ジーザス、エブリワン!キートンです。
その方法を教えて欲しい!
こういった疑問にお答えします。
何やら怪しげなテーマですが、あなたは神の声を聞きたいと思ったことはありませんか?
進路で迷ったとき、わらにもすがりたいピンチな状況に陥ったとき、生きる意味が分からなくなったとき。
声を聞かせてよ!!
と血の涙を流したこと、あなたも1度はあるのではないでしょうか?
ちなみにですが、僕は毎日神の声を聞いています!!
。。。
。。。
。。。あー、ちょっと待ってください!僕は別に危ない薬とかやってるわけじゃないですから!!
そんな冷たい目で見ないで!!!
神の声を聞いているとは言っても、別に直接的に神の声が聞こえてくるわけではありません。
実は私たちが気付いていないだけで、神は色んな方法で日々私たちに語りかけてくださっているのです。
神の声を聞くには神がどのように語るのかを知る必要があるのですが、これを知らずに神のメッセージを見落としてしまっている方も多いです。
そこで今回は、クリスチャンの僕が、
- 神様の声が聞こえるようになるには?【クリスチャンが回答】
- 神はどんな人にも語られるという話
などについて分かりやすく解説します。
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目次
神様の声が聞こえるようになるには?【クリスチャンが回答】
先ほども言いましたが、神の声を聞くには、
神がどのような方法で私たちに語りかけてくださるのかを知る必
なぜなら、神の語りかけ方法が分かれば、私たちも敏感になりそのメッセージに気付きやすくなるからです。
神の語りかけパターンには、主に以下のようなものがあります。
- 直接的な声で語る
- 聖書を通して語る
- 状況や出来事を通して語る
- 聖霊を通して語る
- 周りの人を通して語る
①直接的な声で語る
神の声を聞くと聞いて、最初に浮かぶのがやはりこれでしょう。
神の声が直接聞けるって凄そうだし、何かカッケーっすよね!(語彙力)
例えば、聖書に登場する預言者という人たちは、まさに神の声を直接聞く人たちです。
そして、彼らはその神の言葉を人々に伝えるのが役割でした。
「主の言葉がアミッタイの子ヨナに臨んで言った、 2「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって呼ばわれ。彼らの悪がわたしの前に上ってきたからである」。」
(ヨナ書1章1、2節)
ただし、あなたもお気づきの通り、これは非常に稀(まれ)なケースです。
実際は、直接的に神が語られることはほとんどありません。
僕の周りのクリスチャンにも、そういう人ってほぼいないですし。
ってか、そんなに皆が直接神の声を聞けるなら、この記事を読んでないですよね??
直接語られることがないからこそ、悩むわけです。
聖書を読むと、神がたくさん直接語っているように見えますが、あれは聖書の数千年にも及ぶながーい歴史の中の極一部に過ぎません。
ですから、神の声が直接聞こえなくても落ち込む必要はナッシングです!
むしろ、それが普通です!
というわけで、
いつも神の声を直接耳にしておる!
という特殊な方以外は、これからご紹介する他の方法で神の声を聞きましょう!
②聖書を通して語る
聖書というのは、いわば神の言葉が書かれた書物です。
ですから、神はしばしば、聖書の言葉を通して私たちに語りかけてくださいます。
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。」
(テモテへの第二の手紙3章16節)
この方法が最も王道であり、確実に神の声を聞く方法だと言えるでしょう。
実際、僕も日々デボーションで聖書を読む中で、いつも神からメッセージを頂いています。
例えば、僕があることで悩んでいたときにふと聖書を開いたら、
「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。」
(ペテロの第一の手紙5章7節)
という言葉が目に留まって、心の重荷が取り払われた気持ちになったことがあります。
また、自分の罪深さに落ち込んでいたときには、イエスが語られたたとえ話“放蕩息子”の、
「むすこは父に言った、『父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。もうあなたのむすこと呼ばれる資格はありません』。 22しかし父は僕たちに言いつけた、『さあ、早く、最上の着物を出してきてこの子に着せ、指輪を手にはめ、はきものを足にはかせなさい。 23また、肥えた子牛を引いてきてほふりなさい。食べて楽しもうではないか。 24このむすこが死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから』。」
(ルカによる福音書15章21~24節)
という聖書箇所に導かれて、神の愛の大きさに感動したこともありました。
このように、神は聖書を通してそのときに最も適した言葉を語ってくださいます。
僕はその神の言葉に何度助けられ、導かれたか分かりません。
ですから、日頃から聖書を読む習慣をつけることはとても重要ですね。
✅聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?未だに売れ続ける永遠のベストセラー!?をどうぞ
③状況や出来事を通して語る
神は、私たちの周りの状況や出来事を通しても語られます。
そして、それは困難や問題であることも少なくありません。
例えば、2020年に世界中で新型コロナウィルスが流行しました。
その結果、僕は自分がしていた仕事の収入が激減し、目指していた将来への道も閉ざされてしまいました。
最初はもちろん絶望的な気持ちになりましたが、その結果どうなったかというと、なんと新たな進路が導かれたのです。
しかも、その進路は今まで目指していた進路よりも、もっと良い道でした。
また、旧約聖書に登場するヨセフも、兄たちに奴隷としてエジプトに売られるという辛い体験をしました。
しかし、その結果、ヨセフは神の力によって出世をし、エジプトで2番目に偉い宰相(首相)の地位にまで上り詰めました。
「パロは更にヨセフに言った、「わたしはあなたをエジプト全国のつかさとする」。 42そしてパロは指輪を手からはずして、ヨセフの手にはめ、亜麻布の衣服を着せ、金の鎖をくびにかけ、 43自分の第二の車に彼を乗せ、「ひざまずけ」とその前に呼ばわらせ、こうして彼をエジプト全国のつかさとした。」
(創世記41章41~43節)
まさに、苦しい出来事を通して神に導かれたわけです。
このように、周りの状況が変わったときは、そこに神のメッセージが秘められている可能性があります。
ですから、苦しい出来事があっても、すぐに絶望せずに神の声に耳をすませてみましょう!
