ジーザス、エブリワン!キートンです。
皆さんは、聖書を学んでいますか?
もしかしたら、

という方もいるのではないでしょうか。
確かに、聖書は分厚いし、解釈が難しい部分も多々あるので、読みこなすのは簡単なことではありません。
実際、クリスチャンでもどれだけの人が聖書に挑み、読破に失敗したことか。。(☜そのうちの1人)
でも、安心して下さい。
聖書を読むのにはちょっとしたコツがあるのです。
◎聖書を読むコツ
・いきなり全部読もうとしない
・頭から読もうとせず、好きなところから読む
・毎日同じ時間帯に読んでルーティン化
・1日5分でもいいから読む
・聖書関連の漫画や映画、ガイドブックなどを活用する聖書は読み続けてなんぼ。
フルマラソンを走る感覚で、コツコツ読んでいこう👼
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) November 7, 2020
というわけで、今回はクリスチャンの僕が、
- なぜ聖書を学ぶのが難しいのか
- 聖書を学ぶためのコツ
について語っていきたいと思います!

聖書を学ぶのが難しい4つの理由
では、そもそもなぜ聖書は、これほど学ぶのが難しいのでしょうか?
考えられる理由は、以下のようなものがあります。
◎聖書を学ぶのが難しい4つの理由
- 分厚いから
- なじみのない単語が多いから
- 読み方が分からないから
- 理解が難しいから
①分厚いから

はい、まあ1番圧倒的な理由はこれでしょうね。
見た目の重厚感もすごいですが、実際のページ数も、旧約・新約どちらも合わせると、
合計で約2000ページくらいあります。(聖書の訳によっても差はあります)

しかも、文字も結構細かく、本が嫌いな人なら見ただけで拒絶反応を示すレベルでしょう。
正直、大の読書好きの僕でも、読むときには気合を入れますからね。。
この分厚さにひるんで、読む前から圧倒されてしまう方も多いかと思います。
もし聖書が普通の文庫本くらいの文量だったら、これほど聖書の前に死体の山を築くことはなかったはずです。
②なじみのない単語が多いから

聖書には、普通に暮らしていたら使わないような、難しい言葉やキリスト教用語がよく出てきます。
例えば、
- へりくだる
- 悔い改める
- 御心(みこころ)
- 預言者
- 洗礼
などなど。
どうですか?
あまりピンと来ないでしょう?
クリスチャンにとってはなじみのある言葉でも、ノンクリスチャンにとってはそうではありません。
ただでさえ分厚くて文字も細かいのに、単語まで分からないとなれば、敬遠されてしまうのも無理はないでしょう。


③読み方が分からないから

先ほども言ったように、聖書というのは分厚い書物です。
ですから、そもそも、

とあたふたしてしまう方も少なくないでしょう。
普通の本だったら、最初から読めばいいと言うことができますが、聖書に関してはそうとは言い切れません。
なぜなら、全てのお話がつながっている訳ではないからです。
でも、そんなことは誰かから教わらない限りは、分かるはずがありません。
その結果、聖書を読むモチベーションが下がり、挫折してしまうのです。

④理解が難しいから

聖書には、かなり抽象的な表現や比喩的な表現も多いため、その解釈は宗派などによっても大きく分かれます。
また、当時の時代背景やキリスト教の知識が無いと理解できないような箇所も少なくありません。
そのため、聖書を独力で理解していくことは簡単なことではないのです。
時には、専門家でさえも頭を抱えてしまうような書物(ヨハネの黙示録とか)もありますからね。
ましてや、これから聖書に触れようとする人にとって、聖書がそびえ立つ高い壁のように思えても無理はないでしょう。



聖書を学ぶ5つのコツ
では、一体どのように聖書を読んでいけばいいのでしょうか?
主なコツは以下の5つです。
◎聖書を学ぶ5つのコツ
- 頭から全部読もうとしない
- 毎日少しずつ読む
- 物語を読んでいる感覚で読む
- 漫画や映画などから入る
- ガイドブックなどを活用する
それぞれ詳しく見てみましょう!
①頭から全部読もうとしない

聖書を読むときには、普通の本を読む感覚で向き合ってはいけません。
つまり、頭のほうから全部読もうとしないということです。
これは真面目な人にありがちなんですが、かなり挫折しやすい読み方だと個人的には思います。(☜経験者)
なぜなら、頭から読もうとすると、難しい書物にあたったときにそこで読むのを止めてしまう可能性が高いからです。
ですから、基本的に自分が読みたいところから読みましょう!

