Q&A

【Q&A】キリスト教の聖地ってどこ?クリスチャンが答えます

ジーザス、エブリワン!キートンです。

キリスト教の聖地ってどこがあるの?

宗派ごとに知りたい!

こういった疑問にお答えします。

 

キリスト教には、“聖地”というものが存在します。

最近では、アニメの聖地なんてものもあるので、皆さんもなじみのある言葉かもしれません。

 

しかし、キリスト教の聖地がどこなのかは知らない方も多いのでは?

実はキリスト教の聖地って世界の各地にあるんですよ。

 

そこで今回は、クリスチャンの僕が、

  • 聖地とは?
  • 宗派ごとのキリスト教の聖地

などについて解説をします!

キートン
キートン
この記事を読めば、キリスト教の主な聖地は丸わかりですよ!

“聖地”とは?

聖地とは、その宗教に関係が深く神聖視されている土地のことです。

 

こうした聖地への巡礼は、キリスト教が成立した後に、

ベツレヘムやエルサレムといったキリスト教にまつわる地を、信者が旅するようになったことから始まりました。

 

そして、聖地巡礼の目的は、聖地を旅することで神様との繋がりを確認すること。

これによって、より信仰が高められていくのです。

ここからは宗派ごとの聖地を紹介していくにゃ~。

ローマ・カトリックの主な聖地

カトリックには様々な聖地がありますが、その中でも特に重要な三大巡礼地”と呼ばれる場所があります。

それが以下の通りです。

◎ローマ・カトリックの三大巡礼地

  • エルサレム
  • バチカン市国
  • サンティアゴ・デ・コンポステーラ

詳しくみていきましょう。

 

カトリックについては、【解説】カトリック教会とは?12の特徴をわかりやすくご紹介しますをどうぞ

エルサレム

キリスト教の聖地といえば、絶対に外せないのがイスラエルにある都市”エルサレム”です。

なぜなら、イエス・キリストが教えを語り、十字架にかかられ、復活をされた場所だから。

これは重要だにゃ~。

 

また、復活の1週間前にイエスがエルサレムに来られた日は、エルサレム入城の日と呼ばれ、記念日にもなっています。

「12その翌日、祭にきていた大ぜいの群衆は、イエスがエルサレムにこられると聞いて、 13しゅろの枝を手にとり、迎えに出て行った。そして叫んだ、「ホサナ、主の御名によってきたる者に祝福あれ、イスラエルの王に」。」

(ヨハネによる福音書12章12、13節)

キリスト教にとって、いかに重要な場所か分かりますね!

 

ちなみに、現在ではイエス・キリストにまつわる場所にそれぞれ教会が建っています。

ただし、イスラム教とユダヤ教の聖地でもあるため、この地を巡る争いが現在でも絶えません。

 

イエス・キリストについては、【完全版】イエス・キリストとは?その生涯を簡単にまとめてみたをどうぞ

バチカン市国

バチカン市国は世界最小の国であり、カトリック教会の※総本山です。

カトリック教会のトップにあたるローマ教皇さんも、バチカン市国にいますね。

なぜここがカトリックの中心地になったかというと、

イエス・キリストの弟子であるペテロが殉教した場所だと考えられているから。

 

ペテロといえば、12弟子の中でもリーダー的な存在。

「17すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。 18そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。」

(マタイによる福音書16章17、18節)

バチカン国内にあるサンピエトロ大聖堂は、そんなペテロのお墓をまつるために建てられたものです。

 

サンピエトロというのは、”聖ペテロ”という意味なんですね。

ちなみに、バチカン市国は国全体が世界遺産になっている唯一の国です。

 

バチカン市国は僕も行ったことがありますが、

散歩していたら、危うく国境を超えかけました。(実話)

そんなに小さい国なんだ。。!

 

絵画や建造物などもめちゃくちゃきれいだったなあ。。

※総本山➡その宗派をまとめる中心にあたる場所。

 

☟ペテロについては、【12弟子】”ペテロ”とは?おっちょこちょいな12弟子リーダー!?をどうぞ

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

サンティアゴ・デ・コンポステーラは、スペイン内にある都市です。

ここには、イエス・キリストの弟子の1人大ヤコブの遺体がまつられており、人気の高い聖地ですね。

「19また少し進んで行かれると、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが、舟の中で網を繕っているのをごらんになった。 20そこで、すぐ彼らをお招きになると、父ゼベダイを雇人たちと一緒に舟において、イエスのあとについて行った。」

(マルコによる福音書1章19、20節)

伝承によると、エルサレムの地で※殉教したヤコブの遺体を弟子たちが運び出した結果この地に辿り着き、そのまま埋葬したそうな。

 

そして、9世紀になりそのお墓を羊飼いが発見しました。

キートン
キートン
ちなみに、”サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路”として世界遺産にも含まれています!

