聖書物語シリーズ

“タラントのたとえ”とは?”タレント”の語源となったお話!?【3分で分かる】

ジーザス、エブリワン!キートンです。

 

今回はイエス様のたとえ話の1つ、“タラントのたとえ”をご紹介します。

英語で才能を意味する“talent”という言葉は、このお話が由来だと言われていますね。

 

この記事では、

  • “タラントのたとえ”のストーリー
  • “タラントのたとえ”に込められたメッセージ性

などについてまとめていきたいと思います!

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“タラントのたとえ”とは?

“タラントのたとえ”とは、イエス・キリストが語られたたとえ話の1つです。

このお話では、しもべたちが主人から預けられた通貨”タラント”をどう使うかが描かれています。

 

ちなみに、このタラントはしもべの能力に応じて預けられたので、

後に英語で才能を意味する“tarent”という言葉の語源となりました。

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“タラントのたとえ”の登場人物

それでは、まずは登場人物をご紹介!

主人

家のご主人。

しもべたちに、自分の財産を預けて旅に出ます。

しもべA

5タラントを主人から与えられるしもべ。

画像が新人営業マンっぽいのはお気になさらず。

しもべB

2タラントを主人から与えられるしもべ。

しもべAと同じ画像じゃないかって?いえいえ、よく見て下さい。

 

ほらよく見ると、耳の大きさが微妙に。。はい、同じ画像です。

すみませんでした。(土下座)

しもべC

1タラントを主人から与えられるしもべ。

このお話のメイン人物なので、他のしもべと画像の差別化をしています。(動き変えただけ)

“タラントのたとえ”のストーリー

あるところに、1人の主人がいました。

主人はある日旅に出ることにし、しもべたちを呼んで財産を預けることにしました。

 

そして、それぞれの能力に応じてしもべAには5タラント、しもべBには2タラント、

しもべCには1タラントを渡すと言いました。

主人
主人
さあ、このお金を使って私の留守中に商売をするのだ!

こうして、主人は旅立って行きました。

 

すると、しもべAはもらった5タラントを使い、商売によってさらに5タラントをもうけることができました。

続いて、しもべBも、しもべAと同じようにもらった2タラントを、商売によってさらに2タラント増やすことができました。

 

ところが、しもべCだけは地面に穴を掘ると、そこにお金を隠してしまいました。

さて、しばらくすると主人が帰ってきました。

 

しもべAは前に出て言いました。

しもべA
しもべA
ご主人様、私はあなたから預かった5タラントの他に、もう5タラントもうけました。

 

主人はしもべAに言いました。

主人
主人
良い忠実なしもべよ、よくやった!

お前はわずかなものに忠実だったから、もっと多くの仕事を任せよう。

私と一緒に喜んでくれ!

 

続いて、しもべBも前に出てきて言いました。

しもべB
しもべB
ご主人様、私はあなたから預かった2タラントの他に、もう2タラントもうけました。

 

主人はしもべBに言いました。

主人
主人
良い忠実なしもべよ、よくやった!

お前はわずかなものに忠実だったから、もっと多くの仕事を任せよう。

私と一緒に喜んでくれ!

 

最後に、しもべCが出てきて言いました。

しもべC
しもべC
ご、ご主人様、どうか怒らないでお聞き下さい。

私はあなたが、もうけを取り上げる酷いお方だということを知っていました。

ですから、恐ろしくなって、あなたからもらったタラントを土の中に隠しておきました。

ご覧ください、これがそのお金です。

 

主人はこれに怒って答えました。

主人
主人
お前はなんという怠け者の悪いしもべだ!

私がもうけを取り上げると分かっていたなら、せめてなぜ銀行にお金を預けなかった?

そうすれば、利息もついただろうに。

さあ、この男からタラントを取り上げてしもべAに渡すのだ。

与えられたものを上手く使うものは、もっと多くのものが与えられるが、そうでないものは、与えられたものまで取り上げられてしまうものだ。

このしもべを外の暗いところへ追い出してしまえ!

タラントっていくらぐらい?

しもべたちは、主人たちからタラントを与えられていますが、そもそもタラントというのはいくらなのでしょうか?

1タラントというのは、およそ6000日分の給料だと言われています。

 

ですから、もし仮に日給が1万円だとすれば、1タラントは6000万円分に相当します。

すごい大金だ。。!

 

つまり、

  • しもべA➡6000万円×5タラント=3億円
  • しもべB➡6000万円×2タラント=1億2000万円
  • しもべC➡6000万円×1タラント=6000万円

をそれぞれ主人から預かったということですね。

 

しもべたちを相当信頼していないとこれだけの大金は預けられないですよね。

それにしても主人、お金持ち過ぎますわ。

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タラントは、”タレント”の語源!?

