ジーザス、エブリワン!クリスチャンブロガーのキートンです。

どうすれば人生が変わるんだろう?
こういった疑問にお答えします。
本屋に行くと、たくさん並べられている“自己啓発本”。
自己啓発本とは、自分を成長させる方法や、人生をより良くするための方法などが書かれている本のことです。
例えば、自己啓発本には、
- 時間の使い方
- 目標の立て方
- 人間関係の築き方
- お金や仕事で成功する方法
などが書かれており、とても人気のあるジャンルですね。
自己啓発本が広く読まれているということは、それだけ多くの人が人生で悩み、
「もっと成長したい」「変わりたい」と思っている証拠だと思います。
しかし、実際のところ、自己啓発本を読む意味はあるのでしょうか?
「読んでも意味がない」「人生は変わらない」という声も、決して少なくはありません。
実は僕自身、過去に自己啓発本を300冊以上読んできた元自己啓発本マニアです。
そこで今回は、そんな僕が
- 自己啓発本は意味ない?人生が変わらない5つの理由
- たった一冊の本が僕の人生を変えた話
- 【徹底比較】聖書と自己啓発本の違い5選
- 後日談:ほぼ全ての自己啓発本を捨てました
について解説します。

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目次
自己啓発本は意味ない?人生が変わらない5つの理由

まず、「自己啓発本を読む意味はあるのか?」という疑問なんですが、
役には立つが、人生を根本的に変えるのは難しいというのが僕の結論です。
その主な理由を、僕の体験も踏まえて5つご紹介しますね。
- 読むだけで満足してしまうから
- 継続できないから
- 成功の再現性が低いから
- 根本の価値観や考え方が変わっていないから
- 「成功だけが幸せ」と思い込んでしまうから
①読むだけで満足してしまうから
自己啓発本で人生が変わらない理由の一つ目は、読むだけで満足してしまうからです。
これは自己啓発本を読んだことがある方なら、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
もちろん、僕も数え切れないくらいあります。(にっこり)
自己啓発本にはポジティブな言葉や著者の成功談などが書かれており、読んでいるだけでモチベーションが上がります。
そのため、自己啓発本を読んだ直後はまるで自分が既に大きく成長し、何か偉業を成し遂げたかのような気持ちになるのです。
しかし、これはただの勘違いであり、実際の自分の人生には何の変化も起きていません。
なぜなら、「本を読んだだけ」で終わっていて、実際の行動に移していないからです。
例えば、筋トレの本を100冊読んだとしても、実際にトレーニングを始めなければ筋肉はつきませんよね?
それと同じで、自己啓発本の内容も、行動に移して自分の生活に適用しない限り、人生は何も変わらないのです。

②継続できないから
自己啓発本で人生が変わらない理由の二つ目は、継続できないからです。
自己啓発本の内容を行動に移せたとしても、その先にはさらに”継続”という大きな壁があります。
自己啓発本を読んだ直後は、やる気に燃えて、

と思って行動し始めるも、三日も続かずに止めてしまう。
そんな経験をしたことがある方は、多いでしょう。
例えば、本に「スマホ断ちをすると集中力が上がる」と書かれていて実践しようとしても、すぐにスマホを手に取ってしまうみたいな感じですね。
行動をし始めたからといって、すぐに結果が出るわけではありません。
何かを成し遂げるためには、コツコツと地道な努力を続ける必要があります。
実際、成功者と言われる人も、陰で血のにじむような努力を続けている人がほとんどですよね。

③成功の再現性が低いから
自己啓発本で人生が変わらない理由の三つ目は、成功の再現性が低いからです。
自己啓発本の多くは、「私はこうして成功した」という著者自身の体験がベースになって書かれています。
その体験は確かに参考になることも多いですが、書かれている成功法則が、すべての人に当てはまるわけではありません。
なぜなら、人によって
- 能力
- 才能
- 性格
- 環境
などは違いますし、時代の流れや運の要素なども絡んでくるからです。
例えば、本に「人脈を広げよう!」と書かれていたとしても、
人付き合いが極端に苦手な人がそれを無理に実践しようとしたら、逆にストレスで病んでしまうかもしれません。

