ジーザス、エブリワン!キートンです。
豚肉を食べちゃいけないとか!
こういった疑問にお答えします。
それぞれの宗教には、独自の生活のルールがあるものです。
例えば、ユダヤ教では豚肉を食べてはいけないなど厳格な食物の規定がありますし、
イスラム教では、1日5回メッカの方角に向けて礼拝をささげることが義務付けられています。
では、キリスト教ではどうでしょうか?
ユダヤ教やイスラム教ほど厳格ではないにしても、実はキリスト教にも推奨されている生活のルールのようなものはあります。
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
- キリスト教の生活のルールってあるの?クリスチャンが7つまとめてみた
について解説します。
目次
キリスト教の生活のルールってあるの?クリスチャンが7つまとめてみた
細かく見ていくとキリがないので、今回はキリスト教の生活のルールを大きく7つにまとめてみました!
- 祈る
- 献金する
- 礼拝する
- 伝道する
- 神と人を愛する
- 聖書を読む
- お酒に酔わない
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①祈る
「絶えず祈りなさい。 18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。」
(テサロニケ人への第一の手紙5章17、18節)
祈りはクリスチャンにとって、最も基本的かつ日常的な活動の1つです。
祈りは神と繋がる手段であり、お祈りすることで神と対話しコミュニケーションを取ることができます。
また、祈りを通して神に清められたり神の力が働かれたりと、祈りにはすごいパワーがあるのです。
しかも、神に祈ることができるのは、人間にだけ与えられた特権。
それなのに祈らないというのは、もはや罰当たりといってもいいでしょう!
イエスキリストも、弟子たちに祈り方(主の祈り)について教えられました。
「また、イエスはある所で祈っておられたが、それが終ったとき、弟子のひとりが言った、「主よ、ヨハネがその弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈ることを教えてください」。 2そこで彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。 3わたしたちの日ごとの食物を、日々お与えください。 4わたしたちに負債のある者を皆ゆるしますから、わたしたちの罪をもおゆるしください。わたしたちを試みに会わせないでください』」。」
(ルカによる福音書11章1~4節)
(詳しくは、主の祈りの意味とは?わかりやすくクリスチャンが解説【天にまします我らの父よ】参照)
だからこそ、日々祈り、神と交わることは健全なクリスチャン生活において非常に重要です。
お祈りはどんな場所でもできますからね。
祈りすぎということはないのです!
お祈りの内容には、例えば以下のようなものがあります。
- 賛美する
- 感謝をする
- 罪を悔い改める
- 悩みや苦しみを打ち明ける
- お願いをする
- 神の声を聴く
- 人々をとりなす
(✅【キリスト教】正しい祈り方って?クリスチャンが3ステップで伝授
✅【疑問】神に祈る意味って何?クリスチャンが5つの理由をご紹介も参照)
②献金する
「イエスは目をあげて、金持たちがさいせん箱に献金を投げ入れるのを見られ、 2また、ある貧しいやもめが、レプタ二つを入れるのを見て 3言われた、「よく聞きなさい。あの貧しいやもめはだれよりもたくさん入れたのだ。 4これらの人たちはみな、ありあまる中から献金を投げ入れたが、あの婦人は、その乏しい中から、持っている生活費全部を入れたからである」。」
(ルカによる福音書21章1~4節)
キリスト教には、献金というものがあります。
これは簡単に言うと、神への感謝を込めてささげるお金のこと。
献金には主に、
などがあり、多くのクリスチャンは定期的に神に献金をささげます。
ネガティブなニュースの影響もあり、献金というとやばいイメージがあるかもしれませんが、強制ではありません。
また、大切なのは金額よりもささげる際の心の姿勢です。
たとえ少額でも、感謝と喜びをもって献金をささげるときに神は喜び、私たちを祝福してくださるんですね。
「各自は惜しむ心からでなく、また、しいられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。神は喜んで施す人を愛して下さるのである。」
(第2コリント9章7節)
(✅キリスト教の献金とは?毎月払うの?しないとどうなる?【信徒が回答】
✅教会の献金の相場とは?大事なのは金額より〇〇【プロテスタント】も参照)
③礼拝する
