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聖書の世界の残酷な処刑(死刑)方法トップ5【閲覧注意】

ジーザス、エブリワン!キートンです。

聖書の時代には、どんな処刑(死刑)方法があったの?

最近の処刑方法とは違うのかな?

こういった疑問にお答えします。

 

人には知らなくてもいい世界、いやむしろ知らない方が良いと言える世界があります。

今回皆さんにご紹介するのは、まさにそんな世界の1つ。

 

長い歴史を持ち、数々の犯罪者たちの命を奪ってきた“処刑”についてです。

たくさんある処刑の中には、

いやいや、本当に人間の血が通ってるの!?

と問いたくなるような残酷極まりないものが数多くあります。

 

そして、それは今からずっと前の聖書の時代も例外ではありません。

実際、聖人たちの中にも、残酷な処刑によって命を落とした人物が何人もいるのです。

 

そこで今回は、聖書の時代に存在した残酷な処刑方法をランキング形式でご紹介したいと思います!

さあ皆さん、引き返すなら今のうちですよ!

 

。。。本当に読み進めていいんですね?

後悔しても知りませんよ??

 

では参りましょう!

キートン
キートン
グロい描写が苦手な方は無理せず。。!

聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?永遠のベストセラー!?をどうぞ

聖書の世界の残酷な処刑(死刑)方法トップ5【閲覧注意】

では、今回はトップ5に絞ってご紹介していきましょう!

残酷度を横に星で示しているので、参考にしてください。

 

※処刑にされた聖人については、聖書内容だけでなく伝承も含んでいます。

◎聖書の時代の残酷な処刑方法トップ5

  • 5位、斬首刑 ★★
  • 4位、石打ちの刑 ★★★★
  • 3位、鋸挽き(ノコギリびき)の刑 ★★★★★
  • 2位、皮はぎの刑 ★★★★★★★
  • 1位、十字架刑 ★★★★★★★★★★

5位、斬首刑 ★★

首を刃物などで切り落とすというシンプルかつメジャーな処刑方法。

歴史も古く、人類が刃物を武器にし始めた頃から既に存在した方法なんだとか。

“ギロチン”を使った斬首刑が有名だにゃ~。

 

首を切り落とすと聞くと恐ろしく思えますが、基本的には即死できるため比較的苦痛は少なめ。

そのため、残酷度は今回のランキングでは最下位という結果にしました。

 

この方法で処刑になった聖書の人物としては、

の2人が有名です。

偉大な伝道者であったパウロは、当時のローマの皇帝ネロによって斬首されたという伝承があります。

キートン
キートン
皇帝ネロは、キリスト教を徹底的に迫害したことで知られています!

 

ちなみに、飛ばされたパウロの首は地面で3度弾み、

その3地点から泉が湧いたためその場所は“トレ・フォンターネ(三つの泉)”という名が付いたんだとか。

洗礼者ヨハネの斬首に関しても有名で、“サロメ”など様々な芸術作品のモチーフになっています。

こちらは、聖書にも書かれていますね。

「王は困ったが、いったん誓ったのと、また列座の人たちの手前、それを与えるように命じ、人をつかわして、獄中でヨハネの首を切らせた。」

(マタイによる福音書14章9、10節)

洗礼者ヨハネは神の教えを語っていましたが、当時の王様ヘロデに捕まり、

ヘロディアという女性の企みによって殺されてしまいました。

ちなみに、かつてはポピュラーだった斬首刑ですが、2021年の現在では世界でも、

サウジアラビアにしか処刑方法として残っていないんだとか。

首を切り落とすなんて充分残酷じゃん!!

と思いますか?

 

いえいえ、この後ご紹介する処刑方法に比べればこんなの全然優しい部類ですよ。

ふっふっふっふ。。(不気味な笑み)

4位、石打ちの刑 ★★★★

下半身を生き埋めの状態にされた罪人に向かって、大勢で石を投げて殺す処刑方法。

非常にシンプルな処刑方法ですが、その苦痛は処刑の中でもトップクラスなんだとか。

 

その理由は、受刑者がすぐに死なないように丁度いい大きさの石を使うからです。

性格悪すぎですね。。

どんだけサディスティックやねん!!

