ジーザス、エブリワン!キートンです。
なんかぼんやりしている言葉だけど。。
こういった疑問にお答えします。
皆さんは、“敬虔(けいけん)なクリスチャン“という表現を聞いたことがあるでしょうか?
これは簡単にいうと、神に仕える信仰熱心なクリスチャンのことですね。
このように聞くとまさに模範的な信徒という感じがしますが、何やら漠然とした表現にも思えます。
実際のところ、敬虔なクリスチャンとはどのようなクリスチャンのことを言うのでしょうか?
もちろん、絶対的な定義などないと思いますが、今まで僕は
と思える尊敬すべき方々を何人か見てきました。
そこで、この記事では今まで僕が実際に出会った素晴らしいクリスチャンたちを参考に、
敬虔なクリスチャンの特徴をいくつか挙げてみたいと思います。
目次
敬虔(けいけん)なクリスチャンとは?7つの特徴を挙げてみた
それでは、僕の独断と偏見で敬虔なクリスチャンの7つの特徴を挙げていきます。
- 毎日聖書を読んでいる
- 暇さえあれば祈る
- 礼拝をささげ続けている
- 神と人を心から愛する
- キリストのことを伝えまくる
- いつも賛美歌を口ずさんでいる
- 奉仕活動を熱心に行っている
1つずつ見ていきましょう!
①毎日聖書を読んでいる
まず、敬虔なクリスチャンは、毎日聖書を読むことが習慣になっています。
1か月に1回?1週間に1回?いえいえ、毎日欠かさずです。
教会に来たときだけでなく、普段の生活の中でも毎日です。
この毎日聖書を読むという行為、簡単なようで継続するのは容易ではありません。
なぜなら、
- 忙しくて時間がない
- 単純に面倒くさい
- 内容がムズイ
- 優先順位が低い
- 他の娯楽などに夢中
など、聖書を読むのを妨害する”お邪魔虫”が日常にうようよしているから。
そのせいか、いつの間にか聖書がホコリを被ったオブジェになっているなんてことも。。
しかし、それらのお邪魔虫を気にも留めず、敬虔なクリスチャンは聖書を読み続けるのです。
なにしろ、聖書は神の言葉が書かれた書物であり、魂の食事であり、霊的に成長させてくれるクリスチャンにとって欠かせないもの。
また、
- 救いについて
- 神やキリストについて
- 正しい生き方について
- 信仰生活について
など必要なあらゆることが書かれており、聖書なしで正しいクリスチャン生活を送ることはできません。
聖書にもこう書かれています。
「また幼い時から、聖書に親しみ、それが、キリスト・イエスに対する信仰によって救に至る知恵を、あなたに与えうる書物であることを知っている。 16聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。 17それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。」
(テモテへの第二の手紙3章15~17節)
聖書を読まなくなると、罪の性質を持っている人間はあっという間に間違った方向に進んでしまうでしょう。
敬虔なクリスチャンは、そのことをよく理解しているのです。
そのため、多くの聖句を暗唱できることも珍しくありません!
先輩カッコイイっす!憧れるっす!!
②暇さえあれば祈る
敬虔なクリスチャンは、めちゃくちゃよく祈ります。
少しでも暇があれば祈ります。まるで息をするかのごとく祈ります。
重大な決断をするときや悩みがあるときはもちろん、
- 朝起きたとき
- 食事の前
- 散歩しているとき
- 感謝なことがあったとき
- イラついたとき
- 車を運転するとき
など暇さえあればお祈りをするのです。
お祈りをし過ぎて、周りから”独り言の多いやばい奴”だと思われそうなレベルですね。
こうして、敬虔なクリスチャンは日々の中で神様と交わり、神様との関係を深めていきます。
祈りはいわば神様との対話であり、こちらもまたクリスチャン生活に欠かせないものです。
お祈りを通してクリスチャンは神様と交わり、神様に語ったり、語りかけられたりします。
特に、神様の語りかけを聞いて、その声に従って生きていくことは信仰生活においてとても重要です。
聖書にも、こうあります。
「いつも喜んでいなさい。 17絶えず祈りなさい。 18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。」
(テサロニケ人への第一の手紙5章16~18節)
文字通り絶えず祈っている敬虔なクリスチャンは、まさにクリスチャンの鑑(かがみ)なのです!
神に祈る意味については、【疑問】神に祈る意味って何?クリスチャンが5つの理由をご紹介をどうぞ
③礼拝をささげ続けている
敬虔なクリスチャンは、神様への礼拝も欠かすことがありません。
毎週の教会での礼拝はもちろん、日々の中でのデボーションも行っています。
礼拝というのは、人間という存在の根本的な目的の1つです。
そして、礼拝とは、自分自身を偉大な神様におささげすることです。
「兄弟たちよ。そういうわけで、
(ローマ人への手紙12章1節)
そう、敬虔なクリスチャンは、日々神様に自分自身をささげているんですね。
また、礼拝は教会だけでなく、どんな場所でもささげることができるということを敬虔なクリスチャンは知っています。
だからこそ、たとえ
- 部屋の中でも
- レストランでも
- トイレでも
- 職場でも
神様に礼拝をささげるのです!
