面白雑学まとめ

【必読】キリスト教の主な文学作品を8つまとめてみた

ジーザス、エブリワン!キートンです。

 

世界中にはたくさんの文学があり、その中にはキリスト教の影響を受けているものが少なくありません。

いや、軽い影響も含めたら少なくないどころの騒ぎじゃないですね!

 

しかし、その中でも特にキリスト教の要素が強い文学というものが存在します。

そこで今回は、読書家でクリスチャンの僕が主なキリスト教的文学作品を一挙にご紹介したいと思います!

 

キリスト教の知識がなくとも楽しめる名作ばかりなので、気になった作品はぜひ読んでみてくださいね!

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キリスト教の主な文学作品を8つまとめてみた

細かいストーリーはもっと詳しいサイトにお任せするとして、

この記事では作品のキリスト教的要素を重点的にご紹介しますね!

 

では、参りましょう!

◎キリスト教の主な文学作品を8つまとめてみた

  1. アーサー王物語(トマス・マロリー)
  2. 塩狩峠(三浦綾子)
  3. 失楽園(ジョン・ミルトン)
  4. 神曲(ダンテ・アリギエーリ)
  5. 沈黙(遠藤周作)
  6. 罪と罰(フョードル・ドストエフスキー)
  7. レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユーゴー)
  8. ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー)

①アーサー王物語(トマス・マロリー)

中世イギリスの伝説的英雄“アーサー王”について書かれた物語。

皆さんも、アーサー王という名前は聞いたことがあるのでは??

 

アーサー王の物語については、現在でも漫画やアニメ、ゲームなどに強い影響を与えていますね。

特に、アーサー王が石に刺さった聖剣エクスカリバーを引き抜くシーンは有名です!

ファンタジーでおなじみの世界観。。

 

この物語には、アーサー王がその圧倒的強さで様々な国や領土を支配していき、

最終的には味方の反乱によって悲劇の死を遂げるまでが描かれています。

 

そして、アーサー王の物語の中には“聖杯伝説(探索)”という有名なエピソードがあります。

聖杯というのは、イエスキリストが最後の晩餐の際に使ったとされる杯(さかずき)のこと。

 

あるとき、ブリタニア王国の王様であるペラルという人物が、敵との戦いの際にロンギヌスの槍によって足を負傷し、その傷に苦しんでいました。

キートン
キートン
ロンギヌスの槍で受けた傷は治らないんです。。!

このままではブリタニア王国も危ない!ということで、アーサー王たちは、

ペラル王の傷を癒すために聖杯を探しに行くのです。

 

聖杯伝説は、アーサー王物語に限らず、映画「インディ・ジョーンズ」や

「ダ・ヴィンチ・コード」など様々な作品にも取り入れられていますね!

 

ちなみに、ここでいう聖杯は、

十字架に架かられたイエスキリストの血を12弟子のヨセフが受けた杯だという説もあります。

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②塩狩峠(三浦綾子)

三浦綾子によって書かれた日本の作品。

三浦綾子は自身がクリスチャンであり、本書の他にもキリスト教的作品を多数遺しています。

 

簡単にあらすじをまとめると、親の影響でキリスト教の信徒となった主人公永野信夫が、

鉄道の事故から乗客を守るために自ら汽車のレールに飛び降りるというお話。

 

自分を犠牲にしてまでも乗客を守った主人公の姿は、まさにキリスト的な自己犠牲の愛そのものです。

イエスキリストの十字架を彷彿とさせるその姿が、大きな感動を与えてくれる名作ですね!

 

はい今、

へえー、よくできたお涙頂戴のストーリーだなあ。

と思ったそこのあなた!

 

驚くなかれ!

このお話、なんと実話なんです。

 

本作の主人公は、鉄道事故で殉職した長野政雄という実在の人物をモデルにしています。

そして、長野政雄は1909年に、塩狩峠で最後尾の車両連結部が外れてブレーキも間に合わない列車を止めるために自らを汽車の下敷きにしたのです。

 

結果的に、列車は止まり、乗客は全員助かりました。

そして、亡くなった長野政雄からは肌身離さず持っていた遺書と聖書が見つかったんだとか。

泣ける。。

 

こんな立派なクリスチャンが実際にいたなんて驚きですよね!