と思ったら、飛ばして聖書内の他の書物を読み始めればいいのです!
では、どこから読めば良いのかというと、基本的には、どこからでも大丈夫です。
もちろん、最初から読んだほうが流れは理解しやすいですが、
ただ、個人的には、
- 旧約聖書の”創世記”
- 新約聖書の福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)
辺りから読み始めるのをおすすめします!
創世記には有名なお話(天地創造、アダムとエバ、ノアの方舟など)
福音書にはイエスキリストの生涯や教えが書かれており、取っ付きやすいからです。


②毎日少しずつ読む

間違っても、聖書を一気に読もうとしてはいけません。
それは、フルマラソンを50メートル走のペースで走ろうとするくらい愚かなことです。

何しろ、あの分厚さですからね。
最初から全力疾走だと、すぐに燃え尽きてしまうことは明らかです。
ですから、年単位の長い目で、コツコツと読み進めましょう。
1日1章、と決めて読んでいくのもいいです。
また、おすすめは、毎日同じ時間帯に聖書を読むことです。
例えば、
- 朝起きたとき
- お昼休憩のとき
- 夜寝る前
など毎日時間帯を決めて読むという感じですね。
こうすると、日常に組み込むことができ、ルーティーン化することが可能になります。
もちろん、1日5分でも構いません。
聖書というのはあくまでも、読み続けてなんぼなんですから!
③物語を読んでいる感覚で読む

聖書を読むときは、”お固いキリスト教の教科書”というイメージは捨てたほうがいいです。
楽しく愉快な物語を読む感覚で、読んでみてください。
実際に、聖書には面白い物語がたくさん詰まっています。
例えば、
- 蛇に誘惑されて罪を犯してしまう”アダムとエバ”
- 神様が人類を滅ぼすために大洪水を起こす”ノアの方舟”
- 少年ダビデが巨人のゴリアテを倒す”ダビデとゴリアテ”
- 魚に飲み込まれてしまう預言者を描いた”ヨナ書”
などなど。
登場人物も魅力的なキャラクターばかりなので、普通に楽しめると思いますよ!
結局は、聖書に対する偏見が、聖書を遠ざけているという部分は大きいですからね。
くれぐれも、読まず嫌いはやめましょう!

④漫画や映画などから入る

これは、個人的にイチ押しの方法です。
世の中には、聖書の内容を題材にした漫画や映画などがたくさんあります。
例えば、映画なら
預言者モーセによる出エジプトを描いた”十戒”
イエスキリストの十字架刑を描いた”パッション”
漫画なら、
などがあります。
ですから、まずはこうした取っ付き易い媒体に触れて、大まかに聖書の内容を理解しましょう!
その後、聖書を読み始めるとかなりスムーズに読めるはずですよ。
ちなみに、僕も漫画を読んでから、聖書の理解がかなり進みました。
幼少期の記憶が未だに残っているので、効果も絶大です!
⑤ガイドブックなどを活用する

皆さんは、まさか独力で聖書を学ぼうとしていませんか?
しかし、知識も経験もゼロで聖書に立ち向かうのは、丸腰でホッキョクグマを倒そうとするようなもの。
それでは、あっという間に挫折コース一直線です。
ですから、聖書の理解を助けてくれるガイドブックを活用しましょう!
もちろん、ネットの情報を参考にしてもいいですが、信ぴょう性に欠けるものも多いので本がベストですね。
ガイドブックには、
- 聖書の読み方
- 聖書の大まかな内容
- 聖書時代の時代背景や前提知識
などが書かれており、聖書を学ぶには心強い味方です。
聖書を学ぶのに、独力では心もとありません。
活用できるものは、どんどん活用していきましょう!


