ジーザス、エブリワン!キートンです。
生涯なども含めて詳しく教えて~!
こういった疑問にお答えします。
今回は、預言者の“エリシャ”をご紹介したいと思います。
エリシャは、その生涯でたくさんの預言と奇跡を行った偉大な預言者です。
特に、奇跡を起こした数で言えば、聖書でもトップクラスですね!
この記事では、
- エリシャはどのような人物なのか
- どのような生涯を送ったのか
などについて見ていきたいと思います。
目次
“エリシャ”とは?
エリシャは、旧約聖書の”列王記”に登場するイスラエルの預言者です。
アハズヤ王から始まりヨアシュ王まで、計5代の王様の期間活躍し
同じく預言者のエリヤの弟子としても有名ですね。
エリシャはその生涯で様々な奇跡を起こし、
また、師のエリヤと同じく、真の神様に従わず、偶像崇拝を行った王様たちとも戦い続けました。
師匠のエリヤについては、預言者”エリヤ”とはどんな人物?神様からの超お気に入り!?【3分で分かる】をどうぞ
エリシャの生涯
ではでは~、ミラクル預言者の生涯を見ていきましょう!
エリシャ、エリヤの霊を受け継ぐ
「9彼らが渡ったとき、エリヤはエリシャに言った、「わたしが取られて、あなたを離れる前に、あなたのしてほしい事を求めなさい」。エリシャは言った、「どうぞ、あなたの霊の二つの分をわたしに継がせてください」。」
(列王記下2章9節)
あるところに、牛飼いの仕事をしているエリシャという人物がいました。
ところが、あるときに預言者エリヤと出会い、自身も預言者へと変えられていきました。
そして、エリヤにおよそ8年間もの間、
しかし、ある日師匠のエリヤがこの世を去り、天に上げられるときがやってきました。
エリヤが天に上げられる時に、エリシャは1つのお願いをしました
と。
これはつまり、エリヤの後継者になることをエリシャは望んだということです。
なぜ2つ分かというと、当時父親が財産を渡す際には、長子は他の子供の2倍もらうことができたからです。
こうして霊の力を受け継いだエリシャは、
奇跡①初めての奇跡
「14そしてエリヤの身から落ちたその外套を取って水を打ち、「エリヤの神、主はどこにおられますか」と言い、彼が水を打つと、水は左右に分れたので、エリシャは渡った。」
(列王記下2章14節)
エリシャの記念すべき最初の奇跡は、
なんとエリシャが衣でヨルダン川を打つと、
これはかつて、
そして、この奇跡によって、
奇跡②エリコの水を清める
「21エリシャは水の源へ出て行って、塩をそこに投げ入れて言った、「主はこう仰せられる、『わたしはこの水を良い水にした。もはやここには死も流産も起らないであろう』」。 22こうしてその水はエリシャの言ったとおりに良い水になって今日に至っている。」
(列王記下2章21、22節)
続いての奇跡は、エリコの町で起こされます。
エリコの町の人々は、エリシャにこう言いました。
どうにかならないでしょうか?