 

石打ちの刑にあった聖書人物としては、聖人ステファノが挙げられます。

ステファノは新約聖書に登場する人物で、ユダヤ教の人々を批判したことで石打ちによって殺されてしまいました。

「こうして、彼らがステパノに石を投げつけている間、ステパノは祈りつづけて言った、「主イエスよ、わたしの霊をお受け下さい」。そして、ひざまずいて、大声で叫んだ、「主よ、どうぞ、この罪を彼らに負わせないで下さい」。こう言って、彼は眠りについた。」

(使徒行伝7章59、60節)

ちなみに、ステファノはキリスト教において最初の殉教者(神への信仰によって命を捨てた人)と言われています。

 

また、先ほど登場した使徒パウロも石打ちの刑を受けたことがありますが、何とか生き延びました。

「ところが、あるユダヤ人たちはアンテオケやイコニオムから押しかけてきて、群衆を仲間に引き入れたうえ、パウロを石で打ち、死んでしまったと思って、彼を町の外に引きずり出した。 20しかし、弟子たちがパウロを取り囲んでいる間に、彼は起きあがって町にはいって行った。」

(使徒行伝14章19、20節)

逆に聖書の人物が石打ちを行った例もあり、その人物がヨシュア記に登場するヨシュアです。

ヨシュアは、預言者モーセの後を継いだイスラエルの指導者で、あらゆる戦いで勝ちまくった戦闘の天才ですね。

 

ヨシュアは、罪を犯して神の怒りを買ったアカンという人物を石で打ち殺しました。

「そしてヨシュアは言った、「なぜあなたはわれわれを悩ましたのか。主は、きょう、あなたを悩まされるであろう」。やがてすべてのイスラエルびとは石で彼を撃ち殺し、また彼の家族をも石で撃ち殺し、火をもって焼いた。 」

(ヨシュア記7章25節)

キートン
キートン
神様の命令だから仕方ないとはいえ、むごい。。

 

さらに、石打ちの刑に値する罪については、聖書にもいくつか記述があります。

例えば、

「「男または女で、口寄せ、または占いをする者は、必ず殺されなければならない。すなわち、石で撃ち殺さなければならない。」

(レビ記20章27節)

あるいは、

「主はまたモーセに言われた、「イスラエルの人々に言いなさい、『イスラエルの人々のうち、またイスラエルのうちに寄留する他国人のうち、だれでもその子供をモレクにささげる者は、必ず殺されなければならない。すなわち、国の民は彼を石で撃たなければならない。」

(レビ記20章1、2節)

など。

このように、聖書の時代には石打ちの刑は珍しいものではなかったことが分かりますね。

まあ、確かに文明が発達していなくてもできる処刑方法ではありますが。。

 

随分原始的な処刑方法に思えますが、なんとこの処刑方法、現在もまだ存在するのです!

それは、イスラム教国として知られる

  • パキスタン
  • イラン
  • アフガニスタン

などです。

 

預言者ムハンマドの言行録である”ハディース”という書物に、石打刑の記述があるのが理由らしいですが。

んーー、ゾッとしますね。。

3位、鋸挽き(ノコギリびき)の刑 ★★★★★

文字通り、ノコギリで受刑者の体をギーコギーコひいて殺す処刑方法。

もうなんか説明を聞いているだけで痛いですね。。

 

斬首刑のように即死できない分、こちらの方が苦痛度は断然上でしょう。

アップデート版といったところでしょうか。

 

しかも、恐ろしいことに、かつてのヨーロッパでは、逆さづりにして股から頭に向かってノコギリをひいていたんだとか。

想像もしたくない。。!

誰がこんな残酷なこと考えるんでしょうね。。

 

聖書の人物でいうと、12弟子の熱心党のシモンがこの鋸挽きの刑によって殉教したと言われています。

こちらも聖書には書かれておらず、伝承の域を出ませんが!

 

ちなみに、日本でも江戸時代に行われていた処刑方法であり、当時の処刑の中で最も重い刑罰とされていました。

あの織田信長や徳川家康も鋸挽きの刑を命じたことがあるんだとか。

 

やり方はヨーロッパとは全く違うようですが、恐ろしすぎますね。

2位、皮はぎの刑 ★★★★★★★

受刑者の全身の皮膚を刃物などでべりべりとはぎ取って殺す処刑方法。(ひいいっ!!)