「二十四人の長老は、御座にいますかたのみまえにひれ伏し、世々限りなく生きておられるかたを拝み、彼らの冠を御座のまえに、投げ出して言った、」
(ヨハネの黙示録4章10節)
礼拝とはお祈りや賛美などによって神を拝むことで、こちらもキリスト教において重要な活動です。
なぜなら、私たち人間は神に造られた被造物であり、その神を拝み礼拝するのは自然なことだからですね。
実際、多くのクリスチャンが毎週教会に通って神に礼拝をささげています。
教会や宗派によっても異なりますが、僕の教会では以下のような流れです。
- 賛美歌を歌う
- 牧師さんによる説教(メッセージ)
- 献金
- 主の祈り
- 牧師さんが締めのお祈りをして、終わり
私たちは礼拝を通して神との関係を深め、神に似た姿へと変えられていきます。
また、礼拝というと教会のイメージが強いですが、心を神に向ければいつでもどこでも礼拝は可能です。
イエスはこのように語られました。
「イエスは女に言われた、「女よ、わたしの言うことを信じなさい。あなたがたが、この山でも、またエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。」
(ヨハネによる福音書4章21節)
熱心なクリスチャンほど、教会以外でも礼拝をささげていますよ!
(✅詳しくは、【用語】礼拝の意味とは?神様を礼拝する3つの理由についてもご紹介をどうぞ)
④伝道する
「イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。 19それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、 20あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。」
(マタイによる福音書28章19、20節)
伝道というのは、キリスト(福音)のことを人々に伝えることで、クリスチャンの大きな使命の1つです。
なぜなら、イエスがそう命じられましたし、キリストを通して1人でも多くの人が罪から救われることが神の願いだからですね。
聖書にもこう書かれています。
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(ヨハネによる福音書3章16節)
特に日本にはクリスチャンが少ないので、より伝道の働きが求められていると言えるでしょう。
伝道と言っても、ただ直接人に語り掛けるだけではなく、
- 放送伝道
➡ラジオやテレビを通しての伝道
- 書籍伝道
➡本を通しての伝道
- 路傍伝道
➡駅前などで賛美歌を歌ったり説教を語ったりする伝道
など様々なやり方があります。
今やネットやSNSなどもありますから、伝道のやり方はますます多様化してきているといえますね。
今後は、AIなどを使ったハイテクな伝道方法が出てくるのかしら。。時代の流れ速い。。
⑤神と人を愛する
「イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 38これがいちばん大切な、第一のいましめである。 39第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。 40これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。」
(マタイによる福音書22章37~40節)
キリスト教は愛の宗教と呼ばれるほど、愛の教えが重視されています。
なぜなら、イエスキリストが愛の重要性を語られ、ご自身も愛を実践されたからです。
イエスの愛の象徴ともいえるのは、十字架による死です。
イエスは自身は罪がないにもかかわらず、私たち人間のために十字架に架かって死んでくださいました。
一体これ以上の愛があるでしょうか?
いや、ない!!(反語)
だからこそ、イエスを信じるクリスチャンも、神と人を愛する生き方が求められています。
愛なくしてキリスト教は語れないのです!
(✅【聖書】人間への神の愛が半端じゃないことが分かる3つの真実
✅【真理】聖書が語るの定義とは?7つの性質をご紹介します!も参照)
⑥聖書を読む
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。」
(テモテへの第二の手紙3章16節)
これはイメージしやすいと思いますが、聖典である聖書を読むこともキリスト教において重要です。
なぜなら、聖書は神の霊感によって書かれた書物であり、それに従うことで正しい生き方ができるからですね。
私たち人間の救いや正しい生活について知るべきことは、全て聖書に書かれているのです。
だからこそ、教会での礼拝の時だけでなく、普段から毎日聖書を読む必要があります。
肉体のためには毎日食事をとる必要がありますよね??
