ジーザス、エブリワン!キートンです。
それに何が書かれているの?何だか怖いイメージがあるけど。。
こういった疑問にお答えします。
聖書の中でもとりわけ異彩を放っているのが、ヨハネの黙示録という書物です。
聖書を読んだことがなくとも、名前は知っているという方も少なくないでしょう。
しかし、”666″やら”獣”やら”大災害”やらと不吉な用語がずらずらと出てくるためか、
何やら不気味で恐ろしい書物というイメージを持たれやすい部分はあります。
実際、ヨハネの黙示録はクリスチャンの中でも解釈が分かれる難解な書物であり、どうしても読むのを避けられがちです。
ところが、ヨハネの黙示録には将来に関する預言が多く書かれており、その内容を知ることは全ての人類にとって重要です。
そこで、今回はクリスチャンの僕が、
- 【終末】ヨハネの黙示録の意味とは?わかりやすくクリスチャンが解説
- ヨハネの黙示録の主な内容・流れ
という内容で、ざっくりと”ヨハネの黙示録”という書物についてまとめていきたいと思います!
目次
- 1 【終末】ヨハネの黙示録の意味とは?わかりやすくクリスチャンが解説
- 2 ヨハネの黙示録の主な内容・流れ
- 2.1 序文、7つの教会へのメッセージ(1章~3章)
- 2.2 天での礼拝(4、5章)
- 2.3 子羊が7つの封印を開く(6章~8章5節)
- 2.4 7人の天使がラッパを吹く(8章6節~11章19節)
- 2.5 神とサタン(悪魔)の戦い、獣の刻印(12~14章)
- 2.6 神の怒りを盛った7つの鉢が注がれる(15、16章)
- 2.7 バビロンの滅亡(17、18章)
- 2.8 喜ぶ天の大群衆(19章1~10節)
- 2.9 キリストの再臨(19章11~21節)
- 2.10 キリストによる千年の統治(千年王国)の開始(20章1~6節)
- 2.11 サタン(悪魔)の最期(20章7~10節)
- 2.12 最後の審判(20章11~15節)
- 2.13 新しい都エルサレム(新天新地)が天から降る(21章~)
- 3 まとめ:ヨハネの黙示録は恐怖の書物ではなく、希望の書!
【終末】ヨハネの黙示録の意味とは?わかりやすくクリスチャンが解説
まずは、ヨハネの黙示録がどのような書物なのかを解説していきます。
項目は以下の通りです。
- ヨハネの黙示録の意味とは?
- ヨハネの黙示録が書かれた目的は?
- ヨハネの黙示録は誰によって書かれた?
それぞれ詳しく見ていきましょう!
ヨハネの黙示録の意味とは?
ヨハネの黙示録とは、新約聖書の一番最後にある書物のことで、新約聖書唯一の預言書です。
そのため、この書物には、
など、将来この世で起こることが多く書かれています。(内容の詳細は後述)
また、ヨハネの黙示録は、黙示文学という当時流行っていた手法で書かれています。
黙示文学というのは、夢や幻によって終末や未来のことを象徴的に描く手法のことですね。
現在の私たちからすれば、
と文句を言いたくなるところですが、
むしろ、ヨハネは神からの啓示を分かりやすく伝えるために、当時の人々になじみのあったこの手法を用いたのです。
実際、
といった旧約聖書の預言書でも、黙示文学の手法は頻繁に用いられています。
そのため、旧約聖書に慣れ親しんでいたユダヤ人などにとってこの手法は、とてもなじみ深いものだったのです!
黙示録はその響きのせいか、暗号のように難しく書かれている!と言われることがありますが、これは誤解だということですね。
そもそも黙示は、原語のギリシャ語で”アポカリプシス”といい、これは”隠れていたものの覆いを取り除く”という意味。
つまり、黙示録は、暗号的に難しく書かれた書物ではなく、
むしろ、今まで隠されていた事柄が明らかにされている書物なのです。
ですから、”ヨハネの黙示録”よりも、”キリストからヨハネへの啓示録”といったタイトルの方が適切にこの書物を表していると言えますね。
ヨハネの黙示録が書かれた目的は?
