ジーザス、エブリワン!キートンです。
どうすればこの孤独が癒されるの?原因や対処法を教えて!
こういった疑問にお答えします。
人は、生きていると必ず孤独を感じることがあります。
- 1人でいるとき
- イジメられたとき
- 親しい人と別れたとき
などなど。
人がどれだけ孤独を感じやすいかは、JPOPの歌詞を見てもよく分かりますよね。
“君は一人じゃない”という系の歌詞がいかに多いことか!!
。。。いや、どれだけ皆、孤独やねん!!
また、最近では高齢者の”孤独死”が社会的な問題になっています。
そこで人は、
- お金
- 大量の物
- 恋愛
- ドラッグ
- SNS
などでその孤独を埋めようとしますが、そんなものでは人の孤独は完全に埋めることはできません。
では一体、孤独感を消すためにはどうすればいいのでしょうか。
そこで今回は、クリスチャンの僕が、
- 孤独感の危険性
- 孤独を感じる4つの原因
- 孤独感を解消する3つの方法
などについて、聖書をもとにご紹介したいと思います!
目次
【警告】孤独感は人の心をむしばむ危険なもの
孤独感というのは、誰しも一度は感じたことがあるような大変身近なものです。
しかし、孤独感の危険性を甘く見てはいけません。
2010年に、アメリカのジュリアン・ホルトランスタッド教授はこんなグラフを発表しています。
これは、20世紀〜21世紀における148の研究を元に、30万人以上のデータをメタ分析して得られたものです。
なんと、
- 過度の飲酒
- 運動不足
- 肥満
といった明らかに不健康なものと比べても、孤独が最も寿命を縮めるという結果になったのです!
それだけ、孤独感が人に与える悪影響は大きいということですね。
また、2015年には、約340万人のデータから、孤独感が死亡率を26%高めると結論付けました。
他にも、孤独感によって、
- 糖尿病
- ガン
- 認知症
- 抑うつ
といったリスクが高まるという研究もあるなど、孤独感の危険性は計り知れません。
孤独感を感じ続けて生きるのは、メンタルだけでなく、健康的にもよろしくないのです!
孤独を感じる4つの原因
では、そもそも人はなぜ孤独感を感じるのでしょうか。
その原因をいくつか考えてみましょう。
- 自分に自信がない
- 人と接するのが苦手
- 周りから拒絶されている
- 人との別れ
①自分に自信がない
自己肯定感が低く、自分に自信がない人は、孤独感を感じやすいです。
なぜなら、
と考えてしまい、人と距離をあけてしまうから。
このパターンの人は、日本人には特に多そうですよね。
別に周りが避けているわけでもないのに、
自信のなさから、自分から殻にこもって孤独感を強めてしまうのです。
うーん、この記事を読んでいて、共感している人多そう!!
②人と接するのが苦手
これは、1つ目の自信のなさとも関連していますが、単純に、人付き合いが苦手で孤独感を感じてしまう人もいます。
いわゆる、”人見知り”タイプですね。
もちろん、中には本当に1人でいるのが好きで、1人でも全く孤独感を感じない人もいるでしょう。
ただ、他の人ともっと接したいのに上手く接することができない場合、人は孤独感を感じやすいです。
③周りから拒絶されている
周りの人間から拒絶されて孤独感を感じるパターンです。
これは、最も辛い孤独感の1つでしょう。
何しろ単純に自分側だけの問題ではないですし、明確に相手から拒絶されているわけですから。
例えば、
- いじめられる
- 友人から裏切られる
- 親から見捨てられる
などがそうですね。
いじめの対処法については、【悩み】クリスチャンが考えるいじめの対処法5選
をどうぞ
④人との別れ
友人や家族、恋人などとの別れによって孤独感を感じるパターンです。
これは、生きていれば誰しも体験することですよね。
例えば、
- 留学して家族から離れる
- 引っ越しで友人と別れる
- 離婚をしてパートナーと別れる
などです。
人と出会う数が増えれば、当然、別れる数も増えます。
とは言え、分かってはいても孤独感を感じてしまうのが、人間という生き物なんですよねえ。。(遠い目)
孤独感を解消する3つの方法
それでは、ここからは具体的な孤独感の解消方法をご紹介していきます!
全部で3つあるので、それぞれ見ていきましょう。
- 時間を有効活用する
- 他の人の必要を満たす
- 神様と交わる
①時間を有効活用する
すごく単純な話ですが、人が孤独を感じるときというのは、暇を持て余しているときが多いです。
皆さんも、ありませんか?
