ジーザス、エブリワン!キートンです。
対処法が分からない。。
こういった疑問にお答えします。
近年、ますます大きな問題になりつつある“イジメ”の問題。
もしかしたら、皆さんの中にも、
という方もおられるかもしれません。
イジメは本当に辛いですよね。
僕も短期間ですが、学生時代にクラス単位でイジメられた経験があり、非常に苦しかったのを覚えています。
しかし、いじめに対してやり返したり復讐したりすると、事態はますます悪化することも少なくありません。
そこで今回は、クリスチャンの僕がイジメの対処法を5つ考えてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
【悩み】いじめにやり返すのはNG?クリスチャンが考える対処法5選
では、全部で5つご紹介していきたいと思います。
- 怒って仕返しをしない
- 愛を持って接する
- 神様にお祈りする
- 聖書を読んでみる
- 逃げる
①怒って仕返しをしない
自分がイジメられているときに、強く湧いてくる感情の1つに“怒り”というものがあります。
イジメている奴らは絶対にゆるさない。。!仕返ししてやる!!
といった感じですね。
一方的にひどい目にあわされているのですから、こういった感情を抱くのは無理もないことです。
むしろ、なんの怒りも感じない方が不自然なくらいでしょう。
しかし、イジメにあっているからといって、怒りに身を任せて仕返しをしてはいけません。
聖書にはこうあります。
「愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。」
(ローマ人への手紙12章19節)
私たち人間と神様には、それぞれの役割があります。
そして、復讐というのは、私たち人間ではなく神様のお仕事なのです。
つまり、私たちが何か復讐をしなくとも、神様が代わりにイジメている人たちに報いを与えてくださるということですね。
ですから、イジメられても、自分の手で報復をしようと思う必要はありません。
それに、仕返しをしようと怒りや憎しみを持つことで、
- イジメている側を喜ばせ、ますますイジメがエスカレートする
- 自分自身のことを傷つけて苦しめてしまう
といったさらなる苦しみに繋がってしまう可能性があります。
確かに、仕返しをすることでイジメがなくなる可能性もゼロではないですが、それで解決したとしても
あなたの心には大きなしこりが残り続けるでしょう。
復讐は決してあなたを幸せにはしてくれません。
理不尽なイジメに腹が立つかもしれませんが、自分のためにもぐっとこらえて神様におゆだねしましょう!
ゆるしについては、【キリスト教用語】”赦(ゆる)し”の意味とは?なぜ人を赦す必要があるの?でまとめています。
復讐については、復讐の方法をクリスチャンが教えます【神様におゆだねしましょう】をどうぞ
②愛を持って接する
では、仕返しをしないとして、どうイジメっ子たちに接すればいいのでしょうか。
それは、イジメに対して愛を持って対応することです。
という声が聞こえてきそうですね。
はい、確かにこれはそう簡単にできることではありません。
しかし、聖書にはこう書かれています。
「しかし、聞いているあなたがたに言う。敵を愛し、憎む者に親切にせよ。 28のろう者を祝福し、はずかしめる者のために祈れ。 29あなたの頬を打つ者にはほかの頬をも向けてやり、あなたの上着を奪い取る者には下着をも拒むな。 」
(ルカによる福音書6章27~29節)
このように、イエスキリストは、悪に対して善を持って応えるように語られました。
そして、これはイジメにおいても適用できることだと思います。
実際、僕のクリスチャンの友人(以下Aくん)でこんなエピソードがあります。
Aくんは、あるときから、クラスの人たちに無視され続けるというイジメにあっていました。
非常に悲しみ落ち込んでいたAくんでしたが、ある日思い立ちました。
と。
その日からというもの、Aくんはクラスの人たちになるべく明るくあいさつをし続けました。
もちろん、最初は今まで通りずっと無視が続きます。
しかし、それを毎日続けていく内に、クラス内に変化が起こりました。
クラスメイトたちが罪悪感を覚え始めたのか、ある日を境に無視がピタッと収まったのです。
もちろん、全てのイジメがこんなに簡単に収まるとは言えませんが、
もしAくんも対抗してクラスメイトを無視していたら、こうはならなかったでしょう。
愛は悪にさえ打ち勝つ力があります。
悪に悪で対抗するのではなく、悪には愛を持って対抗していきましょう!
③神様にお祈りする
イジメられている人によくある心理で、
というものがあります。
確かに、イジメられているという事実は、自分のプライドを大きく傷つけます。
身近な人にほど、イジメの事実を打ち明けられないということもあるでしょう。
しかし、その結果1人で抱え込んでしまい、自ら命を絶ってしまうなんてケースも少なくありません。
そこでそんな方に、1つの提案をします。
ぜひ神様にお祈りをしてみてください。
と思うかもしれませんが、神様はいつでもあなたのすぐそばにおられます。
そして、あなたが助けを呼ぶ声を待っておられます。
聖書にはこうあります。
「悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」。」
(詩編50編15節)
どんなにつたない言葉でも、汚い言葉でも構いません。
私は今イジメられていて苦しいです。助けてください。。
と自分の抱えている想いを全て吐き出してみてください。
きっと、心がすっと軽くなるはずです。
そして、そのお祈りは、必ず神様が全て聞いてくださっています。
1人で抱え込むくらいなら、神様に助けを求めてみてはいかがでしょうか!
