ジーザス、エブリワン!キートンです。

おすすめが知りたいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
「聖書についてもっと学びたい!」「キリスト教について知りたい!」
そう思っておられる方がいるかもしれません。
とは言え、中々独学で学ぶのって大変ですよね。
世の中には情報が溢れていますし、どこから学べば良いのかも迷いますから。
僕は普段からキリスト教や聖書について発信しているというのもあり、今までたくさんのキリスト教・聖書関連の本を読んできました。
そこで今回は、そんなクリスチャンの僕が主に初学者の方に向けて、
おすすめのキリスト教・聖書関連の本を厳選してご紹介したいと思います。
すべて僕が実際に買って読んだ本なので、気になったものがあればどうぞ安心してお読みください!

目次
【初学者向け】キリスト教・聖書系のおすすめ本7選【クリスチャンが厳選】

良い本はたくさんありますが、今回は7冊に厳選してご紹介しましょう。
- それでも神は実在するのか(リー・ストロベル )
- 1年で聖書を読破する。 永遠のベストセラー完読法 (鈴木 崇巨)
- よくわかるキリスト教(土井かおる)
- 楽しく学べる 聖書入門(関田 寛雄)
- まんが聖書物語 (樋口雅一)
- 塩狩峠(三浦綾子)
- レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユーゴー)

①それでも神は実在するのか(リー・ストロベル )
神やイエスキリストなどに関する疑問を徹底的に紐解いていく本。
本書は、著者が
- 聖書学者
- 歴史学者
- 科学者
- 神学者
- 哲学者
などの専門家に対して、インタビューをするという形式で話が進んでいきます。
例えば、
- 愛の神がいるのになぜ悪や苦難があるのか?
- 永遠の地獄があるのなら、神は本当に愛の神なのか?
- 現代の科学や進化論と聖書の神は矛盾しないのか?
- 聖書の奇跡や復活の記録は作り話ではないのか?
などの疑問を専門家にぶつけていくのです。
どれも多くの人が一度は疑問に思ったことがありそうなものばかりですよね。
そして、専門家たちがこれらの疑問に歴史的・科学的・論理的に答えていくのです。
その回答がまた、思わずうなってしまうような見事なものばかりなんですよね。
実はこの本の著者は元々は厳格な無神論者で、奥さんがクリスチャンになったことをきっかけに、
「イエス・キリストは復活していない!」ということを証明するために徹底的に取材・調査し始めました。
しかし、結果的に彼はその調査の中で逆に信仰を見出して、クリスチャンになったんですね。
(✅️イエスキリスト復活の証拠については、【真実】イエスは本当に復活したのか?5つの根拠をわかりやすく解説をどうぞ)
この本はそのような無神論者の視点から書かれているので、神を信じられない読者のの方も読みやすいと思います。
実際、本書の中でも著者が専門家にガンガン反論や疑問をぶつけていくので、とても興味深いですよ。
また、証拠や事実、論理を重視しているので、

神がいるというきちんとした証拠を見せてみろ!
という理性的・合理主義的なタイプの方に特に響きやすい内容かなと思います。
クリスチャンとして生まれ育った僕も、本書を読んで改めて「神やイエスキリストは本物だ!」という確信を持つことができました。

②1年で聖書を読破する。 永遠のベストセラー完読法 (鈴木 崇巨)
聖書の通読に役立つ一冊。
聖書は世界で最も読まれている本であり、「聖書を読み通してみたい!」と思っておられる方もいるでしょう。
しかし、聖書は分厚いですし、難しい部分も多く、途中で挫折する人が少なくありません。
そもそも、どこからどう読んだらいいかも分からないですしね。
しかし、本書は、
- どの書物を
- どういう順番で
- どのくらいのペースで読めばいいのか
が丁寧に書かれており、この本の通りに聖書を読めば1年で読み通せるようになっています。
また、聖書を読むうえで必要な背景知識なども教えてくれるので、心強い味方になってくれます。
いわば、”聖書通読のナビゲーター本”のような感じですね。
聖書を読むのは、短距離走ではなく、フルマラソンのようなもの。
こういう補助的な本が一冊あるだけでも、聖書を読む負担がぐっと軽くなりますよ。

③楽しく学べる 聖書入門(関田 寛雄)
聖書の概要を分かりやすくまとめてくれている本。
写真や挿絵、図などがふんだんに使われており、本書を読めば、聖書がどんな本で、どんなことが書かれているのかがざっくりと理解できます。
特に本書の良いところは、旧約聖書から新約聖書までのお話を頭から順番に一つ一つ簡潔にまとめてくれている点です。
例えば、
- 天地創造
- イスラエルの民の誕生
- エジプト脱出
- 士師の時代
というようにテーマごとに区切られていて、どれもとてもよくまとまっています。
言うなれば、聖書全体のダイジェスト本という感じですかね。
本書で概要を頭に入れてから聖書を読むと、かなり整理されて分かりやすいでしょう。

④よくわかるキリスト教(土井かおる)
先ほどは聖書でしたが、こちらはキリスト教を分かりやすくまとめてくれている本。
キリスト教は2000年の歴史があり、それらを最初から細かく勉強していたら大変です。
しかし、本書では、
- キリスト教における重要なキーワード
- キリスト教の歴史
- キリスト教の宗派
- 現代社会におけるキリスト教
などキリスト教について分かりやすく解説してくれており、キリスト教の全体像をざっくりと掴むことができます。
また、色んなトピックを扱ってくれているので、知的好奇心が刺激されて楽しみながら読むことができますね。

