ジーザス、エブリワン!クリスチャンブロガーのキートンです。

こういった疑問にお答えします。
東京基督教大学の日本宣教リサーチによると、2016年の時点で世界のキ
人類の約3人に1人がクリスチャンだと言われています。
そのため、世界的に有名な人物の中にもクリスチャンの方は数多くいますね。
まあ、日本にはクリスチャンが少ないので、あまりピンとこないかもしれませんが。。
以前、日本のクリスチャンの有名人をご紹介したので、今回は海外のクリスチャンの有名人をご紹介していきたいと思います。
今回も、あの大物俳優や世界的スポーツ選手、誰もが知る偉大な作家まで豪華なメンバーがズラリ。
それぞれの信仰エピソードや人生の裏側もご紹介していきますので、きっと新たな発見があるはずです。

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✅️日本のクリスチャンな有名人については、【保存版】日本のクリスチャン有名人9選!芸能人・実業家・スポーツ選手までをどうぞ
目次
【海外】世界のクリスチャン(キリスト教徒)有名人12選まとめ
海外のクリスチャンは日本のクリスチャンと比べても数が多すぎるため、特に有名で意外な人物を12人厳選しました。
やや時代が古めの人もいますが、比較的最近の人物に絞っています。
- ヒュー・ジャックマン
- デンゼル・ワシントン
- メル・ギブソン
- チェ・ジウ
- ジャスティン・ビーバー
- カーネル・サンダース
- マニー・パッキャオ
- ステフィン・カリー
- リオネル・メッシ
- ウサイン・ボルト
- C.S.ルイス
- アンデルセン

①ヒュー・ジャックマン

ヒュー・ジャックマンはオーストラリア人の人気俳優です。
テレビ俳優としてキャリアをスタートさせると、2000年の映画『X-MEN』で主役のウルヴァリン役を演じ、世界的に有名に。
また、2012年のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』では主人公ジャン・バルジャン役を演じ、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しました。

彼はユーモアのある紳士的な性格で知られ、
2008年には米ピープル誌の「最もセクシーな男」に選出されるなど、人柄も含めて男女問わず高い人気を誇っています。
ヒュー・ジャックマンは、キリスト教の家庭で育ったクリスチャンだとインタビューの中で答えていますね。
そして、このようにも語っています。
「私は信仰深い人間です。これは奇妙に聞こえるかもしれません。『炎のランナー』でランナーのエリック・リデルは「走ると神の喜びを感じる」と言います。そして私は演技をしていてそれがうまくいっているとき、特に舞台の上でその喜びを感じます。私は皆が探し求めているもの、私たち全員を結びつける感情を感じます。それを「神」と呼んでください。毎晩舞台に上がる前に、私は立ち止まってパフォーマンスを神に捧げます。「身を委ねさせてください」という意味で。」
(引用:Parade The Hugh You Never Knew: From Lost Boy to Blackbeard)
ヒュー・ジャックマンは『レ・ミゼラブル』以外にも、
キリスト教の基礎を築いた使徒パウロを描いた映画『Apostle Paul(原題)』に出演することが予定されるなど、
キリスト教系の作品にもいくつか関わっていますね。
②デンゼル・ワシントン

デンゼル・ワシントンは、アメリカを代表する映画俳優の1人です。
1981年の映画『ハロー、ダディ!』で映画デビューし、1989年の『グローリー』でアカデミー助演男優賞を受賞。
2001年の『トレーニング デイ』では、黒人俳優として史上2人目となるアカデミー主演男優賞を受賞しました。
また、映画監督としても活躍しており、2016年には『フェンス』を監督・主演し、アカデミー賞で作品賞など4部門にノミネートされています。
それまでのハリウッド映画では、黒人俳優はしばしば”知能の低い犯罪者役”や”脇役”などに限られていましたが、
彼の活躍はハリウッドにおける黒人俳優の地位を押し上げました。

