聖書を学ぶ

聖書を読む際にやってはいけないこと4選【クリスチャンが語る】

聖書を読む際にしてはいけないこと

ジーザス、エブリワン!キートンです。

聖書を読もうと思っているんだけど、その際に何か気を付けることはある??

やってはいけないことなどがあったら教えて!

こういった疑問にお答えします。

 

皆さん、バイブルライフ楽しんでいますか??

聖書は、私たちの人生を豊かにしてくれる素晴らしい書物です。

 

きちんと向き合えば、あなたの人生は確実に変わります!僕が保証します!!

ただし、聖書を読む際にいくつかの注意点もあるのは確かです。

 

この注意点を知らずに聖書を読むのは、地雷原の上で鬼ごっこをするくらい危険です。

そんなにか。。!

ですので、この記事ではクリスチャンの僕が、聖書を読む際にやってはいけないことをまとめてみました。

 

これから聖書を読もうとしている方も、ぜひ参考にしてみてください!

聖書を読む際にやってはいけないこと4選【クリスチャンが語る】

では、4つの注意点を挙げていきましょう!

  1. 自分の都合よく解釈する
  2. 計画を立てない
  3. 人生に適用しない
  4. 聖書の言葉を使って人を裁く

①自分の都合よく解釈する

①自分の都合よく解釈する

聖書は”キリストの救い”や”神の愛”など、あらゆる真理が書かれている素晴らしい書物です。

なので、正しくその内容を受け取ることができれば、私たちの人生は大きく変えられていくでしょう。

 

しかし、そこに自分勝手な解釈を加えると大変なことになります。

なぜなら、一転して、人の人生を狂わせることもできる書物へと変わってしまうからです。

正しい解釈は1つだけ。。

 

実際、自分勝手な解釈をする、いわゆる”異端”と呼ばれるやばい宗教団体がたくさんありますよね。

例えば、キリスト教系の新興宗教である“エホバの証人”なんかはまさにそうです。

 

彼らは、

「イスラエルの家の者、またはあなたがたのうちに宿る寄留者のだれでも、血を食べるならば、わたしはその血を食べる人に敵して、わたしの顔を向け、これをその民のうちから断つであろう。」

(レビ記17章10節)

などの聖書箇所を“輸血という形でも血を摂取してはならない”と解釈して、輸血禁止を掲げています。

 

しかし、これは明らかに誤った解釈であり、結果的に輸血を拒否して亡くなった方が何人もいます。

このように、聖書を自分勝手に解釈してしまうと、極端な思考に陥ってしまうこともあるのです。

 

他にも、信徒たちを支配するために、都合よく解釈した聖書箇所を持ち出すカルトな指導者もいますね。

聖書にはこう書かれています。

「聖書の預言はすべて、自分勝手に解釈すべきでないことを、まず第一に知るべきである。 なぜなら、預言は決して人間の意志から出たものではなく、人々が聖霊に感じ、神によって語ったものだからである。」

‭‭(ペテロの第二の手紙‬ ‭1:20-21)‬

ですから、聖書はちゃんと、

  • 前後の文脈に沿って
  • 聖書全体に照らして
  • 当時の時代背景も考慮して

読んでいく必要があるんです。

 

とは言え、最初から正しい解釈をするのは難しいので、解釈を助けてくれる本やサイト、動画なども参考にしましょう!

キートン
キートン
もちろん、このブログも大いに参考にしてください!

 

また、きちんと聖書が理解できるように、聖霊の導きを求めることも重要です。

なぜなら、聖霊は私たちに聖書を正しく理解させ、真理を悟らせてくださるからです。

「けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。 14御霊はわたしに栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるからである。」

(ヨハネによる福音書16章13、14節)

人間の力には、限界があります。

 

聖書を読む前には必ず、

どうか聖書を正しく理解できるように私をお導き下さい。

と聖霊を求めてお祈りしましょう!

聖霊の働きについては、【神の位格】聖霊とは?その10の働き・役割をクリスチャンが解説!で解説しています。

②計画を立てない

②計画を立てない

聖書を読むという行為は、短距離走ではなく、いわばフルマラソン。

ですから、計画的に読むことが重要です。

 

普通の本ならその場の勢いで読めてしまうかもしれませんが、何しろあの分厚さですからね。。

“ミルクレープ”くらいの重層感はありますよ!!

内容も決して簡単ではない。。

 

ペース配分も考えずに、適当に走ってフルマラソンは完走できませんよね?

同じように、計画も立てずにがむしゃらに聖書を読んでも高い確率で挫折します!(☜経験者)

 

もちろん、変態的な読書好きだったり、速読のプロフェッショナルだったりするなら別ですが。。

多くの方はそうじゃないはず!

 

また、計画を立てれば、適当に聖書を拾い読みしてしまう危険性も避けることができます。

とは言え、

えー、でも計画なんてどうやって立てたらいいのかよく分からないんだけど。。

どれくらいのペースで読めばいいのかも分からないし。

という方がほとんどでしょう。

 

そんな方には、聖書通読表を使うことをおすすめします。

聖書通読表というのは、聖書をどれくらいのペースで読めばどれくらいの期間で読み終えられるのかを教えてくれる優れモノ。

 

聖書通読表の多くは、1年間で聖書が読み通せるようにスケジューリングされており、

これに従って読んでいけば1年で聖書が読破できるようになっています。

☟こちらのサイトで無料ダウンロードできるので、ぜひ利用してみてください!

https://ezekiel.zashiki.com/plan/

色んなプランから選べるようになっているにゃ~。

 

気まぐれにではなく、計画的に聖書を読んでいきましょう!

