Q&A

【キリスト教】神とは誰か?何者か?聖書から7つの性質を挙げてみた

ジーザス、エブリワン!キートンです

神様って言葉よく使われるけど、一体どういう存在なの?

何者なのか詳しく知りたいなあ。。

こういった疑問にお答えします。

 

人にはそれぞれ個性があり、性格や性質というものがあります。

例えば、

  • 優しい
  • 怒りっぽい
  • 誠実
  • 照れ屋

などなど。

 

そして、それは神様においても同じです。

神様にも様々な性質があり、そのことについて聖書にも色々と書かれています。

 

神様も私たち人間と同じように、人格を持っておられますから。

やっぱり、私たちのことを造り、愛してくださっている神様がどんなお方なのかって気になりますよね!

。。。

。。。

。。。気になりますよねえ??(威圧)

聞き方が怖いわ。。!

 

ということで、今回はクリスチャンの僕が聖書をもとに神様のご性質をいくつかご紹介したいと思います!

この記事を読めば、神様がどんなお方なのかを知ることができますよ!

【Q&A】神とはどんな存在なのか?聖書をもとに7つの性質を挙げてみた

では、神の性質を全部で7つご紹介していきましょう!

◎神の性質

  1. 神は創造主である
  2. 神は愛である
  3. 神は光である
  4. 神は唯一の方である
  5. 神は永遠である
  6. 神は真実な方である
  7. 神は憐れみ深い方である

①神は創造主である

「26神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。 27神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。

(創世記1章26、27節)

神様はこの世界を造られ、私たち人間を造られた創造主です。

ですから、

  • 植物
  • 動物

など、私たちの周りにある全てのものは神様が造られたということですね。

 

皆さんが学校などで教わってきた”進化論”はフェイクなのです!

ちなみに、天地創造の流れは以下の通りです。

◎天地創造の流れ

  • 1日目 光を造った。昼と夜を分けた。
  • 2日目 空(天)を造った。
  • 3日目 地上と海を造った。地上に植物を生やした。
  • 4日目 太陽と月と星を造った。
  • 5日目 海と空の生物(魚や鳥など)を造った。
  • 6日目 地上の生物(獣や人など)を造った
  • 7日目 自分の仕事に満足して、休んだ。

確かに虫1匹見ても、その機能からデザインまで驚くほど精巧に出来ていることが分かります。

これらが自然に生まれたと考える方が不自然なことではないでしょうか。

 

私たち人間にも新たなものを生み出す”創造性”が備わっていますが、これは神様から来ているものなのです!

キートン
キートン
神様は非常に優れたクリエイターなんですね!

 

そして、神様が造られた中でも最高傑作と言われているのが私たち人間です。

聖書にはこうあります。

「10わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。」

(エペソ人への手紙2章10節)

そう、私たちは神様が愛を持って造られた素晴らしい作品なのです!

 

しかも、神様は人間をご自身の形に似せて造られました。

それほど、神様は私たち人間を愛しておられるということです。

 

これは他の生き物にはない人間だけの特権。

ですから、私たち人間は他の被造物に比べても非常に特別な存在なんですね!

 

天地創造については、【聖書】”天地創造”の意味とは?この世界は6日間で造られた!?をどうぞ

②神は愛である

「7愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。 8愛さない者は、神を知らない。神は愛である。

(ヨハネの第一の手紙4章7、8節)

これは今回ご紹介する中でも特に重要な性質ですが、神様は愛です。

神様は愛を持っている、ではありません。

 

神様は愛そのものなのです。

つまり、”神 have love”ではなく、”神 is love”ということですね。

愛の次元が違う。。!

 

そんな神様ですから、私たち人間への愛も半端じゃないです。

だって、

人間の罪を取り去るために、自分の独り子であるイエスを地上に送って死なせてしまうくらいですからね。

「16神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」

(ヨハネによる福音書3章16節)

普通、いくら愛する人のためとはいえ、ここまでできますか?

 

いやー、愛され過ぎてますよ、我々は!

まさに溺愛です、溺愛!