デンゼル・ワシントンの父はプロテスタント(ペンテコステ派)の牧師であり、自身も敬虔なクリスチャンとして知られています。
俳優になる前には、父親と同じく牧師になりたいと考えていた時期もあったそうです。
実際、2024年12月21日にニューヨークのケリー・テンプル・チャーチで改めて洗礼を受け、牧師の資格も取得しています。
(参考:Denzel Washington Finds His Greatest Role Yet: A Man Of Faith)
デンゼル・ワシントンは、2007年リーダーズダイジェスト誌の信仰に関するインタビューでこのように語っていますね。
「私は毎日聖書を読んでいます。今は2回目の通読で、ヨハネの福音書を読んでいます。牧師が新約聖書から始めるように言ったので、2年くらい前にそうしました。新約聖書を読み進め、その後旧約聖書を読みました。今は新約聖書に戻っています。2回目の方が読みやすいです。」
(引用:Crosswalk 10 Times Denzel Washington Was Candid about His Christian Faith)
✅️旧約聖書と新約聖書の違いは、旧約聖書と新約聖書の4つの違いを簡単に解説【比較表あり】をどうぞ
③メル・ギブソン

メル・ギブソンは、アメリカ人の俳優・映画監督です。
1979年のアクション映画『マッドマックス』の主演で世界的な注目を集めると、
1987年から始まった『リーサル・ウェポン』シリーズでアクションスターとしての地位を確立。
監督業にも進出し、1995年の『ブレイブハート』では監督・主演を務め、アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞しました。

メル・ギブソンは熱心なカトリック教徒として知られており、その熱心さは、自宅近くの丘にチャペルを建設してしまうほど。
ハリウッドのスターともなると、スケールが違いますね。。!
また、彼が監督した2004年の映画『パッション』では、イエスキリストが十字架で処刑されるまでを描きました。
この作品には彼の信仰が反映されており、そのあまりにもリアルな十字架刑の描写は、世界中に衝撃を与え、賛否両論を巻き起こします。
僕も初めてこの作品を見たときの衝撃は凄まじく、
イエスが私たち人間の罪のために鞭打たれてボロボロになる姿に、感動の涙が止まらなかったのを覚えていますね。
僕の周りでこの映画を見て、クリスチャンになったという人もいました。
これほど信仰深いメル・ギブソンですが、かつてアルコール依存症に苦しみ、人生に絶望して自殺を考えた時期もあったそうです。
しかし、神への信仰に立ち返ることで、心の傷が癒され、再び人生を立て直すことができたと語っています。
(参考:ninemsn Transcript: The Passion)
ちなみに、メル・ギブソンはカトリック信徒として、避妊や妊娠中絶に対してもメディアを通して反対していますね。
④チェ・ジウ

チェ・ジウは韓国人の女優で、韓流スターの代表的女優の一人です。
1995年のドラマ『戦争と愛』で女優デビューし、2002年にペ・ヨンジュンと共演したドラマ『冬のソナタ』が大ヒット。
韓流ブームの火付け役となりました。
2003年に放送された『天国の階段』も高視聴率を獲得し、一躍韓国のトップ女優となります。

チェ・ジウは両親がプロテスタントのクリスチャンであり、幼い頃から教会学校に通っていました。
そのため、神を信じるのは当然のことと感じており、ドラマチックな神への回心の経験はありませんでした。
しかし、日本で人気が出たことで、

と自覚し、より信仰が強まったそうです。
2006年、キリスト教雑誌『光と塩』の中でも、このように語っています。
「最近になってようやく芸能界の友人と一緒に聖書を学び始めました。」
(キリスト教雑誌『光と塩』(2006年12月号)より)
彼女はソウルのオンヌリ教会に通っており、2006年には日本で行われた同教会関連のイベント「ラブ・ソナタ」に参加し、信仰告白を行いました。
また、2018年には日本CGNTVが制作したドキュメンタリー番組「ラブ・ソナタ10年 1パーセントの奇蹟」でもナレーションを務めるなど、
信仰に基づく活動にも積極的に参加しています。
(動画のリンク➠https://youtu.be/T3yz4WKyUsw?si=X-yA3yusqnHM9_kc)
⑤ジャスティン・ビーバー

ジャスティン・ビーバーは、カナダ人の世界的ポップミュージシャンです。
2009年にシングル「One Time」でメジャーデビューを果たすと、
2010年にはアルバム『My World 2.0』をリリースし、収録曲「Baby」が世界的大ヒット。
YouTube史上最も再生された音楽動画の一つとなり、一躍ティーンエイジャーのアイドルになります。