④根本の価値観や考え方が変わっていないから
自己啓発本で人生が変わらない理由の四つ目は、根本の価値観や考え方が変わっていないからです。
多くの自己啓発本では、表面的なテクニックや方法が強調されがちです。
例えば、こんなアドバイスがよく登場します。
- 朝早く起きる
- ポジティブな言葉を使う
- 時間を無駄にしない
こうしたシンプルな内容は分かりやすく、すぐに実践できそうなので、思わず飛びつきたくなりますよね。
もちろん、こういった行動も大切ではありますが、それだけでは人生を根本から変えることはできません。
なぜなら、心の奥にある価値観や考え方こそが、人生全体を支える“土台”だからです。
例えば、病気の表面的な症状を抑えても、根本原因を治さなければすぐに再発してしまいます。
同じように、表面的な行動だけを変えても、心が変わらなければ人生は本当の意味では変わらないのです。

⑤「成功だけが幸せ」と思い込んでしまうから
自己啓発本で人生が変わらない理由の五つ目は、「成功だけが幸せ」と思い込んでしまうからです。
多くの自己啓発本では、
- 大企業を立ち上げて年収1億円
- 有名人と人脈を築いて、インフルエンサーに
- 豪邸に住み、海外を飛び回る
- 毎日ポジティブで、充実した日々
といった華やかな成功ストーリーが紹介されています。
確かに、こうした未来に一度は憧れたことがある人も多いでしょう。
しかし、こうした内容ばかりを見ていると、

という強い思い込みが生まれてしまいます。
その結果、自分の今の年収とか暮らしをそういった成功者と比較して、落ち込んでしまうのです。
ただ、実際は、成功をしたからといって必ずしも幸せとは限りません。
成功者と呼ばれる人でも心が満たされない人はたくさんいますし、特別なお金や名声がなくても幸せな人生を送っている人もたくさんいます。

たった一冊の本が僕の人生を変えた話

自己啓発本で人生が変わらない理由についてご紹介してきましたが、これらは僕の実体験に基づいたものです。
誤解がないように言っておきますが、僕は自己啓発本を全否定したいわけではありません。
読み物としては好きですし、人生の役に立つ素晴らしい本もたくさんあります。
ただ、自己啓発本で人生が根本的に変わるわけではないということが言いたいのです。
では、自己啓発本で人生が変わらないなら、どうすれば人生が変わるのでしょうか?
その答えを僕の実体験も交えてお話したいと思います。
- 一冊の本との出会い
- 聖書で僕の人生が変わった!
一冊の本との出会い
昔の僕は生きることに無気力で、人生に対して強い虚しさを感じていました。
何か絶望するような出来事が起こったわけではないんですけども、
漠然と何のために生きているのか分からず、心にぽっかりと穴が空いたような感覚があったんです。
その心の穴を埋めるために、生きる意味を見出すために自己啓発本を読み始めました。
確かに自己啓発本を読んだ直後は、

という感じでやる気が湧いてきます。
でもその効果は一時的で、しばらくするとまた虚しくなって、再び別の自己啓発本を読む。
そんなサイクルを何度も繰り返していました。
結果的に300冊以上の自己啓発本を読み漁りましたが、僕の人生は本当の意味では何も変わらなかったんです。
なので、失望していつしか自己啓発本を読むのを止めてしまったのですが、そんなときに一冊の本と出会いました。
それが”永遠のベストセラー”とも呼ばれる“聖書”です。
実は僕は元々クリスチャンの家庭で生まれ育ち、教会にも通っていました。
でも、恥ずかしながら、それまでは個人的に聖書をじっくり読んだことがほとんどなかったんです。
自己啓発本に希望を見いだせなくなっていた僕は、まさにわらにもすがる思いで、試しに聖書を開いてみました。
すると、驚くべきことに、あれだけ変わらなかった僕の人生が大きく変わり始めたのです。
聖書で僕の人生が変わった!
聖書に書いてあることは、自己啓発本に書いてあることとは根本的に異なるものでした。
聖書と自己啓発本の決定的な違い、それは神の存在が中心にあるかどうかです。
聖書には、このようなことが書かれていました。
- 神が私たち人間を含めた世界のすべてを造られたということ
- 神は私たち人間を心から愛しておられるということ
- イエスキリストが私たちのために十字架に架かられたということ
- イエスを救い主と信じるなら、罪から解放され、永遠のいのちが与えられるということ
今までも教会には通っていましたが、
初めて真剣に自分で聖書を読む中で、改めて神(イエスキリスト)と出会い、神と共に歩む人生が始まったのです。
そして気づかされたのは、「神と共に生きること」こそが人間にとっての生きる意味であり、本当の喜びだということでした。
“神”という単語だけで拒絶反応を抱く人もいるかもしれませんが、私たち人間は神によって造られた存在です。これは聖書が断言している真実です。
だからこそ、神を抜きにして人生の意味を探しても、見つかりません。
富や地位、名声などこの世のあらゆるものを手に入れたソロモン王も、人生の虚しさについて語り、聖書の中でこう結論付けています。
「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、「わたしにはなんの楽しみもない」と言うようにならない前に、」
(伝道の書12:1)
また、哲学者でクリスチャンでもあったブレーズ・パスカルも、このように語りました。
「人間の心の中には神によってしか埋められない空間がある。」
この世のどんなものも、私たち人間を本当の意味で満たすことはできず、生きる意味を与えることもできません。
私たちは神と共に生きることを通して初めて、本当の意味で人生の目的を知り、満たされるのです。
“神”という存在が抜け落ちている自己啓発本をいくら読んでも人生が変わらなかったのは、当然のことなんですね。