 

そして、キリスト教は“愛の宗教”と言われるくらい、愛に関する教えがたくさんあります。

中でも重要なのが、イエスが語られた以下の教えです。

「29イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。 30心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 31第二はこれである、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。」

(マルコによる福音書12章29~31節)

つまり、神様は

  • 神を愛し
  • 自分自身を愛し
  • 他の人を愛する

ことを私たちに求めておられるんですね!

 

では、なぜこれほど愛が重要視されているかというと、神様ご自身が愛だからです。

そして、神様ご自身が私たち人間をこよなく愛してくださっているからです。

 

だからこそ、私たち人間も愛し合い、また、神様のことを愛する必要があるんですね!

オールユーニードイズラブ。。

神様の愛がどれくらいすごいかは、【反論禁止】あなたが神にめちゃくちゃ愛されていることが分かる3つの真実でもまとめています。

イエス・キリストについては、【完全版】イエス・キリストとは?その生涯を簡単にまとめてみたをどうぞ

③神は光である

「5わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。」

(ヨハネの第一の手紙1章5節)

神様は光であり、闇とは対極におられるお方です。

ですから、神様には悪もも不正も偽りも一切存在しません。

 

この世の中には罪や悪が溢れていますが、神様だけはいつも光を放ち続けておられるのです。

一方で、私たち人間は自ら光ることはできません。

 

しかし、神様と共に歩む者は光となり、光の道を歩くことができます

聖書にはこうあります。

「8あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい-」

(エペソ人への手紙5章8節)

つまり、神様と私たち人間は、太陽と月のような関係と言えるかもしれませんね。

  • 太陽➡神様。自らが光を放ち、月のことも照らす。
  • 月 ➡人間。自らは光を放てず、太陽の光があって初めて輝くことができる。

たまに、自分が輝いていると勘違いしてしまいそうになりますが、実際は神様が照らしてくださっているに過ぎません。

 

暗闇の中を歩かないように、いつも光である神様から離れないことが大切なんですね!

うぬぼれ厳禁。。

④神は唯一の方である

「4イスラエルよ聞け。われわれの神、主は唯一の主である。」

(申命記6章4節)

日本には、古来より“八百万(やおよろず)の神”という考え方があります。

これは神道(しんとう)の考え方で、

  • 山の神様
  • 田んぼの神様
  • トイレの神様

などたくさんの神様がいるという、いわゆる多神教的な考え方です。

 

しかし、これは真実ではありません。

皆さんもご存じの通り、キリスト教は一神教であり、神様は唯一のお方だと信じています。

 

つまり、

  • この世界をお造りになったのも
  • 私たち人間を愛してくださっているのも
  • イエスキリストを地上に送られたのも

全て同じ神様だということです。

聖書にもそのことが何度も強調して書かれています。

「5神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。」

(テモテへの第一の手紙2章5節)

神様はオンリーワンの存在なんだにゃ~。

だから皆さん、他の偽物の神様に浮気してはいけませんよ!

生涯1人の女性だけを愛するように、唯一の神様だけを愛し続けることが大切です。

⑤神は永遠である

「2山がまだ生れず、あなたがまだ地と世界とを造られなかったとき、とこしえからとこしえまで、あなたは神でいらせられる。」

(詩編90編2節)

この世にあるものはやがて全て滅びて、消えゆくときが来ます。

しかし、神様は永遠であり不滅です。

 

神様は私たちがこの世界に生まれる遥か昔からおられ、そして、今後この世が終わるときも滅びることはありません。

ですから、たとえ、

  • 太陽が爆発しようが
  • 核戦争が起ころうが
  • 何億年が経過しようが
  • ネットで「神を殺す」と殺人予告をしようが

神様を滅ぼすことなど決してできないのです!!

1つだけ凄いスケールの小さいものが混ざってる気が。。!

 

野球の長嶋茂雄さん風に言うと、

我が神様は永久に不滅です!!