イエスもこのように語られました。
「イエスは女に言われた、「女よ、わたしの言うことを信じなさい。あなたがたが、この山でも、またエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。」
(ヨハネによる福音書4章21節)
教会の礼拝だけで満足しないのは、敬虔なクリスチャンの大きな特徴ですね。
礼拝については、【用語】礼拝の意味とは?神様を礼拝する3つの理由についてもご紹介をどうぞ
④神と人を心から愛する
敬虔なクリスチャンは、神と人を心から愛そうとします。
それも表面的で条件付きの愛ではなく、無償の愛(アガペー)によってです。
なぜなら、イエスがこのように語られたからです。
「イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。 30心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 31第二はこれである、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。」
(マルコによる福音書12章29~31節)
神を愛し人を愛することは、キリスト教において最も大切な教えの1つ。
だからこそ、敬虔なクリスチャンはこの教えに従い、愛を持って神と人に接していくのです。
そのため、敬虔なクリスチャンからはただならぬ“愛のオーラ”を感じるかもしれません。
実際、敬虔なクリスチャンほど、まとう雰囲気が優しくて温かかったりしますね。
それは彼ら自身が、日々神の愛を受け取っているからです。
あ、でもだからといって、いきなり右の頬を打ったりするのはダメですよ!
⑤キリストのことを伝えまくる
敬虔なクリスチャンは、キリストの救いや救われた喜びを周りの人に伝えまくります。
いわゆる伝道というやつですね。
それは、クリスチャンでない人からすれば、暑苦しいと思えるくらいの熱量かもしれません。
こんなに罪深い自分のことさえも救ってくれたんだ!
しかも、その救いの方法が十字架にかかるっていうすごく苦しい方法でさ。
だからこそ余計に、イエス様の愛を感じるっていうか。。!くぅぅぅ。。!イエス様ありがとう!
みたいな感じですね。
少女漫画の登場人物のように、目がキラッキラと輝いているのが目に浮かびますね。
ほら、皆さんもとんでもなく素晴らしい飲食店を見つけたら、人に伝えたくなりませんか??
同じように、敬虔なクリスチャンはキリストと出会った喜びを他の人に伝えずにはいられないのです!
もちろん、キリストのことを語る方法は直接とは限りません。
今や、
- SNS
- ブログ
- YouTube
など様々媒体がありますから、そうしたものを使って伝道をしていることもあります。
イエスは昇天される前に、このように語られました。
「イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。 19それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、 20あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。」
(マタイによる福音書28章18~20節)
これは“大宣教命令”と言われますが、伝道はクリスチャンにとって大きな使命。
敬虔なクリスチャンは、イエスのこうした想いをきちんと受取り実行に移しているのです!
⑥いつも賛美歌を口ずさんでいる
敬虔なクリスチャンは、絶えず賛美歌を口ずさみます。
それも意識して歌っているというよりも、自然と口から漏れ出てしまっているという感じですね。
いつの間にか無意識に、鼻歌で賛美歌を歌っていたなんてことも。(敬虔なクリスチャン談)
賛美歌とは、神をほめたたえる歌のこと。
敬虔なクリスチャンは、神様への信頼や感謝などのゆえについつい賛美歌を口ずさんでしまうんですね!
聖書にもこう書かれています。
「詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。」
(エペソ人への手紙5章19節)
どんな賛美歌があるのかは、おすすめの賛美歌一覧まとめ12選!有名なあの曲も?【動画あり】をどうぞ
⑦奉仕活動を熱心に行っている
敬虔なクリスチャンは、教会での奉仕活動にも熱心です。
例えば、
- 受付
- 賛美の奏楽
- 掃除
- パワーポイント
- グループのリーダー
などですね。
1つの奉仕に専念している方もいれば、いくつかの奉仕を掛け持っている方もいます。
また、目立つ奉仕をしている方もいれば、あまり目立たない奉仕をしている方もいます。
ただ、敬虔なクリスチャンに共通しているのは、とにかく誠実に熱心に奉仕しているという点です。
奉仕の数や種類よりも、こうした心の姿勢が奉仕において最も大切ですからね!
イエスご自身も神でありながら、徹底的に天の父と人に仕えられました。
イエスは、それくらいへりくだった方なんですね。
「しかし、あなたがたの間では、そうであってはならない。かえって、あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、仕える人となり、 44あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、すべての人の僕とならねばならない。 45人の子がきたのも、仕えられるためではなく、仕えるためであり、また多くの人のあがないとして、自分の命を与えるためである」。」
(マルコによる福音書10章43~45節)
だからこそ、敬虔なクリスチャンはイエスのように、誠実に神や人に仕えようとするのです。
まとめ:敬虔なクリスチャンは基本に忠実!
◎敬虔なクリスチャンの7つの特徴
- 毎日聖書を読んでいる
- 暇さえあれば祈る
- 礼拝をささげ続けている
- 神と人を心から愛する
- キリストのことを伝えまくる
- いつも賛美歌を口ずさんでいる
- 奉仕活動を熱心に行っている
ここまで敬虔なクリスチャンの特徴を挙げてきましたが、これらはあくまでも一例です。
実際は、敬虔なクリスチャンにも色々なタイプの方がいるでしょうからね。
ただ、彼らが、
- 聖書を読む
- 礼拝をする
- お祈りをする
といった、信仰生活における基本を押さえているというのは間違いないと思います。
決してめちゃくちゃ派手なことをしているわけではありません。
しかし、こうしたことって当たり前に見えますが、その当たり前をきちんと継続することが案外難しいんですよね。
実際、僕もこの記事を書いていて、自分がまだまだ敬虔なクリスチャンとは程遠くて凹みました。。
今後も、身近にいる立派なクリスチャンたちに学んでいきたいと思います!
キートンでした。
☟参考文献