ジーザス、エブリワン!クリスチャンブロガーのキートンです。
人生が好転するサインとかってないのかな?
こういった疑問にお答えします。
「何をやっても人生が上手く行かない」、「問題にぶつかってばかりで辛い」。
最近、こんな風に感じたことはありませんか?
確かに人生には、まるで暗闇の中を手探りで歩いているような時期があります。
あまりに苦しくて、「この暗闇がずっと続くのではないか?」と絶望しそうになってしまうかもしれません。
しかし、もし今の状況が、神が私たちを良い方向に導かれる前兆だとしたらどうでしょうか?
実は永遠のベストセラー“聖書”には、神がどのように人々を導かれるかについての多くのヒントが書かれています。
神の導きに従っていくなら、どんな困難の中でも神のベストな計画の中に生きることができるのですが、これを知らない方も多いです。
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
- 人生好転のサイン?神の導きパターン5選【聖書から学ぶ】
- 神の導きを感じたときにすべき4つのこと
について解説します。
目次
人生好転のサイン?神の導きパターン5選【聖書から学ぶ】
では、神はどのように私たちを導かれるのでしょうか?
聖書の具体例も参考にしつつ、神の導きパターンを5つ見ていきましょう。
- 進路を閉ざす
- 失敗や絶望を通らせる
- 使命やビジョンを与える
- 大きな挑戦の機会を与える
- 人間の愛の行動を用いる
①進路を閉ざす
神の導きパターン一つ目は、進路を閉ざすことです。
神は特定の道を閉ざすことで、新しい道を示されることがあります。
例えば、キリスト教を世界に広めた偉大な伝道師パウロのエピソードを見てみましょう。
パウロはキリストのことを世界の人々に伝える宣教旅行を行っており、小アジアで神の言葉を語ろうとしていました。
しかし、神の霊である聖霊に小アジアで宣教することをストップするように示されます。
また、その後、北東部にあるビテニヤ地方を目指しますが、こちらもやはり止められます。
一見、ただ道が閉ざされたように見えますが、その後パウロは、マケドニア人の男性が
とお願いをする不思議な幻を見ます。
これを神の呼びかけと確信したパウロは、マケドニア州に向かい、ヨーロッパ大陸での宣教が始まったのです。
聖書にも、こう書かれています。
「それから彼らは、アジヤで御言を語ることを聖霊に禁じられたので、フルギヤ・ガラテヤ地方をとおって行った。(中略)パウロがこの幻を見た時、これは彼らに福音を伝えるために、神がわたしたちをお招きになったのだと確信して、わたしたちは、ただちにマケドニヤに渡って行くことにした。」
(使徒行伝 16:10)
この出来事によって、パウロはヨーロッパへと行動範囲を広げ、
- ピリピ
- テサロニケ
- アテネ
- コリント
などで多くの教会を立てました。
実はパウロが神の言葉を語ろうとしていた小アジアには、既に教会がいくつか設立されていました。
そのため、神はキリスト教がアジアを超えて西のヨーロッパ世界にも広がるように、パウロを導かれたんですね。
(✅️パウロの詳細は、【聖書】使徒パウロとはどんな人?その生涯をまとめてみたをどうぞ)
自分が進んでいた道が閉ざされると、「もう一巻の終わりだ!」と絶望的な気持ちになるでしょう。
しかし、それは「もっと良い道があるよ」という神からのサインかもしれません。
②失敗や絶望を通らせる
神の導きパターン二つ目は、失敗や絶望を通らせることです。
神は失敗や絶望を通らせることで、私たちに自分の弱さや限界を教え、謙虚にさせようとすることがあります。
いわば”神の訓練”ですね。
「わたしの子よ、主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、弱り果ててはならない。 6主は愛する者を訓練し、受けいれるすべての子を、むち打たれるのである。」
(ヘブル人への手紙12:5,6)
そして、謙虚に神に頼る人を、神は大きく用いてくださるのです。
例えば、海を割ったことで有名な預言者モーセは、エジプトの王宮で育ったイスラエル人でしたが、
あるとき同じイスラエル人がエジプト人に虐待されているのを発見。
イスラエル人を助けようとしますが、その際にエジプト人を殺してしまいます。