ジャスティン・ビーバーは、2014年にヒルソング教会のカール・レンツ牧師から洗礼を受けたプロテスタントのクリスチャンです。
彼は若くして成功した反動からか、過去に様々なスキャンダルを起こし、逮捕されてしまったこともありました。
絶望の淵でうつ状態になり、メディアからも「もう終わった」と言われていましたが、キリストへの信仰によって奇跡的に復活。
再びステージへと舞い戻ってきたのです。
2018年には同じくクリスチャンのヘイリー・ビーバーと結婚し、より信仰を強めることになりました。
ジャスティン・ビーバーは、過去のインタビューでこのように語っています。
「イエス・キリストのように生きられたらってとにかく本当に思ってるんだ。イエス・キリストになるのではなくてね―それは僕には絶対無理だから―そこのところ、変な風に誤解されないといいんだけど。」
(『NME Japan』 ジャスティン・ビーバー、「イエス・キリストのように生きたい」と語るより)
✅️ジャスティン・ビーバーの詳細は、【証】ジャスティン・ビーバーはクリスチャン?波乱万丈の生涯を解説をどうぞ
⑥カーネル・サンダース

カーネル・サンダース(本名ハーランド・デーヴィッド・サンダース)はアメリカの実業家で、
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者として知られています。
元々ガソリンスタンドを経営していた彼は、その物置小屋を改装し、6席だけのレストラン”サンダース・カフェ”をオープン。
そこで提供していたフライド・チキンが大人気となり、これがKFCの原型となりました。
“サンダース・カフェ”の規模は大きくなっていきましたが、やがて高速道路の出入り口が移動した関係でお客さんが減り、閉店することに。
しかも、当時の借金を全て払いきると、彼は65歳にして一文無しになってしまいました。
しかし、そんなときに、フライドチキンの秘伝レシピを使ってフランチャイズ展開するというアイデアを思いつき、
フライドチキンをワゴン車に積んで各地で販売。

カーネル・サンダースの母は熱心で厳格なクリスチャンであり、
彼も子供の頃から教会に通い、キリスト教的な考え方を持っていました。
店が潰れて65歳で一文無しになったときも、カーネル・サンダースは神に祈り、これからどうすればいいのかを求めました。
すると、その祈りの中で、”フライドチキンのレシピを他の店に売り歩く”というアイデアが浮かんだそうです。
彼は自伝でこのように語っていますね。
「何をするにしろ、神様が味方してくれないようなやり方をして、うまくいくはずがない。ビジネスにしても、神様が応援してくれないようなものが成功するはずがない。(中略)どんなに苦しいときでも神様に敬意を持つことを忘れずに生きていれば、必ず神様が救いの手を差し伸べてくれる。」
(藤本隆一『カーネル・サンダース』産能大学出版部)
ただ、正式にイエス・キリストを救い主として受け入れ、クリスチャンとなったのは77歳の時でした。
カーネル・サンダースは後にキリストについて、

と語っています。
(参考:christian learning Colonel Sanders, Founder Of KFC, Tells How Jesus Saved Him In His 70s)
キリストによって救われたカーネル・サンダースは晩年、大学生を支援し、病院や教会に寄付することを喜びとしていたそうです。
⑦マニー・パッキャオ

マニー・パッキャオは、”パックマン”の愛称を持つフィリピン人の元プロボクサーであり、史上最高のプロボクサーの一人です。
16歳でプロボクサーとしてデビューし、1998年に19歳でWBC世界フライ級王座を獲得。
その後、次々と階級を上げて11階級を渡り歩き、様々な名王者・名選手を撃破。
ボクシング史上二人目の6階級制覇(海外メディアでは8階級とされることも)を達成した世界チャンピオンとなりました。
特に母国のフィリピンでは英雄的存在で、非常に高い人気を誇りますね。