ヨハネの黙示録は、キリスト教の信者たちを励ますために書かれたと言われています。
なぜなら、当時のキリスト教はローマ皇帝ドミティアヌス帝の迫害に苦しんでいたからです。
それまでもキリスト教への迫害はありましたが、これほど大規模でローマ帝国全土にも及ぶ迫害は初めてでした。
キリスト教徒たちは、これらの迫害にも無抵抗で耐えていましたが、作者ヨハネはそんな彼らを励ます目的で黙示録を書いたのです。
そのため、ヨハネの黙示録は、
- エペソ
- スミルナ
- ペルガモ
- テアテラ
- サルデス
- フィラデルフィア
- ラオデキヤ
という小アジア(現在のトルコ)の7つの教会に宛てて書かれた、手紙形式になっています。
ローマ帝国とキリスト教の歴史については、【世界史】ローマ帝国でのキリスト教の歴史をざっくりまとめてみたをどうぞ
ヨハネの黙示録は誰によって書かれた?
ヨハネの黙示録は伝統的に、イエスの12弟子の1人である使徒ヨハネによって書かれたと言われています。
ヨハネは神からの啓示を受けてこの書物を書いたわけですが、その内容は神から直接伝えられたわけではなく、
- 神様
- イエスキリスト
- 御使い(天使)
- ヨハネ
という流れで伝えられていったようです。
「イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。」
(ヨハネの黙示録1章1節)
当時ヨハネがいたローマ帝国では、キリスト教は強い迫害にあっていましたが、ヨハネも例外ではありませんでした。
ヨハネはローマ帝国で捕らえられ、パトモス島というエーゲ海にある小島に流されてしまったのです。
しかし、神はその地で、これから起こる出来事を幻によって教えてくださいました。
それは、
- 今は苦しくても必ず報われるときが来る
- 死も悲しみもない新天新地がやがて来る
などの慰めや励ましに満ちたものでした。
こうして、ヨハネは神様に導かれて、このことを迫害されているクリスチャンたちに知らせようとヨハネの黙示録を書きました。
ちなみに、このとき、既にヨハネの年齢は80歳を超えていたと言われています。
聖書の作者については、聖書の作者は?誰が書いたのかクリスチャンが回答【著者のまとめ表付き】をどうぞ
ヨハネの黙示録の主な内容・流れ
では、ヨハネの黙示録には、具体的にどのような内容が書かれているのでしょうか?
細かい内容は別の記事で書くとして、ここでは全体の内容や流れをざっくりとご紹介したいと思います!