個人的に、今回ご紹介する中で最も痛そうだなと思う刑です。

 

全身の皮膚をはぎ取っても人はすぐには死なないので、長時間とんでもない苦痛に襲われ続けて死ぬことになります。

でもこれって、受刑者だけじゃなくて、刑を実行するほうもきついですよね。。

グロテスク過ぎるにゃ~。

 

しかも、こんな恐ろしい刑が、古くから中国やアメリカ大陸など世界のあらゆる場所で行われていたんだから驚きです。

聖書の人物としては、12弟子のバルトロマイが皮はぎの刑で殉教したと言われています。

こちらもあくまで伝承ですが、その影響かバルトロマイの絵画にはナイフと自分の皮を持っているものが多いです。

 

ちなみに、皮はぎの刑を受けた受刑者の姿は、見るに堪えないものだったそうな。

ああ、そろそろメンタル的にきつくなってきたぞ。。

1位、十字架刑 ★★★★★★★★★★

さあ、お待たせしました!

並み居る残酷な処刑方法たちを押さえて堂々の1位に輝いたのは、“十字架刑”です。

 

十字架刑は、当時のローマ帝国で最も重いと言われていた刑罰で、十字架にはりつけにされることで処刑されます。

イエスキリストがこの十字架刑により命を落としており、まさにキリスト教の象徴とも言える処刑方法ですね。

「そしてその頭の上の方に、「これはユダヤ人の王イエス」と書いた罪状書きをかかげた。同時に、ふたりの強盗がイエスと一緒に、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけられた。」

(マタイによる福音書27章37、38節)

ただし、この十字架刑を1位にしたのは、別に僕がクリスチャンだからというわけではありません。

 

十字架刑はキリスト教を差し引いても、ずば抜けた残酷さを誇る処刑方法なのです。

ここまでの処刑方法でも充分残酷なのに。。

 

皆さんは、もしかして十字架刑をただ十字架に架けられるだけの生易しい刑だと思っていないですよね?

いやー、甘い!!甘すぎます!!

 

それは、チョコレートパフェにハチミツと練乳をかけて、メイプルシロップをまとわせるくらい甘いです!!!(糖尿病になるわ)

例えば、イエスキリストの十字架刑を例にとって見ると、以下のような手順がとられました。

◎十字架刑の流れ

  1. フラグラム”という特殊な鞭で39回ほど背中をズタボロに引き裂かれる
  2. 茨の冠を被せられ、唾を吐きかけられながら「ユダヤ人の王、万歳」と馬鹿にされる
  3. 約70〜90kgの十字架を背負って1.6Km先のゴルゴダの丘まで歩かされる
  4. 全裸で十字架の上に寝かされ両手足に30cmほどのぶっとい釘を打たれる
  5. 呼吸困難になって2、3日もだえ苦しみながら死に至る

うん、この刑を考えた人は悪魔なんですかね??(ドン引き)

 

まあ、イエスキリストの場合は通常の十字架刑よりもハードだったかもしれませんが、にしてもきついですよね。

きっと、どうやったら1番人間が苦しんで死ぬかを考えつくされた刑なんでしょう。

 

また、主な死因が窒息死というのも恐ろしいですが、十字架刑が残酷なのは精神的な苦痛もあることです。

だって、公衆の面前で全裸の状態で十字架上にさらされるんですよ?

いやいや、どんな羞恥プレイやねん!

って話ですよ。

 

肉体的にも精神的にも多大な苦痛を与える十字架刑がいかに残酷か、お分かりいただけましたか?

ちなみに、伝承では、12弟子のペテロアンデレがそれぞれ

  • ペテロ ➡”逆さ十字架”
  • アンデレ➡”X字架”

につけられて処刑されたと言われています。

 

なぜ十字架じゃないかというと、師であるイエスキリストと同じ死に方は恐れ多いと彼らが拒否したからなんだとか。

さすがは弟子たちですね!

 

十字架刑に関しては、【閲覧注意】十字架刑がいかに残酷で苦痛な刑なのかまとめてみたで詳しく書いてあります。

まとめ:人類には恐ろしい処刑の歴史があった!

◎聖書の時代の残酷な処刑方法トップ5

  • 5位、斬首刑 ★★
  • 4位、石打ちの刑 ★★★★
  • 3位、鋸挽き(ノコギリびき)の刑 ★★★★★
  • 2位、皮はぎの刑 ★★★★★★★
  • 1位、十字架刑 ★★★★★★★★★★

いやー、身の毛もよだつ恐ろしい処刑ばかりでしたね。

しかも、聖書に限定しなければ、残酷な処刑方法なんてもっと山ほどありますからね!

 

特に中国なんかは半端じゃないです。

おすすめはしないですが、もっと知りたい方はネットや本で調べてみると色々と出てきますよ。(画像の閲覧は自己責任で)

 

ただ1つ言えるのは、あれですね。

この時代の日本に生まれて良かったーー!!(織田裕二風に)

 

キートンでした。

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月間15万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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