ジーザス、エブリワン!キートンです。
由来なんかも知りたいなあ。。
こういった疑問にお答えします。
2月14日といえば、男女が愛を語らう嬉し恥ずかしイベント“バレンタインデー”ですよね!
バレンタインデーは、アメリカなどを中心に行われる、カップルが愛を祝う日です。
“恋人たちの日”とも呼ばれ、この日には、恋人や家族といった大切な人に贈り物をするのが一般的です。
しかし、あなたは、バレンタインデーの由来を知っていますか?
えー、まさかそんなことも知らないでチョコを贈り合ってないですよねー??(性格悪い)
実は、元々バレンタインデーのルーツには、キリスト教も絡んでいるんです。
そこで今回は、クリスチャンの僕が、
- 【起源】バレンタインデーはキリスト教の行事?関係は?
- バレンタインデーの由来
- ホワイトデーはキリスト教と関係ある?
- バレンタインデーを禁止している宗教はある?
- 日本と世界のバレンタインデー
という内容をお届けしたいと思います!
目次
【起源】バレンタインデーはキリスト教の行事?関係は?
結論から言うと、諸説はありますが、
バレンタインデーはキリスト教の聖人である聖バレンタインに由来する記念日だと言われています。
その意味では、元々バレンタインデーとキリスト教は関係があることになりますね。
ただし、現在では、バレンタインデーは宗教的な意味合いをほとんど失い、
世界中で恋人や大切な人への愛を表現する日として一般的に知られています。
確かに、周りで
とか言っている人、見たことないですよね。
このように、バレンタインデーはキリスト教関係の行事として始まりましたが、
現在ではキリスト教徒でなくても、多くの人々がこの日を祝うようになっています。
バレンタインデーの由来
では、バレンタインデーにはどのような由来があるのでしょうか?
以下で詳しく見ていきましょう!
- バレンタインデーの由来
- 別の説もある
- 現在までのバレンタインデーの歴史
バレンタインデーの由来
バレンタインデーの由来には諸説ありますが、最も広く知られているのは、
先ほども述べたキリスト教の聖人、聖バレンタインに関連するものです
聖バレンタインといっても、3世紀には複数のキリスト教の聖人が”バレンタイン”という名前を持っていました。
ただ、これらの聖人の中で最も有名なのは、ローマの兵士たちをこっそり結婚させたとされるローマ司祭のバレンタインです。
伝説によると、当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士たちの結婚を禁じていました。
なぜなら、恋人や家庭があると、若者が戦争に行きたがらず強い軍隊が作れないから。
しかし、バレンタインはこれを無視して、陰でこっそり兵士の結婚式を行っていました。
当時はキリスト教が禁止されていたこともあり、バレンタインは牢獄に入れられ、最終的には処刑。
その後、中世ヨーロッパで、バレンタインは”恋人たちの守護神”と考えられるようになりました。
そして、彼が処刑された2月14日に恋人たちがプレゼントやカードを交換し合うようになったというのです。
別の説もある
ただ、ローマ帝国の時代には、2月14日が女神ユーノーの祝日とされており、これがバレンタインデーの由来という説もあります。
女神ユーノー
➡ローマ神話に登場するローマ最大の女神。
女性の結婚生活を守護する女神であり、結婚や出産をつかさどる。
どういうことかというと、この祝日の翌日2月15日には、豊穣や健康を祈願する”ルペルカーリア祭”というお祭りがありました。
このお祭りでは、若い未婚の女性が自分の名前を書いたくじを壺に入れ、
それを引き当てた男性と1年間カップルになるというゲームが行われていたんだとか。
しかし、496年に当時の教皇ジュラジオ1世はこのお祭りを禁止し、
2月14日を聖バレンタインの祝日に定めたという説ですね。
現在までのバレンタインデーの歴史
具体的にバレンタインデーが”恋人たちの日”とされるようになったのは、14世紀以降のことだと言われており、
英語やフランス語の文学を見てもそのことが分かります。
バレンタインカードの歴史はクリスマスカードよりも古く、最初に印刷されたカードは1761年に登場しました。
また、19世紀以降になると、手書きのメッセージは大量のグリーティングカードに代わり、チョコレートや宝石などの贈り物も一般的になりました。
ちなみに、日本では、昭和11年にチョコレート会社がバレンタインセールを行ったのが
バレンタインデーの始まりだと言われています。
その後、昭和50年代から急速に普及しますが、女性が男性にチョコレートを贈る習慣があるのは日本だけです。
ホワイトデーはキリスト教と関係ある?