「モーセが成長して後、ある日のこと、同胞の所に出て行って、そのはげしい労役を見た。彼はひとりのエジプトびとが、同胞のひとりであるヘブルびとを打つのを見たので、 12左右を見まわし、人のいないのを見て、そのエジプトびとを打ち殺し、これを砂の中に隠した。」
(出エジプト記2:11,12)
このことがバレてエジプト王ファラオに命を狙われたモーセは、エジプトから逃亡し、ミディアンの地の荒野で羊飼いとして40年も過ごすことに。
つまり、
- エジプト人を殺すという大きな失敗をする
- ファラオに命を狙われる
- エジプトの王宮暮らしから荒野暮らしへ
という流れであり、モーセはまさに坂を転げ落ちるように絶望的にも見える状況に追いやられてしまったわけです。
しかし、この期間に忍耐力や謙虚さが育まれ、モーセは自分の力に頼るのではなく、神に頼る大切さを学んでいきました。
羊飼いでの40年間は、神による訓練の期間だったんですね。
結果的にモーセは、”エジプトで奴隷として苦しんでいるイスラエル人を救い出し、
カナンという地に導く”という大きな使命を神から与えられていくのです。
(✅️モーセの詳細は、【聖書人物】モーセとはどんな人?海を割った偉大な預言者!?をどうぞ)
僕が好きなフレーズに、”夜明け前が一番暗い”というものがあります。
耐え難い苦しみや絶望を乗り越えた先に、光が差し込むような素晴らしい出来事が起こることがあるのです。
大きな失敗や絶望にぶつかったとき、それは神があなたを訓練し、偉大な働きをさせようとしているサインかもしれません。
③使命やビジョンを与える
神の導きパターン三つ目は、使命やビジョンを与えることです。
神は私たち一人一人に、使命やビジョンを持っておられます。
使命やビジョンが見つかれば、私たちは人生の方向性が定まり、神のために喜びを持って生きられるようになるのです。
「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」
(エレミヤ書 29:11)
例えば、旧約聖書に登場するギデオンは、神から使命を与えられたことで、人生が劇的に変わった人物の一人です。
ギデオンの時代、イスラエル人は敵対民族であるミディアン人による激しい圧迫を受けていました。
ギデオンもミディアン人を恐れ、隠れて生活していたのです。
しかし、あるとき天使が現れ、
とギデオンに告げます。
そして、ギデオンは神からミディアン人からイスラエルを救うという大きな使命を与えられるのです。
「主はふり向いて彼に言われた、「あなたはこのあなたの力をもって行って、ミデアンびとの手からイスラエルを救い出しなさい。わたしがあなたをつかわすのではありませんか」。」
(士師記6:14)
ギデオンは「自分には無理です」とためらいますが、神の励ましを受け、最終的に使命を受け入れました。
ギデオンの軍隊はわずか300人でしたが、神の力によってミディアン軍は混乱し、同士討ちによって崩壊。
結果的に、ギデオン軍は勝利を収めたのです。
ギデオンは神の使命を受けたことで、イスラエルを救う勇敢な戦士へと導かれていったんですね。
(✅️ギデオンの詳細は、【聖書】ギデオンってどんな人?小心者からヒーローになった!?をどうぞ)
僕自身も神からの使命やビジョンを与えられて、大きく人生が変わった人間の一人です。
僕が神から与えられた使命の一つは、”発信活動を通してキリスト教や聖書について多くの人々に伝える”ことですね。
2019年にブログを開始し、2023年にはYouTubeも開始。
これらの発信を通して多くの方と出会うことができましたし、自分の生きる意味を見出し、強い情熱や喜びを持って生きられるようになりました。
神は私たち一人一人に特別な目的やご計画を持っておられます。
自分の使命やビジョンが見つかったとき、私たちの心は熱く燃え上がり、人生がキラキラと輝き出すのです。
✅️才能の見つけ方については、「なんの才能もない」と嘆くあなたへ!才能の見つけ方を5つご紹介をどうぞ
④大きな挑戦の機会を与える
神の導きパターン四つ目は、大きな挑戦の機会を与えることです。
神は私たちが新しいことに挑戦することで、大きく成長し、信仰を強めることを願っておられます。
「わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。 3あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。 4だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい。」