⑤まんが聖書物語 (樋口雅一)
こちらは漫画なので迷いましたが、かなりおすすめの一冊なのでご紹介します。
本書は、聖書の書物「創世記」から「使徒の働き」までが分かりやすく漫画化されている一冊です。
聖書はやはり分厚いですし、読む前に尻込みしてしまう方も少なくないと思います。
なので、そもそも本や活字が苦手という方は、聖書を読む前にこういう漫画から入るのがオススメです。
すいすい読めますし、イラストもあるので、聖書の内容がぐっと頭に入りやすくなります。
僕も子どもの頃からこの漫画が家にあって、よく読んでいました。
大人になってからも聖書の内容が比較的スムーズに頭に入ってくるのは、そのおかげもあると思いますね。
漢字にふりがなも振ってあるので、大人から子どもまで楽しめます。
漫画の聖書は他にも色々なシリーズがあるので、自分に合うものを見つけてぜひ読んでみてください。

⑥塩狩峠(三浦綾子)
今回の趣旨からは少し外れるかもしれませんが、最後に絶対に読んでほしいキリスト教文学を二冊ご紹介させてください。
まずは日本のキリスト教文学を代表する小説で、実話をもとにした感動作”塩狩峠”です。
恐らく僕が人生で最も泣いた本の一つだと思います。
どういうお話かというと、前半は永野信夫(ながののぶお)という主人公が少しずつキリストへの信仰に導かれて、
クリスチャンになっていく過程が描かれています。
そして、この作品のハイライトは、クライマックスの鉄道事故のシーンです。
永野信夫は、鉄道会社で働く誠実で優しい青年でした。
しかし、彼が札幌に向かう途中の塩狩峠で列車の連結部分が外れて、後部車両が暴走してしまいます。
当然、列車内の乗客は恐怖におびえ、ハンドブレーキを回しても列車は完全には止まりません。
すると、そのとき主人公の永野信夫は、驚くべき行動に出ます。
なんと自ら線路に飛び込み、自らの体を下敷きにすることで列車を止めようとしたのです。
結果的に、列車は止まり、多くの人の命が救われました。
彼はまさにイエスキリストのように、自分の命を犠牲にして人々を救ったのです。
フィクションだとしてもあまりに美しい話ですが、これが実話というのだから驚きですよね。
実際、あとがきにも書かれているんですけど、この主人公のモデルとなった長野政雄(ながのまさお)さんという方は
普段から本当に素晴らしいクリスチャンだったそうです。
だからこそ、危機的状況の中でも、これだけ立派な行動がとっさに取れたんでしょうね。
ちなみに、この事件の後、長野政雄さんの行動に感動した多くの人がクリスチャンになったんだそうです。

すごく読みやすい本ですし、ラストシーンは感動間違いなしなので、ぜひお読みください。
ただ一つ注意点として、人目のつかないところで読むのをおすすめします。
僕は電車の中で読んでしまって、涙をこらえるのが大変でえらいことになりました。(白目)
✅️塩狩峠の詳細は、【実話】塩狩峠のあらすじとは?感想やおすすめポイントもご紹介をどうぞ
⑦レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユーゴー)
最後にご紹介するのは、こちらも言わずとしれたキリスト教文学の傑作”レ・ミゼラブル”です。
映画も大ヒットしましたけど、原作も素晴らしいのでぜひ読んでほしいですね。
どんなお話かというと、19世紀フランスが舞台になっていて、一人の元囚人ジャン・バルジャンの生涯を描いています。
主人公のジャン・ヴァルジャンは、パンを1つ盗んだことがキッカケで、結果的に19年間も刑務所に入れられていました。
刑務所から出た後も周りの人たちから冷たく差別され、行き場を失います。
しかし、そんな彼に手を差し伸べたのが、司教のミリエルでした。
司教ミリエルの大きな愛とゆるしに触れたジャン・ヴァルジャンは心を入れ替えて、
自分自身も他の人に愛とゆるしを実践していくようになるのです。
この改心した後の彼の生き様に、心が揺さぶられるんですよね。
時には悩み苦しみながら、それでも「正しい人」であろうと努力し続けるんです。
特に今まで多くの罪を犯してきたと感じている人ほど、感情移入しやすいと思います。
他にも、
- ジャン・バルジャンをしつこく追い続ける、警部のジャベール
- ジャン・バルジャンの実の娘のような存在の、孤児のコゼット
と様々な登場人物がいて、愛とゆるしの物語と絡み合っていくのでぜひ読んでみてください。
そういうのも全部ご紹介したいですが、時間がいくつあっても足りないので!
ただ原作の完全版はかなりの長編なので、ダイジェスト版から読むのがおすすめです。
いきなり完全版から読み始めたら、かなりの確率で挫折します(笑)

まとめ:本を読んでキリスト教や聖書を楽しく学ぼう!

- それでも神は実在するのか(リー・ストロベル )
- 1年で聖書を読破する。 永遠のベストセラー完読法 (鈴木 崇巨)
- 楽しく学べる 聖書入門(関田 寛雄)
- よくわかるキリスト教(土井かおる)
- まんが聖書物語 (樋口雅一)
- 塩狩峠(三浦綾子)
- レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユーゴー)
どれも僕が実際に買って、良かったと思う本だけをピックアップしてみました!
キリスト教や聖書について独学で学ぶのは、中々大変です。
なので、こうした本の助けも借りて、楽しくキリスト教や聖書について勉強していきましょう!
気になる本があれば、ぜひ実際に手にとって読んでみてください。
今回ご紹介しきれなかったおすすめの本もまだまだあるので、またの機会にご紹介できたらと思います。
キートンでした。



