聖書を学ぶ

【徹底解説】聖書の面白いところ6選!クリスチャンが紹介してみた

聖書の面白いところ6選!クリスチャンが徹底解説してみた

ジーザス、エブリワン!クリスチャンブロガーのキートンです。

聖書って堅苦しくてつまらないイメージがあるけど、面白いの?

何が面白いのか具体的に知りたいなあ。。

こういった疑問にお答えします。

 

あなたは聖書というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

分厚いし、何だか難しそう。。
説教臭いイメージある。
宗教の本だから、自分には関係ないよね!

など、ネガティブなイメージを持っている方もいるかもしれません。

 

しかし、ちょっと待ってください。

聖書を食わず嫌いして、読まずにいるのはもったいないです。

 

聖書は世界で最も広く読まれている本であり、その累計発行部数は数十億冊以上にも及ぶとされる通称”永遠のベストセラー”。

実際に開いてみると、そこには映画や漫画にも負けない迫力ある物語や、人生に深い意味を与える名言の数々があります。

 

聖書には読んでみないとわからない、面白さがあるのです。

あなたも聖書を読む前に「どうせつまらない」と決めつけていないでしょうか?

 

そこでこの記事では、クリスチャンの僕が聖書の面白さについて徹底解説します。

キートン
キートン
この記事を読めば、聖書の魅力がバッチリと分かりますよ!

 

👇️動画で見たい方はこちら

聖書の面白いところ6選!クリスチャンが徹底解説してみた

聖書の面白いところ6選!クリスチャンが徹底解説してみた

それでは早速、聖書の面白いところを6つご紹介したいと思います。

  1. 映画を超える壮大なストーリー
  2. 真理の謎解き
  3. リアルな人間の歴史書
  4. 世界の芸術や文化のモチーフ
  5. 国際情勢の理解が深まる
  6. 名言や格言の宝庫
キートン
キートン
この記事を読み終わった頃、あなたは今すぐ聖書を読みたくなるはずですよ!

①映画を超える壮大なストーリー

 

聖書の面白いところ1つ目は、映画を超える壮大なストーリーです。

聖書は「世界の始まり」から「世界の終わり」までを一つのストーリーとして描いている壮大な書物です。

 

具体的に言うと、神が6日間でこの世界をお造りになる“天地創造”から始まり、

最後は神が人類を裁いて新しい天と地(新天新地)を造られるところまでが描かれています。

 

実際に聖書箇所を引用してみますね。

👇️世界の始まり

はじめに神は天と地とを創造された。 2地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。 3神は「光あれ」と言われた。すると光があった。 4神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。 5神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。」

(創世記1:1-5)

👇️世界の終わり

わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。 2また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。」

(ヨハネの黙示録21:1,2)

また、世界の始まりと終わりだけでなく、人類の始まりから将来についても書かれています。

 

そのため、聖書を読むと、

などについてもすべて知ることができます。

世の中には様々な超大作の映画がありますが、これほど壮大なスケールを描いたものは中々ないでしょう。

 

しかも、聖書はただ壮大なだけでなく、読み物として面白いお話もたくさんあります。

例えば、

などなど。

 

「聖書は堅くてつまらない」というイメージがあっても、こうして見るとワクワクしてきませんか?

キートン
キートン
宗教書だと思って身構えずに、まずは物語として聖書を読んでみると面白いと思います!

✅️聖書のお話については、【完全版】聖書の有名なお話をクリスチャンがまとめてみたをどうぞ

②真理の謎解き

 

聖書の面白いところ2つ目は、真理の謎解きです。

聖書は難しいというイメージがあるかもしれませんが、実際に聖書には一見すると、

これってどういう意味なんだろう?

と思うような箇所がいくつも出てきます。

 

例えば、聖書には、以下のような表現がありますね。

「しかし、多くの先の者はあとになり、あとの者は先になるであろう。」

(マタイによる福音書19:30)

「持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまでも、取り上げられるであろう」

(ルカによる福音書 8:18)

また、預言者ダニエルの書には、こんな象徴的な幻の描写もあります。

「この獣の頭には、十の角があったが、そのほかに一つの角が出てきたので、この角のために、三つの角が抜け落ちた。この角には目があり、また大きな事を語る口があって、その形は、その同類のものよりも大きく見えた。」

(ダニエル書7:20)

恐らく、今あなたの頭の上にたくさんのクエスチョンマークが浮かんだでしょう。

 

まあこれらの聖書箇所だけだと文脈も分からないので、むしろ一発で理解できるほうがおかしいですが。

ただ、これが聖書の面白さ、奥深さでもあります。

 

最初は意味が分からなくても、聖書の他の箇所を読んでいくと段々と意味が見えてくる。

そういう「パズル」や「謎解き」のような面白さが、聖書にはあるのです。

 

もちろん、自分勝手な解釈でなく、文脈や全体像を意識して慎重に読む必要がありますが。

キートン
キートン
聖書の真理が理解できたとき、あなたの心には大きな喜びが湧いてくることでしょう!