マニー・パッキャオはカトリックとして育ちましたが、現在はプロテスタント(福音派)を信仰しているクリスチャンです。
ボクシングの試合前には必ず祈りを捧げており、普段も集会などを開いて伝道活動をしています。
また、いつも教会に通い、自由な時間があれば聖書を読み、慈善活動をしているそうです。
ただ、過去には飲酒や浮気、ギャンブルなどで私生活が乱れ、離婚寸前まで奥さんとの関係が悪化したこともありました。
しかし、奥さんのすすめで聖書の勉強会へ通うようになってからは、これらの生活を捨て、私生活も回復していったそうです。
(参考:espn Pacquiao follows new, spiritual path)
マニー・パッキャオは、自身の信仰についてこのように語っています。
「私は幸せです。正しい道を見つけて、救われ、新しく生まれたからです。私たちは全員、新しく生まれ変わる必要があります。キリストは、新しく生まれなければ、神の国に入ることはできないと言われました。だから、このことは私にとってとても大切なことです。イエスは言われました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません」。それ以外の道はありません。イエスが唯一の道なのです。」
また、現役引退を表明した2021年にInstagramで神に感謝し、以下のようなコメントを残していますね。
「私がここまで来られたのは、神の恵みによるものです。戦うための力を与えてくださったのは神です。私は振り返って、ベストを尽くしたと正直に言うことができます。皆さんに神の祝福がありますように」
⑧ステフィン・カリー

ステフィン・カリーは、アメリカのプロバスケットボール選手で、史上最も偉大なバスケットボール選手の一人です。
歴代最高のシューターの一人とされ、NBAにおけるオフェンスの概念に革命をもたらしたと高く評価されています。
2009年のNBAドラフトでゴールデンステート・ウォリアーズから全体7位で指名され、
それ以来このチームでプレーを続けていますね。
彼の卓越した3ポイントシュート能力は、NBA全体の戦術に大きな影響を与え、
現代バスケットボールにおけるアウトサイドシュートの重要性を高めました。

ステフィン・カリーは、クリスチャンの両親のもとで育ったプロテスタント(ペンテコステ派)のクリスチャンです。
幼い頃から毎週日曜日に教会に通い、ずっと神の存在を身近に感じていました。
本人も、

と語っていますね。
彼の信仰の熱心さを示すエピソードは多く、以下のようなものがあります。
- “In Jesus Name I Play(イエスの名においてプレーする)”という文字が書かれたシリコンブレスを左手首に着けている
- 手首や上腕二頭筋に聖書の言葉に関するタトゥーを彫っている
- コート上で胸をたたいて空を指さすのは、神のためにプレーしていることを思い出すため
- 試合で使うスニーカーには、「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。(フィリピの信徒への手紙4章13節)」という聖句が彼の手で書かれている
また、彼のチームには他にもクリスチャンが多く、試合の日は、
30分間の聖書の勉強や祈り、日々の励ましのために10~11人の選手が集まるんだそうです。
“弟子グループ”と呼ばれるグループチャットもあり、そこで毎日聖書の一節をシェアし、テキストメッセージで聖書の勉強をしているんだとか。
(参考:the christian post Steph Curry Says Golden State Warriors Teammates Hold Daily Bible Study)
彼は自身の信仰について、このように語っています。
「神様は私にバスケットボールで生計を立てられる才能を与えてくれましたが、それでも毎日努力して上達しなければなりません。
物事の大きな流れから見れば、これはいつでも奪われる可能性がある単なるゲームに過ぎないことを知っています。しかし、バスケットボールが人々のために良いことをする機会を与え、十字架上で私たちの罪のために死んだ神の方へ人々を導く機会を与えてくれることを私は嬉しく思います。
神のおかげで天国に私の居場所が待っていることを知っています。それは地上の賞やトロフィーでは決して上回ることはできません。私には、着ているこのジャージ以上の何かがあります。それは、私の心の中に生きているキリストです。」
⑨リオネル・メッシ

リオネル・メッシは、アルゼンチンのサッカー選手で、史上最高のサッカー選手の一人です。
2004年に17歳でバルセロナのトップチームでプロデビューを果たすと、
驚異的な才能を発揮し、そこから20年以上も世界のサッカー界をリードする存在に。
世界年間最優秀選手に贈られる賞である”バロンドール”を歴代最多の8度受賞するなど、
プロサッカー史上最も多くのタイトルを獲得した選手とされています。
体格は小柄ながら史上最高のドリブラーであり、世界トップクラスのシュートセンスやパスセンス、
卓越した視野などを兼ね備えているまさにサッカー界のスーパースター。

