ジーザス、エブリワン!キートンです。
具体的なやり方は??
こういった疑問にお答えします。
キリスト教には、様々な大切な儀式が存在します。
しかし、その中でも特に重要な儀式に“洗礼式”というものがあります。
いいえ、そのような一般で使われる洗礼とは全く意味が違います。
まあ、キリスト教関係の人じゃないと、全くなじみのないものですからね。。
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
- 洗礼式(バプテスマ)とは?
- 洗礼式(バプテスマ)のやり方と主な流れ
- 洗礼式(バプテスマ)を受けるとどうなる?【新しく生まれ変わります】
- 洗礼式(バプテスマ)を受けるのに費用はかかる?【必要なのは信仰のみ】
などについてご紹介していきましょう!
👇動画で見たい方はこちら
目次
洗礼式(バプテスマ)とは?
洗礼式(バプテスマ)とは、一言で言うと、キリスト教徒になるための儀式のことです。
キリスト教の中でも特に重要なサクラメントであり、洗礼を受けることを
- 受洗(じゅせん)
- 受浸(じゅしん)
などといいますね。
これによって、
と公に表明をしたことになるんですね。
イエスご自身も、ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けており、聖書にもその場面が描かれています。
「しかし、イエスは答えて言われた、「今は受けさせてもらいたい。このように、すべての正しいことを成就するのは、われわれにふさわしいことである」。そこでヨハネはイエスの言われるとおりにした。 16イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。」
(マタイによる福音書3章15、16節)
また、イエスはご自分が昇天される前に、弟子たちに多くの人に洗礼を授けるようにと言われました。
「イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。 19それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、 20あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。」
(マタイによる福音書28章18~20節)
そのため、洗礼はキリスト教で重視され、様々な宗派で行われています。
✅イエス・キリストについては、【完全版】イエス・キリストとはどんな人物?その生涯をまとめてみた【5分で分かる】をどうぞ
洗礼式(バプテスマ)のやり方と主な流れ
洗礼のやり方には主に、以下の3種類があります。
- 浸礼(しんれい)
➡浴槽や川などの水に全身を浸(ひた)す
- 灌水礼(かんすいれい)
➡頭に水を注ぐ
- 滴礼(てきれい)
➡手をぬらして頭に押し付け、水に沈める動作をする
この中でも、最も由緒正しいのは1つ目の“浸礼”で、
他の2つは、この浸礼を簡略化したものだといえますね。
浸礼の際に、水に頭まで浸(つ)かる、水から出てくる、という一連の流れがありますが、これには以下のような意味があります。
- 水に浸かる
➡”今までの古く罪深い自分が死んだ”ことを表す
- 水から出る
➡”神と歩む新しい自分に生まれ変わった”ことを表す
これはイエスご自身が十字架で死なれ、その3日目に復活されたことになぞらえています。
つまり、洗礼式とは、キリストと共に死にキリストと共に復活する儀式なのです。
聖書にも、こうあります。
「それとも、あなたがたは知らないのか。キリスト・イエスにあずかるバプテスマを受けたわたしたちは、彼の死にあずかるバプテスマを受けたのである。 4すなわち、わたしたちは、その死にあずかるバプテスマによって、彼と共に葬られたのである。それは、キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。」
(ローマ人への手紙6章3、4節)
洗礼式の主な流れは、教会によっても異なりますが、僕の教会の場合は以下の通りです。
◎”洗礼式”の主な流れ
- 牧師に洗礼を受けたいことを伝える
- 牧師から洗礼についてのセミナーを受ける
- 白い服に着替えて、教会の浴槽か近くの川に向かう
- 皆で賛美歌を歌う
- 水に入って牧師に”信仰の告白”をする
- 牧師によって水に頭まで浸けられる
- 「ハレルヤ!」と叫んで水から上がる
こんな感じですね。
“信仰の告白”というのはイエスキリストを救い主として認めることで、洗礼式には必ず必要です。
これらのステップを踏めば、洗礼式は無事に終了です!
洗礼式(バプテスマ)を受けるとどうなる?【新しく生まれ変わります】
では、洗礼式(バプテスマ)を受けると、具体的にどのような変化が起こるのでしょうか?
残念ながら、全く汚れのない完璧超人になれる!!。。というわけではありません。
ただ、僕も2011年の5月3日に洗礼を受けましたが、以下のような変化を体験しました。
- クリスチャンとしての自覚が強まった
- 救いの確信が強まった
- 罪が清められ生まれ変わった感覚があった
一瞬にして生まれ変わるという感じではないですが、洗礼を受けることで聖霊の力が働き、
少しずつ新しい人間に生まれ変わっていくのを感じました。
ここだけを見るとうさん臭い感じがしますが、今振り返っても、洗礼を受けてからの自分は別人だなと感じます。
こればっかりは、実際に洗礼を受けて体験してみてください、としか言えないですね!
✅詳しくは、【Q&A】洗礼を受けるとどうなるの?実体験から3つ答えますをどうぞ
洗礼式(バプテスマ)を受けるのに費用はかかる?【必要なのは信仰のみ】
これも教会や宗派によって異なるかもしれませんが、基本的に洗礼式(バプテスマ)に費用はかかりません。
ただ、場所によっては、
- 教会の使用料
- 洗礼の衣装
- 聖職者への謝礼
などを請求される場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
では、洗礼式(バプテスマ)を受けるのに必要なものは何かというと、それはただ1つ。
イエスキリストへの信仰です。
なぜなら、人は洗礼によって救われるのではなく、キリストへの信仰によって救われるから。
「すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。 10なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。」
(ローマ人への手紙10章9、10節)
洗礼というのは、既に救われた人がキリストへの信仰を表明する儀式なのです。
もっと具体的に言えば、以下の事実を受け入れられるかどうかですね。
- イエスキリストは私たち人間の罪のために死なれた
- その後、お墓に葬られた
- しかし、3日目に蘇られた
キリスト教ではこれらを“福音(ふくいん)の3要素”と言います。
この福音を受け入れられないなら、洗礼を受けても意味がありません!
形だけ洗礼を受けても、それは”なんちゃってキリスト教徒”に過ぎないんですね。
まとめると、
洗礼を受ける➡イエスキリストを信じる
ではなく、
イエスキリストを信じる➡洗礼を受ける
というのが正しい順番だということですね。
ですから、洗礼はキリストを心から信じる決意ができてから受けましょう!
✅福音については、【キリスト教用語】”福音(ふくいん)”の意味とは?キリストの良い知らせ!?をどうぞ
まとめ:洗礼式はキリスト教入信の大切な儀式!
このように“洗礼”というのはクリスチャンにとって大切な儀式です。
受けたい方がいたら、教会関係者の人に相談してみるといいですよ!
もし川で謎の集団が歌とか歌いながら、誰かを水に沈めている場面を見かけたら
という温かい目で見て下さい。(間違っても通報はしないように)
ただし、洗礼はゴールではなく、あくまでもスタートです。
洗礼を受けて、神様と共に希望溢れるクリスチャン生活を歩んでいきましょう!
キートンでした。
👇参考文献