では、3月14日に祝われる”ホワイトデー”はキリスト教と関係あるのでしょうか?
結論から言うと、ホワイトデーはキリスト教とは直接的な関係はありません。
ホワイトデーは日本のお菓子業界が1970年代に始めた商業的なイベントであり、
バレンタインデーにチョコレートをもらった男性が女性にお返しをする日として定められました。
その後、日本の風習を取り入れた韓国や台湾などの国でも、ホワイトデーが祝われるようになっています。
このように、ホワイトデーはキリスト教行事ではありません!
バレンタインデーを禁止している宗教はある?
日本にいるとあまりピンとこないかもしれませんが、
バレンタインデーに否定的だったり祝うのを禁止したりしている宗教が存在します。
代表的なのが、イスラム教です。
なぜなら、イスラム教では、バレンタインデーはキリスト教の聖人に由来する祝日であり、異教の風習とみなされているから。
例えば、イスラム教国であるサウジアラビアでは、
宗教警察がバレンタインデー関連の商品や花の販売を取り締まり、違反者に罰金や逮捕などの処分を科しています。
また、イランやインドネシアなどのイスラム教国でも、
バレンタインデーを祝うことに反対する声があり、一部では暴力的な抗議行動も起きていますね。
イスラム教の他にも、
- インドでヒンドゥー教の過激派が、バレンタインデーを西洋の文化侵略とみなし、カップルに暴行したり、結婚を強要したりする事件が発生
- 一部の保守的なキリスト教派が、バレンタインデーを商業主義や偶像崇拝だと批判し、チョコレートを食べないように呼びかける
といった例もあります。
このように、バレンタインデーの否定や禁止は、必ずしも宗教的な理由だけではなく、文化的・政治的な理由による場合もあるんですね。
ただし、特定の宗教全体や全ての信者が、バレンタインデーを否定したり禁止したりしているわけではありません。
日本と世界のバレンタインデー
バレンタインデーは世界中で広く祝われる行事ですが、その祝い方は国や文化によって大きく異なります。
特に、日本のバレンタインデーはかなり独特で、バレンタインデーには一般的に女性が男性にチョコレートを贈ります。
また、3月14日に男性が女性にお返しをする”ホワイトデー”も、元々は日本独自の風習です。
一方で、他の多くの国では、バレンタインデーには男女がお互いに贈り物をするのが一般的です。
プレゼントはチョコレート以外にも、
- 花束
- カード
- ジュエリー
などがありますね。
もちろん、こちらも国によって独自の風習や習慣があったりもします。
ただ、バレンタインデーが商業主義と結びついているのは世界でも同じようで、
近年までこの日を祝う習慣がなかったポーランドでも、花屋とカード業者の戦略により一気にバレンタインデーが普及したそうです。
また、イスラム教国であるエジプトでさえ、バレンタインデーは”愛のお祭り”としてカップルの間で広まり、
この日が近づくと赤い色の花やグッズが街に溢れるんだとか。
まとめ:バレンタインデーの由来にはキリスト教が関係している!
諸説はありますが、バレンタインデーは元々キリスト教と関係がある行事です。
その歴史は長く、由来には様々な伝説や歴史的な要素が絡み合っていますね。
ただ、現在はほとんど宗教的な意味はなくなっていますが。
チョコと恋愛のことしか頭になかった方は、たまにバレンタインデーの由来についても思い起こしてみてくださいね!
さて、この記事が役に立ったと思った方は、
僕にチョコを贈ってください。(必死か)
キートンでした。
👇参考文献