ジーザス、エブリワン!キートンです。
主なものを知りたいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
お正月、節分、ひな祭り、七夕、ハロウィン。。日本には様々な行事がありますよね。
でも、その中にキリスト教に関する行事があるのを知っていますか?
え、クリスマスしか知らないって??
いえいえ、実は他にもキリスト教系の行事は隠れているんですよ!
まあ、日本には様々な宗教行事が入り混じっているので、無理もないですが。。
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が
- 【日本】キリスト教の主な行事(イベント)って?三大行事をご紹介
- これはキリスト教の行事?
という内容をご紹介していきたいと思います!
👇動画で見たい方はこちら
✅日本の主な宗教的行事については、【衝撃】身近な宗教行事をまとめてみたら日本人の宗教観がカオスだったをどうぞ
目次
【日本】キリスト教の主な行事(イベント)って?三大行事をご紹介
キリスト教には様々な行事(イベント)がありますが、今回はその中でも特に重要な3つの行事をご紹介します。
◎キリスト教の三大行事
- クリスマス
- イースター
- ペンテコステ
①クリスマス
キリスト教の行事と聞かれて、最初に思い浮かぶのはやはりクリスマスですね!
キリスト教徒でなくとも、クリスマスを知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。
しかし、あなたはクリスマスが何の日なのかきちんと理解していますか??
クリスマスというのは決して、ただ単に、
- クリスマスツリーを飾ったり
- サンタが来たり
- ケーキを食べたり
- 男女のカップルがいちゃいちゃしたり
- イルミネーションを眺めたり
- プレゼント交換をしたり
する日ではないんですよ!!(
クリスマスというのは、イエスキリストの降誕(こうたん)
そのため、
- 主の降誕
- 降誕日
などとも呼ばれます。
イエスは神でありながら、私たち人間の罪をゆるすために人間の姿で地上に来られました。
そして、無実の罪で十字架に架けられて死なれていったのです。
(詳しくは【完全版】イエス・キリストとはどんな人?その生涯を簡単にまとめてみたを参照)
ただ、現在、12月25日がクリスマスになっていますが、
実はイエスキリストが生まれた正確な日にちは分かっていないんです。
実際、聖書にもイエスの誕生シーンは描かれていても、日付は書かれていません。
「きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。」
(ルカによる福音書2章11節)
ですから、クリスマスはあくまでも”イエスキリストの誕生を記念する日”なんですね。
クリスマスには、多くの教会で礼拝が行われます。
詳しくは、“クリスマス”の意味とは?イエスキリストの誕生日じゃない!?をどうぞ
②イースター
イエスキリストは人間の罪のために十字架上で死なれましたが、その3日目に復活されました。
このキリストの復活を記念するのがイースターで、
聖書にも、このように書かれていますね。
「この御使は女たちにむかって言った、「恐れることはない。あなたがたが十字架におかかりになったイエスを捜していることは、わたしにわかっているが、 6もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。さあ、イエスが納められていた場所をごらんなさい。」
(マタイによる福音書28章5、6節)
クリスマスは毎年固定の日に祝われますが、
イースターに固定の日にちはなく、毎年”春分の次の満月後の最初の日曜日”に祝われますね。(ややこしい)
なぜ日曜日に祝われるのかというと、イエスが復活したのが日曜日にあたるとされているからです。
はい、今、
と思ったそこのあなた!!
はい、それはクリスチャンには絶対禁句です。
もしそんなことを言ったら、聖書のかどで思いっきり殴られます。(※
一般的にはクリスマスのほうが有名ですが、
なぜなら、死からの復活はイエスが救い主であることの証明であり、キリスト教信仰のベースだからです。
イースターの日には、イースターエッグという装飾されたゆで卵を使って遊んだりします。
なぜ卵かというと、卵は生命を象徴し、キリストの復活のイメージにピッタリだから。
最近では、日本でもイースター系の商品やイベントが増え、知名度が上がってきていますね!
詳しくは、【重要行事】”イースター”の意味とは?イエスの復活を祝う日!?をどうぞ
③ペンテコステ
こちらは、他の2つの行事に比べたらあまりなじみがない行事かもしれません。
しかし、ペンテコステも重要な行事です!
