ジーザス、エブリワン!キートンです。
今回は、イエス・キリストの養父(ようふ)である、“ナザレのヨ
奥さんのマリアに比べると、地味な印象があるかもしれませんが、
ジーザス、エブリワン!👼
イエス・キリストの養父でおなじみの、”ヨセフ”は老人として描かれることが多いけど、
これは、妻のマリアが聖霊によって身ごもったから、ヨセフ自身に生殖機能がないことを強調するためなんだよ!
理屈は分かるけど、ちょっとかわいそうだね💡https://t.co/vFcg4MwMuD pic.twitter.com/TLGkgNsyxf
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) March 24, 2020
この記事では、
- “ナザレのヨセフ”とはどのような人物か
- “ナザレのヨセフ”の生涯
などについて見ていきたいと思います!
目次
“ナザレのヨセフ”とは?
“ナザレのヨセフ”は、新約聖書に登場する、イエス・
ただの父親とは違うので、注意しましょう。
では、なぜ”養父”という扱いなのかというと、
ですから、厳密に言うと、イエスキリストと血は繋がっていないということになりますね。
ヨセフは、カトリックでは聖人とされている他、正教会などでも崇敬されている偉大な人物です。
ちなみに、職業は、大工だったと言われています。
“ナザレのヨセフ”の生涯
それでは、聖書に書かれているその生涯を見てみましょう。
天使から受胎告知を受ける
ヨセフは、エルサレムの大祭司の命令により、
そして、ある日、
しかし、これに驚いたのは夫のヨセフ。
なぜなら、ヨセフは、マリアとまだ1度も関係を持ったことがなか
マリアが不倫した可能性もあるので、
しかし、そんな時、ヨセフの夢の中に天使が現れて言いました。
マリアのお腹の子は、聖霊によるものだ。
マリアは男の子産むだろう。その子を、”イエス”と名付けなさい。
その子は、後に自分の民を罪から救うだろう。
ヨセフは目を覚ますと、天使の言う通り、
そして、
イエスの誕生
同じ頃、皇帝のアウグストゥスから住民たちに、
もちろんヨセフたちも例外ではなく、ガリラヤの町ナザレを出て、
しかし、ベツレヘムにいる間に時が来て、
彼らには泊まる場所がなかったので、
“イエス”の誕生です。
ヘロデ王の不安
さて、こうしてイエスは、
また、東の方から”東方の三博士たち”もやって来て、
しかし、救い主イエスの誕生に不安を抱いたのは当時の王様である、ヘロデ王です。
そして、ヘロデは自分の地位を脅かしかねない、
ところが、東方の三博士たちが帰った後、
私がいいと言うまで、エジプトに逃げていなさい。
その後、ヨセフたちはベツレヘムを出ると、
エジプトからイスラエルへ
さて、ヘロデが死ぬと、
この子の命を狙うものは、全員死んだ。
こうして、ヨセフたちはイスラエルの地に帰ってきて、
ナザレのイエスやナザレのヨセフという名前は、
“ナザレのヨセフ”の死の謎
聖書のヨセフの記述は多くないですが、その死についても詳しくは書かれていません。
いつどこで死んだのかも分からないのです。
ただ、
- 息子のイエスが十字架に架けられるシーンに登場しない(妻のマリアは登場する)
- イエスは死の直前に、母マリアの世話を弟子のヨハネに頼んだ
などの理由から、かなり早い段階で亡くなったのではないかと見られています。
んーー、これはミステリー!
“ナザレのヨセフ”は、なぜ老人扱い!?
ヨセフは、海外の絵画において、しばしば老人として描かれます。
聖書にはヨセフの年齢などは書かれていないのになぜでしょうか?
これは、ヨセフとマリアの間に、
一般的に、老人は生殖能力が低いですよね?
その結果、ヨセフは老人というイメージが定着してしまいました。
“ナザレのヨセフ”は、”正しい人!?
聖書には、ヨセフについてこう書かれています。
「夫ヨセフは正しい人であったので、」
(マタイによる福音書 1:19 )
これは、ヨセフの人柄を最もシンプルに表現していますね。
“正しい”というのは、間違いを犯さないという意味ではなく、“
また、ヨセフは、カトリックでは、“義人で忠実な人である聖ヨセ
では、そうした彼の”正しさ”が分かるエピソードを聖書から見て
ヨセフの正しい人エピソード①マリアの妊娠を公表しなかった
これは、彼の誠実さを示すエピソードです。
関係を持ったことがないのにも関わらず妊娠したマリアに対して、
無理もありません。
普通に考えたら、
もしそうなら、これは大きな罪。
なぜなら、旧約聖書の申命記には、こう書かれています。
「もし処女である女が、人と婚約した後、他の男が町の内でその女に会い、これを犯したならば、 24あなたがたはそのふたりを町の門にひき出して、石で撃ち殺さなければならない。」
(申命記 22:23-24)
なんと、律法によると、婚約中に別の異性と性関係を持てば、
普通の夫なら妻マリアに怒って、
しかし、ヨセフはそうはしませんでした。
むしろ、マリアをそうした悪い噂や処罰から守るために、
イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。 19夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。
(マタイによる福音書1章18、19節)
ここに、ヨセフの誠実さと優しさを見ることができますね。
ヨセフの正しい人エピソード②天使の言うこと全てに従った
ヨセフは、マリアの”受胎告知”から始まり、何度も夢の中で天使から語りかけられました。
その内容をまとめると、
◎天使からのメッセージ一覧
- 妻のマリアを迎え入れなさい。
- マリアが男の子を生むから、その子を”イエス”と名付けよ。
- ヘロデ王がイエスを殺そうとしている。いいと言うまで、
エジプトに逃げよ。 - イエスの命を狙う者は皆死んだから、イスラエルに戻れ。
こんな感じですね。
回数も多いし、中には従うのをためらうようなものもありますよね?
しかし、ヨセフはこれらのお告げを全て聞き入れ、
それも、不満を漏らすわけでも、反論するわけでもなくです。
これを神に忠実と言わず、何を忠実と言えるでしょうか?
聖霊による妊娠をすぐに受け入れた妻のマリアも素晴らしいですが
クリスチャンが、彼の姿勢から学べることはとても多いですね!
まとめ:”ナザレのヨセフ”は誠実で正しい人物!
いかかでしたか?
登場箇所は少ないにも関わらず、
イエス・キリストの養父に選ばれただけはあります。
ぜひ、彼の姿勢を見習って、神様に忠実に歩んで行きましょう!
じゃあ早速僕は、
天使からの受胎告知を待ちたいと思います。(相手がいない)
ではまた!