ジーザス、エブリワン!キートンです。
長い名言ばっかりだと頭に残りにくいし、ちょっとしんどいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
永遠のベストセラー聖書には、たくさんの名言が書かれています。
それらの名言は、時に私たちを励まし、希望を与え、人生さえ変えてしまうものです。
しかし、聖書には文章が長めの名言も多く、「こんな長い名言、頭に入らないよ!」と頭を抱えている方もいるかもしれません。
確かに、どんなにいい言葉でも、すぐに忘れてしまったら意味ないですよね。
ただし、実は聖書には、短めで覚えやすい名言もたくさんあります。
それらの名言は短くとも、しっかり心に残る素晴らしい金言ばかりなのですが、これを知らない方も多いです。
そこで今回は、クリスチャンの僕が、
- 愛に関する聖書の短い名言
- 励ましに関する聖書の短い名言
- 感謝に関する聖書の短い名言
- 祈りに関する聖書の短い名言
- おまけ:聖書で最も短い聖句は。。?
について解説します。
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目次
愛に関する聖書の短い名言
聖書において重要なテーマと言えば、やはり“愛”。
山ほどある愛の名言から、厳選してお届けします。
- 神は愛(第一ヨハネ 4:8)
- 敵を愛せよ(マタイ 5:44)
- 愛が全ての罪をおおう(箴言 10:12)
- 愛は絶えない(第一コリント 13:8)
- 愛し合いなさい(ヨハネ 15:12)
神は愛(第一ヨハネ 4:8)
「神は愛である。」
(ヨハネの第一の手紙 4:8)
神の本質が書かれている箇所。
“神は愛を持っている”ではなく、“神ご自身が愛”というのがポイントです。
つまり、神は決して愛から離れず、常に愛という動機によって動いているということですね。
神は私たち人間をこよなく愛してくださっており、その愛は無条件かつ永遠です。
神の愛の最大の証拠は、神がご自分の独り子であるイエスキリストを地上に送り、私たちの罪の身代わりに十字架に架けてくださったこと。
そして、神は愛だからこそ、私たちも神を愛し、人を愛する必要があるのです。
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敵を愛せよ(マタイ 5:44)
「敵を愛し、迫害する者のために祈れ。」
(マタイによる福音書5:44)
イエスが山上の垂訓の中で語られた言葉。
自分に害を与える相手がいたら、憎んだり復讐したりしてしまうのが人間です。
しかし、イエスは敵を愛し、自分を迫害する者のために祈れと語られました。
なぜなら、神はどんな罪人のことも愛しておられるからです。
自分が仲のいい相手や気に入っている相手を愛することは、難しいことではありません。
しかし、敵さえも愛するのが、本当の愛なのです。
イエスも十字架の上で、自分を十字架に架けた人々のために祈られましたが、私たちも同じような愛と赦しの心を持つ必要があるんですね。
愛が全ての罪をおおう(箴言 10:12)
「憎しみは、争いを起し、愛はすべてのとがをおおう。」
(箴言10:12)
憎しみが争いを引き起こす。
それは、周りの人間関係や社会を見ても明らかなことです。
そして、争いによってますます憎しみが膨れ上がるという、悪循環にハマっていきます。
一方で、愛には、相手のミスや欠点をゆるし、寛容になる力があります。
愛によって、人々の関係は修復され、平和が生まれるのです。
つまり、憎しみと愛は、真逆の力があるということですね。
私たちは憎しみではなく、愛を持つことで良い人間関係を築くことができるのです。
愛は絶えない(第一コリント 13:8)
「愛はいつまでも絶えることがない。」
(コリント人への第一の手紙 13:8)
“愛の賛歌”として有名な章の一部。
この世のほとんどのものは、やがて滅びゆく一時的なものです。
しかし、愛は永遠に続き、この世が滅びようとも決して滅びることがありません。
パウロは、信仰と希望と愛の三つがいつまでも残ると語っていますが、その中でも愛が最も偉大であると強調しています。
愛し合いなさい(ヨハネ 15:12)
「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。」
(ヨハネによる福音書 15:12)
イエスが弟子たちに語られた言葉。
十字架刑をはじめとして、イエスが弟子たちに示された愛は深く、無条件かつ犠牲的なものでした。
そのイエスの愛にならい、あなたたちも愛し合いなさいと語られたのです。
励ましに関する聖書の短い名言
続いては、励ましに関する名言です。
- 主を待ち望む者は(イザヤ書 40:31)
- イエスは道・真理・命(ヨハネ 14:6)
- 主は私の光(詩篇 27:1)
- 私はあなたを見捨てない(申命記 31:6)
- 助けは創造主から来る(詩篇121:1、2)
主を待ち望む者は(イザヤ書 40:31)
「しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。」
(イザヤ書40:31)
神に信頼して待つことの大切さが語られている箇所。
困難な状況の中、人間の力だけでそれを乗り越えようとするのは、とても大変です。
