ジーザス、エブリワン!キートンです。
どうすれば人と比べずに生きていけるの?
こういった疑問にお答えします。
人と自分を比べてしまう。
これは、人類が抱える永遠の悩みかもしれません。
実際、
自分は自分、他人は他人だろ?
と胸を張って言える人はほとんどいないはずです。
頭では比べないほうがいいと分かっていても比べてしまうのが、人間というものですからね。
しかし、人と比べ続ける人生はやはりしんどいもの。
ソースは僕です。(お前かい)
そこで今回は、人との比較癖があったクリスチャンの僕が、
- なぜ人は他人と比べてしまうのか?
- 聖書は人との比較について何と言っているか
- 人と比べることをやめる2つの方法
という内容をお届けしたいと思います!
目次
なぜ人は他人と比べてしまうのか?【自信がないから】
そもそも、人はなぜ他人と比べてしまうのでしょうか?
様々な理由がありますが、一番の原因はやはり“自分に自信がないから”ではないでしょうか。
自信がないからこそ、
という感じで人と比べて、落ち込んでしまうんですね。
だって、自分に自信を持っていれば、いちいち他の人と比べず、自分は自分だと割り切れるはずですから。
特に、最近ではSNSというものが普及したせいか、より人と比較する機会は増えてしまっているのではないでしょうか。
例えば、Instagramを見ては、
なのに、俺は何をやっているんだ。。
と嘆き、Twitterを見ては、
それに比べて自分は。。
と落ち込む。
まあ、全部僕の経験談なんですけどね。
あれ、何だろう目から塩水が。。
しかし、人と比べることにはキリがありませんし、
- 劣等感
- 優越感
- プライド
- 嫉妬
など、様々な負の感情を心に沸き立たせてしまいます。
このままでは、あまりにも苦しいですよね。
うん、本当に苦しい。(涙をふけ)
聖書は人との比較について何と言っているか
実は、永遠のベストセラーである聖書にも、人との比較について書かれている箇所があります。
例えば、以下の箇所。
「彼らは仲間同志で互にはかり合ったり、互に比べ合ったりしているが、知恵のないしわざである。」
(コリント人への第二の手紙10章12節)
これは使徒パウロの言葉ですが、お互いに比べ合うことは知恵のないことだと語っています。
んー、中々辛辣(しんらつ)な言葉ですね。。
また、聖書にはこんな箇所もあります。
「21ペテロはこの弟子を見て、イエスに言った、「主よ、この人はどうなのですか」。 22イエスは彼に言われた、「たとい、わたしの来る時まで彼が生き残っていることを、わたしが望んだとしても、あなたにはなんの係わりがあるか。あなたは、わたしに従ってきなさい」。」
(ヨハネによる福音書21章21、22節)
このシーンは、イエスがペテロの将来を預言された後の場面。
するとペテロは、他の弟子のことも気になったのか、
とイエスに尋ねます。
ヨハネというのは、ペテロと同じくイエスの12弟子の代表格です。
もしかしたら、ペテロはヨハネをライバル視していたのかもしれません。
しかし、イエスはこれに対してはっきりと、
あなたはあなたなのだから、ただ私に従いなさい。
と言われたのです。
つまり、いちいち人と比べるのをやめなさいと語られたんですね。
人と比べてしまう人たちというのは、いつの時代にもいたんですね。。
このように、聖書も人と比べることには否定的だということが分かります。
聖書にはついては、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?未だに売れ続ける永遠のベストセラー!?をどうぞ
人と比べてしまうのをやめたい?3つの解決法をクリスチャンが教えます
では、一体どうすれば、人と比べることをやめることができるのでしょうか。
聖書をもとに、3つの方法をご紹介したいと思います!
- 自分は神の作品であると知る
- 与えられた使命を知る
- 感謝をする
①自分は神の作品であると知る
皆さんは、私たち人間はどのような存在だと思いますか?
偶然生まれた産物?大量生産された生き物の1つ?サルから進化した動物?
いえ、どれも違います。
私たち人間は、神様が明確な目的と愛を持ってお造りになった神の作品なのです。
聖書には、こう書かれています。
「10わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。」
(エペソ人への手紙2章10節)
芸術家は、その人生の中で様々な作品を生みだしますが、1つとして同じ作品はありません。
同じように、神様も私たち人間1人1人を他の誰とも被らないユニークな存在として造られました。
実際、顔や性格が似ている人がいても、全てが完全に一致している人間などいないですよね??
だから、人間同士がお互いに比べ合うのはナンセンスなんです!!超ナンセンス!!!
私たちが人と比べているとき、神様はこのように考えておられるのではないでしょうか。
私はあなたたち1人1人をそれぞれで愛していて、お互いに上も下もない。
あなたはあなたのままで、素晴らしい存在なんだ。
と。
聖書には、神様のこんな言葉が書かれています。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」
(イザヤ書43章4節)
これは、神様が私たち1人1人に語られている言葉です。
金子みすゞ先生を言葉を借りるなら、“みんな違ってみんないい”んです。
私たちはそのままで価値ある作品なのですから、他人と比べる必要はありません!!
②与えられた使命を知る
私たち1人1人には、神様から与えられている使命があります。
そして、その使命を達成するための能力や才能も与えてくださっているのです。
ですから、まずは自分に与えられた使命が何なのかを知ってください。
そして、その使命を果たすために全力で走り抜けるのです。
「1こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。」
(へブル人への手紙12章1節)
そうすれば、周りのことなど自然と気にならなくなっていきます。
あなたはあなたのコースを走ればいいんですね!
例えば、聖書の人物たちにも、
➡箱舟を作って、ノアの家族と指定された動物たちを乗せる
➡イスラエル人をエジプトから連れ出して、約束の地”カナン”に向かう
➡イスラエルを他民族であるミディアン人の手から救う
➡キリストのことを多くの人に伝える
など、それぞれに神様から与えられた使命がありました。
もちろん、彼らほどスケールが大きくはなくとも、私たち全員に使命は与えられています。
自分の使命を果たすために走るのなら、周りと比較する暇などありません!
己のコースを全力で駆け抜けましょう!
聖書の人物たちについては、【完全版】聖書の主な登場人物まとめ!【大物だらけ】をどうぞ
③感謝をする
人は自分に足りないものを見つけ出す天才です。
その結果、自分にはなくて他人が持っているものをうらやみ、比較してしまいます。
そんなときに大切なのは、感謝をすることです。
つまり、今自分が与えられているものに目を向けるということですね。
聖書には、こうあります。
「16いつも喜んでいなさい。 17絶えず祈りなさい。 18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。」
(テサロニケ人への第一の手紙5章16~18節)
与えられているものに目がいけば、自然と他人と比較することも減っていくはず。
しかも、感謝をすれば満ち足りた気分になって、一石二鳥!
これからは、自分に足りないものではなく、与えられているものを見つけ出す天才になりましょう!
まとめ:人と比べるのはナンセンスな行為!!
◎人と比べることをやめる方法
- 自分は神の作品であると知る
- 与えられた使命を知る
- 感謝をする
人と比べてしまうというのは、人間の本能のようなもの。
人間同士で生きていく以上は、完全に避けるのは難しいかもしれません。
しかし、人と比べる頻度が減るだけでも、人の幸福度はかなり上がります。
少しずつでもいいので、人と比べる癖から脱却していきましょう!
キートンでした。