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【聖書】イエス・キリストが起こした奇跡エピソード15選まとめ

ジーザス、エブリワン!キートンです。

イエスキリストって、色んな奇跡を起こしたって言われているけど、具体的にどんな奇跡を起こしたの?

詳しく教えて!

こういった疑問にお答えします。

 

新約聖書に登場するイエス・キリストは、私たち人間の罪のために十字架で死なれましたが、3日目に復活されました。

これはイエスが起こした最大の奇跡だと言われています。

 

しかし、実はイエスはその生涯で他にも様々な奇跡を起こされました。

はあ?奇跡とかそんなの胡散臭くて無理ー!

と思うかもしれませんが、聖書はイエスが起こした奇跡を事実として語っているのです。

そして、これらの奇跡がイエスが神の子であり救い主であるということを証明しているんですね。

 

とはいえ、イエスがどんな奇跡を起こしたのか知らない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、

  • 【聖書】イエス・キリストが起こした奇跡エピソード15選まとめ
  • 【解釈】なぜイエスは奇跡を行った?

について解説します!

その数の多さとスケールに驚かされるはずですよ!

キートン
キートン
この記事を読めば、イエスが起こされた代表的な奇跡がざっくりと分かりますよ!

✅イエスキリストについては、【完全版】イエス・キリストとはどんな人物?その生涯をまとめてみた【5分で分かる】をどうぞ。

 

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【聖書】イエス・キリストが起こした奇跡エピソード15選まとめ

今回は、イエスが起こされた奇跡を15個選んでみました!

  1. 水をぶどう酒に変える
  2. 魚が大漁にとれる
  3. 嵐をしずめる
  4. パンと魚を増やす
  5. 湖の上を歩く
  6. 重い皮膚病(ツァラアト)を癒す
  7. 38年間苦しんだ病気を癒す
  8. 12年間続いた出血を止める
  9. 悪霊を追い出す
  10. 2人の盲人の目を癒す
  11. 耳も口も不自由な人を癒す
  12. 指導者の娘を生き返らせる
  13. ラザロを生き返らせる
  14. 十字架の死から復活
  15. 復活からの昇天

自然を操ったり、病気をいやしたり、死人を蘇らせたりとジャンルも様々です!

キートン
キートン
それぞれ詳しく見ていきましょう!

①水をぶどう酒に変える

①カナの婚礼

「イエスは彼らに「かめに水をいっぱい入れなさい」と言われたので、彼らは口のところまでいっぱいに入れた。 8そこで彼らに言われた、「さあ、くんで、料理がしらのところに持って行きなさい」。すると、彼らは持って行った。9料理がしらは、ぶどう酒になった水をなめてみたが、それがどこからきたのか知らなかったので、(水をくんだ僕たちは知っていた)花婿を呼んで

(ヨハネによる福音書2章7~9節)

ガリラヤのカナという場所で行われた婚礼での奇跡。

この奇跡は通称“カナの婚礼”と呼ばれ、イエスが起こされた初めての奇跡でした。

 

この婚礼には、イエス以外にもイエスの母マリア弟子たちも招待されていました。

しかし、婚礼の途中で大事なぶどう酒が切れてしまったのです。

 

実は当時、式の途中でワインを切らすということは、後の代まで続くような”一家の恥”と言われていました。

しかし、イエスが近くに置いてあった石の水がめに水をたっぷり入れるように言うと、あら不思議!

 

水がぶどう酒に変わってしまいました。

このぶどう酒を味見した宴会のお世話係は、

お世話係
お世話係
普通は最初に良いぶどう酒を出して、酔いが回った頃に悪いのを出すものですが、良いぶどう酒を最後まで取っておくなんて素晴らしい!

と絶賛したんだとか。

いやー、この奇跡が使えたら、一生お酒に困らないですよね!(下心丸出し)

②魚が大漁にとれる

②魚が大漁にとれる

「話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。 5シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。 6そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。 

(ルカによる福音書5章4節〜6節)

群衆が神の言葉を聞くために、イエスの周りに集まっていたときのこと。

イエスは岸辺で漁師たちが舟から降りて、網を洗っているのを見つけます。

 

イエスは群衆に話をし終わると、漁師の1人だったペテロに網を降ろして魚を捕るように言います。

既に夜通し働いても魚が全く捕れなかったペテロでしたが、イエスの言葉に従ってもう1度網を降ろしてみることにしました。

 

すると驚くことに、網が破れそうになるくらいおびただしい数の魚が捕れたのです。

それは、2つの舟が両方とも沈みそうになるほどの量でした。

 