- 序文、7つの教会へのメッセージ(1章~3章)
- 天での礼拝(4、5章)
- 子羊が7つの封印を開く(6章~8章5節)
- 7人の天使がラッパを吹く(8章6節~11章19節)
- 神とサタン(悪魔)の戦い、獣の刻印(12~14章)
- 神の怒りを盛った7つの鉢が注がれる(15、16章)
- バビロンの滅亡(17、18章)
- 喜ぶ天の大群衆(19章1~10節)
- キリストの再臨(19章11~21節)
- キリストによる千年の統治(千年王国)の開始(20章1~6節)
- サタン(悪魔)の最期(20章7~10節)
- 最後の審判(20章11~15節)
- 新しい都エルサレム(新天新地)が天から降る(21章~)
※文字数の都合上、この記事では詳しい解釈はせず内容だけをまとめます。
序文、7つの教会へのメッセージ(1章~3章)
「その声はこう言った、「あなたが見ていることを書きものにして、それをエペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、ヒラデルヒヤ、ラオデキヤにある七つの教会に送りなさい」。」
(ヨハネの黙示録1章11節)
ヨハネの黙示録の最初の3章では、この書物を書くことになった経緯などを説明した後に、
アジアの7つの教会に向けたメッセージが書かれています。
その主な内容は、各教会に対する賞賛・叱責、警告や約束などですね。
基本的には、賞賛、叱責の順番で書かれています。
各教会への賞賛・叱責をまとめると、以下の通りです。
- エペソ
➡良い点:偽使徒を見抜きキリストのために忍耐した。悪い点:初めの愛から離れてしまった。悔い改めて初めの行いをせよ。
- スミルナ
➡良い点:苦しみと貧しさの中にいるが、実際は富んでいる。悪い点:なし。死に至るまで忠実であれ。
- ペルガモ
➡良い点:サタンの王座がある場所でもキリストへの信仰を捨てなかった。悪い点:ニコライ派の教えに従う人がいる。
- テアテラ
➡良い点:愛・信仰・奉仕・忍耐。初めの頃より最近の行いが良くなっている。悪い点:イゼベルという⼥に好き勝手させている
- サルデス
➡良い点:なし。悪い点:生きているように見えて死んでいる。目を覚まして悔い改めよ。
- フィラデルフィヤ
➡良い点:キリストの言葉を守りその名を拒まなかった。悪い点:なし
- ラオデキヤ
➡良い点:なし。悪い点:信仰的に生ぬるい。
天での礼拝(4、5章)
「さらに見ていると、御座と生き物と長老たちとのまわりに、多くの御使たちの声が上がるのを聞いた。その数は万の幾万倍、千の幾千倍もあって、 12大声で叫んでいた、「ほふられた小羊こそは、力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、さんびとを受けるにふさわしい」。」
(ヨハネの黙示録5章11、12節)
4章と5章では、聖霊によって天に上げられたヨハネが、天国(神の国)の様子を様々な象徴を用いて描いています。
そこには、王座に座っておられる神様がおり、その姿は宝石のように輝いていました。
そして、王座の周りには、
- 24人の長老
- 前後に目がある4つの生き物
がいて、それぞれが神を礼拝しているのです。
また、そこに子羊(イエスキリスト)が現れて、神が右手に持っていた巻物を受け取ります。
すると、イエスキリストに対しても24人の長老と4つの生き物は、礼拝をささげ始めました。
いや、それどころか、
- 天使たち
- 天地にいる全ての者
- 地下や海中に眠る死者たち
などあらゆる者たちが神とイエスキリストを礼拝し始めたのです。
このように、天国とは絶え間なく神への礼拝がささげられる場所であり、神の偉大さが表現されています。
天国については、【聖書】天国とはどんなところ?その特徴や行き方まで全て教えます!をどうぞ
子羊が7つの封印を開く(6章~8章5節)
「小羊がその七つの封印の一つを解いた時、わたしが見ていると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。 2そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた。」
(ヨハネの黙示録6章1、2節)
さて、子羊(イエスキリスト)が受け取った巻物には、7つの封印がされていました。
この封印を破り、開くことができる資格があるのはイエスキリストだけなのです。
そして、キリストがその巻物の封印を解いていくと、戦争や飢饉(ききん)、死などが現れました。
具体的にまとめると、以下の通りです。
- 第一の封印