同じように、魂のためにも聖書という食事が必要なのです!
聖書を読まなければ、心はがりっがりの栄養失調になってしまいます。
(✅デボーションの意味とは?僕のやり方も伝授します【動画あり】
✅聖書とはどのような書物か?4つの特徴まとめ【永遠のベストセラー】も参照)
⑦お酒に酔わない
「酒に酔ってはいけない。それは乱行のもとである。むしろ御霊に満たされて、 19詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。」
(エペソ人への手紙5章18、19節)
最後に、多くの方が気になるであろう食事系のルールについてご紹介しておきます。
キリスト教では基本的に食事などの厳格な制限はないですが、お酒に酔うことは禁じられています。
なぜなら、お酒を飲み過ぎることは、自制心を失わせたりといった悪い結果を生むからです。
まあ、お酒が好きな方は、具体例を挙げなくてもよく分かりますよね?(にっこり)
お酒自体は禁じられていませんが、理性を失うほど飲むのはキリスト教的によろしくありません。
(✅キリスト教で食べてはいけないものってあるの?【クリスチャンが回答】も参照)
まとめ:キリスト教にも求められる生活のルールがある!
◎キリスト教の生活ルール
- 祈る
- 献金する
- 礼拝する
- 伝道する
- 神と人を愛する
- 聖書を読む
- お酒に酔わない
教会や宗派などによっても異なりますし、一概には言えませんが、ざっくりとキリスト教の生活のルールをまとめてみました。
正直、他の宗教に比べるとキリスト教はそれほど厳格ではないと思いますが、求められる生き方はあります。
今回挙げたのはあくまでも一例なので、他のルールにも興味のある方は聖書を読んでみるといいでしょう!
キートンでした。
👇参考文献
この中だと意外と伝道活動が最も大切なのかなと最近感じてます。
聖書を研究したり、デボーションをしたり、こまめに祈ったり、生活をそれなりに律してるクリスチャンはたくさんいますが
積極的に、伝道活動をしてる人は本当に少ないと思います。
イエス様の命令、教えの中でも最も無視されてるものといっても良いでしょう。
私は治療の仕事をしているのですが、俗にいう「悪い気をうける」「もらう」というような現象が日によりますが多少あり
精神的、体調的な不快感がありました。
家系の呪いを解放する祈り、悪霊からの解放の祈り、血潮の祈り、賛歌、詩篇等
プラスに作用しそうな事はたくさんしましたが、良くはなりますがなかなか根本的には解決しませんでした。
しかし休みの日にふと、直感的に伝道活動をしようと思いたち、大量に伝道トラクトや漫画をポストに配ったり、見てもらいやすい豪華なトラクトを作りだしたら、1日で精神的な不調は大幅に良くなりました。
主なる神様に、油を注いでもらった感覚があり、やはり信徒は伝道する事で何ランクも上の義になるのかなと思ったのです。
パウロ等も伝道活動に精を出したからこそ、多くの賜物を与えられたのかなと思いますね。
子羊さん、コメントありがとうございます!
確かに、伝道を本当に熱心にされているクリスチャンの方はあまり多くない印象がありますね。色んな理由があるかと思いますが、他の人に福音をどう伝えたらいいのか分からなかったり伝道のハードルの高さを感じたりしている方が多いのではないでしょうか。一方で、現代ほどSNSなど伝道のやり方が多様化していてチャンスが多い時代はないとも思いますので、その機会を活かしていくことが良い伝道に繋がるのではないかと感じます。
素敵な証をありがとうございます!僕もこのブログなどで伝道活動をするようになってから、明らかに以前より生き生きとし、様々な人生の扉も開かれていったという確信があります。伝道を熱心にする者に、主は豊かな祝福と力を与えてくださるのでしょうね。