すると、エリシャは答えました。
エリコの人々が言われた通り持ってくると、
すると、どうでしょう。
水は清められ、きれいになってしまいました。
奇跡③油を増やす
「7そこで彼女は神の人のところにきて告げたので、彼は言った、「行って、その油を売って負債を払いなさい。あなたと、あなたの子供たちはその残りで暮すことができます」。」
(列王記下4章7節)
まだまだ、エリシャの奇跡は続きます。
ある日、
しかも、お金を借りている相手もやってきて、私の2人の子供を連れ去り、奴隷にしようとしているのです。
私の家にはもう、油のツボが1つあるだけです。
エリシャは答えました。
そして、家に帰ったら戸を閉めて子供たちと閉じこもり、その器の全てに残っている油を注ぐのです。
また、いっぱいになった器は脇に置きなさい。
家に帰り、妻が言われた通りにすると、
こうして、妻たちは油を売ることで借金を返し、
奇跡④将軍ナアマンの皮膚病を癒す
「14そこでナアマンは下って行って、神の人の言葉のように七たびヨルダンに身を浸すと、その肉がもとにかえって幼な子の肉のようになり、清くなった。」
(列王記下5章14節)
エリシャの奇跡の中でも特に有名なのがこれです。
アラム王の将軍であるナアマンは、
なぜなら、かつて神様の力を受けたナアマンの活躍によって、
しかし、そんな勇士ナアマンにも悩みがありました。
それは、彼が重い皮膚病を患(わずら)っていたことです。
ある日、預言者エリシャの噂を耳にしたナアマンは、
すると、エリシャは使いの者を通して、ナアマンに言いました。
そうすればあなたの皮膚病は癒やされ、体もきれいになるでしょう。
ナアマンは、これを聞いて腹を立てました。
エリシャが直接現れて、
しかし、彼の家来たちが説得したので、
すると、どうでしょう。
彼の体はあっという間にきれいになり、
ナアマンはこれに感激し、エリシャに強く感謝をしました。
このように、エリシャは他にも様々な奇跡を起こして、人々を驚かせました。
エリシャ、アラム軍をもてなす
「22エリシャは答えた、「撃ち殺してはならない。あなたはつるぎと弓をもって、捕虜にした者どもを撃ち殺すでしょうか。パンと水を彼らの前に供えて食い飲みさせ、その主君のもとへ行かせなさい」。」
(列王記下6章22節)
時が流れ、これはアラム国とイスラエル国が争っているときのこと。
イスラエルはエリシャの預言のおかげで、
これにイラついたアラム王は、エリシャを仕留めようと、
町を囲まれてしまうイスラエルでしたが、
すると、アラム軍の目はくらみ、
そして、エリシャがもう一度祈り、アラム軍の目が開かれると、
ああ、これで自分たちはイスラエルにやられてしまう。。!
彼らにパンと水を与えて、王のもとに帰らせるのだ。
何と、エリシャは敵であるアラム軍をもてなした上に、
これはまさに、敵に愛を持って接し、
後のイエス・キリストを彷彿とさせますね。
そして、イスラエル王はエリシャの言葉を受け入れ、アラム軍のために大宴会を催して主君のところへ帰らせました。
その結果、アラムの部隊は2度とイスラエルの地にはやってこなか
エリシャ、イスラエルの未来を預言する
「1エリシャは言った、「主の言葉を聞きなさい。主はこう仰せられる、『あすの今ごろサマリヤの門で、麦粉一セアを一シケルで売り、大麦二セアを一シケルで売るようになるであろう』」。」
(列王記下7章1節)
しかし、アラムの部隊は来なくとも、アラムの王様は別でした。
その後、アラム王は全軍を集めてサマリアを包囲してしまったのです。
しかも、
ところが、エリシャは言いました。
これはつまり、この飢えは明日にはおさまり、
イスラエル王の侍従はこれを馬鹿にしますが、
夕暮れになる頃、4人の民がアラムの陣営に行くと、
これは神様が、
- 戦車の音
- 軍馬の音
- 大軍の音
をアラムの陣営に響き渡らせておどかし、
まさに、神様による奇想天外の奇跡でした。
しかも、アラム軍は持ち物も全て置いて逃げてしまったので、
こうして、エリシャの預言は実現し、
最期の預言
「彼が射ると、エリシャは言った、「主の救の矢、スリヤに対する救の矢。あなたはアペクでスリヤびとを撃ち破り、彼らを滅ぼしつくすであろう」。」
(列王記下13章17節)
さて、時は流れ、エリシャが死の病に伏せっていた頃。
イスラエルの王様であるヨアシュが、
なぜなら、
これは、相も変わらずイスラエルが神様に対して罪を犯していたためです。
すると、エリシャは言いました。
そして、東側の窓を開けて、矢を射(い)るのだ。
ここでの矢というのは、“神様の勝利の矢”を意味していました。
この矢を射ることで、敵を完全に打ち滅ぼすことができるという意味合いがあるんですね。
ヨアシュが言う通りにすると、さらにエリシャは言いました。
今度は地面に射なさい。
すると、ヨアシュは3回矢を地面に射ると、
これを見たエリシャは怒って言いました。
そうすれば、あなたはアラムを滅ぼすことができただろうに。
しかし、あなたは3回しか射らなかったので、アラムを3回までしか打ち破れないだろう。
そう、ヨアシュには神様への信頼が足りず、徹底的に矢を射ることができなかったのです。
最期の預言を終えると、エリシャは亡くなりました。
そして、この預言は実現していくことになります。
エリシャは、旧約聖書の預言者で最も奇跡を起こした人物?
