ジーザス、エブリワン!キートンです。
なんかモコモコしてて穏やかそうに見えるけど。。
こういった疑問にお答えします。
聖書の中では、しばしば“羊”という単語が出てきます。
神様にささげるいけにえとしてもよく登場しますね。
しかし、皆さんは羊がどれほどか弱く無力な動物か知っていますか?
先に言っておきます。
羊は皆さんが想像している以上に何もできない動物です。(
まあ、そこが可愛いかったりするんですけどね。
というわけでこの記事では、クリスチャンの僕が、
羊がどれくらい無力な動物なのかをこれでもかというくらいご紹介していきたいと思います!
聖書については、【最強の書物】キリスト教の”聖書”とは?永遠のベストセラー!?をどうぞ
目次
【羊の性格】聖書から見る羊の5つの特徴とは?【人間は羊です】
羊の弱さを表す特徴は以下の通りです。
◎羊の弱さを表す5つの特徴
- 臆病
- 身を守るために群れる
- 倒れると自力で起き上がれない
- 狼などに襲われたら終わり
- 群れからはぐれたら戻って来られない
1つずつ見ていきましょう。
①臆病
羊は警戒心が強く臆病な動物として有名です。
どれくらい臆病かというと、
少しの物音にビビり、散り散りになるのです。
ですから、群れの中の羊が1匹でもパニックになると、
だから、羊をお世話するのは大変なのです!
②身を守るために群れる
羊といえば、いつも群れでいるイメージがありませんか?
そう、実は羊は身を守るために群れで行動する習性があるのです。
なぜだと思いますか?
これは決して、捕食者である狼などに立ち向かうためではありません。
実は、仲間が犠牲になることで自分が食べられる確率を下げるためなのです。
狼は1度に何匹も羊を食べられませんから、100匹の羊がいたら自分が食べられる可能性はかなり下がりますよね?
抵抗する力もなく、ただ群れることでしか生き残れない。
それが羊という生き物なのてす。
実際、
一匹狼という言葉はあっても、一匹羊はないんですね!
③倒れると自力で起き上がれない
毛を刈る前の羊は、1度転んで倒れてしまうと自力では起き上がることができません。
なぜなら、足が細いのに対して体が重た過ぎるから。
もし人間が起き上がらせてあげなければ、
毛を刈られる前のまるまるとした羊は、一度転ぶと自分の力では起き上がれないのです(※昨日のイッテQネタ絵) pic.twitter.com/G75KeHblOH
— 立花でこ (@dc_tachibana) February 8, 2016
④狼などに襲われたら終わり
羊の天敵といえば、やはり狼。
羊はこの狼に襲われたらひとたまりもありません。
抵抗することも立ち向かうこともできずに食べられていきます。
なぜなら、
- 鋭い牙・爪
- 強い毒
- 素早い足
といった、狼に対抗するだけの武器を羊は持っていないからです。
できるのは、群れで逃げるか仲間が食べられるのを見るだけです。
だからこそ、
⑤群れからはぐれたら戻って来れない
羊は群れる動物だというお話をしましたが、
彼らは1度群れからは
なぜなら、羊は極度の方向音痴だからです。
“迷える子羊”なんて表現がありますが、まさにその状態ですね。
そして、群れに戻れないと羊はそのまま狼などに食べられてしまう恐れがあります。
聖書には、見失った羊のたとえ話が出てきます。
「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。」
(ルカによる福音書 15:4)
これはイエス・キリストが語られたたとえで、100匹の
この羊を羊飼いは必死に探し回ります。
それくらい、
だからこそ、
聖書は人間を羊にたとえている!?
ここまで見てきて、
情けないなあ!
なんて思ったかもしれません。
しかし、残念なお知らせがあります。
聖書を見てみると、羊というのは人間のことをたとえているのです。
例えば、旧約聖書のイザヤ書にはこうあります。
「われわれはみな羊のように迷って、おのおの自分の道に向かって行った。主はわれわれすべての者の不義を、彼の上におかれた。」
(イザヤ書53章6節)
つまり、
と思いますか?
本当にそうでしょうか?
- 臆病で
- か弱くて
- すぐに道に迷って
- 倒れたら中々起き上がれず
- 1人では生きていけない
これって、人間も同じじゃないですか?
私たちは自分を一人で何でもできる立派な存在だと思うかもしれませんが、
神様から見たら人間はあまりにも無力でちっぽけです。
神様の助けなしでは何もできない、それが人間なのです!!
私たちの羊飼いはイエス・キリスト?
と不安になったあなた!
安心してください。
私たち人間には、最強の羊飼いが付いています。
その羊飼いこそ、イエスキリストです!
イエスこそ羊飼いとして私たち人間を導き、お世話し、守ってくださるお方なのです!!
聖書にはこう書かれています。
「主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。 2主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。 3主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。」
(詩編 23:1-3)
これは、イスラエルの英雄ダビデが書いたと言われる大変有名な詩の1つです。
羊飼いであるイエスが私たちに必要なものを与えて休ませ導いてくださると書かれています。
また、聖書にはこうも書いてあります。
「わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。 」
(ヨハネによる福音書 10:11)
羊飼いというのは、ある意味命がけの仕事です。
狼などが襲ってきたら自分の身をていして、
イエスは実際に、私たちを罪から救うために十字架にかかって死んでくださったのです。
このように、私たちがいくら弱くとも、命をかけて守ってくださる羊飼いイエスがおられる
イエスキリストについては、【完全版】イエス・キリストとは?その生涯を簡単にまとめてみたをどうぞ
まとめ:羊(人間)はめちゃくちゃ弱い生き物!
◎羊の弱さを表す5つの特徴
- 臆病
- 身を守るために群れる
- 倒れると自力で起き上がれない
- 狼などに襲われたら終わり
- 群れからはぐれたら戻って来れない
羊の無力さがお分かりいただけましたか?
いやー、まさかこれほど何もできないとは。。
しかし、それは私たち人間も同じです。
私たちも羊飼いのイエスなしで生きていくことはできません。
ですから、
というわけで。。
今日から僕は働くのをやめます!(ただのニート)
キートンでした。