ジーザス、エブリワン!キートンです。

詳しく教えて!
こういった疑問にお答えします。
新約聖書に登場するイエス・キリストは、私たち人間の罪のために十字架で死なれましたが、3日目に復活されました。
これはイエスが起こした最大の奇跡だと言われています。
しかし、実はイエスはその生涯で他にも様々な奇跡を起こされました。

と思うかもしれませんが、まあそう言わずに!!
その奇跡がどれもすんごいものばかりなんです!
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
イエスキリストが起こされた奇跡をジャンル別にまとめていきたいと思います。
イエスキリストについては、【完全版】イエス・キリストとはどんな人物?その生涯をまとめてみた【5分で分かる】をどうぞ。
目次
イエスキリスト初めての奇跡
まずは、記念すべき初奇跡から。
多くの絵画の題材にもなっている“カナの婚礼”ですね。

カナの婚礼(ヨハネ2章1節〜)

「イエスは彼らに「かめに水をいっぱい入れなさい」と言われたので、彼らは口のところまでいっぱいに入れた。 8そこで彼らに言われた、「さあ、くんで、料理がしらのところに持って行きなさい」。すると、彼らは持って行った。」
(ヨハネによる福音書2章7、8節)
イエスがカナでの婚礼で、
この婚礼には、
しかし、婚礼の途中で大事なぶどう酒が切れてしまったのです。
実は当時、式の途中でワインを切らすということは、後の代まで続くような”一家の恥”と言われていました。

しかし、イエスが石の水がめに水をたっぷり入れるように言うと、あら不思議!
中身がぶどう酒に変わってしまいました。
これを味見したお世話係は、

と絶賛したんだとか。
いやー、この奇跡が使えたら、一生お酒に困らないですよね!(下心丸出し)
“自然系”の奇跡
人間が抗(あらが)うことのできない自然も、イエスにとっては手のひらの上です。
- 魚が大漁にとれる(ルカ5章4節、ヨハネ21章1節)
- 嵐をしずめる(マタイ8章23節など)
- パンと魚を増やす(マタイ14章13節、マタイ15章32節)
- 湖の上を歩く(マタイ14章22節など)
- 主イエスの変容(マタイによる福音書17章1節 – 9節など)
魚が大漁にとれる(ルカ5章4節、ヨハネ21章1節)

この奇跡は、2回行われています。
その①ペテロたちをスカウトしたとき
「話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。 5シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。 6そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。 」
(ルカによる福音書5章4節〜6節)
1回目は、ペトロ、ヤコブ、
上の聖書箇所で書かれている”シモン”というのがペテロのことです。
イエスが夜通し魚がとれなかった彼らに、もう一度網を下ろすように言われるとおびただしい数の魚がとれました。
その際に、イエスが言われた口説き文句がこれです。

あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。
。。。このセリフ、かっこよすぎません?(真顔)
これで3人はイチコロにされ、
無理もないですわ、うん。
その②イエス・キリストの復活後
「イエスは彼らに言われた、「子たちよ、何か食べるものがあるか」。彼らは「ありません」と答えた。 6すると、イエスは彼らに言われた、「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」。彼らは網をおろすと、魚が多くとれたので、それを引き上げることができなかった。」
(ヨハネによる福音書21章5節、6節)
2回目は、イエスが死から復活されて弟子たちの前に現れたときに起こされました。
イエスが弟子たちにアドバイスをすると、
初めて出会ったときと、状況がそっくりなのがぐっときますよね!
岸にいるのがイエスだと気づいたペテロが、

イエスの12弟子については、【完全版】イエスの12使徒(弟子)って誰がいるの?超個性派集団!?をどうぞ
嵐をしずめる(マタイ8章23節など)

「するとイエスは彼らに言われた、「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。」
(マタイによる福音書8章26節)
イエスが弟子たちと共に舟に乗っておられたときのこと。
激しい嵐が起こり、弟子たちは慌てふためきます。
助けを求めて眠っていたイエスを起こした弟子たちに、

そして、嵐に向かって一喝。
嵐を一瞬でしずめてしまいます。(かっこいい)
弟子たちは、これを見て開いた口が塞(ふさ)がらなかったそうな。
イエスにとっては、天候を操るのも朝飯前なのです!
パンと魚を増やす(マタイ14章13節、マタイ15章32節)