エリシャの師匠エリヤは、
いや、それどころか、エリシャ以上に奇跡を起こした人物は、旧約聖書の預言者にはいないと言えるでしょう。
例えば、その主なものを挙げてみると。。
◎エリシャが起こした主な奇跡一覧
- エリヤの衣でヨルダン川を2つに割る
- エリコの町の水を塩できれいにする
- 子供42人をクマに襲わせる
- 預言者の妻の家の油を増やす
- シュエムの婦人に子供を授ける
- その婦人の息子を生き返らせる
- 毒のウリが入った煮物を麦粉を使って清める
- パン20個と1袋の穀物で、100人のお腹を満たし余らせる
- アラムの将軍ナアマンの皮膚病をヨルダン川の水で癒す
- 水に沈んだ斧を浮き上がらせる
- エリシャの遺骨に触れた死人が生き返る など。
どうですか?
とてつもない数ですよね。。
どれも驚くべき奇跡ですが、中でもぶっ飛んでいるのが最後の“エ
「時に、ひとりの人を葬ろうとする者があったが、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去った。その人はエリシャの骨に触れるとすぐ生きかえって立ちあがった。 」
(列王記下13章21節)
どういうことかというと、エリシャが死んでからおよそ1年後のこと。
ある人物の遺体がエリシャの骨に触れたところ、その人物が蘇ったのです。
なんとエリシャは、死んでなお奇跡を起こしてしまったのです!!
いや、もう何でもありかいな。。
エリシャと奇跡は切っても切り離せない関係にあると言えるでしょ
エリシャはハゲを馬鹿にされてブチ切れた!?
たくさんの奇跡を起こした偉大な預言者エリシャ。
しかし、彼には少しユニークなエピソードがあります。
それは、“自分のハゲ頭を馬鹿にした子供たちを呪い殺した”とい
うん、なんですかねこの間抜けな文章は。
「彼はそこからベテルへ上ったが、上って行く途中、小さい子供らが町から出てきて彼をあざけり、彼にむかって「はげ頭よ、のぼれ。はげ頭よ、のぼれ」と言ったので、 24彼はふり返って彼らを見、主の名をもって彼らをのろった。すると林の中から二頭の雌ぐまが出てきて、その子供らのうち四十二人を裂いた。 」
(列王記下2章23、24節)
経緯を説明しますと、エリシャがベテルという地に上って行こうとする途中、
頭のことを気にしていたのでしょうか、
エリシャは子供たちをにらみつけ彼らを呪うと、
森から2頭のクマ
何と言うかかなりぶっ飛んだエピソードですね。。
ただ、これは、後に下る神様の裁きを暗示しているのではないかとも言われています。
まあ、いずれにせよ、人の外見をからかうのは絶対にやめましょう。(真顔)
まとめ:エリシャは奇跡を起こすのが得意な預言者!
エリシャがイスラエルで活躍した期間は、60年間。
その間、奇跡と預言を行い続けたエリシャは、
でも、あれですね。
神はいつもエリシャと共にいましたが、
髪のほうは違ったみたいですね。(くだらない)
キートンでした。