元々は上記のようにタラントはお金の単位のことを表していました。

しかし、このたとえ話が由来となり、才能を意味する“タレント”という言葉が生まれました。

 

なぜなら、タラントはしもべたちの才能の大きさに応じて分けられたからです。

「すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。 」

(マタイによる福音書25章15節)

芸能人のことを”タレント”なんて呼んだりしますが、それもここからきているんですね。

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“タラントのたとえ”のテーマは、”神様への忠実さ”!?

このたとえ話に登場する人物は、一体なにをたとえられているんでしょうか?

まとめると、

  • 主人   ➡神様
  • しもべたち➡私たち人間

という感じになります。

 

そして、このお話の根底にあるテーマは“神様への忠実さ”です。

実際、しもべたちの忠実さによって、主人の態度が異なっていますよね。

 

主人は、預けたタラントを忠実に増やしたしもべAとBを褒め、タラントを増やすことを怠ったしもべCを叱りました。

そう、主人がしもべCを叱ったのは、決して能力が低いからではありません。

 

主人のことを信頼せず、忠実に仕えていなかったからです。

しもべCは、

しもべC
しもべC
どうせ商売で稼いだとしても、ひどい主人によって全部取られてしまうだろう。

としか考えていなかったのです。

「一タラントを渡された者も進み出て言った、『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。」

(マタイによる福音書25章24節)

 

一方で、主人はというとしもべのことを強く信頼していました。

そうでなくては、これだけの大金を預けることはできなかったでしょう。

 

だからこそ、しもべCの行動は主人の期待や信頼を大きく裏切る行為!

主人が悲しむ顔が目に浮かびますね。

切ない。。

 

さて、これを神様と私たち人間の関係に置き換えてみるとどうでしょうか。

神様は私たち人間に、お金以外にもたくさんのものを預けてくださっています。

 

例えば、

  • 才能
  • 家族
  • 食べ物

 

などなど。

 

これは神様が私達を信頼している証です。

ですから、私たちもそれに応えていく必要があります。

 

信頼に応えるというのはつまり、“預かっているものを神様のために使う”ということです。

もちろん、能力や成果の差はありますがそれは大した問題ではありません。

 

大切なのは、神様を信頼し忠実に仕えていくという気持ちです。

ですから、元々1タラントしか与えられていなくても、それを1タラントしか増やせなくとも、忠実に働けば神様は喜ばれるのです!

神様は、気持ちを重視される方なんだにゃ〜。

 

その証拠に、しもべAほどのタラントを持っておらず、

もうけも少なかったしもべBのことを、主人はしもべAと同じようにほめています。

「二タラントの者も進み出て言った、『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。 」

(マタイによる福音書25章22、23節)

しかし、タラントを増やそうとしなかったしもべCは主人に怒られてしまいました。

ですから、私たちは神様から与えられたものを忠実に使っていきたいですね!

しもべCは、当時の律法学者たちを表している!?

皆さんは、このタラントのお話を聞いて

いやいや、こんなしもべCみたいな奴いないでしょー?

と思ったかもしれません。

しかし、当時イエス様と敵対していた律法学者たちはまさにこのしもべCのような人たちでした。

 

律法学者というのは、ユダヤの律法を守ることを重視していた人たちのことです。

つまり、彼らは律法はきちんと守りますが、その行動の裏には、

神様から罰を受けたり、祝福を受けられなくなるのが怖いから、律法さえ守っていればいいや〜。

という気持ちがあったのです。

 

そして、これは律法学者に限らず当時の人々の間によくある誤解でした。

律法学者は影響力がありましたから、周囲の人々も同じような考え方を持っていたのです。

 

神様からすれば、こんなに悲しいことはありません。

なぜなら、神様は一方的かつ圧倒的な愛と祝福を、私たちにいつも注いでくださっているのですから。

 

私たちも、このしもべCみたいな考え方をしないように気をつけないといけませんね!

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まとめ:”タラントのたとえ”は神様に忠実に仕える大切さを教えてくれる!

“タレント”が才能を意味する言葉になったのは、このタラントのお話が由来だったんですね!

いやー、聖書というのは現代の言葉の様々なルーツが眠っていますなあ。

 

ところで、皆さんは自分の1番の才能は何だと思いますか?

ちなみに、僕の1番の才能は、

骨がすぐに折れることですかね。(ただの弱点)

 

ではまた!

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キートン
月間5万PVを達成! 信仰生活28年のプロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

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