ちなみに、僕はうっかり本作を電車内で読んでしまい、涙をこらえるためにもだえ苦しんだ覚えがあります。(完全に変な人)

 

ですから、皆さんには人目がないところで読むのをおすすめします!

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③失楽園(ジョン・ミルトン)

ミルトンによって書かれたイギリスを代表する文学。

旧約聖書の”創世記”、特に”アダムとエバ”のお話をもとに書かれたお話ですね。

 

本作の特徴は、悪魔(サタン)が主人公的な立ち位置で描かれていること。

サタンは元々最高位の天使”ルシファー”であり、神様にお仕えする立場でした。

 

しかし、あるとき神様への反乱を起こし、罰として地獄に落とされたことで悪魔となってしまったのです。

他の堕天使たちと共に神への復讐を誓うサタンに、仲間のベルゼバブはこんな提案をします。

ベルゼバブ
ベルゼバブ
神が愛している人間を堕落(だらく)させるのが、1番の復讐になるのでは??

と。

 

この意見に賛同したサタンは、自分1人で人間のいる”エデンの園”に行くことを仲間たちに告げます。

サタンは、1度目は良い天使の姿で、2度目はずる賢い蛇の姿でエバに禁断の知恵の実を食べるように誘惑をしました。

 

そして、サタンの思惑通り、エバは知恵の実を食べてしまい罪を犯してしまったのです。

しかも、エバはアダムにもその実を分け与え、アダムも知恵の実を食べてしまいました。

 

これこそが人類初めての罪”原罪”の始まりでした。

やっちまったにゃ~。

 

こうして、アダムとエバはこの罪ゆえに、

  • 男は働かなくては食べていけない
  • 女は苦しんで子供を産まなくてはいけない
  • 人はいずれ必ず死ぬ

という運命を背負うことになり、エデンの園を追い出されてしまいました。

しかし、同時に、後に神の御子であるイエスキリストがアダムとエバの子孫たちの罪を背負ってくださることを告げられます。

 

ちなみに、計画に成功したサタンですが、この罰として怪物の姿へと変えられてしまいました。

本作のこのような悪魔に対する解釈は、後のキリスト教にも大きな影響を与えています。

 

物語性に富んでおり、親しみやすいストーリーですね!

ただし、サタンがかなり魅力的に描かれているので、感情移入し過ぎないようにご注意を。。

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④神曲(ダンテ・アリギエーリ)

後の文学にも大きな影響与えた、イタリア最大の古典文学。

このタイトルは、最近よく使われる、

あー、あの曲ってマジで神曲だよねー!

最近、ヘビロテしまくってる!!

という意味の神曲ではありません。

読み方も違いますし。(本作の読み方は”しんきょく”)

 

本作は、全体が長編の詩となっており、

  1. 地獄篇(34歌)
  2. 煉獄篇(33歌)
  3. 天国篇(33歌)

の3部で構成されています。

 

その内容は、暗い森に迷い込んだダンテが詩人ウェルギリウスに導かれて、

生きたまま地獄、煉獄(れんごく)、天国を見て回るというもの。

 

そこでダンテは、聖書やギリシャ神話に登場する人物たちの死後の姿を見ることとなります。

地獄、煉獄、天国それぞれの特徴を見てみると、

  • 地獄➡キリストを信じていない人が行く場所。大きく9つのエリアがあり、生前の罪に応じて振り分けられる。下に行けば行くほど、罪が重いエリアになっている。最大の罪は裏切り。
  • 煉獄➡比較的罪の軽い人が行く場所。天国と地獄の中間。山を登り、生前に犯した”七つの大罪”を清めれば天国に行ける。
  • 天国➡キリストを信じていた人が行く場所。10の天界から構成される。聖人や神様がいて、神様の愛に溢れている。