(ヤコブの手紙1:2-4)
そして、私たちが成長していくとき、より大きな役割を神が与えてくださるのです。
例えば、使徒パウロにとって、世界中にキリストのことを伝えるという使命は大きな挑戦でした。
なぜなら、その中で、
- 牢屋に入れられる
- ムチ打たれる
- 棒で打たれる
- 石打ちにされる
- 盗賊に襲われる
など様々な困難があったからです。
神もパウロについて、このように語られていました。
「しかし、主は仰せになった、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。 16わたしの名のために彼がどんなに苦しまなければならないかを、彼に知らせよう。」
(使徒行伝9:15,16)
つまり、パウロの人生が非常にチャレンジングなものになることは、神のご計画の一部だったわけです。
実際にパウロは様々な困難にぶつかるわけですが、神への信仰を胸に、自分の使命を果たすために挑戦をし続けました。
結果的に、パウロは成長し続け、キリスト教を世界中に広めるのに大きな貢献をしたのです。
僕も今まで神に導かれ、
- 教会学校の先生やユースのリーダーをする
- 讃美歌を作ってみる
- 礼拝で説教を語る
- 聖書のことを伝えるためにお笑いをする
- ブログやYouTubeを始める
- 心理学を学ぶために二度目の大学に入る
など様々なことに挑戦してきました。
確かに、目の前に挑戦がやって来たときには不安や恐れがやって来ることもありますし、一見失敗に終わったように見えることもあります。
しかし、こうした挑戦によって僕は大きく成長し、神への信仰も強められました。
また、今まで見えなかった新しい世界も開かれましたね。
ですから、あなたの目の前に大きな挑戦の機会がやって来たら、神の導きだと信じ、恐れずに飛び込んでみてください。
⑤人間の愛の行動を用いる
神の導きパターン五つ目は、人間の愛の行動を用いることです。
私たちは日々の生活の中で、人を助けたり親切にしたりと、愛に基づいた行動をすることがあります。
神は私たちのその愛の行動を用いて、導いてくださることがあるのです。
なぜなら、神ご自身が愛であり、私たちの愛ある行いを喜ばれるから。
「愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。 8愛さない者は、神を知らない。神は愛である。」
(ヨハネの第一の手紙4:7,8)
例えば、旧約聖書の“ルツ記”に登場するルツは、愛の行動を通して神に導かれた人物です。
ルツは夫を失ったモアブ人の女性であり、姑のナオミも夫と息子を失い、共に貧しく辛い状況にありました。
そこでルツは自分の故郷であるモアブの地を離れ、ナオミと共にベツレヘムへ戻ることを決意。
姑に対する深い愛を示したのです。
「しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。 17あなたの死なれる所でわたしも死んで、そのかたわらに葬られます。もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください」。 18ナオミはルツが自分と一緒に行こうと、固く決心しているのを見たので、そのうえ言うことをやめた。」
(ルツ記1:16-18)
ナオミとルツの生活は貧しかったので、生活を支えるために、ルツは落ち穂拾い(畑の収穫後に残った麦や大麦を拾う行為)を始めます。
愛するナオミのために、誠実に落ち穂を拾い続けるルツ。
そんなけなげなルツの姿に目を留めたのが、その畑の所有者ボアズでした。
姑思いのルツの評判を聞いていたボアズは、ルツが落ち穂をたくさん拾えるように計らってくれるなど特別な親切をしてくれます。
最終的にルツはボアズと結婚。
その家系からダビデ王やイエス・キリストが生まれるという大きな祝福が与えられました。
(✅️ルツ記の詳細は、【聖書】ルツ記のあらすじをわかりやすく解説!嫁と姑の感動物語?をどうぞ)
愛に溢れた行動は、周囲にも大きな影響を与えます。
そして、愛の心を持った私たち自身もまた、神の導きの中で大きな平安と祝福が与えられるのです。
神の導きを感じたときにすべき4つのこと
神の導きを感じたら、