ペンテコステとは、イエスの弟子たちに聖霊が注がれたことを記念する日ですね。
聖書にも、その出来事が書かれています。
「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」
(使徒言行録2章1~4節)
宗派によって、
- 聖霊降臨祭(せいれいこうりんさい)
- 五旬節(ごじゅんせつ)
- 五旬祭(ごじゅんさい)
- 7週の祭り
などとも呼ばれ、“イースターから50日目の日曜日”に祝われます。
聖霊とは神様の位格(人格)の1つで、人間に力を与えたり働きかけたりしてくれる存在のこと。
イエスは地上にいた頃、弟子たちにこの聖霊を送ると約束されていたのです。
「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。」
(ヨハネによる福音書14章26節)
(詳しくは、聖霊とは?10の働きを簡単にクリスチャンが解説【神の位格】をどうぞ)
イエスの昇天後、聖霊が注がれた弟子たち
これがキッカケでクリスチャンの集まりである教会が生まれていくので、ペンテコステは“教会の誕生日”とも呼ばれるのです。
詳しくは、【キリスト教行事】”ペンテコステ”とは?聖霊が弟子たちに降った日!?をどうぞ
これはキリスト教の行事?
他にも、キリスト教の行事なのか分かりにくいものもあるので見てい
- ハロウィン
- バレンタインデー
ハロウィン
ハロウィンは、10月31日に行われる日本でも人気の行事です。
キリスト教に関係があると思われがちな行事ですが、これはキリスト教の行事ではありません。
元々は収穫を祝い悪霊を追い出す行事で、古代ケルト人の宗教的行事(ドルイド教)でした。
確かに、悪霊を追い出すと聞くとキリスト教っぽい感じもしますが。。
カトリックによって利用され、キリスト教の文化に取り入れられたという歴史があります。
とは言え、ルーツは異教的なものなので、ハロウィンを認めるか認めないかは教会によっても異なりますね。
詳しくは、【Q&A】ハロウィンの起源って?キリスト教とは関係があるの?をどうぞ
バレンタインデー
人々がチョコを贈り合うという、一部の人には楽しさを一部の人にはみじめさを提供する残酷な行事、バレンタインデー。(言い方)
一見キリスト教とは何の関係もなさそうなこの行事ですが、実はこの行事にはキリスト教が関係しています。
バレンタインデーといえば、今やチョコレートのイメージしかないかもしれませんが、
元々は聖バレンタインというローマ司祭をまつる行事でした。
聖バレンタインとは、3世紀頃に実在したとされているキリスト教の聖職者で、ローマ帝国でキリスト教が禁止されていた時代に生きた人物です。
3世紀当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、”士気が下がるから”という理由で兵士たちの結婚を禁止していました。
ところが、そんな兵士たちをかわいそうに思ったバレンタインは、こっそり兵士たちのために結婚式を執り行い始めました。
この行為がローマ皇帝の怒りに触れた結果、バレンタインは牢獄に入れられ、処刑されてしまったのです。
その後、中世ヨーロッパでバレンタインは恋人たちの守護神と考えられるようになり、
彼が処刑された2月14日に、恋人たちが贈り物やカードを交換し合うようになりました。
ちなみに、日本では昭和11年にチョコレート会社がバレンタインセールを行ったのが、バレンタインデーの始まりです。
✅詳しくは、【起源】”バレンタインデー”の由来とは?キリスト教と関係はある?をどうぞ
まとめ:日本の行事の中にキリスト教が混じっている!
◎キリスト教の三大行事
- イースター
- クリスマス
- ペンテコステ
さて、皆さんが知っている行事はいくつありましたか?
日本の行事の中にも、意外とキリスト教に関するものがあって驚いたのではないでしょうか。
行事にも様々な歴史があります。
歴史を知ってから行事を味わうと、
世界に目を向ければ、キリスト教の行事はまだまだありますので興味のある方は調べてみてくださいね。
キートンでした。
👇参考文献