※殉教➡神への信仰のために命を失うこと。

 

大ヤコブについては、【12弟子】”聖(大)ヤコブ”ってどんな人?気性の荒い野心家!?【3分で分かる】をどうぞ

正教会の主な聖地

エルサレムなどカトリックと被っている聖地もありますが、正教会が特に重視する聖地は以下の通りです。

◎正教会の主な聖地

  • アヤ・ソフィア大聖堂(イスタンブール)
  • アトス山
  • 聖カタリナ修道院(シナイ山)

こちらもそれぞれ見ていきます。

 

正教会については、【徹底解説】”正教会”とは?その8の特徴をクリスチャンがご紹介!をどうぞ

アヤ・ソフィア大聖堂(イスタンブール)

アヤ・ソフィア大聖堂は、トルコのイスタンブールにある大聖堂です。

 

正教会には総主教というトップの存在がおり、彼らが取りまとめる教会などのことを総主教庁と言いますが、

このアヤ・ソフィア大聖堂には、その総主教庁の中でも特別視されている“コンスタンティノープル総主教庁”があるのです。

ややこしい。。

そのため、正教会からすると大変神聖な場所なんですね。

アトス山

アトス山は、ギリシャ北東のエーゲ海に突き出した山のことで、”聖山”とも呼ばれます。

このアトス山の周りには正教会の20もの修道院が建てられており、正教会の中心地となっていますね。

 

また、イエス・キリストの母であるマリアが、

旅の途中で見かけたアトス山の美しさに惹かれて、自分の土地と定めたという伝承もあるんだとか。

「30すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。 31見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。 32彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。」

(ルカによる福音書1章30~32節)

ここから、アトス山はマリアを※守護聖人とする聖地となりました。

キートン
キートン
ちなみに、アトス山は世界遺産にも登録されています!

※守護聖人➡聖人が特定の職業や国、地域などを守ってくれるという考え方。

 

イエスの母マリアについては、【イエスの母】”聖母マリア”とは?その生涯をご紹介します!をどうぞ

聖カタリナ修道院(シナイ山)

シナイ山にある聖カタリナ修道院は、正教会における最古の修道院です。

世界遺産としても登録されていますね。

 

ちなみに、聖カタリナ修道院があるシナイ山は、預言者のモーセが神様から十戒を受け取った場所として知られています。

「主はシナイ山の頂に下られた。そして主がモーセを山の頂に召されたので、モーセは登った。」

(出エジプト記19章20節)

そのため、シナイ山に関しては、キリスト教だけでなくユダヤ教やイスラム教からも神聖視されていますね。

行ってみたい。。

その他の主な聖地

上記の他にもキリスト教の聖地はまだまだあります。

代表的なものを見てみましょう。

  • ナザレ
  • ベツレヘム
  • アンティオキア

ナザレ

ナザレはイスラエルの都市であり、たくさんのキリスト教徒が住んでいます。

イエス・キリストが幼少期を過ごされた場所であり、こちらも重要な場所ですね。

「そのころ、イエスはガリラヤのナザレから出てきて、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。」

(マルコによる福音書1章9節)

年齢で言えば、30歳になる頃まではイエスキリストはこのナザレにいたと言われています。

 

30歳を過ぎるとナザレを離れ、洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後に伝道活動に入っていくのです。

ちなみに、“ナザレのイエス”という呼び名はこの地名からきています

キートン
キートン
当時は名字がなかったため、出身地が名前に付くのが一般的だったんですね!

ベツレヘム

ベツレヘムは、イエス・キリストが誕生したことで知られる町です。

聖書にはこう書かれています。

「イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った」

‭‭(マタイによる福音書‬ ‭2:1‬)

クリスマスでおなじみの箇所だにゃ~。

 

しかし、イエスキリストがお生まれになったのはまさかの馬小屋。(諸説あります)

そのときは、どこも宿屋がいっぱいだったんですね。

 

ちなみに、預言者のサムエルダビデ王に油を注いだのも、ベツレヘムです。

「4サムエルは主が命じられたようにして、ベツレヘムへ行った。(中略)13サムエルは油の角をとって、その兄弟たちの中で、彼に油をそそいだ。この日からのち、主の霊は、はげしくダビデの上に臨んだ。」

(サムエル記上16章4~13節)

アンティオキア

アンティオキアは、シリアにある都市で、

  • 使徒パウロの宣教旅行の拠点
  • キリスト教が発展した場所
  • “クリスチャン”という言葉が初めて使われた場所
  • 新約聖書の”マタイによる福音書”が成立した場所

として知られています。

「26彼を見つけたうえ、アンテオケに連れて帰った。ふたりは、まる一年、ともどもに教会で集まりをし、大ぜいの人々を教えた。このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。」

(使徒行伝11章26節)

「35パウロとバルナバとはアンテオケに滞在をつづけて、ほかの多くの人たちと共に、主の言葉を教えかつ宣べ伝えた。」

(使徒行伝15章35節)

キリスト教要素盛りだくさん。。!

 

特に、正教会にとっては五大総主教座の1つであり、重要な場所です。

プロテスタントには聖地がない!?

ここまで見てきて、こう思った方もいるのではないでしょうか?

あれ、プロテスタントの聖地は??

と。

 

よくぞ気づきました!

実は、プロテスタントにはそもそも聖地という概念がありません。

 

なぜなら、聖書に聖地巡礼をしろということは一切書かれていないから。

プロテスタントは基本的に、聖書に書かれていることしか信じないんですね。

 

ただ宗教的な意味合いがないだけで、個人的に旅行として行くことは普通にありますよ!

キートン
キートン
僕もバチカン市国行ってますし。。!

 

プロテスタントについては、【解説】プロテスタント教会とは?その意味と7つの特徴を信徒がご紹介をどうぞ

まとめ:キリスト教の宗派によって聖地は違う!

キリスト教では、聖地に対する考え方も、どこを聖地にするかも宗派によって異なるんですね。

僕はプロテスタントなので、聖地に関しては正直ピンときません。

 

でも、やっぱりクリスチャンとしては、エルサレムとかベツレヘムとかは一生に一度でいいから行ってみたいですね!

まあ、気軽に行ける場所ではないですが。(治安という意味で)

 

皆さんも興味のある聖地があれば、行ってみてくださいね!

キートンでした。

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キートン
月間12万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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