キリスト教用語集

デボーションの意味とは?僕のやり方も伝授します【動画あり】

ジーザス、エブリワン!キートンです。

キリスト教で使われる”デボーション”ってどういう意味?

その具体的なやり方も含めて教えて!

こういった疑問にお答えします。

 

今回は、クリスチャンにとってはなじみのある用語“デボーション”についてご紹介します。

あー、分かりますよ、横文字を使われるとちょっと”ウッ”ってなりますよね。。

 

しかし、デボーションは、人間にとって神様との大切な交わりの時間です。

そこで今回は、クリスチャンの僕が、

  • デボーションとは?
  • なぜデボーションをする必要があるの?
  • デボーションのやり方

について解説していきたいと思います!

キートン
キートン
クリスチャン、未信者どちらにも役に立つ内容ですよ!

デボーションとは?

デボーションとは

デボーションは、英語で”献身”を意味する言葉で、キリスト教では”神様との交わり”を指します。

具体的には、聖書を読んでお祈りをする個人的な礼拝のことであり、

  • デヴォーション
  • ディボーション
  • ディヴォーション

などとも言いますね。

 

とはいえ、クリスチャンが集まって何人かでやることもありますが!

キリスト教では基本的に、デボーションを日々の中で行い、神様との交わりを行うことが推奨されているのです。

「すなわち、わたしたちが見たもの、聞いたものを、あなたがたにも告げ知らせる。それは、あなたがたも、わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。わたしたちの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである。」

(ヨハネの第一の手紙1章3節)

キートン
キートン
補助として、聖書以外のテキストも使うことがあります!

なぜデボーションをする必要があるの?

デボーションはとても重要だと言いましたが、そもそもなぜデボーションをする必要があるのでしょうか?

クリスチャンの方でも、その必要性が曖昧で、イマイチやる気にならない方も多いのでは??

ぎくっ。。

 

僕も昔はよくデボーションをサボっていたので、その気持ちはよく分かります!

そこで、なぜデボーションが必要なのか理由を挙げてみましょう。

  1. 神様との関係を深めることができるから
  2. 正しい生き方ができるようになるから

①神様との関係を深めることができるから

①神様との関係を深めることができるから

前述したように、デボーションというのは、神様との交わりです。

ですから、デボーションの時間を日々の中で取っていくと神様との関係は深まっていきます。

 

皆さんだって、好きな人と関係を深めようと思ったら、

  • メールを送ったり
  • ご飯に誘ったり
  • 実際に会ったり

して交流を深めるでしょう。

まさか、全く接触せずに仲良くなろうとはしないですよね??(というか無理)

 

神様との関係も同じです。

神様との関係を深めるためには、ちゃんと個人的な交わりの時間を持つ必要があります。

 

もちろん、毎週教会に通っている方もいると思いますが、それだけでは神様との関係は深まりません。

それは、

学校に好きな子がいるんだけど、プライベートでは会うつもりも誘うつもりもないんだよねー。

でも、何とか学校内だけで仲良くなれないかな?

と言ってるようなもの。

それでもある程度までは仲良くなれるかもしれませんが、その先には行けないでしょう。

 

神様と深い関係にある人生には、とてつもない恵みと祝福が待っています。

イエスもこう語られました。

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。」

(ヨハネによる福音書15章5節)

神様も私たちとの交わりを、めちゃんこ楽しみにしてくださっています。

 

ぜひ、日常の中で神様との交わりを持ちましょう!

②正しい生き方ができるようになるから

②正しい生き方ができるようになるから

聖書というのは、神様の言葉が書かれた書物であり、

そこには、人間では想像にも及ばない様々な知恵や真理が書かれています。

 

ですから、聖書を読むときに、私たちは正しい生き方をすることができるのです。

これは、人間によって書かれた他の成功本や自己啓発本などでは、代わりになりません。

聖書は、正しい生き方へと導いてくれるカーナビのようなものだにゃ~。

 

聖書を読まずに過ごしていると、人はどんどん道を間違え、悪い方向へと進んでいきます。

ですから、日々の中で聖書を読んで軌道修正をする必要があるんですね。

 

ここまでのことをまとめた箇所が、聖書にあります。

「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。 17それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。」

(テモテへの第二の手紙3章16、17節)

デボーションをしないで生きるということは、荒野の中を地図もなくさまようようなもの。

 

私たちは、デボーションによって神様の言葉を受け取っていく中で、正しい生き方へと導かれていくのです!