という感じです。

あまりにも壮大で細かい設定がたくさんあるので、全部はまとめきれませんが。。

 

この世界観からも分かる通り、本書は聖書の影響を強く受けており

ペテロやユダなど聖書の人物が登場したり、聖書箇所が引用したりされています。

 

特に地獄は、新約聖書外典の「ペテロの黙示録」を参考に書かれていると言われていますね。

また、本書では

  • 地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部構成
  • 煉獄篇と天国篇の歌の数がそれぞれ33
  • 3行を一連とする”三韻句法”(テルツァ・リーマ)が使われている

など”3″という数字が意識的に使われており、これによって“三位一体説”を表していると言われています。

 

三位一体説というのは、神は3つの位格(神、イエスキリスト、聖霊)を持っているというキリスト教の重要な考え方のことです。

このように、キリスト教要素が強い本書は、多くの教会にも影響を与えたんだとか!

 

特に、聖書の死後の世界をここまで細かく描いたことに、当時の人々は衝撃を受けたそうです。

キートン
キートン
ただし、煉獄に関しては聖書の記述はありません!
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⑤沈黙(遠藤周作)

クリスチャンの作家として知られる、遠藤周作によって書かれた作品。

舞台は17世紀の日本で、江戸時代のキリスト教弾圧が描かれています。

 

大まかなストーリーは、ポルトガルの司祭ロドリゴが日本のキリスト教迫害を目の当たりにし、

自身も信仰を捨てるかどうかを迫られるというもの。

 

ロドリゴは自分の師である神父が日本で捕まり信仰を捨てたと聞いて、日本にやって来ていたのでした。

ロドリゴは、その苦しみの中で、

なぜ神はこれだけの苦しみにあわせながら、沈黙したままなのか?

とつぶやきます。

信仰や神についてなどキリスト教の根本的なテーマに触れられている傑作です。

 

日本でのキリスト教弾圧の歴史を知りたい方にも、おすすめです!

ただ、テーマがテーマだけに全体的にかなり重苦しい雰囲気があります。

 

特に、クリスチャンたちが拷問される描写は目をそむけたくなるレベルですね。

ちなみに、僕は映画も観たのですが、それはそれはメンタルが削られました。。

読むのに覚悟が要りそう。。!

 

また、出版当初は衝撃的なラストのせいか、カトリック教会から強い批判があったんだとか。

どんなラストなのかは、皆さん自身の目でお確かめください!

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⑥罪と罰(フョードル・ドストエフスキー)

ロシアの文豪ドストエフスキーの代表作。

青年ラスコーリニコフはあるとき、自分の正義のために、悪名高い高利貸しの老婆(ろうば)を殺すことを計画します。

 

これは、老婆のお金を盗んで孤児院に寄付するためであり、彼なりに正しいと思ってした行為でした。

しかし、老婆殺害の現場を老婆の妹リザベータに目撃されてしまい、計画になかったリザベータまでも殺してしまいます。

連続殺人。。

 

この予想外の殺人によって、ラスコーリニコフは自分が犯した罪の意識に悩まされることに。

しかし、自分よりも酷い生活を送る女性ソーニャの家族に尽くす自己犠牲的な生き方に心を打たれ、ラスコーリニコフの心が変えられていきます。

 

そして、このソーニャこそ本作のキーパーソンとなる人物です。

それは、ソーニャの自己犠牲の愛に満ちたキリスト的な生き方がラスコーリニコフを変えたからですね!

 

一方で、罪の意識に苦しむラスコーリニコフは、私たち人間のよくある姿です。

本作を読んで、ラスコーリニコフに感情移入してしまう方も多いのではないでしょうか。

 

そんな罪深いラスコーリニコフとそれに寄り添うソーニャ。

これって、何だか私たち人間とイエスキリストの関係に近いものを感じますよね。

ぐっとくるにゃ~。

私たちも日々、イエスキリストによって罪を清められて心変えられていますから。

 

特にラストシーンは、感動間違いなしですよ!