あまり公で発言することはないものの、リオネル・メッシはカトリックの家庭で生まれ育ったクリスチャンです。
彼は少年時代、”成長ホルモン欠乏症”と診断され、身長の成長が著しく遅れるという大きな試練に直面しました。
高額な治療を受けなければ身長が伸びず、このままではプロ選手としての将来も脅かされてしまいます。
リオネル・メッシの家族は、彼の治療に必要な費用を負担するのが難しい状況でしたが、彼らは信仰を持ってこの困難を乗り越えようとしました。
すると、FCバルセロナが彼の才能に目を付け、治療費を全額負担するという条件で彼をチームに迎え入れます。
結果的に、成長ホルモンの治療を受けながらサッカーに専念することができ、最終的には身長も143cmから170cmにまで成長しました。
彼の現在の成功は信仰によって支えられたものだったんですね。
(参考:One Church Lionel Messi: Faith, Football, and Christian Values)
リオネル・メッシは、右腕にいばらの冠をかぶったイエス・キリストのタトゥーを入れており、
これも彼の信仰心を示すものとされています。
(参考:stigma 2022 World Cup| Lionel Messi’s Incredible Tattoos And Meanings)
また、ゴールを決めた際に天を指さすジェスチャーは、亡くなった祖母への敬意とともに、彼の信仰の表れとされていますね。
彼は、自身の信仰についてこのように語っています。
「僕がこのようにプレーできるようにしたのは神様だ。もちろん神様が僕にその才能を与えてくれた。それには疑いはない。神様が僕を選んでくださり、そしてもちろん僕は自分自身を成長させ成功を掴むためにできる限りのことをしてきた。でも神様の助けがなければ、僕はどこにも到達できなかっただろう」
(引用:premier christianity ’It was God who made me play like this’ – the Christian faith of Lionel Messi)
⑩ウサイン・ボルト

ウサイン・ボルトは、ジャマイカ出身の元陸上競技短距離選手で、人類史上最速の男として有名です。
身長195センチメートルという長身でありながら、驚異的な加速力とトップスピードを誇り、他の選手を圧倒。
オリンピックの金メダルを8回獲得し、100m・200m・4×100mリレーでそれぞれ世界記録を保持しています。

ウサイン・ボルトはカトリック教徒であり、各競技の前後に十字を切ったり神に祈りを捧げたりすることで知られています。
両親がプロテスタント(セブンスデー・アドベンチスト)の家庭で育ち、その後カトリックに改宗しました。
幼い頃から教会に通っており、試合の前夜にも祈っているそうです。
👇️彼の信仰に関する動画
ちなみに、ミドルネームは聖レオです。
また、ウサイン・ボルトは競技中に“奇跡のメダイ”を首にかけていることが多いです。
このメダイには、聖母マリアの姿が描かれており、
「おお、マリアよ、罪なく宿りし者よ、汝に頼る我らのために祈りたまえ」というフランス語の祈りが刻まれています。
これは単なるアクセサリーではなく、信仰の象徴として身につけているんですね。
(参考:epicpew Usain Bolt, His Catholic Faith, and His Miraculous Medal)
レースの結果に関しても神に感謝を示すことが多く、彼のSNSでも信仰に関するメッセージを発信しています。
例えば、2012年ロンドンオリンピックの200メートル走で金メダルを獲得した際、彼はX(旧Twitter)で以下のような投稿をしていますね。
「神が私のためにしてくださったことすべてに感謝したいです。神がいなければ、このすべては不可能だったでしょう。」
I want to thank GOD for everything he as done for me cause without him none of this wouldn’t be possible.
— Usain St. Leo Bolt (@usainbolt) August 10, 2012
また、2015年の世界選手権の前に、旧約聖書詩篇23篇のこの有名な一節をツイートしたこともありました。
「たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。」
(詩篇 23:4)
(参照:CHRISTIAN TODAY The faith of Usain Bolt in 5 tweets)
⑪C.S.ルイス