これを見たペテロはイエスの足元にひれ伏し、仲間であるゼベダイの子ヤコブやその弟ヨハネも驚きました。

その際に、イエスがペテロに言われたセリフがこれです。

イエス
イエス
恐れることはありません。

今からあなたは、人間をとる漁師になるのです。

。。。このセリフ、かっこよすぎません?(真顔)

 

このセリフを聞いた彼らは全てを捨てて、イエスの弟子になるんですね。

無理もないですわ、うん。

 

ちなみに、イエスは十字架の死から復活され、弟子たちの前に現れたときに同じ奇跡を起こされています。

「イエスは彼らに言われた、「子たちよ、何か食べるものがあるか」。彼らは「ありません」と答えた。 6すると、イエスは彼らに言われた、「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」。彼らは網をおろすと、魚が多くとれたので、それを引き上げることができなかった。

(ヨハネによる福音書21章5節、6節)

✅イエスの12弟子については、【完全版】イエスの12使徒(弟子)って誰がいるの?超個性派集団!?をどうぞ

③嵐をしずめる

③嵐をしずめる

「するとイエスは彼らに言われた、「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。

(マタイによる福音書8章26節)

イエスが弟子たちと共に舟に乗っておられたときのこと。

湖に激しい嵐が起こり、弟子たちは慌てふためきます。

 

一方でイエスはというと。。ぐっすりと眠っておられました。(なんという余裕)

しかし、パニック状態の弟子たちは、助けを求めて眠っていたイエスを起こします。

 

すると、イエスは言われました。

イエス
イエス
なぜ怖がるのか?信仰の薄い者たちよ。

そして、起き上がって、嵐に向かって一喝。

 

嵐を一瞬でしずめてしまいました。

弟子たちは、これを見て開いた口が塞(ふさ)がらなかったそうな。

 

イエスにとっては、天候を操るのも朝飯前なのです!

④パンと魚を増やす

④パンと魚を増やす

「そして群衆に命じて、草の上にすわらせ、五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福し、パンをさいて弟子たちに渡された。弟子たちはそれを群衆に与えた。 20みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった。

(マタイによる福音書14章19、20節)

イエスには多くの群衆が付いてきていましたが、そのとき、あるのは5つのパンと2匹の魚だけでした。

群衆は5000人以上おり、これらの食べ物では到底みんなのお腹を満たすことはできません。

 

群衆を解散させて自分たちで食べ物を買わせようとする弟子たちに対して、イエスは言われました。

イエス
イエス
5つのパンと2匹の魚をここに持って来なさい。

イエスは5つのパンと2匹の魚を手に取って、天を見上げて神をたたえ、それらを弟子たちに渡して群衆に配りました。

 

すると、群衆はなんとお腹いっぱいになるまで食べることができたのです。

イエスは、わずかな魚とパンを人々を満腹させるほど増やされたんですね。

 

しかも、余ったパン切れを集めると12のかごがいっぱいになりました。

ちなみに、この後にもイエスは同じ奇跡を起こしており、7つのパンと少しの魚を増やして4000人以上の群衆を満腹にしています。

「そこでイエスは群衆に、地にすわるようにと命じ、 36七つのパンと魚とを取り、感謝してこれをさき、弟子たちにわたされ、弟子たちはこれを群衆にわけた。 37一同の者は食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七つのかごにいっぱいになった。 38食べた者は、女と子供とを除いて四千人であった。

(マタイによる福音書15章35~38節)

いやー、この奇跡が使えたら、一生食べ物には困r(以下自粛)

⑤湖の上を歩く

⑤湖の上を歩く

「イエスは夜明けの四ときごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。

(マタイによる福音書14章25節)

あるとき、イエスは弟子たちを舟に乗りこませ、自分よりも先に向こう岸に向かわせました。

夜明けが近づいた頃、弟子たちは舟からとんでもない光景を目にします。

 

なんとイエスが湖の上を歩いてこちらに来るではありませんか。

弟子たちはこれを見て幽霊だと思っておびえますが、イエスは自分がイエスだということを告げます。

 

すると、弟子のペテロが言いました。

ペテロ
ペテロ
私に水の上を歩くように命じて、あなたのところに行かせてください!

イエスが呼びかけると、ペテロは水の上を歩いてイエスのところへ行きました。

大成功!かと思いきや、そのとき強風を見て怖くなったペテロは、沈みかけてしまいます。

 

イエスに助けられたペテロでしたが、イエスに

イエス
イエス
信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか。

と言われてしまうのでした。

キートン
キートン
いまいちカッコのつかない、ペテロの人間性がよく現れている箇所ですね。。!

