ジーザス、エブリワン!キートンです。
今回は、
キリスト教というと、何やら結婚についてのルールに関しても、厳しいイメージがありませんか?
【キリスト教Q&A】
Q.クリスチャンは結婚が義務付けられていますか?
A.義務ではありません。
むしろ、使徒のパウロは、独身をオススメしているくらいです。
神様からのお導きがあるなら結婚すればいいし、ないなら無理に結婚する必要はありません💡https://t.co/09AqCjMkME
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) January 4, 2020
特に気になるのは、クリスチャンは結婚が義務なのか、そして、ノンクリスチャンとの結婚も可能なのかなどの点です。
そこで、この記事ではクリスチャンの僕が
- クリスチャンは、結婚が聖書的に義務付けられている?
- ノンクリスチャンとの結婚は可能?
- 離婚や再婚はしちゃダメ?
などの疑問にお答えしていきたいと思います!

Contents
クリスチャンは結婚が義務付けられている?

まず、クリスチャンの結婚が義務かどうかですが、結論から言うと、答えは“ノー”です。
クリスチャンは、必ずしも結婚する必要はありません。
「わたしとしては、みんなの者がわたし自身のようになってほしい。しかし、ひとりびとり神からそれぞれの賜物をいただいていて、ある人はこうしており、他の人はそうしている。 8次に、未婚者たちとやもめたちとに言うが、わたしのように、ひとりでおれば、それがいちばんよい。 9しかし、もし自制することができないなら、結婚するがよい。情の燃えるよりは、結婚する方が、よいからである。」
(コリントの信徒への手紙一 7:7-9)
これを見ると、
ここでパウロは、賜物というワードを出していますね。
賜物というのは、神様から頂いた才能のことですが、
つまり、結婚の賜物がある人は結婚し、

とは言え、結婚というのは、神様がお造りになった素晴らしいものです。
「それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。」
(創世記2章24節)
中々結婚できないからといって安易に、

と思い込むのはおすすめしません。
確かに、結婚は義務ではありませんが、少しでも結婚したい気持ちがあるならした方がいいかと思います!

クリスチャンはノンクリスチャンとは結婚NG!?

さて、もう1つの疑問にも答えておきましょう。
これもよくある質問で、

というもの。
こちらも結論から言うと、答えは“ノー”です。
同じくパウロはこう語っています。
「そのほかの人々に言う。これを言うのは、主ではなく、わたしである。ある兄弟に不信者の妻があり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。 13また、ある婦人の夫が不信者であり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。 14なぜなら、不信者の夫は妻によってきよめられており、また、不信者の妻も夫によってきよめられているからである。もしそうでなければ、あなたがたの子は汚れていることになるが、実際はきよいではないか。 15しかし、もし不信者の方が離れて行くのなら、離れるままにしておくがよい。兄弟も姉妹も、こうした場合には、束縛されてはいない。神は、あなたがたを平和に暮させるために、召されたのである。」
(コリントの信徒への手紙一 7:12-15)
このように、
むしろ、大事なのは平和な生活を送ることだと書かれていますね。
ですから、もしクリスチャン同士が結婚したとしても、
実際、

ただ、やはりクリスチャンとノンクリスチャンの夫婦だからこそ発生する問題もあるので
、クリスチャン同士の結婚がベストなのは間違いないでしょう。(後述)

クリスチャンとノンクリスチャンが結婚すると、 どんな問題がある?
それでは、
①価値観が違う

当然ですが、イエス・キリストを信じ、
お金や人間関係から、結婚生活に至るまで。
これは、目玉焼きにかけるのはソース派か醤油派か、きのこの山派かたけのこの里派かといった些細な違いではありません。

ですから、この価値観の違いをお互いにどれくらい受け入れられるかが、

②教会に行きにくくなる

これは、必ずぶち当たる壁でしょう。
クリスチャンにとっては日曜日に教会に行くことは当たり前ですが

一緒に来てくれたらまだいいですが、そうでなくては、
特に、子供が産まれたりすればなおさらです。
今までのような感覚で、気軽に教会には行けなくなると思っておいたほうがいいでしょう。

③相手をクリスチャンに導くのが大変

クリスチャン側からすれば、相手にもイエス・
しかし、いくら夫婦になったとはいえ、
相手がクリスチャンであることを受け入れるのと、
やはり、人生を揺るがす大きな決断ですからね。
このことで苦労されているクリスチャンの方も、僕は何組か知っています。
教会に来てくれたとしても、すぐにクリスチャンになるわけではないというのがまた、難しいところですね。

クリスチャンは、離婚や再婚は許されている?

では、最後に、クリスチャンに離婚や再婚は許されているのでしょうか?
これは、宗派によって異なります。
例えば、異性関係に厳しいカトリックにおいては、離婚は完全NGです。
そして、再婚に関しても基本的にはNGですが、配偶者が亡くなってしまった場合はOKなんだとか。
僕が所属しているプロテスタントにおいては、離婚も再婚も厳格に禁止されているわけではありません。
とは言え、歓迎されるべきものではないのは、確かです。

イエス様は、こう語られています。
「すべて自分の妻を出して他の女をめとる者は、姦淫を行うものであり、また、夫から出された女をめとる者も、姦淫を行うものである。」
(ルカの福音書16:18)
ここでイエス様は、離婚や再婚は姦淫(浮気や不倫のこと)にあたり、罪であるとはっきり語られているのです。
いくら禁止されていないとは言っても、プロテスタントにおいても、離婚や再婚は罪だと言うことはちゃんと認識しておく必要がありますね。

まとめ:クリスチャンに結婚する義務はない!

ここまでをまとめると、
- クリスチャンは結婚が義務ではない
- 結婚が必要かどうかは、その人の賜物による
- クリスチャンはノンクリスチャンとも結婚できる
- ただし、
クリスチャンとノンクリスチャンの結婚にはある程度の覚悟が必要 - 離婚や再婚が完全NGかどうかは宗派によるが、罪であることには変わりない
という感じです。
一般的なイメージほど厳しいルールはないんですね!
少しでも、皆さんの恋愛の参考になれば幸いです。
え、お前は結婚しないのかって?
はい!僕、独身の賜物半端じゃないんで。(ただの結婚不適合者)
ではまた!