③リアルな人間の歴史書

 

聖書の面白いところ3つ目は、リアルな人間の歴史書であるところです。

聖書と聞くと、清く正しい人たちの成功物語ばかりが書かれているイメージを持つ方もいるかもしれません。

 

しかし、実際には美しい話だけでなく、人間の弱さや失敗、罪の記録などが赤裸々に描かれています。

いや、むしろそのほうが多いと言ってもよいでしょう。

 

なぜなら、聖書は人間の偉大さをたたえる本ではなく、ありのままの人間の姿を描いた本だからです。

神話や偉人伝なら美化されて描かれることもありますが、聖書では英雄的な存在であろうと、あっと驚くような失敗をしたりします。

 

例えば、

  • ノア:箱舟で人類を救ったが、洪水の後に酔っぱらって裸で寝てしまう。
  • ダビデ王:偉大な王でありながら、不倫と殺人を犯す。
  • ペテロイエスの弟子のリーダー格だが、イエスのことを3度も知らないと言ってしまう

などなど。

中々の失敗っぷりですよね。

 

このように、聖書に登場する人物はとても人間臭く、誰もが弱さを抱えているのです。

嫉妬や裏切り、争いといった、現代にも通じるドロドロした人間関係もたくさん出てきます。

 

でも、書かれているのが綺麗ごとばかりじゃないからこそ、リアリティがあって信頼できますし、読む人の心に深く響いてきます。

こう聞くと何やら遠い存在に思えていた聖書が、身近に思えてきませんか?

 

聖書はただの「成功物語の寄せ集め」ではありません。

人間の光と影、善と悪、信仰と裏切りをすべて描いた“リアルな人間の記録”なのです。

キートン
キートン
だからこそ、同じく弱さを持つ私たちも聖書を読んで共感し、希望を持つことができるんですね!

✅️聖書の主な人物については、【旧約・新約】聖書の主な登場人物をキリスト教徒がまとめてみたをどうぞ

④世界の芸術や文化のモチーフ

 

聖書の面白いところ4つ目は、世界の芸術や文化のモチーフになっているところです。

聖書は単なる宗教書ではなく、西洋の美術や文学、映画、音楽、さらには現代社会の価値観にまで大きな影響を与えてきました。

 

例えば、西洋美術の作品には、聖書の物語や人物をモチーフにしたものがたくさんあります。

ざっと有名なものを挙げるだけでも、

  • ミケランジェロの”天地創造”や”ダビデ像”
  • レオナルド・ダ・ヴィンチの“最後の晩餐”
  • フラ・アンジェリコの“受胎告知”
  • ミレーの”落穂拾い”

など、他にも数え切れないほどありますね。

 

音楽や文学、映画にも同様に聖書モチーフは多く、挙げればきりがありません。

逆に言うと、聖書の知識があれば、こうした芸術作品より深く理解し、楽しむことができるということです。

 

僕も昔、イタリアで”最後の晩餐”などの作品を生で見たことがありますが、当時は聖書についてほとんど知識がありませんでした。

もっと聖書について勉強してから見ていたらもっと感動して楽しめただろうな、と強く後悔しています。

 

なので、西洋美術などを見に行く機会があれば、事前に聖書を読んで知識を付けておくことをおすすめしますね。

(✅️キリスト教や聖書関連の芸術作品については、以下の記事も参照

【宗教画】有名なキリスト教(聖書)の絵画を12点まとめてみた

名作のキリスト教文学・小説作品8選まとめ【クリスチャンが厳選】

【名作】聖書をモチーフにしたキリスト教映画7選まとめ【おすすめ】

 

また、実は私たち日本人も、知らず知らずのうちに聖書の影響を受けています。

例えば、私たちが日常的に使う

  • 狭き門
  • 豚に真珠
  • 目から鱗(うろこ)が落ちる
  • カリスマ

などの言葉はすべて聖書が由来の言葉です。

(✅️聖書由来の言葉については、聖書が由来のことわざ・言葉11選【クリスチャンが解説】を参照)

 

このように、聖書を学ぶことは、芸術や文化をより豊かに味わい、普段の言葉の背景を理解する面白さにもつながっていくんですね。

キートン
キートン
聖書を読むことは、単なる宗教の勉強ではなく、世界の教養を広げることにもつながるんです!