【動画あり】僕のデボーションのやり方

デボーションに絶対的なやり方はありませんが、

今回は僕が普段行っているデボーションのやり方をご紹介します。

 

皆さんのために、特別ですからねー??(うざい)

デボーションをしたいけど、どうやっていいのか分からない。。!

という方は、参考にしてみてください!

 

☟動画で観たい方はこちら

ちなみに、僕が行っているデボーションは、こちらの本を参考にしています。

まず、デボーションに必要な物は、

  • ペン
  • ノート
  • 聖書

です。

どうですか、これなら簡単に用意できるでしょう??

 

そして、主な流れはこんな感じ。

  1. お祈りをする
  2. 聖書を読み始める
  3. 心に残ったみことばをノートに書きだして、各項目を書いていく
  4. お祈りをして終了

具体的に1つずつ見ていきましょう!

①お祈りをする

①お祈りをする

まず、デボーションを始めるにあたって、神様にお祈りしましょう。

聖書はただ漠然と読み始めても、単なる読書で終わってしまいますからね。

 

ちゃんとお祈りによって神様に心を向けて、正しくみことばを受け取れるようにする必要があるのです。

具体的には、

  • 自分に今必要な聖書の言葉が与えられるように
  • その言葉を自分の生活に生かせるように
  • 聖霊のお導きがあるように

などについてお祈りするといいでしょう。

 

特に、神様が与えてくださる霊、つまり、聖霊のお導きを求めることは重要です。

なぜなら、私たちは聖霊の力がなければ、聖書に書かれた神様の言葉を正しく理解することができないからです。

「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。」

(ヨハネによる福音書14章26節)

聖霊は、神様の位格(人格)の1つだにゃ~。

 

最初は聖霊があまりピンとこなくても、とにかく神様に祈り求めてみてください!

聖霊については、【神の位格】聖霊とは?その10の働き・役割をクリスチャンが解説!をどうぞ

②聖書を読み始める

②聖書を読み始める

お祈りが終わったら、早速聖書を読み始めましょう!

。。。とは言っても、

え、どこから読めばいいの。。??

聖書って分厚いし、どうしたらいいのか分からない。。

と思うかもしれませんね。

そんなあなたにおすすめなのが、聖書通読表です!

 

聖書通読表というのは、聖書全体を読み通すための地図のようなもの。

多くの通読表は、1年間で聖書を読み通せるようにスケジュールが組まれており、毎日どの箇所を読めばいいのかを教えてくれるのです!

 

☟こんなイメージ

通読表を使わないと、適当な箇所だけを拾い読みしたり、

ペース配分が分からず挫折してしまう危険性も高いので、なるべく利用しましょう!

 

☟こちらのサイトから、色んなプランの聖書通読表を無料ダウンロードできます。

https://ezekiel.zashiki.com/plan/

キートン
キートン
ちなみに僕は、旧約+新約プランを使っています!

印刷した通読表は、ノートに貼り付けておくといつでも見られて便利ですね。

 

さて、通読表の指定箇所に従って、いよいよ聖書を読み始めたら、

  • 重要だなと思う箇所
  • 心に留まった箇所
  • 疑問に感じた箇所
  • その他気になった箇所

などにペンで線を引いていきましょう。

そうすれば、後で見返したときに、ポイントを振り返り易くなります。

 

僕は頭に入りやすいため音読をしていますが、黙読でも構いません!

聖書がどういう書物かについては、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?未だに売れ続ける永遠のベストセラー!?をどうぞ

③ノートに各項目を書いていく

③ノートに各項目を書いていく

該当箇所を読み終えたら、ノートへのアウトプットの時間です。

具体的には、上から順にノートに以下の項目を書いていきます。

  1. 日時、聖書箇所
  2. タイトル➡今回の内容に合ったタイトルを付ける
  3. みことば➡特に心に残った聖書箇所を1つ書き出す
  4. 観察  ➡その箇所を読んで気づいたことなどを考えて書き出す
  5. 適用  ➡今回学んだことを自分の生活にどう適用するかを書く
  6. 祈り  ➡まとめとなるお祈りを文字で書く

これだけではピンとこないと思うので、具体例を書いてみましょう。

 

☟こんな感じです。

7月26日(月)①創世記1章、2章/ルカによる福音書1章

“この世界を造られた神様”