✅ペテロについては、【12弟子】”ペテロ”とは?おっちょこちょいな12弟子リーダー!?をどうぞ

⑥重い皮膚病(ツァラアト)を癒す

⑥重い皮膚病(ツァラアト)を癒す

「ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。 41イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。 42すると、らい病が直ちに去って、その人はきよくなった。

(マルコによる福音書1章40~42節)

当時、ツァラアトという伝染力が非常に強く重い皮膚病があり、この病気にかかった者は汚れた者として、

宗教的な活動や社会的な活動にも参加することができませんでした。

 

また、汚れた者と接触するとその人も汚れると考えられていて、距離をとるためにツァラアトの患者に石を投げる者もいたのです。

そんなツァラアトを患った人が、あるときイエスのところへ来てひざまずくと、病気を治してくださいと懇願しました。

 

普通ならツァラアトの患者に近づくことなどありえないことですが、彼を憐れんだイエスは彼に触れると、

イエス
イエス
清くなれ。

と言われました。

当時、ツァラアトは治療が不可能な不治の病でしたが、その結果ツァラアトは完全に癒されました。

 

ちなみに、イエスは彼にこのことを誰にも言わないように口止めされましたが、彼はこのことを色んな人に言いふらしました。(おい)

その結果、噂を聞いた人々が集まり過ぎて、イエスは町に入ることができなくなってしまったのです。

キートン
キートン
まあ、それだけ嬉しかったということなんでしょうね。。!

⑦38年間苦しんだ病気を癒す

⑦38年間苦しんだ病気を癒す

「イエスは彼に言われた、「起きて、あなたの床を取りあげ、そして歩きなさい」。 9すると、この人はすぐにいやされ、床をとりあげて歩いて行った。その日は安息日であった。

(ヨハネ5章8、9節)

当時のエルサレムには、ヘブライ語でベテスダと呼ばれる池がありました。

そこには足の不自由な人や盲人など様々な病人がおり、その中に38年も病気にかかっている人がいました。

 

本来なら、もう治ることも諦めてしまうような途方もない年月です。

しかし、イエスは彼に声をかけて言われました。

イエス
イエス
起きて床をたたんで歩きなさい。

すると、その人は治り、床をたたんで歩き出しました。

 

イエスの前では、病気の年月など問題ではなかったんですね!

⑧12年間続いた出血を止める

⑧12年間の出血を止める

 「するとそのとき、十二年間も長血をわずらっている女が近寄ってきて、イエスのうしろからみ衣のふさにさわった。 21み衣にさわりさえすれば、なおしていただけるだろう、と心の中で思っていたからである。 22イエスは振り向いて、この女を見て言われた、「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです」。するとこの女はその時に、いやされた。

(マタイによる福音書9章22節)

イエスが多くの群衆に囲まれているとき、12年間も出血が続いている女性が後ろからイエスの服に触れました。

なぜなら、彼女はイエスに触れさえすれば癒されると信じていたからです。

 

この女性もツァラアトの患者のように周りからは”汚れた者”と見なされていましたが、勇気を出してイエスに手を伸ばしたんですね。

どんな人とも接触する事ができないこの女性を普通なら拒絶するはずですが、イエスは振り向いて彼女を見ると言われました。

イエス
イエス
娘よ、しっかりしなさい。

あなたの信仰が、あなたを救いました。

すると、そのときに彼女の病気は完全に癒されました。

 

これはイエス自らが働きかけていないという意味では他の奇跡とは少しタイプが違いますね。

⑨悪霊を追い出す

⑨悪霊を追い出す

「悪霊どもはイエスに願って言った、「もしわたしどもを追い出されるのなら、あの豚の群れの中につかわして下さい」。そこで、イエスが「行け」と言われると、彼らは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れ全体が、がけから海へなだれを打って駆け下り、水の中で死んでしまった。」

(マタイによる福音書8章31、32節)

イエスがガダラ人の地方に行かれたとき、悪霊に取り憑かれた人2人墓場から出てきました。(怖すぎる)

その2人は凶暴で、誰も道を通ることもできず困っていたのです。

 

すると、イエスを見た悪霊は言いました。

悪霊たち
悪霊たち
神の子よ、俺たちをどうしようというのだ。

もし俺たちを追い出すのなら、あの豚の群れの中に入れてくれ。

そこから離れたところに、たくさんの豚の群れが飼われていたのです。

 

イエスが悪霊たちに

イエス
イエス
行け。

と言われると、悪霊は出て行って豚の中に入りました。

すると、豚の群れは暴れて、湖の中に落ちると溺れて死んでしまいました。

 

悪霊は人間から見れば恐ろしいものですが、イエスの前ではあまりに無力なのです!

