ジーザス、エブリワン!キートンです。
皆さんは、聖書で最も力持ちの人は誰だか知っていますか??
正解は、士師“サムソン”です。
【聖書No.1力持ち”サムソン”の怪力エピソードまとめ】
・凶暴なライオンを引き裂いて殺す
・30人のペリシテ人を瞬殺
・ロバのあご骨でペリシテ人を1000人打ち殺す
・柱を手で押して、建物を全壊させるただし、サムソンは女に弱いです💡https://t.co/Bnx1tx8A1x
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) January 3, 2020

はい、それは韓国の大手メーカー“サムスン”ですね。(くだらない)
サムソンというのは、イスラエルの危機を救うために遣わされた英雄のこと!
うっかりこんな間違いをしないために、この記事では
- サムソンはどのような人物なのか
- サムソンの生涯
などについてご紹介していきましょう!

Contents
“サムソン”とは?

サムソンは民を正しい方向に導くために神様によって送られた士師の1人で、
旧約聖書の”士師記”にはサムソンを含めて12人の士師が登場しま
圧倒的な怪力を持ちながら女に弱いという大変個性豊かなキャラクターですからね。
有名になるのも分かります。


聖書箇所
士師記13章1節〜16章31節
サムソンの生涯
さてさて、稀代の力持ちの生涯を見てきますよ〜!
神の使いによるお告げ

時は、イスラエル人が他民族であるペリシテ人の支配に苦しんでいた頃。
ダン族の夫を持つマノアという女性のもとに主の使いが現れます。
主の使いはマノアに言いました。

ただし、次の3つのルールを守りなさい。
それは、妊娠中にぶどう酒や強いお酒を飲まないこと、汚れたものを食べないこと、そして、生まれた子の頭にカミソリを当てないことです。
マノアはこれを受け入れ、サムソンという男の子が生まれました。

サムソンの謎かけ

立派に成長したサムソンは親に反対されつつも、とある
そして、サムソンは親と妻候補を連れて、
すると、その途中で現れたのは凶暴なライオン。
しかし、神の力を受けていたサムソンはこのライオンを引き裂きあっという間に倒してしまいました。

その後、
そこでサムソンは彼らに1つの謎かけをし、
しかし、いくら考えてもペリシテ人たちには答えが分かりません。
悩んだペリシテ人たちは、

さもないとお前の家族を殺すぞ。
妻候補はサムソンに泣きすがるフリをして謎の答えを聞くと、
期限の日になりペリシテ人たちがサムソンに答えを言うと、サムソンは約束の報酬のために
アシュケロンという地で30人のペリシテ人を殺し、

ところが、この1件がキッカケで妻候補の父親はなんと娘を別の男のものにしてしまいました。
なぜなら、この1件でサムソンは妻候補を嫌いになったのではないかと父親が思い込んでしまったからです。
サムソンとペリシテ人のブチ切れバトル

さあ、これを聞いたサムソンは当然のごとくブチ切れます。
ここから血で血を洗うブチ切れバトルの開始です!
かーん!!(ゴングの音)
まず、ブチ切れサムソンは、ジャッカルを300匹捕まえてそのシッポとシッポの間に
こうして、麦畑だけでなくブドウ畑やオリーブの木まで全てを燃やし尽くしてしまったのです

さあ、次にブチギレるのはペリシテ人たちの番です。
なんとペリシテ人たちは、
さあさあ、これに対してまたまたブチギレるサムソンさん。

復讐(ふくしゅう)してやる!!
そして、サムソンは
“1000人狩り伝説”誕生

サムソンにボコボコにされてしまったペリシテ人たちでしたが、まだバトルは終わりません。
サムソンへの復讐に燃えるペリシテ人たちは、
縛られたサムソンを前に大喜びするペリシテ人たちでしたが、
縄をあっという間にぶちぎったかと思うと、

こうして、サムソンは20年間も士師として活躍しイスラエルに裁きを下していきました。
サムソンとデリラ

このように、無敵のように思えるサムソンでしたが彼には1つ大きな問題がありました。
それは“女に弱い”ということです。
サムソンはある時、
これを知ったペリシテ人たちは、デリラに言いました。

そうすれば、お前に銀1100枚を与えよう。
お金に目がくらんだデリラはサムソンに怪力の秘密を聞き出そうとしますが、
サムソンはデタラメを言ってなかなか真実を教えようとしません。
サムソンの言う通り、弓弦で縛っても、縄で縛っても、
3度も嘘をついてごまかしたサムソンでしたが、
そして、ある日それに耐えきれなくなったサムソンは、ついに自分の力の秘密を話し