➡白い馬の登場。反キリストが現れる
- 第二の封印
➡赤い馬の登場。戦争と殺し合いが起こる
- 第三の封印
➡黒い馬の登場。飢饉(ききん)がやって来る
- 第四の封印
➡青白い馬の登場。地上の4分の1の人たちが死ぬ
- 第五の封印
➡殉教者たちの魂が登場。血の復讐を神に願う
- 第六の封印
➡大地震や天変地異が起こる
- 第七の封印
➡7人の天使に7つのラッパが与えられる
詳しくは、【ヨハネの黙示録】七つの封印とは?それぞれを詳しく解説しますをどうぞ
7人の天使がラッパを吹く(8章6節~11章19節)
「そこで、七つのラッパを持っている七人の御使が、それを吹く用意をした。 7第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。」
(ヨハネの黙示録8章6、7節)
第7の封印が解かれ、7人の天使たちにそれぞれラッパが与えられましたが、今度は彼らが順番にラッパを吹きました。
すると、恐ろしい天変地異が次々と起こります。
こちらもまとめると、以下の通りです。
- 第1のラッパ
➡血の混じった雹(ひょう)と火で地上の3分の1が焼失
- 第2のラッパ
➡海の3分の1が血の海になり、海の生物の3分の1が死ぬ。
- 第3のラッパ
➡”苦よもぎ”という星が天から落ち、川の水が苦くなる。その水を飲んだ多くの人が死ぬ。
- 第4のラッパ
➡太陽・月・星が光の3分の1を失う
- 第5のラッパ
➡イナゴが額に神の刻印のない人々を苦しめる
- 第6のラッパ
➡4人の悪霊が解き放たれ、人類の3分の1を殺す
- 第7のラッパ
➡天の神殿が開かれ、契約の箱が見える
神とサタン(悪魔)の戦い、獣の刻印(12~14章)
「さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、 8勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。 9この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。」
(ヨハネの黙示録12章7~9節)
次に、1人の女(妊娠中)と巨大な赤い竜が現れます。
竜はサタン(悪魔)を象徴しており、竜は女が産もうとしている子供を食べようとするのです。
しかし、神によって子供は天に引き上げられ、女もその攻撃から守られました。
やがて、天では戦争が始まり、天使のミカエルたちが竜とその手下たちと戦います。
結果、竜は戦いに敗れ、手下たちと共に地上に投げ落とされてしまいました。
その後も竜は、再び子供を生んだ女を殺そうとしますが、やはり女は助かります。
これに怒り狂った竜は、今度は女の子孫であるキリストを信じる者たちに攻撃の矛先を向けます。
そして、竜は計2匹の獣に権威を授けて派遣することで、地上の人々を惑わしました。
その結果、人々は獣と竜を拝むようになってしまったのです。
また、獣の名を数字にした”666″の刻印を人々の右手か額に掘らせ、この刻印がない者は、
- 仕事につくことも
- 買い物をすることも
できないようにしました。
一方で、エルサレムのシオンの山には子羊(キリスト)がおり、そのそばには、
額にキリストと父なる神の名が刻まれている14万4千人の人たちがいました。
彼らは、獣の刻印を受けなかった人たちですね。
その後、3人の天使が神の怒りの裁きのときが来たことを宣言します。
それは、額か手に獣の刻印を彫った者は、神の怒りの杯を飲み、
火と燃える硫黄(つまり地獄)で永遠に苦しめられるというものでした。
神の怒りを盛った7つの鉢が注がれる(15、16章)
「それから、大きな声が聖所から出て、七人の御使にむかい、「さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ」と言うのを聞いた。 2そして、第一の者が出て行って、その鉢を地に傾けた。すると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだに、ひどい悪性のでき物ができた。」
(ヨハネの黙示録16章1、2節)
ここまでも様々な災害がありましたが、いよいよ最後の7つの災害が地上に下るときが来ました。
なぜなら、神の怒りが頂点に達したからです。
災害を下す任務を与えられたのは7人の天使で、彼らは神の怒りで満ちた7つの鉢(はち)を順番に地上にぶちまけました。
その内容をまとめると、以下の通りです。
- 第1の鉢
➡獣の刻印が押された者に、悪性の腫(は)れ物ができる
- 第2の鉢