⑩2人の盲人の目を癒す

⑩盲人の目を癒す

「そこで、イエスは彼らの目にさわって言われた、「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように」。 30すると彼らの目が開かれた。イエスは彼らをきびしく戒めて言われた、「だれにも知れないように気をつけなさい」。

(マタイによる福音書9章29、30節)

あるとき、目の見えない2人の人が、

2人の盲人
2人の盲人
私たちを憐れんでください!

と叫びながら、イエスについてきました。

 

これに対してイエスは、

イエス
イエス
私にそれができると信じるのですか?

と2人に尋ねます。

 

すると2人は、はいと答えたので、イエスは2人の目に触り、

イエス
イエス
あなたがたの信じる通りになるように。

と言われると、2人は目が見えるようになりました。

 

ちなみに、イエスはその後、このことを誰にも言わないようにと語られましたが、

2人はその地方全体にイエスのことを言いふらします。(デジャヴ)

 

さっきの皮膚病の人といい、口軽すぎですよほんと!!

⑪耳も口も不自由な人を癒す

⑪耳が聞こえず、口もきけない人を癒す

「天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。 35すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。 

(マルコによる福音書7章34、35節)

イエスがガリラヤ湖に来られたとき、人々は耳が聞こえず口もきけない人を連れてきて、彼の上に手を置いて欲しいとお願いしました。

そこでイエスは、その人の両耳に指を差し入れ、唾をつけて舌にも触れると言われました。

イエス
イエス
エパタ(”開け”という意味)

すると、その人の耳は聞こえるようになり、口もきけるようになりました。

その後、イエスは人々にこのことを誰にも話さないように口止めされます。(ざわざわ)

 

しかし。。

この後は、もう言わなくても分かりますね?(呆れ)

 

イエスの周りには、口の軽い人しかおらんのか!!

まあこれだけの奇跡を目の当たりにして、黙っていろというほうが無茶かもしれませんが。。

⑫指導者の娘を生き返らせる

⑫指導者の娘を生き返らせる

「「あちらへ行っていなさい。少女は死んだのではない。眠っているだけである」。すると人々はイエスをあざ笑った。 25しかし、群衆を外へ出したのち、イエスは内へはいって、少女の手をお取りになると、少女は起きあがった。

(マタイによる福音書9章24、25節)

あるとき、イエスのところにユダヤ教の会堂の指導者がやって来ると、ひれ伏して言いました。

指導者
指導者
私の娘がたった今死にました。

しかし、あなたが娘に手を置いてくだされば、きっと生き返るでしょう。

そこでイエスは指導者の家に行って、騒いでいる群衆たちを見ると言われました。

イエス
イエス
出ていきなさい。

この少女は死んだのではない。眠っているのだ。

人々はイエスを馬鹿にしましたが、イエスが少女の手を取ると少女は起き上がりました。

 

聖書にもさらっと書かれていますが、とんでもないレベルの奇跡ですよね。。

このうわさは地方全体に広がりました。

⑬ラザロを生き返らせる

⑬ラザロを生き返らせる

「こう言いながら、大声で「ラザロよ、出てきなさい」と呼ばわれた。 44すると、死人は手足を布でまかれ、顔も顔おおいで包まれたまま、出てきた。イエスは人々に言われた、「彼をほどいてやって、帰らせなさい」

(ヨハネによる福音書11章43、44節)

ある日、イエスが愛しておられたラザロという人物が病気で亡くなりました。

イエスは既に死後4日経った頃に、ラザロの墓の前に来られました。

 

当時の墓は、丘の斜面の石灰岩に彫られた洞穴で、埋葬後は大きな石が墓の入口に転がされてありました。

イエスは墓石を取り除けるように言われると、天を見上げてお祈りをしてから大声で叫ばれました。

イエス
イエス
ラザロ、出てきなさい!

