聖書物語シリーズ

【聖書】種を蒔(ま)く人のたとえの意味とは?クリスチャンが解説

ジーザス、エブリワン!!キートンです。

イエスのたとえ話にある”種を蒔(ま)く人のたとえ”ってどんなお話?

詳しい内容やメッセージ性について知りたいなあ。。

こういった疑問にお答えします。

 

今回は、イエスキリストのたとえ話の1つ種を蒔く人のたとえ”をご紹介します。

短いお話ですが、そこに込められたメッセージはとても重要なものです。

 

とはいえ、聖書を読んだことのない方には全くピンとこないことでしょう!

そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、

  • “種を蒔(ま)く人のたとえ”の内容
  • “種を蒔(ま)く人のたとえ”の解説

などについてご紹介していきたいと思います!

イエスのたとえ話については、【2020年】イエスのたとえ話って何がある?主なものをまとめてみたをどうぞ

“種を蒔(ま)く人のたとえ”とは?

“種を蒔く人のたとえ”とは、新約聖書の

  • マタイによる福音書
  • マルコによる福音書
  • ルカによる福音書

に書かれたイエス・キリストのたとえ話の1つです。

イエス本人による詳しい解説も付いているという、イエスのたとえ話の中では珍しいものですね。

これは、ありがたい。。!

 

内容は、種を蒔く人が種をまき、他の種は実を結ばなかったが、良い土地に蒔かれた種だけは何倍にも実を結んだというもの。

“神の言葉を心から受け入れなさい”というのが主なメッセージです。

 

イエス・キリストについては、【完全版】イエス・キリストとは?その生涯を簡単にまとめてみたをどうぞ

“種を蒔(ま)く人のたとえ”の内容

「イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種をまきに出て行った。 4まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。 5ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、 6日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。 7ほかの種はいばらの地に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまった。 8ほかの種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。 9耳のある者は聞くがよい」。」

(マタイによる福音書13章3~9節)

ある日、イエスは湖の岸辺の所に座っておられました。

すると、周りにはたくさんの群衆が集まってきたので、イエスは舟に乗って腰を下ろすと人々にたとえ話を語られました。

イエス
イエス
ある日、種をまく人が、種まきに行った。

まいているときに、1つの種は道端に落ちたが、鳥がそれを食べてしまった。

また、別の種は石だらけで土の少ないところに落ち、一旦はすぐに芽を出した。

ところが、土が少ないため充分な根っこを張ることができず、太陽が出てくると枯れてしまった。

また、別の種はイバラの間に落ちたが、イバラが伸びて覆(おお)いふさいだので実を結ばなかった。

ところが、別の種は耕(たがや)された良い土地に落ち、実を結んで、あるものは100倍、あるものは60倍、またあるものは30倍にもなった。

耳のある人は聞きなさい。

 

このお話をされた後、イエスは弟子たちにその意味を説明されました。

イエス
イエス
道端にまかれた種というのは、神の言葉を聞くだけでそれを受け入れようとしない人のこと。

こういう人は、悪魔に心の種を奪い取られてしまう。

石だらけのところにまかれた種は、御言葉を聞いて一旦はそれを喜んで受け入れるが、困難があるとすぐに信仰を失ってしまう人のこと。

また、イバラの間にまかれた種は、御言葉は聞くが、日々の悩みやお金の誘惑に妨(さまた)げられ、神様から離れてしまう人のことだ。

良い土地にまかれた種は、御言葉に耳を傾けてそれを受け入れる人であり、100倍、60倍、30倍もの実を結ぶのである。

“種を蒔(ま)く人のたとえ”のテーマは、”神の言葉の受け止め方”?

このお話のテーマは、“神の言葉の受け止め方”です。

神の言葉を、私たち人間がどのような姿勢で受け止めるかで実を結ぶかどうかが決まるということですね。

 

まず、それぞれのワードが何をたとえているかというと、以下の通り。

  • 種まく人➡神様
  • 種   ➡神様の言葉
  • 土地  ➡私たち人間の心

聖書には神様の言葉が書かれており、それらは神様が私たち人間に向けて書かれたものです。

そして、神の言葉には私たちを救い、人生を一変させてしまうほどの力があります。

 

しかし、その言葉が私たちの中で実を結ぶかどうかは私たちの受け止め方次第です。

だって、それを拒否することもできてしまうわけですから!

聖書を読めば自動的に人生が変わるわけじゃないんだにゃ~。

 

つまり、神の言葉が私たちの心や生活に何の変化ももたらさないなら、その原因は私たちにあるのです。

実際、同じ聖書を読んでいるクリスチャンの中でも、人生における成長や変化の度合いには個人差があります。

 

その意味で、中々耳が痛いたとえ話ですね!

では、イエスの解説をもとに、それぞれの種について見てみましょう。

  1. 道ばたに蒔かれた種
  2. 石地に蒔かれた種
  3. いばらの中に蒔かれた種
  4. 良い地に蒔かれた種

聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?永遠のベストセラー!?をどうぞ

①道ばたに蒔かれた種

「だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。」

(マタイによる福音書13章19節)

道ばたに蒔かれた種とは、頑固な人の心に落ちた種を表しています。

 

このような人たちは、自分の知識や経験に頼っており、神様に心をオープンにすることができていません。

余計なプライドや自我が残ってしまっているんですね。

 

そのため、神の言葉を聞いても理解しようとしないのです。

そうこうしていると、サタンは人から神の言葉を奪っていってしまいます。

キートン
キートン
サタンはいつも、神様から人間を遠ざけようと狙っているんです。。!