C.S.ルイスはイギリスの作家であり、児童文学『ナルニア国物語』シリーズの作者として世界的に有名です。
児童文学作家のイメージが強いですが、キリスト教に関する本も多く書いている20世紀の最も影響力のあるキリスト教作家の一人でもあり、
彼の著作はクリスチャン以外の人たちにも広く読まれています。

C.S.ルイスは信仰熱心なキリスト教系の家庭で育ち、プロテスタント(アイルランド国教会)で幼児洗礼を受けました。
しかし、思春期に入ると無神論者になって信仰を失い、ヨーロッパの神話やオカルトに興味を持ち始めます。
他人から干渉されることを嫌い、神を「対戦者」と捉えて拒み続けていたC.S.ルイス。
ところが、その後様々な書物や大学時代の友人の影響を受け、プロテスタント(英国国教会)のクリスチャンになりました。
ちなみに、その友人の中には、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作となった『指輪物語』の著者J・R・R・トールキンもいます。
(参考:TGC 9 Things You Should Know About C. S. Lewis)
その後、C.S.ルイスはキリスト教の信仰を深く探求し、様々な本やラジオ講演などを通して、キリスト教について伝えるようになります。
特に代表作の一つである『キリスト教の精髄(せいずい)』では、キリスト教の基本的な教えを易しい言葉で解説。
世界で最も愛読されるキリスト教本の一つとして、多くの人々に影響を与えています。
また、全世界で1億部以上の売り上げを誇る『ナルニア国物語』シリーズは、児童文学として知られていますが、その中には、
- イエスキリスト
- 罪のゆるし
- 信仰
- 天国
など、キリスト教的なテーマやメッセージがたくさん盛り込まれていますね。
C.S.ルイスは、このような言葉を残しています。
「私は太陽が昇ったことを信じるのと同じようにキリスト教を信じている。太陽が見えるからだけではなく、太陽によって他のすべてを見るからだ。」
(引用:christianbook.com 32 Inspiring C.S. Lewis Quotes on Faith & More)
⑫アンデルセン

ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、デンマークの童話作家・詩人で、世界で最も有名な童話作家の一人です。
彼の作品は子供から大人まで幅広く愛されており、
- 『マッチ売りの少女』
- 『みにくいアヒルの子』
- 『人魚姫』
- 『裸の王様』
など、今も世界中で読まれている数々の名作を書いたことで知られています。
ディズニー映画の『リトル・マーメイド』や『アナと雪の女王』も、それぞれアンデルセンの『人魚姫』と『雪の女王』が元になっていますね。
彼はとても貧しい家に生まれ、暗く苦しい子ども時代を過ごました。
しかし、大学在学中に発表した小説が評判となり、本格的な作家活動を開始。
30歳頃には、自身のイタリア旅行体験をもとに書いた小説『即興詩人』が大ヒットします。
同じ時期に童話を書き始め、『マッチ売りの少女』、『みにくいアヒルの子』などの名作を次々に発表。
40歳を過ぎる頃には、デンマークの国民的童話作家となっていました。

アンデルセンはクリスチャンの家庭で生まれ、キリスト教の影響を強く受けながら育ちます。
当時のデンマークはプロテスタント(ルター派)が主流で、アンデルセンもルター派のクリスチャンでした。
神の存在と愛を深く信じており、貧しくて孤独だった彼の人生を支えていたのは神への信仰だったと言われています。
実際、僕もアンデルセンの自伝を読みましたが、その中で何度も彼が神に祈ったり神の存在を意識したりしている描写が出てきますね。
また、彼の作品は子ども向けに書かれてはいますが、深い意味や教訓が込められており、キリスト教的なテーマも多く見られます。
例えば、「マッチ売りの少女」で少女が神がおられる天国へと昇る描写には、死後の救いや希望が表現されていますね。
さらに、彼の作品は弱い者や貧しい者たちへの共感が強く、
これはイエスキリストが当時、社会的に弱い立場の人たちに愛を持って接していかれた姿と通じるものがあります。
アンデルセン自身も貧困や劣等感、孤独などに苦しんだため、弱い者の気持ちがよく分かったんでしょうね。
アンデルセンは、友人への手紙の中でこのように書いています。
「私は、神が私に授けた贈り物(才能)を無駄にしてはならない。私の物語は、多くの者の心に光をもたらすためのものだ。」
まとめ:海外の有名人の中にもクリスチャンはたくさんいる!

