ジーザス、エブリワン!キートンです。
皆さんは聖書の学習、進んでいますか??
という方もいるかもしれませんね。
うんうん、その気持ちはとてもよく分かります。
むしろ、最初から聖書をスムーズに読み通せる人のほうがまれでしょう。
そんな皆さんにおすすめしたいのが、聖書の内容を描いた映画を観ることです。
映画なら見やすくて頭に残りやすいですし、コンパクトに内容がまとめられているので、勉強にもなります。
そこで、今回はクリスチャンで映画マニアの僕が、聖書学習にピッタリな映画を本気で厳選してご紹介します!
どの作品も僕が実際に鑑賞したことがあるものなので、どうぞご安心ください!
聖書がどういう書物かは、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?永遠のベストセラー!?でまとめています。
目次
【名作】聖書をモチーフにしたキリスト教映画7選まとめ【おすすめ】
それでは、聖書の学習が進むキリスト教映画を7つご紹介していきますよ~!
聖書の時系列順に見ていきましょう。
◎聖書が学べるキリスト教映画7選
- 天地創造(1966年)
- ヨセフ物語〜夢の力〜(2000年)
- 十戒(1956年)
- サムソンとデリラ(1949年)
- ジーザス(1979年)
- パッション(2004年)
- 復活(2016年)
①天地創造(1966年)
1966年のアメリカ・イタリア合作映画。
本作のタイトルを見ると、創世記の“天地創造”がテーマの映画だと思ってしまいますが、それだけではありません。
本作の大きな特徴は、その聖書範囲のえげつなさにあります。
本作ではなんと、旧約聖書の“創世記”の大部分が描かれており、
までが全て詰め込まれているという、超欲張りかつ贅沢な作品なのです!
ですから、本作はいわば“創世記のダイジェスト映画”と言えるかもしれませんね。
ただし、だからといって、雑な内容になっているかと言われたらそうではありません。
むしろ、50年以上前の映画とは思えないくらい完成度が高いです!
特にノアの方舟なんかは、CGのない時代によくここまで表現できたなあと感動を覚えるほど。
聖書の内容にもかなり忠実なので、勉強になるかと思います!
欠点を挙げるとすれば、聖書に忠実がゆえにちょっと単調に思えることくらいですかね。。
また、さらっと”ピーター・オトゥール”や”エヴァ・ガードナー”といった豪華な俳優陣が出演しているのもポイントです!
本日(7/16)午後1時、NHK-BSP シネマ『天地創造』<字幕> 旧約聖書の物語を、巨匠ジョン・ヒューストン監督が映画化した壮大なスケールのスペクタクル大作。ピーター・オトゥール、エヴァ・ガードナーはじめ、国際的な名優が共演。https://t.co/YUmjNYRQVe pic.twitter.com/iQagVxFrge
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) July 15, 2020
創世記については、【聖書】”創世記”とは?あらすじを分かりやすくまとめてみたをどうぞ
②ヨセフ物語〜夢の力〜(2000年)
https://youtu.be/sYhjZw8xBl8
2000年にアメリカで上映されたアニメーション映画。
“創世記”に書かれている大サクセスストーリー“ヨセフ物語“を描いた作品ですね。
本作の魅力は何と言っても、アニメーションであるがゆえの取っつきやすさです。
ミュージカル調で美しい音楽を楽しみながらヨセフ物語が学べるため、お子さんにもおすすめですね!
上映時間も77分とコンパクトで、観終わるのがあっという間です。
特に、ラストシーンは感動ものなので、ぜひご覧あれ!
ヨセフ物語については、“ヨセフ物語”ってどんなお話?No. 1サクセスストーリー!?【5分で分かる】をどうぞ
③十戒(1956年)
1956年のアメリカ映画。
旧約聖書の“出エジプト記“を描いており、預言者のモーセが主人公となっています。
これまた随分と古い映画ですが、侮るなかれ!
圧倒的なスケールで描かれている本作は、観る者を圧倒し、出エジプトという巨大な世界観を見事に表現しているのです!
今見てもかなりの迫力なので、当時本作を観た人たちは腰を抜かしたのではないでしょうか。
また、上映時間のスケールも大きく、なんと合計4時間近くあります!!
。。。はい、皆さん、帰ってきてくださいねー!全力で逃げないで!!
確かに、上映時間だけ聞くとビビりますが、観てみるとあっという間です。
特に、ラストのモーセが海を割るシーンは、個人的に映画史に残る名シーンだと思います。
[映画ニュース] 歴史スペクタクル映画「十戒」がリメイク https://t.co/prnZdnAPEN #映画 #eiga pic.twitter.com/6IXBCoGHAl
— 映画.com (@eigacom) October 22, 2015
あの時代に、ここまで出エジプトをリアルに映像化できるとは。。脱帽ですね。
出エジプトについては、【要約】”出エジプト記”とは?あらすじを簡単にまとめてみたをどうぞ
④サムソンとデリラ(1949年)
1949年のアメリカ映画。
旧約聖書の“士師記”に登場する士師サムソンと娼婦デリラを描いた作品です。
何だか古い映画が続いている気がしますが、名作が多いのだから仕方ありません。
本作を観ると、士師記のサムソンのことが大体分かるようになっていますが、
ちょくちょくエンターテイメント性を強めるための脚色が加わっています。
例えば、
- サムソンがかなりのナイスガイで、ヒーローっぽさが強い(聖書ではもっと荒くれ者)
- デリラの悪女感がより強め
- 三角関係など恋愛要素が中心に描かれている
などですね。
ですから、キリスト映画というよりは、1つのエンタメ作品として楽しめます!