・みことば

「はじめに神は天と地とを創造された。」(創世記1章1節)

・観察

日本では一般的に”進化論”が信じられているが、聖書ではこの世界も人間も神様によって造られたと語っている。しかも、たったの6日間でだ。そして、神様はご自分が造られたものに対して”良しとされ”、とても満足された。この世の全てのものは神様の素晴らしい作品なのだ。

・適用

私は今まで、自分が生まれてきた意味が分からなかった。しかし、神様が愛を持って自分を造ってくださったことを知って、その意味が分かったような気がした。もうこれからは、「私なんて価値がないんだ」と自分を下げるようなことを言うのは止めにしよう。私は神様によって造られた価値ある存在なのだから。

・祈り

神様、今日素晴らしいみことばを語ってくださってありがとうございます。私はただ偶然生まれたのではなく、あなたによって造られたことを知りました。どうか、そんなあなたの愛を感じながら生きることができますように。これからは、自分は価値のある存在なんだということを感じられるように助けてください。主イエスキリストのみ名によってお祈りします。アーメン。

キートン
キートン
実際は、もっと深堀りしますが。。!

 

最初は何を書いていいか迷うかもしれませんが、段々と慣れてきますよ!

④お祈りをして終了

①お祈りをする

ノートを書き終えたら、最後もお祈りで締めます。

先ほど書いたお祈りをそのまま祈ってもいいですし、先にお祈りしてからそれをノートに書き出しても構いません。

 

いずれにせよ、

  • みことばが与えられた感謝
  • 今回の学びを生活に生かせるように

についてはお祈りするようにしましょう!

キートン
キートン
お祈りが終わったら、デボーションは終了です!

 

具体的なお祈りの仕方については、【祈り方】お祈りの方法って?クリスチャンが具体的な3ステップで教えます!で解説しています。

デボーションはいつやればいい?【自分に合った時間帯を見つけよう】

デボーションはいつやればいい?【自分に合った時間帯を見つけよう】
デボーションのやり方は分かったけど、一体いつやればいいの?

朝?昼?夜?

こんな質問がありそうなので、最後にお答えしておきましょう。

結論から言うと、あなたが最も集中しやすい時間帯にやってください!

 

特に決められた時間帯はなく、朝方の人は朝にやればいいし、夜型の人は夜にやればいいのです。

例えば、朝が苦手な人があくびをしながら朝にデボーションをしても、頭が働かないし、三日坊主になってしまいますからね。

キートン
キートン
ちなみに僕は、夕方から夜の間にやることが多いです!

 

デボーションで特に大切なのは、継続することです。

1日だけたくさんデボーションをすればいいというものではありません。

 

ですから、とにかく自分が継続できそうな時間帯を見つけて、取り組んでみてください!

まとめ:デボーションは毎日やるべし!

まとめ:デボーションは毎日やるべし!

ここまで見てきて、

うわー、デボーションやるとかマジでめんどくせー。

ゲームとかやってたほうが面白くね?

と思ったかもしれませんが、デボーションは人生の最優先事項の1つです。

 

なぜなら、デボーションをすることで、

  • 神様と交わることができ
  • 人生に必要なみことばが与えられ
  • 正しい生き方ができるようになる

からです!!

デボーションをしていると、間違いなく人生が豊かになります。

 

ですから、まずは1日5分からでもいいので、デボーションの時間を作ってください。

恐らく、数か月後、

あなたは僕に感謝することになるでしょう。(うさんくさい言い方)

 

キートンでした。

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☟参考文献

 

ABOUT ME
キートン
月間15万PVを達成! プロテスタントクリスチャンで、愛称は"キートン"(本名:辻 勇輝)。 キリスト教の面白さを伝えるために、分かりやす~く情報を発信中。 所属教会は”ひばりが丘バイブルチャーチ”です。 趣味は、曲作り、映画鑑賞、読書、筋トレ、散歩など。

POSTED COMMENT

  1. より:

    はじめまして さっきCGNのチャンネルを見た後に早速訪問してみました。私もディボーションがなかなか身に付かない者ですから、良いアイデアを教えて頂きました。有難うございました。今回はディボーションのブログだけでしたが、また訪問させて頂きますね

    • キートン より:

      瞳さん、コメントありがとうございます!

      お役立てて大変うれしく思います。またぜひお越しくださいませ!

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