ジーザス、エブリワン!クリスチャンブロガーのキートンです。
どうすれば、神様は助けてくれるの?
こういった疑問にお答えします。
あなたは神の存在を信じていますか?
普段は「神など信じていない!」と言っていても、
- テスト前
- 体調が悪くなったとき
- 身近な人が大きな病気になったとき
など苦しくなったときについ、
と祈ってしまった経験はあるのではないでしょうか?
いわゆる、”苦しい時の神頼み”というやつですね。
人間はなんとも都合が良い生き物だなと思いますが、神様は本当に人間を助けてくれるのでしょうか。
ここでいう神様というのは、聖書に書かれている、天地を造られた唯一の神のことです。
神様が助けてくれるのかが分かれば、人生の困難も恐れずに生きていけるのですが、これを知らない方も多いです。
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
- 神様は人間を助けてくれる?
- 神様に助けてもらう3つの方法
- 神様が助けてくれないときもある?主な3つの理由
について解説します。
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目次
神様は人間を助けてくれる?
そもそもの話、神は人間を助けてくれるのでしょうか?
助けてくれないのであれば、私たちが助けを求める行為はムダだったということになります。
以下で詳しく見ていきましょう!
- 神は助けてくださる方
- ただし、苦しみや試練はやってくる
神は助けてくださる方
結論から言うと、神は私たちを助けてくださる方です。
なぜなら、聖書に”神が助けてくださる”と約束された言葉がいくつも書かれているからですね。
「恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。」
(イザヤ書41:10)
「悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」。」
(詩篇 50:15)
では、神はなぜ私たちを助けてくださるのでしょう?
それは、神は愛であり、私たち人間を狂おしいほど愛しておられるからです。
実際、神がご自分の独り子であるイエスすら十字架で犠牲にしたのも、私たちを罪から助けるためでした。
あなたも愛する存在がいたら、その者のために全力で助けになりたいと思いますよね?
神はその何千倍、何億倍も助けになりたいという気持ちを、私たち人間に持ってくださっているのです。
ですから、私たちは助けが必要なとき、素直に神に助けを求めるべきなんですね。
✅️神がどのような方かは、【キリスト教】神とは誰か?何者か?聖書から7つの性質を挙げてみたをどうぞ
ただし、苦しみや試練はやってくる
ただし、勘違いしてはいけないのは、神は助けてくださる方ですが、私たちを愛しているがゆえに
あえて苦しみや試練を許されることもあるということです。
なぜなら、苦しみや試練は、私たちをテストしたり成長させたりするのに必要だからですね。
「主は愛する者を訓練し、受けいれるすべての子を、むち打たれるのである」。 7あなたがたは訓練として耐え忍びなさい。神はあなたがたを、子として取り扱っておられるのである。いったい、父に訓練されない子があるだろうか。」
(ヘブル人への手紙12:6、7)
もし全く苦難がなく、神がいつでもホイホイ助けてくださる人生なら、私たちの信仰や人間性は磨かれません。
ですから、苦難がやって来たからといってすぐに、
もう自分は見捨てられたんだ!!
と思わないようにしましょう。
神は私たちを愛しているからこそ、苦難にあわせることもあるのです。
神様に助けてもらう3つの方法
神様は助けてくれると分かりましたが、具体的にどのように助けを求めたらいいのでしょうか?
以下で主な3つの方法をご紹介しましょう。
- お祈りをする
- 聖書を読む
- 神を信頼し続ける
お祈りをする
神に助けを求める一番シンプルな方法は、お祈りをすることです。
なぜなら、お祈りは神との対話であり、直接神に助けを求めることができるからですね。
「正しい者が助けを叫び求めるとき、主は聞いて、彼らをそのすべての悩みから助け出される。」
(詩篇34:17)
「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。 7そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」
(ピリピ人への手紙4:6、7)
お祈りは、人間に与えられたとんでもない特権です。
何しろ、いつでもどこでも神とコミュニケーションを取ることができるのですから。
例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタインなど、
歴史上の偉人と好きなときにお話できる、と聞いたら「それはすごい!」と思いますよね??
全地を造られた神と好きなときにお話できる、というのはそれよりもはるかにすごいことなんです!
ですから、お祈りを通して、素直に自分の苦しい思いを神に打ち明け、助けを求めてみましょう。
✅️祈る意味や祈り方については、
【疑問】神に祈る意味って何?クリスチャンが5つの理由をご紹介
【キリスト教】正しい祈り方って?クリスチャンが3ステップで伝授をどうぞ
聖書を読む
聖書を読むことも、神から助けを受ける大切な方法の一つです。
なぜなら、聖書には神の言葉が書かれており、神は聖書を通して私たちを助け導いてくださるからですね。
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。」
(テモテへの第二の手紙3:16)
例えば、聖書には以下のようなことが書かれています。
- 神の助けや導きがあるという約束
- 神の助けによって試練を乗り越えた人たちの話
- 生きるために必要な知識や教え
- 希望や励ましの言葉
人によって悩みや苦しみの内容は違いますが、聖書は人生のどんな場面でも必ず助けになってくれます。
なぜなら、神はいつも、そのときの自分に最も必要な聖句を与えてくださるからです。
僕自身も日々聖書を読む中で、何度助けられ、導かれてきたか分かりません。
✅️聖書がどんな書物かは、聖書とはどのような書物か?4つの特徴まとめ【永遠のベストセラー】をどうぞ
神を信頼し続ける
3つ目の方法は、神を信頼し続けることです。
なぜなら、神を信頼し続ける中で、神の助けや導きを体験できるからですね。
聖書にもこう書かれています。
「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。 6すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
(箴言3:5、6)
「主を恐れる者よ、主に信頼せよ。主は彼らの助け、また彼らの盾である。」
(詩篇 115:11)
例えば、僕は今まで、進路で迷ってどの道に進めばいいのか分からなくなってしまったことが何度かありました。
しかし、
と信じ続けていると、いつも神が良き道へと導いてくださったのです。
逆に自分の力だけで何とかしようとすると、道は開かれず、上手くいかないことがほとんどでした。
自ら神の手を払いのけているようなものなので、今考えると当然です。
人間の力など、たかが知れているもの。
素直に自分の弱さを認めて、神を信頼することが大切ですね!
