聖書物語シリーズ

【聖書】”10人のおとめのたとえ”って?キリストの再臨がテーマ?

ジーザス、エブリワン!キートンです。

イエスのたとえ話にある”10人のおとめのたとえ”って、どんなお話?

内容やメッセージ性について詳しく知りたいなあ。。

こういった疑問にお答えします。

 

今回はイエスキリストのたとえ話の1つ、“10人のおとめのたとえ”をご紹介したいと思います。

イエスが語られたたとえ話の中ではやや地味な印象ですが、大切な教えが込められています。

 

ただ、このお話は当時の時代背景なども知っていなければ、中々内容を理解することはできません!

そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、

  • “10人のおとめ”のたとえの内容
  • “10人のおとめ”のたとえのテーマ

などについてご紹介します!

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“10人のおとめのたとえ”とは?

“10人のおとめのたとえ”とは、新約聖書の”マタイによる福音書”に書かれている、

イエス・キリストのたとえ話の1つです。

 

主な内容は、5人の賢いおとめと5人の愚かなおとめがいて、それぞれが灯火を持って花婿を待っていましたが、

愚かなおとめたちは油を用意していなかったため、結果的に婚宴に参加できなかったというもの。

 

キリストの再臨のためにしっかり準備しておきなさいというメッセージが込められています。

イエス・キリストについては、【完全版】イエス・キリストとは?その生涯を簡単にまとめてみたをどうぞ

“10人のおとめ”のたとえの登場人物

短いお話ですが、登場人物をご紹介しておきましょう!

  • 愚かなおとめ
  • 賢いおとめ
  • 花婿

愚かなおとめ

花嫁の付添いである未婚の女性たち。

10人のおとめの内、愚かなグループです。

賢いおとめ

同じく花嫁の付添いである未婚の女性たち。

10人のおとめの内、賢いグループです。

花婿

花嫁を迎えにやって来た花婿。

全てのおとめたちを婚宴に迎え入れるのかと思いきや。。

“10人のおとめ”のたとえの内容

「そこで天国は、十人のおとめがそれぞれあかりを手にして、花婿を迎えに出て行くのに似ている。 2その中の五人は思慮が浅く、五人は思慮深い者であった。 3思慮の浅い者たちは、あかりは持っていたが、油を用意していなかった。 4しかし、思慮深い者たちは、自分たちのあかりと一緒に、入れものの中に油を用意していた。」

(マタイによる福音書25章1~4節)

あるところに、10人のおとめがいました。

そのうちの5人は愚かなおとめ、残りの5人は賢(かしこ)いおとめでした。

 

彼女たちは、灯火(ともしび)を持って花婿(はなむこ)を待っていました。

ただし、愚かなおとめたちは油を用意しておらず、賢いおとめたちは壺(つぼ)に油を入れて持っていました。

 

その後、花婿がなかなか来ないので、おとめたちはウトウトして眠ってしまいました。

しばらくして、真夜中になると、何やら叫び声が聞こえます。

花婿
花婿
花婿だ。迎えに来なさい。

花婿がやってきたのです。

 

おとめたちは、急いで起きてそれぞれ灯火を持ちました。

すると、愚かなおとめたちは、賢いおとめたちに言いました。

愚かなおとめ
愚かなおとめ
油を分けて下さい!私たちの灯火は消えそうです!

賢いおとめたちは答えました。

賢いおとめ
賢いおとめ
分けてあげるほどは持っていません。お店に行って、買ってくるしかないでしょう。

こうして、愚かなおとめたちが買いに行っている間に、賢いおとめたちは花婿と一緒に婚宴の席に入って、

戸は閉められてしまいました。

 

その後、ようやく戻ってきた愚かなおとめたちは、閉められた戸の前にきて言いました。

愚かなおとめ
愚かなおとめ
ご主人様、ご主人様!戸を開けてください!

しかし、主人は答えました。

花婿
花婿
私は、お前たちなど知らない。

当時の結婚式は現代と全然違う!?

このお話を聞いても、現代の方にはピンとこないかもしれません。

だって、花婿と花嫁は分かると思いますが、

おとめって何者?なぜ灯火を持っているの??