おまけ:聖書を学ぶためのおすすめ本
最後に、僕が実際に聖書を学ぶ際に役立っている本もご紹介しておきますね!
これらを読むと、より快適に聖書が学べるようになるはず。
もちろん、僕が実際に手に取って読んだことのある(というか全部持ってる)おすすめ本なので、ご安心ください!
1年で聖書を読破する。 永遠のベストセラー完読法 (税込み1760円)
聖書の通読に役立つ一冊。
どの書物をどういう順番で読めばいいのかが丁寧に書かれており、
この本の通りに聖書を読めば1年で読み通せるようになっています。

という意識高めな方にはぴったりですね!(皮肉じゃないですよ)
当時の背景説明なんかもあったりして、聖書の横に置いておけば心強い味方に!
もちろん、聖書をつまみ読みする場合でも、役に立ちますよ。
上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門 (税込み1430円)
フォロワー10万人越えTwitterが話題の”上馬キリスト教会”の信徒さんによって書かれた1冊。
いい意味でゆる~くユーモアたっぷりな文章で、聖書について分かりやすく説明してくれます。

取っつきやすさ・面白さではキリスト教系の本の中でも、トップクラスなのではないでしょうか!
聖書について右も左も分からないという入門者の方に特におすすめです。
聖書を読む前に読んでおくと、抵抗なく聖書に入れるかもしれませんね。
他にも、
- キリスト教に関するQ&A
- 教会用語辞典
- 聖書の名シーン
- 聖書の登場人物紹介
などについても書かれているので、単純にキリスト教の読み物としても面白いですよ!

上馬キリスト教会ツイッター部の世界一ゆるい聖書教室 (税込み1430円)
上馬キリスト教会シリーズの第2弾!
読みやすさや面白さは前作から引き継がれていますが、こちらはより聖書の人物にフォーカスされていますね。
ですから、前作が気に入って、より聖書の人物を深堀りしたいという方におすすめです!
聖書の人物系譜や年表なんかも書かれているので、聖書の全体像を理解しやすくなります。


聖書の人々 完全ビジュアルガイド (税込み2068円)
聖書の人物を学べるという意味では、こちらの本もおすすめです。
この本の魅力はなんといっても、聖書の人物たちが超リアルな美しいビジュアルで描かれているところ。
能力値のパラメーターまで書かれており、ゲームやアニメのキャラクター感覚で聖書の人物に親しむことができます。
好きな人はとことん好きな本でしょうね。

その人物数なんと、計121人!
しかも、結構マニアックな人物も書かれていたりして、聖書にある程度なじみがある人にも楽しめるのではないでしょうか。

イラストで読む 旧約聖書の物語と絵画 (税込み1815円)
旧約聖書に登場する物語を、分かりやすいイラストや絵画を駆使してざっと紹介してくれる本。
旧約聖書の主な物語の概要を一気に学ぶことができます。
この本の凄いところは、簡潔なのにしっかり物語の要点を押さえていること。
イラストもユーモアたっぷりで親しみやすく、思わずくすっとしてしまいます。
旧約聖書を読む前に読むと、ぐっと聖書が読みやすくなるでしょう!
まとめ:聖書は自分に合ったやり方で学ぼう!

◎聖書を学ぶ5つのコツ
- 頭から全部読もうとしない
- 毎日少しずつ読む
- 物語を読んでいる感覚で読む
- 漫画や映画などから入る
- ガイドブックなどを活用する
いかがでしたか?
何とか聖書を学べそうな気がしてきましたか?
聖書を学ぶという行為は、かなりの長期戦です。
そのことをまず心に留めておきましょう。
ただし、聖書を学ぶのは簡単ではありませんが、その分得られるものも多いです。
聖書は私たちの人生を豊かにしてくれる最高の書物なんですね。
ぜひ、今回ご紹介したコツを使ってじっくりと聖書と向き合ってみてくださいね!
キートンでした。