神様が助けてくれないときもある?主な3つの理由
一方で、ご紹介した方法で神に助けを求めても、中々神が助けてくれないというときもあるでしょう。
ただ、
と絶望するのは少し待って下さい。
そもそも、神は私たちの好きなときに願いを聞いてくれる、ランプの魔人のような存在ではありません。
神が助けてくれない理由があるかもしれませんので、考えられるいくつかの理由を見てみましょう。
- 神のタイミングじゃないから
- 成長させたいから
- 自分勝手な生き方をしているから
神のタイミングじゃないから
神が助けてくれないときの1つ目の理由は、神のタイミングじゃないからです。
つまり、私たちがすぐに助けて欲しいと思っても、それは神から見てベストタイミングではない可能性があるということですね。
神は全知全能の存在であり、私たちにとって何がベストなのかを全て知っておられます。
だからこそ、今はまだ時じゃないから、あえてすぐに助けずにいるという可能性もあるのです。
聖書にもこうあります。
「神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。」
(伝道の書 3:11)
実際、神が助けに入るタイミングというのは本当に絶妙です。
僕も経済的にギリギリのときに、神の働きとしか思えない臨時収入が入ってきたことも数え切れないくらいあります。
これは僕だけでなく、クリスチャンあるあるだと思いますね。
成長させたいから
2つ目の理由は、私たちを成長させたいからです。
先ほども言いましたが、神は私たちを愛しているがゆえに、あえてすぐ助けずに苦難を通らせることがあります。
なぜなら、人は苦難を経験することで、人間的・信仰的に成長できるからです。
聖書にもこうあります。
「わたしの子よ、主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、弱り果ててはならない。 6主は愛する者を訓練し、受けいれるすべての子を、むち打たれるのである」。
(ヘブル人への手紙 12:5、6)
「それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、 4忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。」
(ローマ人への手紙5:3、4)
例えば、旧約聖書に登場するヨブは、神から認められるほど正しい人物であったにも関わらず、
- 家族
- 財産
- 健康
- 名誉
などを一気に失いました。
神に叫び求めても助けはなく、ヨブは理由の分からない突然の苦難にとても苦しみます。
しかし、結果的に、この苦難を通してヨブは自分の無力さと神の偉大さを知り、より強い信仰を持つことができたのです。
(✅️ヨブのお話の詳細は、【ひどい?】ヨブ記のあらすじをわかりやすくクリスチャンが解説をどうぞ)
何でもかんでも助けを求められたらすぐに助けるというのは、一見すると優しく見えますが、本当の愛ではありません。
神は私たちを愛し、その成長を願うがゆえに、助けずにいることもあるのです。
自分勝手な生き方をしているから
3つ目の理由は、自分勝手な生き方をしているからです。
なぜなら、自分勝手な生き方は神との関係を壊し、神の助けを遠ざけてしまうからですね。
神に背くことをキリスト教では“罪”といいますが、この罪が神との間の壁となってしまうのです。
例えば、あなたが神に助けを求めても、その動機が
- お金持ちになりたい
- モテモテになりたい
- 有名になりたい
といった自己中心的で欲深いものばかりなら、神は助けてはくださらないでしょう。
聖書にはこう書かれています。
「見よ、主の手が短くて、救い得ないのではない。その耳が鈍くて聞き得ないのでもない。 2ただ、あなたがたの不義があなたがたと、あなたがたの神との間を隔てたのだ。またあなたがたの罪が主の顔をおおったために、お聞きにならないのだ。」
(イザヤ書59:1、2)
「求めても与えられないのは、快楽のために使おうとして、悪い求め方をするからだ。」
(ヤコブの手紙4:3)
自分勝手に生きるというのは、己の力だけに頼って自ら神の助けを拒否して生きているのと同じです。
わざわざ自分をハードモードな人生に追いこんでいるんですね。
ですから、今やりたい放題の生活をしているなら、その罪を悔い改めて神の意志に沿った生き方をしていきましょう。
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まとめ:神様に助けを求めてみよう!
神は私たち人間を愛しておられ、いつも助けになりたいと思ってくださっています。
ですから、素直に神に助けを求めてみましょう。
自分の今までの経験から断言できますが、神の助けに頼らない人生は本当にしんどいです。
なぜなら、自分の力だけで道を切り開いていかなくてはいけないからですね。
神など見向きもせず、がむしゃらに努力していた頃は、いつもハードワークでフラフラになっていました。
しかし、神の助けを求めていくなら、風に乗るがごとく、体がすっと軽くなります。
もちろん、苦難がなくなるわけではないですが、神の助けがあるなら乗り越えられない試練はありません!
というわけで、最後はみんなで一緒に叫びましょう、
「神様、助けてー!!」(どんな終わり方だ)
キートンでした。