➡海が全て血のようになって、海の生物がみんな死ぬ。
- 第3の鉢
➡川の水が血に変わる
- 第4の鉢
➡太陽の熱が人間を焼く
- 第5の鉢
➡獣が支配する国が闇に覆われる
- 第6の鉢
➡ユーフラテス川の水が枯れて、3つの悪霊が登場する。彼らがハルマゲドンという場所に世界の全軍隊を集める。
- 第7の鉢
➡大地震が起こり、島も山々も消滅する
バビロンの滅亡(17、18章)
「すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。」
(ヨハネの黙示録18章21節)
17章に入ると、赤い獣にまたがった1人の女が現れます。
彼女の額には、”世界中のみだらな女と偶像礼拝者の母、大いなるバビロン”と刻まれていました。
すると、災害をぶちまけた天使の1人がヨハネに言いました。
と。
実際、18章ではバビロンがどのように滅ぼされるのかが書かれています。
別の天使が現れて、ヨハネにこう言いました。
そこはあらゆる悪魔や悪霊たちのたまり場であった。
また、天から別の声が聞こえてきました。
そうでないと、一緒に罰を受けることになります。
あの女の罪は数え切れずに天にまで達したので、神の罰が下るのです。
彼女は、たった1日のうちに死の悲しみと嘆きと飢えに襲われ、焼き滅ぼされるでしょう。
さらに、別の1人の強い天使が丸い石を海に放り投げて叫びました。
歌声も楽器の音ももう聞こえません。
様々な産業も廃れ、夜も真っ暗闇で窓からの明かりもないのです。
まさに救いようがないくらいの描写ですね。。
このように、女(バビロン)は悲惨な最期を遂げて滅びていくのです。
喜ぶ天の大群衆(19章1~10節)
「この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「ハレルヤ、救と栄光と力とは、われらの神のものであり、 2そのさばきは、真実で正しい。神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの血の報復を彼女になさったからである」。」
(ヨハネの黙示録19章1、2節)
こうしてバビロンは滅びましたが、これによって天で大歓声と神への賛美が沸き起こりました。
なぜなら、天には、バビロンに苦しめられて殺されたクリスチャンたちがたくさんいたからです。
天の群衆たちは言いました。
神はあのみだらな女を罰し、殺されたクリスチャンのために復讐してくださいました!
また、4、5章で出てきた24人の長老と4つの生き物も神を賛美して、”ハレルヤ!主を賛美せよ!”と言っています。
続けて、このような声も聞こえてきました。
子羊(イエスキリスト)の結婚のときが来て、花嫁の準備も整った。
これは、イエスキリストが再び地上に来られること(キリストの再臨)を表しており、
花嫁とは教会(クリスチャンたち)のことです。
花嫁である教会は、花婿(はなむこ)であるイエスが来られてお互いに結ばれ、結婚するときを待ち望んでいるんですね。
キリストの再臨(19章11~21節)
「またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。」
(ヨハネの黙示録19章11節)
そして、ついに天が開かれ、白い馬に乗ってイエスキリストが来られました。
キリストの再臨です。
すると、悪い獣が地上の支配者と軍勢を集め、イエスとその軍勢に戦いを挑みました。
しかし、悪い獣もその協力者である偽預言者も捕らえられ、硫黄の燃える火の池(地獄)に投げ込まれてしまいました。
また、彼らに従っていた軍勢もイエスの鋭い剣によって殺されてしまったのです。
地上の人々を散々苦しめて惑わせてきた獣たちでしたが、何ともあっけない最期ですね。
キリストによる千年の統治(千年王国)の開始(20章1~6節)
「また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。」
(ヨハネの黙示録20章4節)
さて、そのとき、底なし穴の鍵と太い鎖を持った1人の天使が天から降りてきました。
そして、サタン(悪魔)を鎖で縛ると、千年間も底なしの穴に閉じ込めてしまったのです。
そのため、この期間中は、サタンは各国の人々を惑わすことができなくなりました。
また、
- キリストを信じるがゆえに殺された殉教者たち
- 獣の刻印を受けなかった者たち
などは復活をし、イエスキリストと共に千年間世界を支配することになりました。
これを千年王国と言います。
ただし、他の死者は千年の終わりまで生き返りませんでした。
千年王国はサタンもいないため、平和で満ち溢れ、戦争も起こりません。