⑤国際情勢の理解が深まる

 

聖書の面白いところ5つ目は、国際情勢の理解が深まるところです。

現代の世界ニュースには、聖書の背景を知るとよりよく理解できるものが少なくありません。

 

例えば、

  • ユダヤ人が悲願のイスラエル建国
  • パレスチナ問題
  • エルサレムを巡る争い
  • キリスト教とイスラム教の対立

などです。

何の知識もない状態でこうしたニュースを聞いても、イマイチぴんと来ないことがありますよね。

 

しかし、聖書を通して背景を学ぶことで、こうした出来事の歴史的・宗教的な意味が見えてきます。

特に欧米の文化や価値観、中東情勢の成り立ちについては、聖書を知ることでより深く理解できるようになります。

キートン
キートン
聖書を読むことで国際情勢の背景が分かれば、ニュースがぐっと身近に感じられ、学ぶことがもっと楽しくなりますよ!

⑥名言や格言の宝庫

 

聖書の面白いところ6つ目は、名言や格言の宝庫であることです。

聖書はなぜこれほど長い間、時代を超えて世界中で読み継がれ、人々の人生を変えてきたのでしょうか?

 

それは聖書には大きな力があり、人生の様々な場面で心に響く言葉が書かれているからです。

例えば、聖書の名言をいくつか挙げてみましょう。

「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。

(‭‭マタイによる福音書‬ ‭6:34)‬‬‬‬

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

(ヨハネによる福音書3章16節)

「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

(コリント人への第一の手紙10章13節)

愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、 5不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。 6不義を喜ばないで真理を喜ぶ。 7そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。

(コリント人への第一の手紙13章4~7節)

どれも、現代を生きる私たちにも響く普遍的な言葉ではないでしょうか?

実際、僕自身も辛いときや悩んでいるときなど、人生のあらゆる場面で何度聖書の言葉に励まされ、救われてきたか分かりません。

 

特にイエスキリストと出会ったことで、人生が大きく変えられました。

聖書には私たちの人生を根本から変える力があるのです。

 

また、歴史上の偉人にも、聖書に影響を受けている人物は多いです。

例えば、『若きウェルテルの悩み』、『ファウスト』などの代表作があるドイツを代表する文豪ゲーテは、このように語ったとされます。

私自身は聖書を愛し、尊敬していた。それというのは、私はほとんど聖書だけに自分の道徳的教養を負うていて、そのなかの事件、教訓、象徴、比喩などすべてが私に深い印象をあたえ、なんらかの形で私に強い影響を及ぼしていたからである。」

また、アメリカで”史上最高の大統領”とも言われるリンカーンは、このように語りました。

私は聖書を、神が人間に下さった最高の贈り物と信じている。世界の救い主から来るすべての良いものは、聖書を通して私たちに与えられる。」

他にも、

  • ガリレオ・ガリレイ
  • アイザック・ニュートン
  • バッハ
  • モーツァルト
  • マハトマ・ガンディー

など聖書の影響を受けたとされる偉人は数多くいます。

(✅️聖書を愛読していた偉人たちについては、【キリスト教】聖書を愛読していた12人の偉人をクリスチャンが紹介をどうぞ)

キートン
キートン
聖書を開けば、あなたの人生を変える言葉が必ず見つかるはずですよ!

✅️聖書の名言の詳細は、聖書の名言をクリスチャンが18個まとめてみた【有名な言葉だらけ】をどうぞ

まとめ:聖書を読むのは面白い!

まとめ:聖書を読むのは面白い!

◎聖書の面白いところ6選

  1. 映画を超える壮大なストーリー
  2. 真理の謎解き
  3. リアルな人間の歴史書
  4. 世界の芸術や文化のモチーフ
  5. 国際情勢の理解が深まる
  6. 名言や格言の宝庫

聖書はその分厚い見た目やイメージのせいか、読まず嫌いされてしまいがちです。

しかし、実際に開いてみると聖書は驚くほど面白く、読むたびに新しい発見があります。

 

実際、歴史を通して、多くの人々が聖書から力を受け、人生に深い影響を受けてきました。

僕自身もその一人です。

 

なので、先入観や偏見は一旦脇に置いて、ぜひ一度聖書を手に取ってみてください。

小説を読むように物語を楽しむのもよし、座右の銘を探すように名言に触れるのもよし。

 

どんな読み方であっても、きっとあなたの心に響く何かが見つかるはずです!

キートンでした。

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月間15万PVを達成! プロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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