もし髪を剃(そ)られたら私の力は抜け、普通の人間のようになってしまうだろう。
これを聞いたデリラはサムソンをひざ枕で眠らせ、
こうして、力が抜けたサムソンはペリシテ人に捕らえられ、
復活と最期

ペリシテ人たちは宿敵サムソンを捕らえたことで大喜びし、
そして、彼らは上機嫌のまま笑い者にしようとサムソンを呼び出したのです。
すると、この時点でサムソンの髪の毛は伸び始めていました。
ペリシテ人たちに笑われながら、

ペリシテ人たちに復讐を果たさせて下さい。
すると、どうでしょう。
再びサムソンに神の力が宿りました。
そして、サムソンは建物を支えている2本の柱を探し当てると、

すると、建物は全てのペリシテ人たちの上に崩れ落ち、
ちなみに、その時死んだペリシテ人の数はそれまでサムソンが殺してきたペリシテ人の数より多かったそうな

サムソンが戦ったペリシテ人はイスラエルの宿敵!?

このサムソンのお話では、終始ペリシテ人が敵として登場します。
それもそのはず、当時のイスラエルはペリシテ人たちによって支配されていたのです。
そして、そのペリシテ人を打倒するために神様に立てられたのがサムソンだったわけですね。
ただ、サムソンはその生涯で多くのペリシテ人たちを殺しましたが、イスラエルとペリシテ人の戦いは終わりませんでした。
実際、イスラエルの英雄ダビデの時代にも、まだイスラエルはペリシテ人と争いを繰り広げていました。
何を隠そう少年時代のダビデが倒した巨人ゴリアテもペリシテ軍の1人だったんです。
このように、常に様々な敵対民族との戦いが士師の時代には起こっていたのでした。

サムソンはなぜ髪を剃られて力を失った!?

サムソンはデリラの誘惑に負けた結果、髪を剃られて自慢の怪力を失ってしまいました。
では、サムソンはなぜ髪を剃られただけで力を失ってしまったのでしょうか?

確かに髪が彼の力の象徴だったのは間違いありませんが、その力はそもそもどこから来たものでしょうか?
そう、神様からです。
しかし、サムソンは、神様から言われていたルールを破ってしまいました。
つまり、サムソンの失敗は髪を剃られたこと自体ではなく、神様からの約束を破ってしまったことにあったということです。
だからこそ、サムソンは神様から力をいただくことができなくなってしまったんですね。
しかし、サムソンがもう一度神様の前にお祈りしたときに再び力が与えられました。
つまり、髪はあくまでもサムソンの神様への姿勢を試すためのものに過ぎなかったのですね。

サムソンは女に弱すぎ!?

サムソンは圧倒的な怪力の持ち主でしたが、それはあくまでも肉体的パワーの話。
サムソンの生涯を見てみると、彼がとことん女に弱いことが分かります。
サムソンの失敗といえばデリラのイメージが強いと思いますが、彼はその前に全く同じような失敗を妻候補ともしています。
どちらも流れは同じで、以下のような感じです。
◎サムソンの失敗パターン
- 女がペリシテ人にサムソンから情報を聞き出すように脅される
- 女がサムソンに誘惑
- サムソンが秘密をバラしてしまい失敗へ

という感じは否めないですね、ええ。
一見強そうに見えるサムソンの心の弱さがよく分かるエピソードです。
まあ、この人間臭さも含めてサムソンの魅力なんでしょうが!

サムソンをモチーフにした映画は?【サムソンとデリラ】
かなり昔の作品ですが、サムソンをモチーフにした作品があります。
その作品の名は“サムソンとデリラ”です。
その名の通り、”サムソンとデリラ”のエピソードが中心になっている映画ですね。
聖書の内容に脚色が加わってはいますが、ポイントは外しておらず、サムソンの生涯を大まかに知るには持って来いの作品です。
また、サムソンがよりヒーロー的に、デリラがより悪女的に描かれており、エンターテイメント性も高め。
聖書を読んだことがない人でも楽しめる作品になっています!

まとめ:サムソンは力持ちで女に弱いユニークな人物!

これは聖書の多くの人物に言えることですが、
結局男って女に弱いですよね。(どストレート)
ただし、英雄的資質を持ちながらもそうした人間的な弱さもしっかり描かれているのが聖書の面白いと
皆さんも、女遊びと火遊びはほどほどに!
では、また!