聖書通読の進め方は、【用語解説】”デボーション”の意味とは?僕のやり方も伝授します!をご参照ください。

③人生に適用しない

③人生に適用しない

聖書はただ読むだけで終わってはいけません。

そこで学んだことを自分の人生に適用する必要があるのです。

 

なぜなら、聖書は適用して初めて自分の人生が変わっていくからですね。

例えば、イエスキリストが私たちの罪を背負って十字架に架けられ、その後復活されたことを聖書で知ったとします。

 

しかし、その事実を知っただけで何かが変わるでしょうか?

いいえ、ただ知識が少し増えるだけに過ぎません。

 

ところが、

イエスを救い主として受け入れて人生に適用したときに、とんでもない変革がもたらされるのです。

(イエスキリストについては、【完全版】イエス・キリストとはどんな人物?その生涯をまとめてみた【5分で分かる】を参照)

 

いいですか、皆さん。

聖書を読むだけで満足するのは、塾に通っているだけで勉強している気になっている学生と同じなのです!

そういう学生いるけども。。!

 

それでは何も起こりません!!

聖書にも、こう書かれています。

「おおよそ御言を聞くだけで行わない人は、ちょうど、自分の生れつきの顔を鏡に映して見る人のようである。 24彼は自分を映して見てそこから立ち去ると、そのとたんに、自分の姿がどんなであったかを忘れてしまう。 25これに反して、完全な自由の律法を一心に見つめてたゆまない人は、聞いて忘れてしまう人ではなくて、実際に行う人である。こういう人は、その行いによって祝福される。」

(ヤコブの手紙1章23~25節)

つまり、聖書の言葉は実行にまで移してなんぼだということですね!

 

ただし、適用するためには、上記でも述べた聖書の正しい解釈が必要になってきます。

間違った解釈のまま適用すると、人生がめちゃくちゃになってしまいますから!

 

例えば、旧約聖書の”レビ記”に書かれている、

 「また一般の人がもしあやまって罪を犯し、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをして、とがを得、 28その犯した罪を知るようになったときは、その犯した罪のために供え物として雌やぎの全きものを連れてきて、 29その罪祭の頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、その罪祭をほふらなければならない。」

(レビ記4章27~29節)

という聖書箇所を見て、

ああ、罪を犯してしまった!

傷のないメスのヤギを神様におささげしなくては!!

と適用しようとすると、罪を犯すたびにヤギを背負ってくるやばい奴になってしまいます。

 

いや、それはそれでワイルドで面白そうだけども!!

一生それを続けるのは、中々きついっす!!

 

この箇所はあくまでも、イエスキリストが十字架に架けられる前の旧約聖書時代の内容です。

イエスが罪を背負われた以降の時代に生きる私たちに、適用する必要はありません。

 

正しく解釈したうえで、聖書の言葉を人生に適用していきましょう!

④聖書の言葉を使って人を裁く

④聖書の言葉を使って人を裁く

これはクリスチャン同士でもしばしば起こることなのですが、

聖書の言葉を使って人を裁いてはいけません。

 

“裁く”というのは、他の人を罪人だと決めつけることです。

例えば、

聖書には〇〇って書いてあるよな??

お前は全然守れていないじゃないか!この罪人め!悪魔!地獄行きだ!!

という感じですね。(ここまで言う人は少ないでしょうが)

 

これは特に、ある程度聖書の理解が進んでから起こりがちなことです。

このように、聖書も使い方によっては、人を傷つける道具になってしまうのです。

しかし、イエスは言われました。

「人をさばくな。自分がさばかれないためである。 2あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう。 3なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。 4自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。 5偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取りのけることができるだろう。」

(マタイによる福音書7章1~5節)

グサグサくる耳が痛いお言葉ですね。。!

人は神様から見れば誰でも罪人であり、完璧な人はいません。

 

ですから、私たちに他の人を裁く資格などないのです。

人を裁くことができるのは、罪を犯すことのない全知全能の神様だけ。

 

自分を棚に上げて、人を聖書の言葉で裁くのはやめにしましょう!

キリスト教のいう”罪”については、キリスト教の”罪”とは何?本質は1つだけです【クリスチャンが答える】をどうぞ

まとめ:聖書は正しく読もう!

◎聖書を読む際にやってはいけないこと4選

  1. 自分の都合よく解釈する
  2. 計画を立てない
  3. 人生に適用しない
  4. 聖書の言葉を使って人を裁く

いかがでしたか?

聖書は使い方さえ間違えなければ、私たちを救いへと導いてくれる唯一の書物です。

 

今まで間違った読み方をしていた方も、ぜひこれからは正しく聖書を読んでいきましょう!

。。。え?聖書なんてそもそも胡散臭くて読む気になれないって?

 

。。。なるほどね。。ふふふふ。。

この罪人め!!!(裁くな)

 

キートンでした。

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月間15万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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