ジーザス、エブリワン!キートンです。
今回は、預言者の“エリシャ”をご紹介したいと思います。
エリシャは、その生涯でたくさんの預言と奇跡を行った偉大な預言者です。
特に、奇跡を起こした数で言えば、聖書でも1、2を争うのではないでしょうか。
この記事では、
- エリシャはどのような人物なのか
- どのような生涯を送ったのか
などについて見ていきたいと思います。

Contents
“エリシャ”とは?

エリシャは、旧約聖書の”列王記”に登場するイスラエルの預言者です。
アハズヤ王から始まりヨアシュ王まで、計5代の王様の期間活躍し
同じく預言者のエリヤの弟子としても有名ですね。
エリシャはその生涯で様々な奇跡を起こし、
また、師のエリヤと同じく、
正教会では、”エリセイ”と呼ばれ聖人として扱われています。

エリシャの生涯
ではでは~、ミラクル預言者の生涯を見ていきましょう!
エリシャ、エリヤの霊を受け継ぐ

エリシャは元々牛飼いの仕事をしていましたが、
そして、エリヤにおよそ8年間もの間、
しかし、ある日エリヤがこの世を去り、天に上げられるときがやってきました。
エリヤが天に上げられる時に、エリシャは1つのお願いをしました

と。
これはつまり、エリヤの後継者になることをエリシャは望んだということです。
なぜ2つ分かというと、当時父親が財産を渡す際には、長子は他の子供の2倍もらうことができたからです。
こうして霊の力を受け継いだエリシャは、

奇跡①初めての奇跡

エリシャの記念すべき最初の奇跡は、
なんとエリシャが衣でヨルダン川を打つと、
これはかつて、
この奇跡によって、

奇跡②エリコの水を清める

続いての奇跡は、エリコの町で起こされます。
エリコの町の人々は、エリシャにこう言いました。

どうにかならないでしょうか?
すると、エリシャは答えました。

エリコの人々が言われた通り持ってくると、
すると、どうでしょう。
水は清められ、きれいになってしまいました。
奇跡③油を増やす

まだまだ、エリシャの奇跡は続きます。
ある日、

しかも、お金を借りている相手もやってきて、私の2人の子供を連れ去り、奴隷にしようとしているのです。
私の家にはもう、油のツボが1つあるだけです。
エリシャは答えました。

そして、その器の全てに残っている油を注ぎ、いっぱいになった器は脇に置くのです。
家に帰り、妻が言われた通りにすると、
こうして、妻たちは油を売ることで借金を返し、
その後もエリシャは様々な奇跡を起こして、人々を驚かせました。
エリシャ、ナアマンの皮膚病を癒す

エリシャの奇跡の中でも特に有名なのがこれです。
アラム王の将軍であるナアマンは、
なぜなら、かつて神様の力を受けたナアマンの活躍によって、
しかし、そんな勇士ナアマンにも悩みがありました。
それは、彼が重い皮膚病を患(わずら)っていたことです。
ある日、預言者エリシャの噂を耳にしたナアマンは、
すると、エリシャは使いの者を通して、ナアマンに言いました。

そうすればあなたの皮膚病は癒やされ、体もきれいになるでしょう。
ナアマンは、これを聞いて腹を立てました。
エリシャが直接現れて、
しかし、彼の家来たちが説得したので、
すると、どうでしょう。
彼の体はあっという間にきれいになり、
ナアマンはこれに感激し、エリシャに強く感謝をしました。
エリシャ、アラム軍をもてなす

時が流れ、これはアラム国とイスラエル国が争っているときのこと。
イスラエルはエリシャの預言のおかげで、
これにイラついたアラム王は、エリシャを仕留めようと、
町を囲まれてしまうイスラエルでしたが、

すると、アラム軍の目はくらみ、
そして、アラム軍の目が元に戻ると、
ああ、これで自分たちはイスラエルにやられてしまう。。

彼らにパンと水を与えて、王のもとに帰らせるのだ。
何と、エリシャは敵であるアラム軍をもてなした上に、
これはまさに、敵に愛を持って接し、
後のイエス・キリストを彷彿とさせますね。
その結果、アラムの部隊は2度とイスラエルの地にはやってこなか