 

サタンについては、【悪魔】”サタン”って何者?キリスト教における悪の大ボス!?をどうぞ

②石地に蒔かれた種

「石地にまかれたものというのは、御言を聞くと、すぐに喜んで受ける人のことである。 21その中に根がないので、しばらく続くだけであって、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。」

(マタイによる福音書13章20、21節)

石地に蒔かれた種とは、芯のある信仰がないに落ちた種を表しています。

だから、最初は熱心に神の言葉を受け入れますが、少しでも困難や壁にぶち当たるとすぐにくじけてしまいます。

 

植物も土の中にしっかり根を張っていないと、少しの風で飛ばされてしまいますよね??

それと同じです!

 

口先だけで、

神の言葉を信じます!受け入れます!!

というのは簡単ですが、きちんと神様にしっかり繋がっていないとその土台はもろいのです。

 

例えるなら、ダイエットをすると大口を叩きながらも、意志が弱くてすぐに挫折する人みたいな感じでしょうか。

こういう人はちょっとした誘惑に負けてしまい、すぐに食べすぎてリバウンドしてしまうんです!

 

イエスは山上の説教で、このような状態を”砂の上の家”ともたとえられましたね。

「また、わたしのこれらの言葉を聞いても行わない者を、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができよう。 27雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである」。」

(マタイによる福音書7章26、27節)

③いばらの中に蒔かれた種

「また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。」

(マタイによる福音書13章22節)

いばらの中に蒔かれた種とは、この世での心配や富に支配されている心に落ちた種を表しています。

この世の中で生きていれば、

  • 将来のこと
  • 家庭のこと
  • 経済的なこと
  • 人間関係
  • 仕事のこと

など心配事は付きませんよね。

 

また、富への誘惑というのも凄まじいものがあります。

お金を愛し、お金もうけで頭がいっぱいの金の亡者がなんと多いことか!

 

しかし、これらもサタンによる誘惑。

こうした思い煩いや富に支配されると、神様への信仰は失われていきます。

 

他にも世の中の誘惑はたくさんありますが、それらに目を奪われると神の言葉に目を向けることはできないのです!

世と世にあるものとを、愛してはいけない。もし、世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。 16すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。」

(ヨハネの第一の手紙2章15、16節)

サタンの誘惑に注意。。

④良い地に蒔かれた種

「23また、良い地にまかれたものとは、御言を聞いて悟る人のことであって、そういう人が実を結び、百倍、あるいは六十倍、あるいは三十倍にもなるのである」。」

(マタイによる福音書13章18~23節)

良い地に蒔かれた種とは、神様を素直に信じその言葉を心から受け取ろうとする心に落ちた種を表しています。

 

良い地といっても、これは罪のない心を表しているわけではありません。

なぜなら、罪を犯さない人間などいないからです。

 

良い地とは、

  • へりくだった謙虚な姿勢で
  • 心を開いて素直に
  • 神様の言葉を信じられる心

のことを指しています。

このような人は、豊かな実を結ぶことができます。

 

そして、神様から大きく祝福され豊かな人生を送ることができるのです!!

どうせなら、良い土地を目指したいわね〜!

“種を蒔く人”をモチーフにした絵画

ここからは、“種を蒔く人”をモチーフにした絵画をいくつかご紹介しましょう!

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『種まく人』(ジャン=フランソワ・ミレー )

ミレーによって描かれた世界的に有名な作品。

皆さんも、1度は見たことがあるのではないでしょうか?

 

非常に躍動感のあるパワフルな一枚ですね。

当時、働く農民の姿を象徴的に描いたこの作品は革新的で、多くの画家に影響を与えました。

ミレー自身も農民出身なんだにゃ~。

『種をまく人』(ヴィンセント・ファン・ゴッホ)

ゴッホが、ミレーの『種まく人』の影響を受けて描いたと言われているのがこちらの作品です。

しかし、ミレーとは対照的に、こちらはかなり明るくきらびやかな色合いになっています。

 

何というか太陽や麦畑の生命力みたいなものを強く感じますね。

キートン
キートン
ミレーと比べると”陽”と”陰”って感じですね。。!

まとめ:御言葉を心から受け取れる人になろう!

今回のたとえ話は、イエスの解説付きなので分かりやすかったですね!

とは言え、心を良い土地の状態に保つというのは決して簡単なことではありません。

 

色んな誘惑や心の弱さが、私たちの心を荒らしてきますからね。

皆さんの心の状態はどうでしょう?

 

僕の心の状態は。。

マグマですかね。(種一瞬で焼失)

 

キートンでした。

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キートン
月間12万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

POSTED COMMENT

  1. エリー より:

    エレミヤという人物について学ばせていただきました。わかりやすく解説してくださっていて助かりました。ありがとうございます。

    • キートン より:

      エリーさん、コメントありがとうございます!

      お役に立てたのなら、嬉しく思います!今度も当ブログをよろしくお願いいたします。

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