「そして群衆に命じて、草の上にすわらせ、五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福し、パンをさいて弟子たちに渡された。弟子たちはそれを群衆に与えた。 20みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった。」
(マタイによる福音書14章19、20節)
イエスはわずかな魚とパンを人々を満腹させるほど増やすという奇跡を起こされましたが、
この奇跡も2度起こされています。
ただ、それぞれで人数とパンと魚の数が異なり、
- 1回目➡5つのパンと2匹の魚で5000人を満腹にさせる
- 2回目➡7つ
のパンと少しの魚で4000人を満腹にさせる
という感じですね。

その際に、イエスは天に祈りを捧げてからパンを裂き、
しかも、全員が満腹しただけでなく、パンは余り、
- 1回目➡12の
カゴがいっぱいになる - 2回目➡7つのカゴがいっぱいになる
ほどだったとか。
いやー、この奇跡が使えたら、一生食べ物には困r(以下自粛)
湖の上を歩く(マタイ14章22節など)

「イエスは夜明けの四ときごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。 」
(マタイによる福音書14章25節)
これは、イエスが舟に乗っている弟子たちのところへ湖の上を歩いて行かれたという奇跡です。
弟子たちはこれを見て幽霊だと思っておびえますが、
その後、弟子のペテロも同じように湖の上を歩こうとして、
しかし、強い風が吹き恐怖の気持ちが湧いてきたとたんに沈んでしまい、イエスに助けられます。

ペテロについては、【12弟子】”ペテロ”とは?おっちょこちょいな12弟子リーダー!?をどうぞ
主イエスの変容(マタイによる福音書17章1節 – 9節など)

「ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、その顔は日のように輝き、その衣は光のように白くなった。」
(マタイによる福音書17章2節)
これも有名な奇跡で、イエスが3弟子(ペトロ、ヤコブ、ヨハネ)を連れて高い山に登ると、
イエスの姿が変わって顔は太陽のように輝き、その衣がまっ白に輝きました。
この輝きはこの世のものとは思えないもので、イエスが神の性質を持っているということを示しています。
イエスは弟子たちに、ご自身が後に十字架に架かって死ぬことを日頃から語っておられました。
ですから、この奇跡によって気持ちが沈んでいる弟子たちに希望を与えようとしたのです。

“病気・障害を癒やす”系の奇跡
このタイプの奇跡は、イエスが起こされた奇跡の中でも最も数が多いです。
今からご紹介する奇跡もほんの一部にすぎません!
- 重い皮膚病(ハンセン病)を癒す(マルコ1章40節)
- 38年間苦しんだ病気を癒す(ヨハネ5章1節)
- 12年間の出血を止める(マタイ9章18節など)
- 悪霊を追い出す(マタイ8章28節など)
- 盲人の目を癒す(マタイ9章27節〜)
- 耳が聞こえず、口もきけない人を癒す(マルコ7章32節)
重い皮膚病(ハンセン病)を癒す(マルコ1章40節)

「ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。」
(マルコによる福音書1章40節)
ある日、重い皮膚病の人がイエスの前にひざまづいて、
すると、イエスは彼をかわいそうに思い、触れて癒してあげたのです。
ちなみに、このお話にはちょっとしたオチがあって、
しかし、彼はこのことを色んな人に言いふらしました。(おい)

その結果、噂を聞いた人々が集まり過ぎて、
まあ、それだけ嬉しかったということなんでしょうね。。!
38年間苦しんだ病気を癒す(ヨハネ5章1節)

「イエスは彼に言われた、「起きて、あなたの床を取りあげ、そして歩きなさい」。 9すると、この人はすぐにいやされ、床をとりあげて歩いて行った。」
(ヨハネ5章8、9節)
イエスが、エルサレムの”ベトザタ”という池に行かれ
そこには、たくさんの病気や障害に苦しんでいる人がいて、
しかし、その日は安息日だったため、

安息日については、【キリスト教用語】”安息日”とは?絶対に働いちゃいけない日!?をどうぞ
12年間の出血を止める(マタイ9章18節など)

「イエスは振り向いて、この女を見て言われた、「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです」。するとこの女はそのときに、いやされた。」
(マタイによる福音書9章22節)
イエスが多くの群衆に囲まれているとき、12年間も出血が続いて
女性は、
すると、自分の体から力が出ていったことに気づいたイエスは言われました。

こうして、彼女の病気は完全に癒されたのです。
これは、イエス自らが働きかけていない、
悪霊を追い出す(マタイ8章28節など)

「そこで、イエスが「行け」と言われると、彼らは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れ全体が、がけから海へなだれを打って駆け下り、水の中で死んでしまった。」
(マタイによる福音書8章32節)
イエスがガダラ人の地方に行かれたとき、悪霊に取り憑かれた人が
その2人は凶暴で、
そこでイエスは、彼らから悪霊を追い出すと、
すると、豚の群れは暴れて、