すると、死んだはずのラザロが全身を布で覆われたまま出てきたのです。

 

このイエスの奇跡を見たユダヤ人の多くがイエスを信じました。

⑭十字架の死から復活

⑭十字架の死から復活

「そして、急いで行って、弟子たちにこう伝えなさい、『イエスは死人の中からよみがえられた。見よ、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお会いできるであろう』。あなたがたに、これだけ言っておく」

(マタイによる福音書28章7節)

イエスは、私たち人類の罪のために十字架で死なれました。

しかし、イエスの死後から3日目にマグダラのマリアともう1人のマリアが墓を見に行くと天使が墓の石をわきに転がし、その上に座っていました。

 

天使は言いました。

天使
天使
イエスはここにはおられません。復活されたのです。

さあ、急いで行って弟子たちに伝えなさい。

なんとイエスは死後から3日目に蘇られたのです。

これこそイエス最大の奇跡であり、イエスが神の子で救い主であることの証明でした。

 

この復活を信じているのがクリスチャンなんですね。

マグダラのマリアたちが弟子たちに知らせようとすると、イエスが彼女たちの前に現れ、その後弟子たちの前にも現れました。

⑮復活からの昇天

復活からの昇天

「見よ、わたしの父が約束されたものを、あなたがたに贈る。だから、上から力を授けられるまでは、あなたがたは都にとどまっていなさい」。 50それから、イエスは彼らをベタニヤの近くまで連れて行き、手をあげて彼らを祝福された。 51祝福しておられるうちに、彼らを離れて、〔天にあげられた。〕

(ルカによる福音書24章49~51節)

イエスは復活後弟子たちに、全世界に出て行ってキリストによる救いを伝えるように語られ、天に昇って行かれました。

 

こうして、イエスはいなくなってしまいましたが、弟子たちにはイエスが神の霊である聖霊を送ることで

彼らと共にいてくださるという約束が与えられていました。

 

その後、弟子たちは約束通り聖霊が与えられて力を受け、キリストのことをあらゆる場所で力強く伝えるようになるのです。

こうして、キリスト教が誕生していくんですね。

【解釈】なぜイエスは奇跡を行った?

【解釈】なぜイエスは奇跡を行った?

このように、イエスは人々が驚くような奇跡をたくさん起こされましたが、一体なぜでしょうか?

それは自分の力を見せびらかしたり、奇跡を売りにしたりするためではありません。

 

自分がメシア(救世主)であることを明らかにするためです。

やがて救世主が現れるということは旧約聖書にも何度も預言されており、ユダヤの人々はそのときを待ち望んでいました。

 

例えば、イザヤ書にはこのようなメシア預言が書かれています。

「ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。

(イザヤ9章5節)

そのため、イエスは自分が神の権威が与えられた救世主であることを証明するために、様々な奇跡を起こされたのです。

しかし、結果的にユダヤの人々はイエスを救世主だと信じ切ることができず、イエスを十字架に架けてしまうのでした。

キートン
キートン
未だにユダヤ教では、イエスが救世主だとは信じられていません。。!

まとめ:イエスキリストの奇跡は他にもまだまだある!

まとめ:イエスキリストの奇跡は他にもまだまだある!
  1. 水をぶどう酒に変える
  2. 魚が大漁にとれる
  3. 嵐をしずめる
  4. パンと魚を増やす
  5. 湖の上を歩く
  6. 重い皮膚病(ツァラアト)を癒す
  7. 38年間苦しんだ病気を癒す
  8. 12年間続いた出血を止める
  9. 悪霊を追い出す
  10. 2人の盲人の目を癒す
  11. 耳も口も不自由な人を癒す
  12. 指導者の娘を生き返らせる
  13. ラザロを生き返らせる
  14. 十字架の死から復活
  15. 復活からの昇天

聖書には奇跡を行う預言者が何人か登場しますが、その中でもイエスが起こされた奇跡は数もスケールもパワーも桁違いなものでした。

特に十字架で死に3日目に復活したという奇跡は、イエスが起こされた最大の奇跡です。

 

これらの奇跡は、イエスが神の子で救い主であるということを証明しているんですね。

イエスの奇跡なんて信じられない!ありえない!

と思うかもしれませんが、

新約聖書の記録の信憑性は、専門家の間で十分に検証されていて、これらの奇跡が偽りだと証明する証拠はありません。

 

しかも、当時イエスと敵対していたユダヤ教の指導者たちさえも、

彼らの正典である”タルムード”という書物でイエスの奇跡が実際にあったことを認めています。

 

イエスの奇跡は他にもたくさんあるので、気になる方はぜひ聖書を読んでみてくださいね!

キートンでした。

【完全版】イエス・キリストとはどんな人?その生涯を簡単にまとめてみたキリスト教を代表する人物である"イエス"の全てを、信仰歴28年のクリスチャンがご紹介します!わずか33年ほどの人生でしたが、あまりにも濃いです。生涯についても、聖書の記述に沿って分かりやすく辿っていきますね。...

 

👇参考文献

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キートン
月間15万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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