しかし、困難の中でも神を信じ続けるなら、新たな力が与えられ、まるで鷲(わし)のように高く飛ぶことができます。
鷲は翼を頑張って動かすのではなく、気流に自分の翼をゆだねることで、ほとんど羽ばたかずに上昇することができるのです。
それは、移動手段が、歩きから飛行機に変わったようなもの。
今までのように、疲れてへとへとになることもありません。
イエスは道・真理・命(ヨハネ 14:6)
「わたしは道であり、真理であり、命である。」
(ヨハネによる福音書 14:6)
イエスが自分自身について語られた言葉。
つまり、ここでいう”わたし”というのはイエスのことで、道、真理、命とは、それぞれ以下のような意味があります。
- 道:イエスは父なる神の元に導いてくれる唯一の道である
- 真理:イエスは絶対的な真理そのものである
- 命:イエスは私たちに永遠の命を与えてくれる
イエスは単なる歴史上の人物ではありません。
イエスは神の子で救い主であり、イエスを通じてのみ真の救いと永遠の命が得られるのです。
つまり、イエスを信じることで罪がゆるされ、神と共に天国で永遠に生きられるようになるということですね。
主は私の光(詩篇 27:1)
「主はわたしの光、わたしの救だ、わたしはだれを恐れよう。」
(詩篇27:1)
神への強い信頼が書かれている箇所。
神は私たちの光であり、その光に導かれることで正しい道を歩むことができます。
また、神は私たちの救いであり、私たちを罪や困難から救い出してくださいます。
そんな神が共におられるなら、どんな状況だろうが敵だろうが何も恐れるものはありません。
私はあなたを見捨てない(申命記 31:6)
「主は決してあなたを見放さず、またあなたを見捨てられないであろう」。
(申命記 31:6)
私たちは生きていると、孤独や困難な状況にぶつかることがあります。
しかし、どんな状況でも、神は絶対に私たちを見捨てません。
なぜなら、神は私たちをとても愛しておられるからです。
神が共にいて、共に歩んでくださるなら、私たちは強く雄々しく生きることができるのです。
助けは創造主から来る(詩篇121:1、2)
「わが助けは、どこから来るであろうか。 2わが助けは、天と地を造られた主から来る。」
(詩篇121:1、2)
古代イスラエル人が、エルサレムに行く途中で歌った歌の一つ。
エルサレムは山に囲まれた聖地であり、イスラエル人たちはこの地へ向かう道のりの中で、神に助けを求めました。
人生において困難に直面したとき、私たちはどこに助けを求めるべきでしょうか。
- 自分自身で解決しようとする人
- 便利な物や機械に頼る人
- 他の人に助けを求める人
など様々な人がいるでしょう。
しかし、本当の助けは、天地を造られた全知全能なる神から来ます。
なぜなら、神はいつも愛する私たちのそばにいて、見守ってくださっているからです。
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感謝に関する聖書の短い名言
続いては、感謝に関する名言です。
- 感謝して祈れ(コロサイ 4:2)
- 主に感謝せよ(歴代志上 16:34)
- 感謝して主の門に入れ(詩篇 100:4)
- すべてのことに感謝しなさい(第一テサロニケ 5:16-18)
感謝して祈れ(コロサイ 4:2)
「目をさまして、感謝のうちに祈り、ひたすら祈り続けなさい。」
(コロサイ人への手紙4:2)
祈りの生活の大切さが語られた聖句。
ただし、祈りは、ただ自分の欲望を吐き出すだけのお願い事ではありません。
神に対して感謝の気持ちを持って祈ることが大切なのです。
なぜなら、感謝の込もった祈りは、神との関係を良くする深い祈りになるから。
主に感謝せよ(歴代志上 16:34)
「主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」
(歴代志上16:34)
神はいつも、私たちに多くの恵みや祝福を与えてくださっています。
私たちはどうしても、足りていないことや不満なことに目を向けがちですが、
- 毎日ご飯を食べられていることも
- 生きていくだけのお金があることも
- 毎日太陽が昇ることも
全て当たり前ではなく、神の恵みです。
だからこそ、神への感謝の心を忘れてはいけません。
感謝とはつまり、神の恵みや祝福に目を向けるということ。
神は今までもこれからも永遠に私たちを愛し、恵みを与えてくださいますから、小さなことに対しても感謝し続けていきたいですね。
感謝して主の門に入れ(詩篇 100:4)
「感謝しつつ、その門に入り、ほめたたえつつ、その大庭に入れ。」
(詩篇 100:4)
神への賛美と感謝を表現するために書かれた”感謝の詩”の一部で、神の前に出る際の心構えや態度について教えている箇所。
つまり、神の前に出るときは、感謝と賛美の心を持つべきだと語られているのです。
神の前に出るときというのは、例えば、祈りや礼拝のときですね。
感謝と賛美の心を持つことは、神への敬意と信仰の表れなのです。
すべてのことに感謝しなさい(第一テサロニケ 5:16-18)
「いつも喜んでいなさい。 17絶えず祈りなさい。 18すべての事について、感謝しなさい。」
(テサロニケ人への第一の手紙5:16-18)
信仰者の生活において重要な3つのことが語られている、非常に有名な聖句。
感謝がテーマなので、今回は感謝の項目だけを取り上げますが、感謝は良いことが起きたときだけすればいいわけではありません。