お祈りの仕方については、【祈り方】お祈りの方法って?クリスチャンが具体的な3ステップで教えます!をどうぞ
④聖書を読んでみる
イジメにどう対処すればいいのか、そういったことは学校では教わりません。
イジメっ子にどう接すればいいのか、そういったことも学校では教わりません。
しかし、そういった人生の悩みに対する答えが全て書かれた書物があります。
それが聖書です。
聖書にはこうあります。
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。」
(テモテへの第二の手紙3章16節)
実際、僕が今回ご紹介しているイジメの対処法も、全ては聖書の記述をもとにしたものです。
ですから、イジメられて苦しくなっているときも、ぜひ聖書を開いてみてください。
すると、聖書を通して神様があなたに大切なメッセージを語りかけてくださいます。
今の時代、紙の本だけでなく、携帯のアプリでも無料で聖書を読むことが可能です。
聖書から苦難を乗り越えるための知恵を与えていただきましょう!
聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?永遠のベストセラー!?をどうぞ
⑤逃げる
さて、ここまでいくつかのイジメ対処法を述べてきましたが、
本当にもう耐え切れないと思ったら、“逃げる”というのも1つの選択肢です。
つまり、そのイジメの環境から離れるということですね。
と思うかもしれませんが、逃げるというのはとても重要な行為です。
なぜなら、人は”逃げる”という選択肢がないと簡単に追い込まれてしまうからです。
ブラック企業の社員なんかはいい例ですよね。
会社を休んだり辞めたりといった逃げ道がふさがれて、どんどん精神を病んでいく。
その結果、自ら命を絶ってしまう。。なんてこともあります。
聖書には、こう書かれています。
「一つの町で迫害されたなら、他の町へ逃げなさい。」
(マタイによる福音書10章23節)
これは、イエスキリストが宣教(せんきょう)前の弟子たちに語られた御言葉です。
このように、イエスも1つの町で耐え続けろとは言わず、”逃げる”という選択肢を用意されました。
さらに言うと、立派に思える聖書の人物たちも実は結構逃げているんです。
☟例えば、こんな感じ。
聖書の人物たちも実は結構逃げてる。
・モーセ➡︎エジプト人を殺してしまい、王様に命を狙われたので逃げた
・ダビデ➡︎サウル王に命を狙われて逃げた
・エリヤ➡︎王妃イゼベルに殺人予告をされて逃げた
・ヨナ ➡︎神様の命令に従いたくなくて逃げた逃げても神様は別の道へ導いてくださるよ👼
— キートン@クリスチャンブロガー (@keaton1992) January 14, 2021
もちろん、何でもかんでもすぐに逃げればいいというわけではありません。
どんな環境でも、ある程度の忍耐は必要でしょう。
しかし、逃げるという選択肢があるとないとでは心の余裕が全く違います。
今いる環境が全てではないし、逃げても神様は新たな道をひらいてくださるお方です。
どうか逃げ道を自らふさいで、追い込まれ過ぎないようにしてください!
まとめ:イジメへの対処法を身に付けておこう!
◎イジメの対処法
- 怒って仕返しをしない
- 愛を持って接する
- 神様にお祈りする
- 聖書を読んでみる
- 逃げる
イジメというのは、学生の頃だけでなく、大人になってからも起きうる問題です。
それほど、イジメは大きな社会問題だということですね。
だからこそ、イジメへの対処法は身に付けておいて損はありません。
ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
キートンでした。
初投稿です…ハバクク書を読んでみるというのも良い手です。あと詩篇や、黙示禄13-16章を陽キャ、陰キャと烙印を押す人を当てはめて読むのもいいと思いますね。箴言の最初にも、人を虐げる人たちに向けられた言葉があります。こう考えると、聖書はいじめられっ子の為にもあると思いました。またイエス様はパリサイ派と偽善的律法学者からのいじめられたうえに、無罪で十字架につけられたのに、イエス様はそんな人々を「彼らは何をやっているのか分からない」といって彼らを許したのです(実際のいじめと少し構造が違うとは思うのですが)。イエス様は誰よりも深い慈悲と忍耐力をお持ちです。私のような罪人が、特に人が苦手な私がこのようなことをまねをするのはとても難しいです。どんな悪人でさえ許すことができ、悔い改めに導けるような人になりたいです。
私ってあげたい→言ってあげたい の間違いです。なんでこんなミスをしたのか・・・。
おはようございます(o^^o)♪
うーん・・・。
私なら「逃げる」を真っ先に言いますね。よく「逃げてもいいんだよ」という言い方をする人もいますが、むしろ「逃げなければならない」。
いじめに関しては「ある程度の忍耐」もしてはいけない!
即効で逃げるべし。
それくらいに思っています。
逃げるのは恥どころか、全く正当な行動だし、また「チクる」のも卑怯でも何でもないと、いじめられている子には
私ってあげたいですね。
私もいじめられたとき、いじめていた連中は「ちくるのは秘境で弱虫」みたいに言われたものですが、なんのことはない、いじめる側はそれが一番怖いから、そう言うだけのことです。
卑怯で恥なのはいじめる側です。
先生が頼りにならなければ警察に言ってもいい。また相談の機関などを頼るものいい。
とにかく生きて欲しい。自分の誇りを守ってほしい。そう思います。
志度ミューラーさん、コメントありがとうございます!
本当にそうですね、自分のことを守るためにも”逃げる”という選択はとても大切だと思います。僕も以前いじめを受けた経験がありますが、逃げ場がなくて絶望的な思いがしたのを覚えています。
どんな理由があれ、いじめは正当化されるべきではありません。この世のいじめが少しでもなくなってくれることをお祈りいたします。