という感じで疑問だらけでしょう。

 

実は、当時の結婚式というのは、

花婿が花嫁を家まで迎えに行って、一緒に花婿の家に戻って式を挙げるというものでした。

 

そして、花婿が花嫁の家に到着するときに、おとめたちが灯火を持って花婿を迎えるのです。

おとめというのは、花嫁の付添いとして婚礼に参加する未婚の女性たちのことなんですね。

素敵な慣習ね〜!

 

おとめたちは道をランプで照らし、花婿と花嫁を式の会場まで連れていきます。

つまり、灯火を持って花婿を迎えることは花嫁にとっては大切な役目だったんです。

 

ですから、花婿が来たときに、灯火が消えるなんてことはあってはならない痛恨のミス。

そんなおとめたちが、婚宴に参加させてもらえるはずもないのです!

「そのあとで、ほかのおとめたちもきて、『ご主人様、ご主人様、どうぞ、あけてください』と言った。 12しかし彼は答えて、『はっきり言うが、わたしはあなたがたを知らない』と言った。」

(マタイによる福音書25章11、12節)

10人のおとめのテーマは”キリストの再臨”!?

このお話にはいくつかの解釈がありますが、全体のテーマは“キリストの再臨”です。

 

キリストの再臨というのは、イエス・キリストが世界の終わりに再び地上にやって来るという考え方のこと。

その際に、世界は裁かれ(最後の審判)、選ばれた人間たちは天国に入ることができます。

 

では、お話に登場する花婿とおとめたち、そして婚宴が何を意味しているかというと、

  • 花婿   ➡イエス・キリスト
  • おとめたち➡キリストを信じる者(クリスチャン)
  • 婚宴   ➡天国

ですね。(天国については、“天国”とはどんなところ?本当にあるの?【クリスチャンが答えます】を参照)

 

つまり、このお話は、

キリストが地上に来られた際にクリスチャンがしっかり準備をしているかどうかが焦点になっているのです。

 

ですから、

  • 準備をしている人  

➡賢いおとめ

  • 準備ができていない人

➡愚かなおとめ

をそれぞれ表しているということになります。

では、キリストが来られる準備をしていた人と、いなかった人でどのような違いが生まれたでしょうか。

 

そうです、準備していた人(賢いおとめ)は天国(婚宴)に入れ、

準備していなかった人(愚かなおとめ)は天国(婚宴)に入れなかったのです。

 

イエスキリストがいつ再臨されるのかは、神様しかご存じではありません。

これは、イエスキリストご自身が語られたことです。

その日、その時は、だれも知らない。天にいる御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。気をつけて、目をさましていなさい。その時がいつであるか、あなたがたにはわからないからである。

(マルコによる福音書13章32、33節)

でも、だからこそ常に準備しておく必要があります。

 

イエスキリストはもっとずっと後に来られるかもしれないし、明日突然来られるかもしれない。

いずれにせよ、いつ来られてもいいように準備を怠らずにいたいですね!

クリスチャンでも、油断はできないってことだにゃ〜。

 

ちなみに、宗派によっては、灯火と油はそれぞれ

  • 灯火➡神の言葉
  • 油 ➡聖霊

を象徴しているととらえることもあります。

そうなると、愚かな花嫁たちには聖霊が足りていなかったということになります。

 

つまり、日ごろから神様と交わり、聖霊に満たされることを怠っていたということです。

いくら聖書を読んで神の言葉を知っていても、聖霊に満たされていなければ意味がありません。

 

キリストが来られたときに聖霊を他の人から分けてもらうことはできないのです!

「ところが、思慮の浅い女たちが、思慮深い女たちに言った、『あなたがたの油をわたしたちにわけてください。わたしたちのあかりが消えかかっていますから』。 9すると、思慮深い女たちは答えて言った、『わたしたちとあなたがたとに足りるだけは、多分ないでしょう。店に行って、あなたがたの分をお買いになる方がよいでしょう』。」

(マタイによる福音書25章8、9節)

聖霊については、【神の位格】聖霊とは?その10の働き・役割をクリスチャンが解説!をどうぞ

まとめ:キリストの再臨のためにしっかり準備をしよう!

いかかでしたか?

今とは習慣が違うので、たとえ話自体が分かりにくかったかもしれませんね。

 

このお話では、愚かなおとめたちが出てきますが、

彼女たちは花婿が来たらちゃんと起きてるし、油こそありませんでしたが、灯火も準備しているだけマシかもしれません。

 

僕なら花婿来ても、目覚めないですから。(天国出禁)

キートンでした。

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キートン
月間12万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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