲にまみれて滅ぼされたのだとすれば、娘たちがその影響を受けていてもおかしくはありませんからね。

。。。にしても、生々しいですね。

“ソドムとゴモラ”はどこにあった!?

ソドムとゴモラは滅ぼされてしまいましたが、これらの町は果たしてどこにあったのでしょうか?

いくつか候補地はありますが、最も有力なのは“死海”周辺にあるという説です。

 

死海というのは、アラビア半島の北西部にある湖で”世界一塩分濃度の高い湖”としても有名ですね。

実際、調査によってこの辺りに古文書や、灰となった遺跡がいくつか発見されています。

ロマンがあるわね〜!

 

また、遺跡の中に大量の墓も発見されていて、いかにソドムとゴモラが多くの人で栄えていたかが分かります。

ちなみに、死海の西岸にある岩塩の山のところに、ロトの妻がなってしまった”塩の柱”もあるそうです。

 

本物かどうかは不明ですが。。

まとめ:”ソドムとゴモラ”は滅ぼされて当然のふしだらな町!

なんかあれですね、この記事書いてたら気分が悪くなってきました。。

あまりにも生々しい内容が多すぎて。。

 

確かに、僕も以前までは、

ソドムとゴモラって、滅ぼされるほど酷い町だったのかな?

とかのんきなことを考えていました。

 

でも、あれですね、ちゃんと聖書読んでみると思いました。

そりゃあ滅ぼされるわ。

 

ではまた!

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キートン
月間4万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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