サタン(悪魔)の最期(20章7~10節)
「彼らは地上の広い所に上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した。すると、天から火が下ってきて、彼らを焼き尽した。 10そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。」
(ヨハネの黙示録20章9、10節)
しかし、千年が過ぎると、サタンが閉じ込められていた場所から出され、再びこの世を乱し始めます。
具体的には、地の四方にある諸国の民を惑わし、戦争を行おうとするのです。
それはとんでもない数の大群になり、クリスチャンと都エルサレムを包囲します。
こうして、サタンたちとの最終戦争が始まりますが、その結末はあっけないものです。
神は天から火を放って彼らを焼き尽くすと、
獣や偽預言者と同じようにサタンを火と硫黄の池(地獄)に投げ込みました。
そこで彼らは、昼も夜も永遠に苦しみ続けることになります。
サタン(悪魔)については、【聖書】悪魔(サタン)とは?その正体をクリスチャンが解説しますをどうぞ
最後の審判(20章11~15節)
「また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。 12また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。」
(ヨハネの黙示録20章11、12節)
やがて、神が大きな白い王座に座って現れました。
天と地は姿を消して、千年王国の際に復活しなかった死者たちが神の前に立っています。
天国行きか地獄行きかが決まる、最後の審判のときが来たのです。
そして、キリストを信じず”いのちの書”という書物に名前が載っていない者は、火の池(地獄)に投げ込まれました。
✅詳しくは、【ヨハネの黙示録】最後の審判とは?いつ来るのかなど解説【聖書】をどうぞ
✅天国については、【聖書】天国とはどんなところ?その特徴や行き方まで全て教えます!
✅地獄については【キリスト教】地獄とはどんな場所?行かない方法もクリスチャンが回答をどうぞ
新しい都エルサレム(新天新地)が天から降る(21章~)
「わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。 2また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。」
(ヨハネの黙示録21章1、2節)
一方で、いのちの書に名が記されていた人たちの前には、新しい天と地が姿を現します。
そこには海もなく、今までの天と地も消え去りました。
そして、聖なる都である新しいエルサレムが天から降ってきました。
これが新天新地です。
ヨハネは新しいエルサレムについても、その様子を描いています。
エルサレムは12の門を持った高い城壁で囲まれており、その土台石は、
- サファイヤ
- めのう
- エメラルド
といったあらゆる宝石で飾られていました。
また、大通りは純金でできており、都は神とキリストの栄光で照らされているため太陽も夜もありません。
さらに、水晶のように輝く川が大通りの中央を流れ、その両岸には命の木が並び、毎月実を結びます。
人々はこんなに素晴らしい場所で、永遠に神と共に暮らすことになるのです。
黙示録の最後の方で、イエスはこのように語られています。
と。
これはキリストの再臨の約束であり、クリスチャンたちはそのときを待ち続けているのです。
まとめ:ヨハネの黙示録は恐怖の書物ではなく、希望の書!
ある意味で、黙示録ほど誤解されやすい書物もないかもしれません。
そのイメージから、人を恐怖や混乱に陥れるための不気味な書物だと思われがちです。
しかし、実際は黙示録は、人を平安と希望に導く恵みの書です。
なぜなら、サタン(悪魔)が滅びること、神やキリストが勝利することが預言されているからですね。
聖書によると、今私たちが生きているこの時代は、”終わりの時”・”終末の時”です。
「子供たちよ。今は終りの時である。」
(ヨハネの第一の手紙2章18節)
いつキリストが来られてもおかしくない時代なのです。
ですから、その前にイエスキリストを信じましょう!
そうすれば、あなたは救われ、新天新地に行くことができます。
今回は文字数の関係でざっくりとした概要だけでしたが、また機会があれば黙示録の細かい部分も掘り下げていきたいと思います!
読むのは大変ですが、興味があれば皆さんも”ヨハネの黙示録”を読んでみてくださいね。
キートンでした。