という感じですね。(ネタが古い)

 

ですから、神様は時間の影響を受けず、支配されることもありません。

また、人間のように劣化したり、衰えたりすることもありません。

 

聖書には、こんな表現も出てきます。

わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。」

(ヨハネの黙示録22章13節)

(アルファやオメガについては、【聖書】アルファでありオメガであるの意味とは?クリスチャンが解説を参照)

そう、神様は永遠の存在者なのです!

⑥神は真実な方である

主は真実なる神であって、偽りなく、義であって、正である。」

(申命記32章4節)

人間は簡単に嘘を付き、人の約束も平気で破ります。

しかし、神様は真実なお方なので、決して嘘を付かず約束も破りません。

 

だからこそ、私たちは神様を心から信頼することができるのです。

だって、神様がいい加減ででたらめばかり言う方だったら、到底信頼なんかできないじゃないですか!

そんな神様は嫌だにゃ~。

 

神様ご自身も、このように語られています。

「わたしはわが契約を破ることなく、わがくちびるから出た言葉を変えることはない。 35わたしはひとたびわが聖によって誓った。わたしはダビデに偽りを言わない。」

(詩編89編34、35節)

実際、聖書に書かれている神様の契約や約束は全て守られていますね!

 

ただし、注意しなければならないのは、神様は真実な方だからこそ、偽りを憎まれるということです。

聖書にはこうも書かれています。

「22偽りを言うくちびるは主に憎まれ、真実を行う者は彼に喜ばれる。」

(箴言12章22節)

皆さんの中で、今まで1度も嘘を付いたことがない人はいますか?

恐らくはいないはずです。

 

それくらい、人間というのは本来、偽りや罪にまみれている存在です。

だからこそ、神様によって真実な者に変えていただく必要があるんですね!

⑦神は憐れみ深い方である

「 31あなたの神、主はいつくしみの深い神であるから、あなたを捨てず、あなたを滅ぼさず、またあなたの先祖に誓った契約を忘れられないであろう。

(へブル人への手紙12章29節)

神様というと、いつも怒り狂っており、すぐに天罰を下す恐ろしい存在というイメージがあるかもしれません。

しかし、神様は憐れみ深いお方です。

 

だからこそ、神様はイエスを地上に送って死なせてまでして、私たちの罪をゆるしてくださいました。

これも、神様の私たちへの愛ゆえです。

 

ですから、私たちが困ったときや苦しいときに、神様はそっと手を差し伸べてくださいます。

「15悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」。」

(詩編50編15節)

しかも、

あ、助けてあげてもいいけど、1回1万円ね?

という感じで対価を請求されることもありません。

神様の愛は無償なのです。

 

神様を見くびるような態度はよろしくありませんが、常に神様に怯(おび)えてびくびくして生きるのも考えもの。

神様の憐れみ深さに感謝しつつ、喜びを持って生きていきたいですね!

まとめ:神様は様々な性質を持ったお方!

◎神の性質

  1. 神は創造主である
  2. 神は愛である
  3. 神は光である
  4. 神は唯一の方である
  5. 神は永遠である
  6. 神は真実な方である
  7. 神は憐れみ深い方である

いかがでしたか?

神様がどのようなお方なのか、少しは見えてきましたか??

 

ここまでを見ても分かるように、神様は人格を持っておられるお方です。

そして、その性質は今回ご紹介した以外にもまだまだあります。

 

皆さんも聖書を読んで、神様のことをもっと知っていきましょう!

キートンでした。

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POSTED COMMENT

  1. ひなみ より:

    キートンさん、いつもありがとうございます

    先日は私の素朴な疑問に丁寧に答えてくださりありがとうございました。
    実は私、最近聖書に出会ったばかりなんです。

    だから、いろいろ疑問に思う事がたくさんあり過ぎて。

    お礼を言わせてもらいたくて、コメントさせて頂きました。
    これからもよろしくお願いします(*^^*)

    • キートン より:

      ひなみさん、コメントありがとうございます!

      そうでしたか、それはとても素晴らしいことですね!

      僕のブログが少しでもお役に立てたのなら、嬉しく思います。聖書はとても奥が深い書物です。

      なので僕もまだまだ勉強中の身ですが、共に聖書について学んでいきましょう!

      今後も当ブログをよろしくお願いいたします。

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