ちなみに、作者のドストエフスキーは聖書に強い影響を受けており、もう1つの代表作”カラマーゾフの兄弟”にもキリスト教色が強く反映されています。

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⑦レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユーゴー)

近年、映画化でも話題になったフランスの作品。

舞台は19世紀のフランスで、パンを盗んだ罪で刑務所に入れられていたジャン・ヴァルジャンが主人公です。

 

ジャン・ヴァルジャンはある日仮釈放されますが、誰からも冷たくあしらわれ、どこに行く当てもありません。

そして、途方に暮れたジャン・ヴァルジャンがたどり着いたのがとある教会でした。

 

そして、この教会での司教ミリエルとの出会いが、ジャン・ヴァルジャンの荒(すさ)んだ心を変えていきます。

本作を読めば分かると思いますが、このミリエルさんが本当にいい人なんですよ!

だって、

  • 見ず知らずのジャン・ヴァルジャンに、温かい食事と寝床を用意してあげる
  • ジャン・ヴァルジャンがミリエルの大切な銀の食器を盗んだときも、「それは私があげたのだ」といってゆるす

というエピソードがあるのですから。

クリスチャンのかがみだ。。!

愛とゆるしの精神に溢れていますよね。

 

こうしたミリエルの愛とゆるしに触れられたジャン・ヴァルジャンは心を打たれ、

ジャン・ヴァルジャン自身も愛とゆるしを実践する者と変えられていくのです。

 

ジャン・ヴァルジャンが自分の罪を悔い改めていく姿はグッときますよ!

映画も名作なので合わせて観てみてください!

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⑧ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー)

イギリスの有名な長編小説。

皆さんもタイトルくらいは耳にしたことがあるのでは??

 

本作では、船乗りになった主人公のロビンソンが無人島に漂流し、そこで生き抜く姿が描かれています。

一見、ただの冒険ものの物語っぽくて、

え、どこにキリスト教の要素があるの??

と思うかもしれませんが、ちゃんとあります!

 

ロビンソンはあるとき海岸に流れ着いた船にあった聖書を見つけるのです。

そして、その聖書は無人島生活で孤独に襲われていたロビンソンを癒し、心の拠り所となっていきます。

 

ちなみに、ロビンソンが最初に読んだ聖書の御言葉はこちらです。

「悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」。」

(詩編50編15節)

こうして、ロビンソンの神への信仰は日々強くなっていきました。

熱心に聖書を読み、祈り、神様に語り掛ける。

 

何だか普通のクリスチャンの日常ですよね。

このようなロビンソンの姿を見ていると、人間は孤独な状況になったほうが神様を求めるのかもしれないなあと感じます。

 

だって、神様の他に頼るものがないのですから!

私たち人間は普段から、神様以外のものに頼りすぎているのかもしれません。

耳が痛い。。!

 

しかも、ロビンソンは後に捕虜のフライデーという人物と出会うまで、25年以上も無人島で1人暮らしをしていました。

こんな極限状態なら、嫌でも神様を求めたくなりますよね!

 

というわけで皆さん、信仰を強めたいなら無人島に行きましょう!!(極論)

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まとめ:キリスト教は世界中の文学にも根付いている!

◎キリスト教の主な文学作品を8つまとめてみた

  1. アーサー王物語(トマス・マロリー)
  2. 塩狩峠(三浦綾子)
  3. 失楽園(ジョン・ミルトン)
  4. 神曲(ダンテ・アリギエーリ)
  5. 沈黙(遠藤周作)
  6. 罪と罰(フョードル・ドストエフスキー)
  7. レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユーゴー)
  8. ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー)

いやー、歴史的な名作ばかりでしたね!

もちろん、上記の他にもキリスト教的な作品はたくさんありますが、まずはこれらを押さえましょう。

 

ただし、ある程度キリスト教の知識がないと読みにくい作品もあると思うので、当ブログである程度勉強してから読むのがおすすめです!

読んだら感想を聞かせてくださいね。

 

では、また無人島でお会いしましょう!!(行かねえよ)

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月間5万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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