忙しいときは特に感じなかったのに、時間があって、目的もなくぼーっと過ごしているとふと孤独を感じたという経験は。
そうです、人は暇な時間があると余計なことを色々と考えて病みやすいのです。
ですから、暇な時間を有効活用するというのは、1つの手です。
無理にスケジュールをパンパンにする必要はありませんが、1人の時間を逆に利用して、
- 読書をする
- 映画を観る
- 資格の勉強をする
- 運動をする
など、自分を成長させる時間にあててみてはどうでしょうか。
例えば、使徒のパウロは宣教旅行の中で、様々な迫害や拷問を受けてたくさんの孤独を味わいましたが、
1人の時間を持て余すことはありませんでした。
他の信徒たちに向けて手紙を書いて励ましたり、本を読んだりして時間を有効活用していたのです。
実際、パウロは仲間のテモテにこのような手紙を書いています。
「あなたが来るときに、トロアスのカルポの所に残しておいた上着を持ってきてほしい。また書物も、特に、羊皮紙のを持ってきてもらいたい。」
(テモテへ第二の手紙4章13節)
その結果、現在でも新約聖書にはパウロによって書かれた多くの手紙が残されていますね。
もしパウロが、孤独な時間をゴロゴロ過ごして鼻くそをほじっていたら、このような功績は残せなかったでしょう。
このやり方は、孤独感を消してくれるだけでなく自己成長にも繋がるので一石二鳥ですよ!
パウロについては、【聖書人物】使徒”パウロ”ってどんな人?悪人から聖人になった!?をどうぞ
②他の人の必要を満たす
孤独を感じているときというのは、自分の内面に焦点を当てている状態です。
では、もしその焦点を他の人に向けてみたらどうでしょうか。
つまり、他の人を助けたり、他の人の必要を満たすことに意識を向けるのです。
そうすれば、自分の孤独を感じる暇などなくなっていくでしょう。
ただし、助けるといっても、いきなりボランティア活動を始めろとか、介護の仕事をしろとか言っているわけではありません。
自分から他人への意識を向けて、
何か困ってることはないだろうか?
と考えるだけでもいいのです。
そうすると、自分の孤独に目を向けることはなくなっていき、やがて他の人への愛が芽生えてきます。
そうです、愛は孤独を消し去るのです!!
「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、 5不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。」
(コリント人への第一の手紙13章4、5節)
もし孤独を感じたら、自分に意識が向きすぎていないかを考えてみましょう!
③神様と交わる
どんなに仲のいい人でも、24時間365日ずっと一緒にい続けることはできません。
もしそんな人がいるとすれば、その人はストーカーの可能性が高いので、今すぐ警察に連絡しましょう!
しかし、この世界で唯一、四六時中私たちのそばにいてくださる存在があります。
それは、神様です。
神様は私たちが孤独なときも、決して私たちのそばから離れることなく、いつも見守ってくださっています。
神様は、このように語られました。
「主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われた。」
(へブル人への手紙13章5節)
また、イエスもこのように語られています。
「あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。」
(マタイによる福音書28章20節)
ですから、私たちは孤独を感じる必要などないのです!
とは言え、
という方もいるかもしれません。
しかし、私たち人間には、他の生き物にはない素晴らしい特権が与えられています。
それは、お祈りをすることです。
私たちはお祈りをすることで、神様といつでも会話をすることができるのです!!
これって、めちゃんこすごくないですか??
神様と24時間いつでも会話できるんですよ??
例えば、イスラエルの英雄ダビデも、孤独を感じていたときはその思いをお祈りで神様にぶつけました。
「わたしをかえりみ、わたしをあわれんでください。わたしはひとりわびしく苦しんでいるのです。」
(詩編25編16節)
私たちも孤独を感じたなら、すぐに神様にお祈りしましょう!
そうすれば、神様は必ず答えて、孤独を癒してくださいます。
お祈りの仕方については、【祈り方】お祈りの方法って?クリスチャンが具体的な3ステップで教えます!をどうぞ
まとめ:孤独感は早めに解消しよう!
◎孤独の対処法
- 時間を有効活用する
- 他の人の必要を満たす
- 神様と交わる
生きていれば、孤独を感じることは避けられません。
人間というのは弱い存在ですから、世界にこれだけの人間がいても孤独になってしまうものなのです。
しかし、孤独感は人の心をむしばむ危険なもの。
ですから、孤独を感じたらすぐに対処していくことが大事ですね!
神様にお祈りをして、孤独な人生とはおさらばしましょう。
キートンでした。
☟参考文献