もちろん、聖書のポイントはきちんと押さえているので、勉強にもなりますよ。
いやー、それにしても本作のデリラが本当に美しく、目を奪われますね。。
サムソンとデリラについては、【聖書】サムソンとデリラのあらすじをクリスチャンがまとめてみたをどうぞ
⑤ジーザス(1979年)
(本作のDVDは現在販売されていないので、youtubeの動画をどうぞ!)
1979年のアメリカ映画。
新約聖書の”ルカによる福音書”をもとに、イエスキリストの生涯を描いた作品です。
イエスキリストを描いた映画は、他にも、
- キング・オブ・キングス(1927年)
- 奇跡の丘(1964年)
- 偉大な生涯の物語(1965年)
- ジーザス・クライスト・スーパースター(1973年)
- 最後の誘惑(1988年)
などたくさんあるのですが、僕が本作を推す理由は、本作が最も聖書に忠実な作品だと思うからです。
それもそのはずで、本作は聖書や史実に忠実であることを目指しており、聖書学者や考古学者約200名も動員されたんだとか。
いやー、気合の入れ方が半端じゃないですね!
ですから、イエスキリストの生涯をざっくりと知りたい方は、本作を1本観れば充分だと思います。
強いエンタメ性はありませんが、イエスキリストの勉強という意味ではこれ以上ない作品と言えるでしょう。
ちなみに、本作は世界70以上の言語に翻訳され、全世界で58億人以上(!)が鑑賞したと言われています。
イエス・キリストについては、【完全版】イエス・キリストとはどんな人物?その生涯をまとめてみた【5分で分かる】をどうぞ
⑥パッション(2004年)
2004年のアメリカ映画。
イエスキリストが十字架で処刑されるまでの12時間を描いた問題作です。
先ほどご紹介した『ジーザス』ではイエスキリストの生涯全体が描かれていましたが、
本作では、特に重要な”十字架刑”にフォーカスが当たっています。
本作の何が問題作なのかというと、処刑までの描写がめちゃくちゃリアルなんです。
様々な器具で拷問を受けまくり、イエスキリストが血だらけになる姿は思わず目を覆いたくなります。
実際、アメリカでは本作を観た女性が、あまりのショックで心臓発作を起こして死亡した例もあったんだとか。。
あまりにも残酷な描写が多いため、上映当時から、
などの批判が飛び交っていたそう(イエスを処刑したのはユダヤ人だから)ですが、
イエスキリストが背負ってくださった苦しみを知るには良い映画だと思います。
特に、クリスチャンは涙なしでは見れない作品ではないでしょうか!
ただし、グロイのが苦手な人は閲覧注意です。。
十字架刑の残酷さは、【閲覧注意】十字架刑がいかに残酷で苦痛な刑なのかまとめてみた【キリストの愛を知れ】でまとめています。
⑦復活(2016年)
2016年のアメリカ映画。
こちらは、“イエスキリストの復活”に焦点を当てた作品です。
イエスキリストの復活にフォーカスした作品は意外と他にないので、とても貴重ですね。
そして、本作の特徴は、ローマ軍の百人隊長クラヴィアスの視点からキリストの復活を描いていること。
クラヴィアスはイエスキリストの処刑に関わりましたが、キリストの復活を目の当たりにして少しずつ心に変化が訪れていきます。
12弟子たちもがっつり出ており、とても面白いです。
イエスの復活はキリスト教における最も重要な出来事なので、知っておくと聖書の理解も進みますよ!
ちなみに、先ほど紹介した『パッション』がかなり重い作品なので、
『パッション』鑑賞後に観ると中和されて丁度いいかもしれません!
まとめ:映画を観て聖書を楽しく学ぼう!
◎聖書が学べるキリスト教映画7選
- 天地創造(1966年)
- ヨセフ物語〜夢の力〜(2000年)
- 十戒(1956年)
- サムソンとデリラ(1949年)
- ジーザス(1979年)
- パッション(2004年)
- 復活(2016年)
いかがでしたか?
どれもとっても面白そうでしょう??
聖書の学習というのは一筋縄ではいきません。
だからこそ、映画という素晴らしいサポーターを利用して楽しく聖書を学んでいきましょう!
ずっと聖書とにらめっこしているのも、疲れてしまいますからね。
映画を観たら、ぜひ感想をお聞かせくださいな!
キートンでした。
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こんにちは。私は日本語勉強中のクリスチャンです。「十戒」と「復活」と「ジョセフ〜夢の力」を見たことがあります。映画はいい勉強になります。
レベッカさん、コメントありがとうございます!
おお、かなりご覧になっていますね。映画でのキリスト教や聖書の勉強は、とてもはかどりますよね!
日本でも、聖書関連の映画がもっと増えてくれるいいのですが。。