という感じで舞い上がりたくなるかもしれませんが、一旦少し落ち着いてください。
神の導きを感じたときこそ、早まった決断をしないように、慎重に行動する必要があります。
そこでここからは、神の導きを感じたときにすべき4つのことをご紹介しますね。
- 祈り求める
- 長い目で忍耐する
- 小さなことにも忠実になる
- 手放す覚悟を持つ
①祈り求める
神の導きを感じたときにすべきこと一つ目は、祈り求めることです。
なぜなら、その導きが本当に神からのものか、また、次にどう行動するのがベストかを知ることができるから。
「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。 6すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
(箴言3:5,6)
逆に自分の判断で進もうとすると、道を間違えてしまう可能性があります。
例えば、聖書の人物で言うと、サウル王は典型的な悪い例でしょう。
サウル王はイスラエル王国の初代王様に選ばれ、最初は神に従う謙虚な人物でした。
しかし、次第にサウル王は傲慢になり、神の命令に従わず自分の判断で行動するようになります。
「その時、主の言葉がサムエルに臨んだ、 11「わたしはサウルを王としたことを悔いる。彼がそむいて、わたしに従わず、わたしの言葉を行わなかったからである。」
(サムエル記上15:10,11)
結果的に、サウル王は神の導きを失い、敵であるペリシテ人との戦いに敗れて自殺するという悲劇的な最期を遂げたのです。
神の導きは、一度与えられたらそれで終わりというわけではありません。
私たちは間違った道を歩まないように、継続的に神に祈り、正しい道へと導いていただく必要があるんですね。
②長い目で忍耐する
神の導きを感じたときにすべきこと二つ目は、長い目で忍耐することです。
なぜなら、神には神のタイミングがあり、神の導きがあっても、すぐに物事が進むとは限らないから。
「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。(中略)11神のなされることは皆その時にかなって美しい。」
(伝道の書3:1-11)
例えば、イスラエル王国の偉大な王様ダビデも、スムーズに王様になれたわけではありません。
ダビデは神によって選ばれ、預言者サムエルから王となるために油を注がれました。
しかし、その後すぐに王位に就けたわけではなく、初代の王様サウルに命を狙われ、長い逃亡生活を送ることになります。
ただ、ダビデが素晴らしかったのは、これだけ苦しい状況の中でもサウル王を自分の手で倒そうとしなかったことです。
二度もサウル王を殺すチャンスがありましたがそれをせず、あくまで神のときが来るのを待ち続けました。
「ダビデは従者たちに言った、「主が油を注がれたわが君に、わたしがこの事をするのを主は禁じられる。彼は主が油を注がれた者であるから、彼に敵して、わたしの手をのべるのは良くない」。 7ダビデはこれらの言葉をもって従者たちを差し止め、サウルを撃つことを許さなかった。」
(サムエル記上24:6,7)
結果的に、この期間にダビデはリーダーとしての忍耐や信仰がきたえられ、イスラエルの王としてふさわしい人物へと成長。
サウルの死後、まず7年半の間ユダの王となり、その後、全イスラエルの王として統一を果たしました。
(✅️ダビデの詳細は、【聖書人物】ダビデってどんな人?その生涯をわかりやすくまとめてみたをどうぞ)
神に導かれると、焦ってすぐに大きな結果を求めてしまいがちです。
しかし、神のタイミングと私たちのタイミングは違います。
私たちが「今こそがベストのタイミングだ!」と思っても、神の視点から見れば、もっとベストなときがあることも多いのです。
なぜなら、神の考えやご計画は、私たちの想像をはるかに超えて素晴らしいから。
「天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い。」
(イザヤ書55:9)
③小さなことにも忠実になる
神の導きを感じたときにすべきこと三つ目は、小さなことにも忠実になることです。
なぜなら、小さなことに忠実な者が、より大きなことを任されて祝福されるから。
「主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。」
