ジーザス、エブリワン!キートンです。
違いを詳しく教えて!!
こういった疑問にお答えします。
多くの人になじみがあるであろう、“予言”という言葉。
昔に、1999年に世界が滅亡するという”ノストラダムスの大予言”が語られて、大騒ぎになったこともありましたね。(古い?)
一方で、キリスト教の世界にも、預言という言葉があります。
しかし、よく見ると漢字が違いますよね??
そうなんです、実は一般的に使われる予言とキリスト教の預言は、完全に別物なのです。
しかし、その違いをしっかり区別できていない方もいるのでは?
そこで今回は、クリスチャンの僕が、
- 予言と預言の違い
- 予言と預言のどちらを信じればいいのか?
などについて解説していきます!
預言者ってそもそも何者!?という方は、【キリスト教用語】”預言者”とは?神の言葉を伝える人たち!?をどうぞ
目次
予言と預言の意味
具体的な違いを挙げる前に、予言と預言の意味をそれぞれまとめてみると以下のようになります。
- 予言
➡未来や将来のことを予測して言うこと。
- 預言
➡神様から言葉を預かり人々に伝えること。未来のことも含まれる。
こうして並べて見ると、明らかな違いがありますよね。
特にそれぞれの漢字を見てみると、その意味が分かりやすいでしょう。
予言は、”予(あらかじ)め言う”と書くので、未来のことを言うのだと理解できますし、
預言は”言葉を預かる”と書くので、神からの言葉を預かると理解できます。
ちなみに、予言を行う者を“予言者”、預言を行う者を“預言者”と呼びますね。
有名な人物をそれぞれ以下にまとめておきます。
◎主な予言者
- エドガー・ケイシー
- ジーン・ディクソン
- ノストラダムス
- ババ・ヴァンガ
◎主な預言者
- モーセ
- エリヤ
- イザヤ
- ダニエル
(有名な預言者は、【厳選】聖書の有名な預言者を一覧でざっくりまとめてみた
でまとめています)
【Q&A】予言と預言の違いって?クリスチャンが3つお答えします!
では、予言と預言の違いを3つ見ていきましょう!
◎”予言”と”預言”の違い
- 違い①内容が未来のこと限定かどうか
- 違い②神からの言葉かどうか
- 違い③神の力に頼るかどうか
違い①内容が未来のこと限定かどうか
“予言”というのは、これから起こる未来について語ることです。
例えば、
みたいなやつですね。
ニュースやテレビ番組などでも、予言者が未来を予言しているのを見たことがあるのではないでしょうか。
まあ、普通に外しまくってますけどね。。(小声)
一方で、預言は必ずしも未来のこととは限りません。
なぜなら、未来のことかどうかに関わらず、神様からの言葉ならそれは預言になるからです。
ですから、預言の内容は未来のこと以外にも、
- 人々を励ます言葉
- お叱りの言葉
- 警告の言葉
など様々なバリエーションがあります。
例えば、以下の聖書の言葉は、神様がイスラエルの指導者ヨシュアに語られた励ましの預言です。
「わたしはあなたに命じたではないか。 強くあれ。雄々しくあれ。 恐れてはならない。 おののいてはならない。」
(ヨシュア記1章9節)
これは、神様がモーセの後に新たに指導者になったヨシュアを励ますために語られた御言葉でした。
逆に、偶像崇拝を行い、真の神様に背いていた南王国ユダの人々には、このようなお叱りの預言が語られています。
「ただあなたは自分の罪を認め、あなたの神、主にそむいてすべての青木の下で異なる神々にあなたの愛を惜しまず与えたこと、
わたしの声に聞き従わなかったことを言いあらわせと、主は言われる。」
(エレミヤ書3章13節)
これらは必ずしも、未来のことだけじゃないですよね??
このように、預言と予言には内容の幅に違いがあります。
違い②神様からの言葉かどうか
“予言”というのは、人間が語る言葉です。
もちろん、様々な手法に頼ることはあるでしょうが、基本的には人間からの言葉であるのには違いありません。
そして、だからこそ、予言は外れることもあります。
しかし、預言というのは、神様からの言葉です。
だからこそ、預言は必ず実現します。
なぜなら、神様は常に正しく、将来のことも全てご存じのお方だからです。
聖書にも、こう書かれています。
「9いにしえよりこのかたの事をおぼえよ。わたしは神である、わたしのほかに神はない。わたしは神である、わたしと等しい者はない。10わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う、『わたしの計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなし遂げる』と。」
(イザヤ書46章9、10節)
ですから、予言とは違い、預言では人間の意見や考えを勝手に入れてはいけません。
神様からの言葉は、なるべく果汁100%の状態で人々に伝える必要があるのです!
人間の添加物によって勝手に神様の成分を薄めてはダメ!絶対!!
違い③神様の力に頼るかどうか
“予言”というのは、人間が様々な努力をすることでなされるものです。
例えば、
- 頭で考える
- 科学を利用する
- データを利用する
などのやり方によって、未来のことを予言します。
一方で、“預言”というのは神様の力に頼ります。
ですから、そこに人間的な努力は必要ありません。
神様はこのような力強いお言葉を語っておられます。
「主は彼に言われた、「だれが人に口を授けたのか。おし、耳しい、目あき、目しいにだれがするのか。主なるわたしではないか。 12それゆえ行きなさい。わたしはあなたの口と共にあって、あなたの言うべきことを教えるであろう」。」
(出エジプト記4章11、12節)
つまり、預言の際には自分の力に頼らず、神様からの言葉を素直に受け取るだけでいいんですね。
そう、受け取るだけでいいんです!!(通販風に)
このように、人間の努力か神様の力かというのも予言と預言の大きな違いですね。
予言と預言どっちを信じたらいいの?【預言一択です】
では、結局のところ、予言と預言はどちらを信じたらいいのでしょうか?
これはもはや言うまでもなく、預言です。
なぜなら、不完全な人間の言葉とは違って、神様の言葉は正しく、必ず実現するからです。
「45主がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つとしてたがわず、みな実現した。」
(ヨシュア記21章45節)
ですから、いつの時代も現れる、予言者の言葉に惑わされてはいけません。
時々当たっている予言もありますが、あれは何百発も撃った鉄砲がたまたま当たっただけ。
その陰に、外しまくった弾丸が無数に転がっているのです。
ノストラダムスの大予言も、大外れでしたし!!
ですから、聖書にも書かれている”預言”のほうを信じましょう!
実際、旧約聖書に書かれている預言は、新約聖書の時代に次々と実現しています。
「13そしてナザレを去り、ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。14これは預言者イザヤによって言われた言が、成就するためである。」
(マタイによる福音書4章13、14節)
そして、実はこれから実現すると言われている預言も、まだまだ聖書には眠っているのです。
特に、新約聖書の“ヨハネの黙示録”には、これから起こる将来のことが多く書かれており、
今後のことを知るためにも重要な書物ですね。
未来のことが知りたいなら、黙って聖書を読むべし!!
聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?未だに売れ続ける永遠のベストセラー!?をどうぞ
まとめ:予言と預言は完全な別物!
◎”予言”と”預言”の違い
- 違い①内容が未来のこと限定かどうか
- 違い②神からの言葉かどうか
- 違い③神の力に頼るかどうか
予言と預言は、全く別の意味の言葉だということがおわかりいただけたでしょうか。
結局のところ、予言と預言の最も大きい違いは、神様が関わっているかどうかです。
予言は人間からのもので、預言は神様からのもの。
信用度の違いは、明らかです。
神の言葉か人間の言葉か。
どちらを信じるかはあなた次第。。(都市伝説風に)
キートンでした。