ジーザス、エブリワン!キートンです。
その理由が知りたいな~!
こういった疑問にお答えします。
皆さんは、“宗教”に対してどのようなイメージを持っていますか?
宗教年鑑平成27年版によると、宗教の数は日本だけでも18万1810にも及ぶそうですが、日本人の多くが、
などといったマイナスなイメージを持っているのではないでしょうか。
僕が信仰しているキリスト教も、外部から見れば宗教の1つです。
ですから、他の宗教とひとくくりにされて、偏見を持たれることも少なくありません。
では、一体なぜこれほど宗教というのは怖がられているのでしょうか?
特に、日本ではその傾向が強いですよね。
そこで今回は、クリスチャンの僕が、
- 【疑問】なぜ宗教は怖いと思われがちなのか?
- 必ずしも恐ろしい宗教ばかりではないという話
という内容をお届けしたいと思います!
目次
【疑問】なぜ宗教は怖いと思われがちなのか?その理由を4つ考えてみた
では、宗教が怖がられがちな4つの理由を見てみましょう。
- 一部の宗教による悪いニュースのインパクトが強いから
- 宗教による争いが絶えないから
- 強引な勧誘をしてくるから
- 単純に知識がないから
①一部の宗教による悪いニュースのインパクトが強いから
個人的には、この理由が一番大きいのではないかと思います。
皆さんも思い返してみてください。
宗教のことがニュースになるときって、大抵悪いニュースじゃないですか??
例えば、
- カルト教団による集団自殺
- 宗教家による芸能人の洗脳
- 犯罪行為
などなど。。
少なくとも僕は、宗教に関する良いニュースとか明るいニュースを見たことがありません!
特に日本人の中に強く残っているのは、1995年に起こった“地下鉄サリン事件”ではないでしょうか。
地下鉄サリン事件(オウム真理教)
営団地下鉄(当時)の3路線5両にて化学兵器のサリンが散布され6300人以上の死傷者を出した事件。東消庁の化学機動中隊や陸自第101化学防護隊などが測定及び除染を行った。 pic.twitter.com/r9yb16xRye— 日本に関係するテロbot (@Terror_in_Japan) October 20, 2021
これは、宗教団体の”オウム真理教”によって引き起こされた無差別テロで、
地下鉄車内で神経ガスのサリンがまき散らされたことで、多くの死傷者を出した事件です。
この事件はそれまでに類を見ないテロのやり口で、日本のみならず世界にも大きな衝撃を与えました。
他にも、イスラム国による悲惨な事件なんかが、ちょくちょくニュースで流れてきますよね。
こういったニュースが定期的に報道されることで、
というイメージを持ってしまう人がいても無理はありません。
悪いニュースって、印象に残りやすいですからね。。
逆に、
みたいなニュースが飛び込んできたら、宗教のイメージも良くなるんですかね??(映画の見過ぎ)
②宗教による争いが絶えないから
学校で日本史や世界史を学ぶと分かると思いますが、
昔から世界中で宗教による争いが繰り広げられてきました。
例えば、キリスト教内だけで見ても、
- フス戦争(15世紀)
- カッペル戦争(16世紀)
- シュマルカルデン戦争(16世紀)
- ユグノー戦争(16世紀)
- 八十年戦争(16~17世紀)
- 三十年戦争(17世紀)
といったたくさんの戦争を起こしています。
こういった宗教間の争いが原因で、世界戦争に発展することだってあります。
だから、歴史を学べば学ぶほど、宗教に対するイメージが悪くなるような気がしますね。
そして、都市エルサレムを巡る争いなど、宗教間の争いは現代も続いています。
これでは、いい印象を持てと言うほうが難しいでしょう!
まあ宗教色が薄く平和な日本にいると、あまり実感が湧かないかもしれないですが。。
キリスト教同士の戦争の歴史については、【宗教戦争】これはひどい!キリスト教同士の戦争6選まとめをどうぞ
③強引な勧誘をしてくるから
これも大きな理由の1つですね。
皆さんも1度はあるのではないですか、宗教の勧誘を受けたこと。
某キリスト教系の新興宗教なんかは、まさにそういった活動をしていますね。
路上でチラシを渡されるくらいならいいですが、自宅に訪問までされると不快感を感じる方も多いはずです。
そうです、インターホンを鳴らされ、
と言いながら、謎の冊子を手渡されるあれです。
僕も過去に何度か訪問勧誘を受けていますが(別記事参考)、正直印象はよくないですよね。
毎回時間を取られるうえに、何度も訪問されるわけですから。
こういった勧誘の印象からか、宗教とは強引に入らされるものみたいなイメージが付いてきている気がします。
そのせいか、一般の方を教会に誘っただけで
宗教とかマジで無理!!
という露骨な拒絶反応を示されたことも過去にありました。
いや教会に来たからといって、強引にクリスチャンにさせないっちゅうねん!!
と思わずにはいられませんね、ええ。
こういう訪問勧誘しているのがキリスト教だ、という誤解があるからかもしれませんが。。
一応言っておくと、正統なキリスト教は訪問による勧誘はしないですからね!!
僕が宗教訪問を受けた話は、クリスチャンが宗教の訪問勧誘をされて思う3つのこと【撃退法も教えます】をどうぞ
④単純に知識がないから
日本人は基本的に宗教観が薄く、宗教に関する知識がほとんどない人も少なくありません。
この知識のなさが宗教への偏見を強めている部分はあると思います。
なぜなら、人はよく分からないものを恐れる生き物だからです。
また、知識がない部分を勝手な想像で補ってしまうという面もありますよね。
そこに、宗教に関する悪いニュースや噂が入ってくることでますます、
みたいな固定概念が造られてしまうのではないでしょうか。
だって、宗教とひとことに言っても、世界中で信仰されている世界宗教から、
明らかに危ないカルト宗教まで様々なものがあります。
もしちゃんとした知識があれば、それらを一括りにして”怖い”というレッテルを貼ることはしないはずです!
まとめ:日本人の宗教へのイメージは悪い!
- 一部の宗教による悪いニュースのインパクトが強いから
- 宗教による争いが絶えないから
- 強引な勧誘をしてくるから
- 単純に知識がないから
いやー、こうして見てみると、日本で宗教のイメージが悪いのも無理はないのかなという感じがします。
もしクリスチャンの家庭で生まれていなかったら、僕も宗教を毛嫌いしていたかもしれませんからね。
ただ、プラスとはいかないまでも、宗教に対するマイナスのイメージは払拭していきたいなあと思います。
そのためには、まずはあれですね。
君たち、今すぐ教会に来なさい!!(そういうところだよ)
キートンでした。
https://keaton511.com/christ-misunderstanding/