盲人の目を癒す(マタイ9章27節〜)

「そこで、イエスは彼らの目にさわって言われた、「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように」。 30すると彼らの目が開かれた。イエスは彼らをきびしく戒めて言われた、「だれにも知れないように気をつけなさい」。」
(マタイによる福音書9章29、30節)
ある日、2人の盲人が、

と叫びながら、イエスについてきました。(ちょっと怖い)
これに対してイエスは、

と2人に尋ねます。
すると2人は、はいと答えたので、イエスは2人の目に触り、

と言われると、2人は目が見えるようになりました。
イエスはその後、
2人はその地方全体に言いふらします。(デジャヴ)
さっきの皮膚病の人といい、口軽すぎですよほんと!!
耳が聞こえず、口もきけない人を癒す(マルコ7章32節)

「天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。 35すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。 」
(マルコによる福音書7章34、35節)
イエスがガリラヤ湖に来られたとき、人々は耳が聞こえず舌も回らない人を連れてきて、
すると、イエスはその人の両耳に指を差し入れ、

するとどうでしょう。
その人の耳は聞こえるようになり、
その後、イエスは人々にこのことを誰にも話さないように口止めされました。(ざわざわ)
しかし。。
この後は、もう言わなくても分かりますね?(呆れ顔)
イエスの周りには、口の軽い人しかおらんのか!!
まあこれだけの奇跡を目の当たりにして、

“死人を生き返らせる”系の奇跡
イエスの手にかかれば、死者だって復活しちゃいます!
- 指導者の娘を生き返らせる(マタイ9章18節など)
- ラザロを生き返らせる(ヨハネ11章17節〜)
指導者の娘を生き返らせる(マタイ9章18節など)

「「あちらへ行っていなさい。少女は死んだのではない。眠っているだけである」。すると人々はイエスをあざ笑った。 25しかし、群衆を外へ出したのち、イエスは内へはいって、少女の手をお取りになると、少女は起きあがった。 」
(マタイによる福音書9章24、25節)
あるとき、

しかし、あなたが娘に手を置いてくだされば、きっと生き返るでしょう。
イエスは会堂長の家に行って、娘をご覧になると言われました。

人々はイエスを馬鹿にしましたが、イエスが娘の手を取ると娘は起き上がりました。
聖書にもさらっと書かれているんですが、とんでもないレベルの奇跡ですよね。。
このうわさは地方全体に広がりました。
ラザロを生き返らせる(ヨハネ11章17節〜)

「こう言いながら、大声で「ラザロよ、出てきなさい」と呼ばわれた。 44すると、死人は手足を布でまかれ、顔も顔おおいで包まれたまま、出てきた。イエスは人々に言われた、「彼をほどいてやって、帰らせなさい」」
(ヨハネによる福音書11章43、44節)
ある日、イエスも以前から知り合いで愛しておられたラザロという人物が病気で亡くなりました。
イエスは既に死後4日経ってから、
イエスは墓石を取り除けるように言われると、

すると、ラザロが全身を布で覆われたまま出てきたのです。
これぞ奇跡!
いやー、イエスに不可能ありませんね。
“死からの復活”の奇跡(マタイによる福音書28章1節〜など)

「そして、急いで行って、弟子たちにこう伝えなさい、『イエスは死人の中からよみがえられた。見よ、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお会いできるであろう』。あなたがたに、これだけ言っておく」」
(マタイによる福音書28章7節)
最も有名な奇跡にして最も大きな奇跡ですね。
この奇跡なくして、キリスト教は語れません!
イエスは私たち人類の罪のために十字架で死なれてから、3日目に蘇られ
この復活を信じているのがクリスチャンなんですね。
復活されたイエスは、
その中でも有名なのが、

と言うトマスに、イエスが十字架にかかられた際についた、
その後、案の定イエスに、

と叱られてしまいます。
このエピソードのせいで、後々トマスは、
- 疑いのトマス
- 不信のトマス
などという不名誉な名前で呼ばれることになるのです
その後、弟子たちと過ごしたイエスは、
まとめ:イエスキリストの奇跡は他にもまだまだある!

いやー、とんでもない奇跡のオンパレードでしたね!
スケールも、大きいものから小さいものまで色々ありました。
ただし、これらのエピソードを見て、聖書=
聖書ではむしろ、イエスのように奇跡を起こせる人物はまれです。
預言者のモーセやエリヤなど、限られたとき代の限られた人物しか奇跡は起こしていないので誤解なきように!
ちなみに、
やれやれ、まったく。
イエス様、奇跡起こしすぎですよ〜。(謎の文句)
ではまた!