【徹底比較】聖書と自己啓発本の違い5選

聖書と自己啓発本には、他にもいくつかの違いがあります。
どちらも読んできた僕の視点から、聖書と自己啓発本の違いを5つご紹介しますね。
- 自分の力か神の力か
- 誰によって書かれたか
- 人生に必要なあらゆる情報が書かれているか
- 普遍的な真理が書かれているか
- 歴史的な信頼性
①自分の力か神の力か
聖書と自己啓発本の違い一つ目は、自分の力か神の力かです。
自己啓発本は、”自分の力で人生を変える”ように励まします。
そのため、必死に努力をして、人生をより良くしようと頑張るわけです。
しかし、思うように結果が出なければ、「自分には才能がない」「やっぱりダメなんだ」といった自己否定に繋がってしまうこともあります。
また、頑張りすぎて燃え尽きてしまう人も少なくありません。

一方で、聖書は”神の力によって人生が変えられる”と語ります。
つまり、人間の努力によるのではなく、神の恵みによって人は救われ、変えられると書かれているのです。
「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。」
(コリント人への手紙第二の手紙5:17)

②誰によって書かれたか
聖書と自己啓発本の違い二つ目は、誰によって書かれたかです。
自己啓発本は、人間の著者が自身の体験や知識をもとに書いた書物です。
そのため、内容が主観的だったり、間違ったことが書かれたりしていることもあります。
一方で、聖書は神が人間の書き手を通して書かれた書物です。
つまり、聖書はただの人間の言葉ではなく、神の言葉が書かれた書物だと言えます。
聖書にもこう書かれています。
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。」
(テモテへの第二の手紙3章16節)
だからこそ、聖書は非常に完成された書物であり、そこには永遠に変わらない真理が書かれています。
時代に流されることもなく、人を選びません。
「草は枯れ、花はしぼむ。しかし、われわれの神の言葉はとこしえに変ることはない」
(イザヤ書40:8)

③人生に必要なあらゆる情報が書かれているか
聖書と自己啓発本の違い三つ目は、人生に必要なあらゆる情報が書かれているかです。
自己啓発本には、
- 成功するための習慣
- 仕事ができる人の思考法
- お金を増やす方法
など特定のテーマに特化した内容が多く、多くの人は自分の悩みに応じて本を選びます。
そのため、人生の悩みを全て解決しようと思ったら、とんでもない数の自己啓発本を買わなくてはいけなくなるでしょう。
また、自己啓発本は”生き方のテクニック”には触れていても、
「人がなぜ生まれたのか」「死んだらどうなるのか」といった人生の根本的な問いには、あまり触れられていないのが現実です。
一方で、聖書はその一冊の中に、人生の根本的な意味や目的なども含めた人生に必要なあらゆる情報が書かれています。
例えば、
- 人間はなぜ存在するのか
- この世にはなぜ苦しみがあるのか
- どうすれば本当の自由を得られるのか
- 孤独や恐れにどう向き合えばいいのか
- 時間やお金をどのように使えばよいのか
など挙げればキリがありません。
聖書は神が私たち人間のために書かれた本です。
そして、神は私たちを造られたお方であり、私たちのすべてを知っておられます。
だからこそ、聖書には私たち人間にとって本当に必要な情報がすべて詰まっているのです。