④聖霊を通して語る
神は聖霊を通しても語られることがあります。
聖霊というのは、キリストを信じた者に宿る神の霊のことで、神の3つの位格(人間でいう人格)の1つですね。
(この辺りのことは、【神の位格】聖霊とは?その10の働き・役割をクリスチャンが解説!で詳しく解説しています。)
イエスもこう語られています。
「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。」
(ヨハネによる福音書14章26節)
例えば、使徒のパウロも聖霊によって伝道旅行に出かけたり、ある地域への伝道を禁じられたりといった経験をしました。
「それから彼らは、アジヤで御言を語ることを聖霊に禁じられたので、フルギヤ・ガラテヤ地方をとおって行った。 7そして、ムシヤのあたりにきてから、ビテニヤに進んで行こうとしたところ、イエスの御霊がこれを許さなかった。」
(使徒行伝16章6、7節)
ただし、自分の感情や思い込みなどを、聖霊による語りかけだと思わないように注意が必要です。
⑤周りの人を通して語る
最後に、神は私たちの周りにいる人を用いて語りかけてくださることもあります。
僕は結構、このパターンが多い気がしますね。
周りの人というのは、例えば、
- 友人
- 知人
- 家族
などですね。
そして、相手は必ずしもクリスチャンとは限りません。
例えば、預言者のモーセは1人でイスラエル人たちの争いを処理しており、それを見たしゅうとのイテロはこうアドバイスしました。
「7モーセのしゅうとは彼に言った、「あなたのしていることは良くない。 18あなたも、あなたと一緒にいるこの民も、必ず疲れ果てるであろう。このことはあなたに重過ぎるから、ひとりですることができない。 19今わたしの言うことを聞きなさい。わたしはあなたに助言する。どうか神があなたと共にいますように。あなたは民のために神の前にいて、事件を神に述べなさい。 20あなたは彼らに定めと判決を教え、彼らの歩むべき道と、なすべき事を彼らに知らせなさい。 21また、すべての民のうちから、有能な人で、神を恐れ、誠実で不義の利を憎む人を選び、それを民の上に立てて、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長としなさい。 22平素は彼らに民をさばかせ、大事件はすべてあなたの所に持ってこさせ、小事件はすべて彼らにさばかせなさい。こうしてあなたを身軽にし、あなたと共に彼らに、荷を負わせなさい。 23あなたが、もしこの事を行い、神もまたあなたに命じられるならば、あなたは耐えることができ、この民もまた、みな安んじてその所に帰ることができよう」。」
(出エジプト記18章7~23節)
つまり、もっと色んな人と役割分担して、モーセの負担を減らすように言ったんですね。
モーセがこのアドバイスを受け入れた結果、モーセの負担は随分と軽くなったのです。
これは、神がイテロを通してモーセに語ったメッセージだったと言えるでしょう。
ですから、時には周りの人の意見に耳を傾けてみるのも大切です。
ただし、周りの意見を聞きすぎると振り回されるので、バランスが大切ですね!
神はどんな人にも語られるという話
ここまで見てきて、
語られるのは一部の人たちだけでしょ?
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
神は全ての人に対していつも語っておられるのです。
ただ、その語りかけに気付いていなかったり、心が神に向いていなかったりしているだけなんですね。
実際、クリスチャンの家庭で育ったクリスチャンの僕でさえ、きちんと神に向き合うようになるまでは神の語りかけに全く気付いていませんでした。
後から色んな場面を振り返って、「あれは神のメッセージだったんだ!」と気づきましたけどね!
つまり、結局は、神の声を聞けないのは私たち人間側の問題だということです。
いくら神がボールを投げてきても、私たちが神のほうを向いてそれを受け取る姿勢を取らないとキャッチはできないんですね。
これはあまりにももったいない!!
神は私たち1人1人に計画を持っておられ、ベストな道へと導きたいと願っておられます。
「あなたのあがない主、イスラエルの聖者、主はこう言われる、「わたしはあなたの神、主である。わたしは、あなたの利益のために、あなたを教え、あなたを導いて、その行くべき道に行かせる。」
(イザヤ書48章17節)
ですから、神の声を聞きたいという方はぜひ、祈ったり聖書を読んだりして神の声に耳をすませてみてください。求めてみてください。
その中で必ず神は、何かしらの語りかけを私たちにしてくださいます。
こうして、神と親しくなっていくと、ますますその声を聞くことができるようになるでしょう。
イエスもこのように語っておられます。
「わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。」
(ヨハネによる福音書10章27節)
まとめ:神は色んな方法で語りかけてくださる!
- 直接的な声で語る
- 聖書を通して語る
- 状況や出来事を通して語る
- 聖霊を通して語る
- 周りの人を通して語る
以上、神の語りかけ5パターンをご紹介しましたが、これらが全てではありません。
神は他にも色んな方法で私たちに語りかけてくださいます。
ですから、いつも神の語りかけを求めて、アンテナを立てておくことが大切ですね。
あ、そういえば、僕もたまに神の声が直接聞こえることがあるんですよね!
めっちゃ疲れているときとか。(それ幻聴や)
キートンでした。
👇参考文献