苦しい状況のとき、物事が上手くいかないときにも感謝をする必要があります。
なぜなら、良いことも悪いことも全ての出来事は、神のご計画と支配の中にあるからです。
そして、神を信頼していく中で、マイナスに思えることも全てはプラスへと変えられていきます。
祈りに関する聖書の短い名言
最後は、祈りに関する名言です。
- 祈りには力がある(ヤコブ 5:16)
- 信じて祈り求めれば与えられる(マタイ 21:22)
- 常に祈れ(ローマ 12:12)
祈りには力がある(ヤコブ 5:16)
「義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。」
(ヤコブの手紙 5:16)
祈りの力について語られている名言。
義人というのは、道徳的に善い人間のことではなく、神を信じ神に従って生きている人のことです。
神と深い関係にある人の祈りには、大きな力があります。
なぜなら、その人に神の力が強く働くからです。
だからこそ、自分のことはもちろん、他の人のためにも祈っていくことが大切なんですね。
信じて祈り求めれば与えられる(マタイ 21:22)
「また、祈のとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう。」
(マタイによる福音書 21:22)
イエスが信仰と祈りの力について語られた聖句。
強い信仰を持って祈り求めるなら、神はそれらを与えてくださいます。
ただ、これは自分が欲しいものが何でも与えられる、というわけではありません。
自分の欲望によるものではなく、神の意志や計画に沿ったものは与えられるということです。
私たちの信仰が強いほど、その祈りは神の意志に沿ったものになり、神は喜んで聞き入れてくださるようになるのです。
常に祈れ(ローマ 12:12)
「望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい。」
(ローマ人への手紙 12:12)
“苦しい時の神頼み”という言葉がありますが、お祈りは自分が助けてほしいときや苦しいときだけすればいいものではありません。
喜びの中にあるときも、苦しみの中にあるときも、いつも神に祈ることが大切です。
なぜなら、お祈りは神とのコミュニケーション手段であり、お祈りを通して神の助けや導きを受けられるからですね。
いつも神に祈り、神と対話ができるというのはすごい特権です。
おまけ:聖書で最も短い聖句は。。?
最後におまけ的な内容ですが、聖書で最も短い聖句はどこか知っていますか?
それは以下の箇所です。
「イエスは涙を流された。」
(ヨハネによる福音書11章35節)
と思わず気になってしまいますよね??
なんでしょう、このアニメの予告編の、しかも冒頭だけを見せられたようなモヤモヤ感は!!
もはや夜も眠れません!!!朝も起きれません!!!(朝は起きろ)
この箇所はイエスの友人であるラザロという人物が亡くなった後のシーンです。
ラザロの死を悲しみ、涙を流す家族や友人たちに触れ、イエスも心を動かされて涙を流されたんですね。
この一節は、イエスが神であると同時に完全な人間であり、人間の感情を持っていたことを表しています。
だからこそ、イエスは人間である私たちの悲しみや苦しみを理解し、寄り添うことができるのです。
また、イエスが、私たち一人一人に対して深い愛と関心を持っていることも分かりますね。
ちなみに、イエスはこの後、ラザロを復活させるというとんでもない奇跡を起こされます。
✅️イエスが起こした奇跡については、【聖書】イエス・キリストが起こした奇跡エピソード15選まとめをどうぞ
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まとめ:聖書には短い名言もたくさんある!
聖書には、長い名言はもちろん、短い名言もたくさんあります。
そして、どちらの名言に関わらず、聖書の言葉には私たちの人生を変える力があります。
短い名言が少しでも心に響いたら、ぜひ長い名言も見てみてください。
そして、長い名言も心に響いたら、今度は聖書自体を読んでみてください!
そこには、さらに数え切れないくらいの名言・金言の数々があるのですから。
キートンでした。
👇️参考文献
私は堕落した人間です。いつも楽な方へ行きがちで、面倒くさい事に背を向けがちです。
でも貴方の文字を見ると、こんな自分でも神から愛されていることを実感できます。
やはり愛なんですね。
ピーターさん、コメントありがとうございます!
そうです、神様はピーターさんのことも心から愛してくださっていますよ!神は愛ですから。ピーターさんに限らず、人間は皆アダムとイブ以降堕落した存在です。
しかし、イエス・キリストはその堕落から私たちを救ってくださったのです。ピーターさんもぜひ、キリストのことを受け入れてみてください!ピーターさんに神の豊かな祝福がありますように。
聖書は、人間が健全に歩むにあたって重要な言葉が多いです。私は、クリスチャンなので、聖書通読を日課にしています。
タッシーさん、コメントありがとうございます!
はい、聖書は神様によって書かれた人間にとって必要不可欠な本です!聖書通読、素晴らしいですね。
僕も日々の中でコツコツ聖書を通読しているので、共に聖書の御言葉を深く味わっていきましょう。