(マタイによる福音書25:21)
「小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。」
(ルカによる福音書 16:10)
例えば、旧約聖書に登場するヨセフは、まさに小さなことにも忠実な人物でした。
ヨセフは幼い頃から父のヤコブから溺愛されており、そのことで兄たちの嫉妬を買っていました。
あるとき、我慢の限界に達した兄たちは、ヨセフをエジプトの商人に売り飛ばしてしまいます。
こうして、ヨセフはエジプトで奴隷として働かされることになりましたが、彼はそこで忠実に働き、主人ポティファルの強い信頼を得るように。
その後、ポティファルの妻の罠にハマり、無実の罪で監獄に入れられてしまいますが、そこでもやはり忠実に行動し、看守長からも強い信頼を得ます。
「獄屋番は獄屋におるすべての囚人をヨセフの手にゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった。 23獄屋番は彼の手にゆだねた事はいっさい顧みなかった。主がヨセフと共におられたからである。主は彼のなす事を栄えさせられた。」
(創世記39:22,23)
結果的に、ヨセフは王様の夢を解き明かすという機会が与えられ、なんとエジプトで王様の次に偉い首相の位にまで上り詰めました。
ヨセフの小さなことにも忠実な姿勢を神は見ておられ、大きく祝福されたんですね。
(✅️ヨセフ物語の詳細は、【聖書】ヨセフ物語のあらすじとは?わかりやすく簡単にまとめてみたをどうぞ)
神に導かれたからといって、神がすぐに大きな役割を与えてくださるとは限りません。
なぜなら、まだ大きな役割を任せられるほど、私たちが成熟していないことがあるからです。
しかし、私たちが小さなことに忠実であり続けるなら、神はもっと大きな役割や祝福を与えてくださいます。
④手放す覚悟を持つ
神の導きを感じたときにすべきこと四つ目は、手放す覚悟を持つことです。
なぜなら、神の導きに従うためには、何かを手放す必要があるから。
イエスも弟子たちに、このように語られました。
「それから、みんなの者に言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。」
(ルカによる福音書 9:23)
実際に弟子たちは自分の職業だけでなく、家族との生活や安定した暮らしも全て手放し、イエスに従いました。
結果的に弟子たちは、キリストのことを多くの人々に伝える使命を与えられ、初代教会においても重要な役割を果たしたのです。
また、イスラエル人の始祖として知られるアブラハムも、自分のものを手放して神に従った人物ですね。
神に命じられたアブラハムは、自分の生まれ故郷や親族との生活を手放し、神が示す地(カナン)へと向かいました。
また、自分の最愛の一人息子イサクですら、神の命令とあらば捧げようとしたのです。(未遂)
「アブラハムは燔祭のたきぎを取って、その子イサクに負わせ、手に火と刃物とを執って、ふたり一緒に行った。」
(創世記22:6)
結果的にアブラハムは、彼の子孫が増え広がり、「多くの国民の父」となるなどの大きな祝福を受けました。
(✅️アブラハムの詳細は、【聖書】アブラハムとはどんな人で何をした?その生涯を簡単に解説をどうぞ)
何かを選ぶということは、それ以外のものを手放すということです。
まとめ:神の導きパターンを知って人生を好転させよう!
生きていると、様々な困難や試練がやって来ます。
人生が上手く行かないとき、問題にぶつかっているときは視野が狭くなり、「もうダメだ!」と頭を抱えたくなることもありますよね。
しかし、神は様々な方法で私たちを導いてくださるお方です。
ですから、絶望する前に、神の導きを見逃していないか確認してみましょう。
もちろん、神の導きに従ったからといって全ての問題が消えて、良いことしか起こらなくなるわけではありません。
しかし、神に従うなら、最終的には神の計画の中で最高の道へと導かれるのです。
聖書にもこう書かれています。
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」
(ローマ人への手紙 8:28)
困難の中でも神を信じ、導きに従い続けていきましょう!
キートンでした。
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