ジーザス、エブリワン!キートンです。
使い方についても知りたいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
皆さんは、喜びを表現するときにどのような言葉を使いますか?
人によっては、”よっしゃー!”だったり、”バンザーイ!”だったりするでしょう。
しかし、キリスト教において喜びを表す場合は、“ハレルヤ”という言葉を使います。
これは、キリスト教でよく使われる用語ランキングがあるなら、上位に食い込むくらいよく使われる言葉ですね。
ただ、J-popの歌詞などでも使われているせいか、
くらいに思われているかもしれません。
これは非常にけしからん!ということで、今回はクリスチャンの僕が、
- ハレルヤの言語や本当の意味
- ハレルヤの使い方
- ハレルヤが登場する聖書の箇所
などについて解説していきます!
目次
ハレルヤの言語や本当の意味
ハレルヤとは、“神をほめたたえよ”を意味する言葉で、キリスト教では主に喜びや感動などを表現する際に使われます。
ハレルヤは元々ヘブライ語で、
- ハレル➡ほめたたえよ
- ヤ➡ヤハウェ(神様の名前)の短縮形
というそれぞれの言葉が1つになって生まれました。
聖書の中では、旧約聖書の”詩編”や新約聖書の”ヨハネの黙示録”に登場しますね。(後述)
ちなみに、日本のカトリックの典礼(礼拝)では“アレルヤ”、正教会では“アリルイヤ”と発音します。
ハレルヤの使い方
では、ハレルヤはどんな場面で使われるのでしょうか。
主な使い方を見てみましょう!
賛美歌や聖歌で
ハレルヤという言葉は、礼拝で歌う賛美歌の歌詞の中にも頻繁に出てきます。
なぜなら、賛美というのは、神様をほめたたえる行為だからです。
また、歌の途中にテンションが上がり、
叫んだりすることもありますね。
ハレルヤが使われている讃美歌の中でも、最も有名と言えるのが、ドイツのヘンデルによって作曲された『ハレルヤ』でしょう。
★『ハレルヤ』歌詞
Hallelujah,
For the Lord God Omnipotent reigneth,
Hallelujah !
(Revelation XIX 6)
The Kingdom of this world is become
the Kingdom of our Lord and of His Christ,
and He shall reign for ever and ever,
Hallelujah !
(Revelation XI 15)
King of Kings, and Lord of Lords,
(Revelation XIX 16)
and He shall reign for ever and ever,
Hallelujah !
合唱などでもおなじみの曲ですね!
それにしても、全体の半分くらいハレルヤって言っとるがな。。
また、もっと最近の賛美歌でいうと、☟こんなのもあります。
★『主がそばにいるから』歌詞
主は 御手を のばして
涙を ぬぐい
つまずきから
ひきあげて くださる
いのちの地へ みちびく (x 2)ハレルヤ
主を愛して 歌は絶えず
感謝ささげ
苦しい時さえ 賛美をする
主が そばに いるから
今度は、ハレルヤがサビの頭で使われています。
こちらの曲のほうが、現代の私たちには親しみやすいかもしれませんね。
ちなみに、J-popなどでもハレルヤという言葉が出てきたりしますが、
キリスト教のハレルヤとは全く意味が違うので混同しないように!
喜びや感動を表すときに
クリスチャンは、喜びや感動を表すときに、神様への感謝を込めて”ハレルヤ”と言います。
例えば、
神様感謝します!ハレルヤ!!
とか
みたいな感じで使いますね。
このように、神様に対して直接言う場合もあれば、クリスチャン仲間に対して祝福も込めて言うこともあります。
そして、ハレルヤを言うときのコツは、なるべく明るく元気よく言うことです。
うつむいてぼそぼそ言っても、全く喜ばしくないですからね!
まあ、うるさすぎるのも考えものですが。。
ハレルヤが登場する聖書の箇所
では、最後に、ハレルヤが登場する聖書の箇所をいくつか見てみましょう。
旧約聖書の”詩編”
「1主をほめたたえよ。主のしもべたちよ、ほめたたえよ。主のみ名をほめたたえよ。 2今より、とこしえに至るまで主のみ名はほむべきかな。3日のいずるところから日の入るところまで、主のみ名はほめたたえられる。」
(詩編113編1~3節)
主をほめたたえよ、というのがハレルヤのことを表しています。
詩編には他にもハレルヤが何度も登場しますが、
これは詩編が神様への賛美の詩が書かれている書物だからです。
詩編は、まさにハレルヤという言葉を使うには、ピッタリな書物なんですね。
もはや、詩編のためにハレルヤが生まれたと言っても過言ではないでしょう。(過言です)
実際、詩編の詩からたくさんの賛美歌が生まれています!
新約聖書の”ヨハネの黙示録”
「1この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「ハレルヤ、救と栄光と力とは、われらの神のものであり、2そのさばきは、真実で正しい。神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの血の報復を彼女になさったからである」。」
(ヨハネの黙示録19章1、2節)
新約聖書の”ヨハネの黙示録”19章には、なんと4回もハレルヤが使われています。
そして、上記の箇所はその1つ目ですね。
救いと栄光と力は神様のものです!!と神様をほめたたえています。
ちなみに、先ほどご紹介した賛美歌の”ハレルヤ”作曲者ヘンデルは、以下の
“ヨハネの黙示録”19章6節にインスピレーションを得てこの曲を作曲したといわれています。
「6わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。それはこう言った、「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる。」
(ヨハネの黙示録19章6節)
まとめ:ハレルヤはとっても喜びに溢れた言葉!
ハレルヤの意味や使い方をご紹介しましたが、実はクリスチャンでもちゃんとした意味を理解していない人がいるんじゃないかと思います。
何となく雰囲気で使えてしまう言葉ですからね。
でも、この記事を読んだからには、もう大丈夫!
たとえ今日が雨でも、
明日はきっと晴れるやー!!(ダメな例)
キートンでした。