エリシャ、イスラエルの未来を預言する

しかし、アラムの部隊は来なくとも、アラムの王様は別でした。
その後、アラム王は全軍を集めてサマリアを包囲してしまったのです。
しかも、
ところが、エリシャは言いました。

これはつまり、この飢えは明日にはおさまり、
イスラエル王の侍従たちはこれを馬鹿にしますが、
夕暮れになる頃、
これは神様が戦車や大軍の音を響き渡らせて脅かし、
しかも、アラム軍は持ち物も全て置いて逃げてしまったので、
こうして、エリシャの預言は実現し、
最期の預言

さらに時は流れ、エリシャが死の病に伏せっていた頃。
イスラエルの王様であるヨアシュが、
なぜなら、
すると、エリシャは言いました。

そして、東側の窓を開けて、矢を射るのだ。
ヨアシュが言う通りにすると、さらにエリシャは言いました。

今度は地面に射なさい。
すると、ヨアシュは3回矢を地面に射ると、
これを見たエリシャは怒って言いました。

そうすれば、あなたはアラムを滅ぼすことができただろうに。
しかし、あなたは3回しか射らなかったので、アラムを3回までしか打ち破れないだろう。
最期の預言を終えると、エリシャは亡くなりました。
そして、もちろんこの預言は実現していくことになります。
エリシャは、エリヤ以上に奇跡を起こした!?

エリシャの師匠エリヤは、
いや、もはやエリシャ以上に奇跡を起こした人物はイエス・
その主なものを挙げてみると。。
◎エリシャが起こした主な奇跡一覧
- エリヤの衣でヨルダン川を2つに割る
- エリコの町の水を塩できれいにする
- 子供42人をクマに襲わせる
- 預言者の妻の家の油を増やす
- シュエムの婦人に子供を授ける
- その婦人の息子を生き返らせる
- 毒のウリが入った煮物を麦粉を使って清める
- パン20個と1袋の穀物で、100人のお腹を満たし余らせる
- アラムの将軍ナアマンの皮膚病をヨルダン川の水で癒す
- 水に沈んだ斧を浮き上がらせる
- エリシャの遺骨に触れた死人が生き返る など。
とてつもない数ですよね?
余りにも数が多いので、
どれも驚くべき奇跡ですが、中でもぶっ飛んでいるのが最後の“エ
「時に、ひとりの人を葬ろうとする者があったが、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去った。その人はエリシャの骨に触れるとすぐ生きかえって立ちあがった。 」
(列王記下13章21節)
どういうことかというと、エリシャが死んでからおよそ1年後のこと。
ある人物の遺体がエリシャの骨に触れたところ、
死んでなお奇跡を起こす人物は、

エリシャと奇跡は切っても切り離せない関係にあると言えるでしょ

エリシャはハゲを馬鹿にされてブチ切れた!?

たくさんの奇跡を起こした偉大な預言者エリシャ。
しかし、彼には少しユニークなエピソードがあります。
それは、“自分のハゲ頭を馬鹿にした子供たちを呪い殺した”とい
うん、なんですかねこの間抜けな文章は。
「彼はそこからベテルへ上ったが、上って行く途中、小さい子供らが町から出てきて彼をあざけり、彼にむかって「はげ頭よ、のぼれ。はげ頭よ、のぼれ」と言ったので、 24彼はふり返って彼らを見、主の名をもって彼らをのろった。すると林の中から二頭の雌ぐまが出てきて、その子供らのうち四十二人を裂いた。 」
(列王記下2章23、24節)
経緯を説明しますと、エリシャがベテルという地に上って行こうとする途中、

頭のことを気にしていたのでしょうか、
エリシャは子供たちをにらみつけ彼らを呪うと、森から2頭のクマ
大人気ないというか何というか。。
エリシャの激しい性格がよく分かるエピソードですね。

まとめ:エリシャは奇跡を起こすのが得意な預言者!

エリシャがイスラエルで活躍した期間は、60年間。
その間、奇跡と預言を行い続けたエリシャは、
でも、あれですね。
神はいつもエリシャと共にいましたが、
髪のほうは違ったみたいですね。(くだらない)
ではまた!