- ヒュー・ジャックマン
- デンゼル・ワシントン
- メル・ギブソン
- チェ・ジウ
- ジャスティン・ビーバー
- カーネル・サンダース
- マニー・パッキャオ
- ステフィン・カリー
- リオネル・メッシ
- ウサイン・ボルト
- C.S.ルイス
- アンデルセン
世界中で活躍しているスターたちも、悩みや不安を抱えながら、それぞれの人生を歩んでいます。
今回ご紹介した12人は、そんな中でキリストへの”信仰”を大切にし、人生の支えにしてきた人たちです。
かなり意外な人物も多かったのではないでしょうか?
特に史上最高レベルのアスリートが多いのは、驚きですよね。
世界で活躍する彼らにとって、イエスキリストは希望の光です。
しかし、それは彼らだけでなく、イエスキリストは私たちすべての人間にとって、同じように希望の光なのです。
イエスはこのように語られました。
「イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」。」
(ヨハネによる福音書8:12)
この記事をお読みになった全ての方に、神の豊かな祝福がありますように!
キートンでした。



👇️参考文献
●引用画像 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Denzel_Washington_cropped_02.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mel_Gibson_Cannes_2016_3.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%27%EA%B3%A8%EB%93%A0%EB%93%80%27_%ED%8F%AC%ED%86%A0%EC%BD%9C_%EC%B5%9C%EC%A7%80%EC%9A%B0_(2).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Justin_Bieber_in_Rosemont,_Illinois_(2015)_(cropped).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Colonel_Harland_Sanders_in_character.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Stephen_Curry_2.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lionel-Messi-Argentina-2022-FIFA-World-Cup_(cropped).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Usain_Bolt_Rio_100m_final_2016cr.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:San_Diego_Comic-Con_2014_-_X-Men_(14769198004).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SDCC_2015_-_Hugh_Jackman_(19086117684).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:The_Equalizer_08_(15310534581).jpg# https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mel_Gibson_(210266209).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mel_Gibson_with_Domenica.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:180212_%EC%B5%9C%EC%A7%80%EC%9A%B0.png https://commons.wikimedia.org/wiki/File:(TV10)_%EC%B5%9C%EC%A7%80%EC%9A%B0%EC%99%80_%EC%A3%BC%EC%A7%84%EB%AA%A8%EC%9D%98_%EC%99%84%EB%B2%BD%ED%95%9C_%EC%BC%80%EB%AF%B8_%EC%BA%90%EB%A6%AC%EC%96%B4%EB%A5%BC_%EB%81%84%EB%8A%94_%EC%97%AC%EC%9E%90_%EC%A0%9C%EC%9E%91%EB%B0%9C%ED%91%9C%ED%9A%8C_%EC%B5%9C%EC%A7%80%EC%9A%B0_55s.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Justin_Bieber.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Justin_Bieber_Hallenstadion_Zurich_Switzerland.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Colonel_Sanders_-_geograph.org.uk_-_2764454.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Manfred_Katz_together_with_Colonel_Harland_David_Sanders_(founder_of_KFC).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:22_-_Hotel_and_Restaurant_Greats_(cropped).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pacman.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Manny_Pacquiao_at_87th_NCAA.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Stephen_Curry_(24180454343).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rus-Arg_2017_(3).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Messi_after_scoring_against_Nigeria.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Usain_Bolt_2014-02-22_001_(cropped).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Miraculous_medal.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Usain_Bolt_Rio_100m_final_2016k.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:C.S.-Lewis.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Berea_KFC_-_October_2023_-_Sarah_Stierch_05.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Stephen_Curry_(33140701266).jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2015_UEFA_Super_Cup_64.jpg https://commons.wikimedia.org/wiki/File:ECUADOR_VS_ARGENTINA_(36956136633).jpg