④普遍的な真理が書かれているか
聖書と自己啓発本の違い四つ目は、普遍的な真理が書かれているかです。
自己啓発本には、日常生活で役立つ知識や実践的なノウハウがたくさん書かれています。
それらは参考になる点も多いですが、その内容は文化や時代、著者の経験などに大きく左右されるため、誰にでも通用するとは限りません。
一方で、聖書に書かれているのは、どの時代のどんな人にでも通用する普遍的な真理です。
例えば、聖書には以下のような真理が書かれています。
こうした真理は、2000年前も今も、そしてこれから先も変わることがありません。
なぜなら、聖書を書かれた神ご自身が永遠に変わらないお方だからです。
神ご自身も言われました。
「主なるわたしは変ることがない。」
(マラキ書3:6)
⑤歴史的な信頼性
聖書と自己啓発本の違い五つ目は、歴史的な信頼性です。
毎年、数えきれないほどの自己啓発本が出版されていますが、その多くは数年も経てば忘れ去られてしまいます。
実際、「この本が100年後にも通用するか?」と聞かれて、「YES!」と言い切れる本はほとんどないでしょう。
一方で、聖書は数千年という時代を超えて読み継がれ、今も人々の人生を変え続けている書物です。
聖書の信頼性の高さを示す事実として、以下のようなものがあります。
- 聖書の記述と一致する考古学的発見が多数ある
- 約1,600年かけて、40人以上の書き手によって書かれたにもかかわらず、全体のテーマが一貫している
- 旧約聖書の預言(イエスキリストに関する預言など)が、新約聖書の時代に驚くほど正確に成就している
- 他の古代文書と比べても圧倒的な数の写本(手作業で書き写された文書)が残されており、写本同士の一致率も驚くほど高い
また、聖書は今でも”永遠のベストセラー”として世界中で読まれ続け、“世界一発行されている本”としてギネスブックにも登録されています。
例えば、1815年〜1998年の間だけでも、全世界で約3380億冊が発行されたと言われていますね。
世の中には”ロングセラー本”と呼ばれる本もありますが、聖書はそれらとは比較にならないほどの時代と試練を超えて生き続けてきたのです。
今までに数えきれないほどの迫害や批判、弾圧を受けながらも、決して消えることはありませんでした。
その事実こそが、聖書がただの”本”ではなく、永遠に生きて働く”神の言葉”であることを物語っているのではないでしょうか。

後日談:ほぼ全ての自己啓発本を捨てました

ちなみに、聖書と出会って人生が変わった後、僕はそれまで買いまくっていた自己啓発本をほぼ全部捨てました。
その数なんと、本棚3つ分(!)
まあ300冊以上あったので、当然と言えば当然なんですけどね。
かなり大胆な行動に思えるかもしれませんが、聖書と出会った僕は、自分でもびっくりするくらいスムーズに行動していました。
「もう自分には自己啓発本は必要ない」という確信があったんですね。
今でも時々、読み物として読むことはありますし、自己啓発本自体は好きです。
ただ、自分の人生を根本から変えるために読むことはもうないでしょう。

まとめ:本気で人生を変えたいのなら聖書を読もう!

自己啓発本には、役に立つものや素晴らしい内容のものもたくさんあります。
実際、僕自身もジャンルとしては今でも好きです。
ただ、自己啓発本で根本的に人生を変えることはできません。
なぜなら、最も重要な神(イエスキリスト)という存在が抜け落ちているからです。
私たち人間は、神に似せて造られた存在です。
だからこそ、神との関係の中にこそ、本当の生きる意味や喜びを見出すことができます。
もしあなたが、「本気で人生を変えたい」「生きる意味を見出したい」、そう願っているなら、ぜひ聖書を読んでみてください。
聖書には、あなたを造り、愛し、導こうとしておられる神の言葉が書かれています。
あなたが、自分の生きる本当の意味を見つけることができますように。。!
キートンでした。




