ジーザス、エブリワン!クリスチャンブロガーのキートンです。
いつ起こってもおかしくないって本当?
こういった疑問にお答えします。
聖書には、まだ実現していない2つの大きな戦争の預言があります。
その内の1つは世界最終戦争である“ハルマゲドン”、そして、もう1つが今回ご紹介する“エゼキエル戦争”です。
エゼキエル戦争に関する預言は、旧約聖書の”エゼキエル書”において今から2600年も前に預言されました。
これを聞くと、
と思うかもしれませんが、実はここ最近になってエゼキエル戦争が起こる条件が整ってきています。
例えば、イスラエルや周りの国の状況を見ても、エゼキエル戦争がいつ起きてもおかしくない時代になってきているのです。
しかも、過去に聖書の預言は全て実現しており、その信憑性は疑いようがありません。
エゼキエル戦争の内容が分かれば、今後に備えて生きていけるのですが、これを知らない方も多いです。
そこでこの記事では、クリスチャンの僕が、
- エゼキエル戦争とは?
- エゼキエル戦争はいつ起こる?条件は?
- エゼキエル戦争が起こる意味や目的
- エゼキエル戦争の主な流れ
について解説します。
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目次
エゼキエル戦争とは?
まずは、エゼキエル戦争がどのようなものなのか、概要をざっくりと解説していきます。
- 聖書に預言された終末の戦争
- イスラエルを攻撃する国は?
- どこで戦う?
聖書に預言された終末の戦争
エゼキエル戦争とは、聖書が預言する終末時代の大規模な戦争の一つです。
具体的には、旧約聖書の”エゼキエル書”38章と第39章に詳しい預言が書かれています。
「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、 3言え。(中略)わが民イスラエルの安らかに住むその日に、あなたは立ちあがり、 15北の果のあなたの所から来る。多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。」
(エゼキエル書38:2-15)
「あなたとあなたのすべての軍隊およびあなたと共にいる民たちは、イスラエルの山々に倒れる。わたしはあなたを、諸種の猛禽と野獣とに与えて食わせる。 5あなたは野の面に倒れる。わたしがこれを言ったからであると、主なる神は言われる。」
(エゼキエル書39:4、5)
その内容は、北の果てから来るマゴグの勢力がイスラエルを攻撃するも、神の介入によってイスラエルは守られるというもの。
古代の文献によると、マゴグというのは、黒海とカスピ海の間から北の地域であり、
一般的には今でいう”ロシア”のことだと解釈されています。
実際、ロシアはイスラエルから見て北の果ての国ですよね。
つまり、ロシアを筆頭にした多くの国がイスラエルを攻撃するも、神の奇跡でイスラエルが勝つということです。
今までも圧倒的に不利な戦争(中東戦争など)で守られてきたイスラエルですが、今回も神によって守られるんですね。
イスラエルを攻撃する国は?
先ほど、ロシアを含む多くの国がイスラエルを攻撃すると言いましたが、具体的にどの国がイスラエルを攻撃するのでしょうか?
聖書には、こう書かれています。
「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、 3言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。 4わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、あなたと、あなたのすべての軍勢と、馬と、騎兵とを引き出す。彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。 5ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。 6ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。」
(エゼキエル書38:2-6)
やっぱり預言なんてインチキなんじゃないの?
と思うかもしれませんが、エゼキエル戦争の預言は2600年も前のもの。
当時に現在の国はないため、当時の地名で表されているのです。
聖書に書かれている地名が、現在のどの国に当たるかは様々な解釈がありますが、一般的には、
ロシア以外にイランやトルコなどが参加すると言われています。
つまり、ロシアがイランやトルコなどと同盟を結んで、イスラエルに攻め込むということです。
そんなのありえないでしょ!
と思うかもしれませんが、最近の国際情勢を見てみてください。
ロシアとイランは2001年に軍事的協定を結んでおり、2022年のウクライナ戦争以降、
イランはイラン制ドローンをロシアに提供するなど、その関係はますます深まっています。
また、イランとトルコは、2020年にイスラエルとUAE(アラブ首長国連邦)が国交を結んだ際、猛反発しました。
さらに、イランは以前はイスラエルと良い関係でしたが、
1979年の”イラン革命”で過激なイスラム原理主義者が指導者になったことで、一転して”反イスラエル”に。
パレスチナのイスラム組織”ハマス”や、レバノンのシーア派組織”ヒズボラ”などを支援することで、
イスラエルを間接的に攻撃し続けています。
しかも、2024年4月には、イランはついにイスラエルを史上初めて直接攻撃。
ドローンや弾道ミサイルなど300発以上を、イスラエルに向けて発射しました。
エゼキエル戦争の参加国に関して絶対的なことは言えませんが、この解釈に従えば、エゼキエル戦争の舞台は整いつつあると言えます。
どこで戦う?
では、エゼキエル戦争が起こる場所については、どうでしょうか?
聖書には、エゼキエル戦争はイスラエルの地で起こると書かれています。
「しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。」
(エゼキエル書38:18)
「あなたとあなたのすべての軍隊およびあなたと共にいる民たちは、イスラエルの山々に倒れる。わたしはあなたを、諸種の猛禽と野獣とに与えて食わせる。」
(エゼキエル書39:4)
つまり、ロシアの連合軍がイスラエルの地に攻め込んで来て、そこで戦闘が行われるということです。
イスラエルは多くの聖書預言において、神の特別な介入や神とイスラエル人(ユダヤ人)の関係の中心地として描かれます。
エゼキエル戦争においても、イスラエルは神がイスラエル人を救い、自身の力を示す場所になるということですね。
エゼキエル戦争はいつ起こる?条件は?
では、エゼキエル戦争はいつ起こるのでしょうか?
聖書に正確な日時までは書かれていませんが、エゼキエル戦争が起こる条件はいくつかあります。
参考になるのは、エゼキエル書18章の以下の預言です。
「多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。」
(エゼキエル書38:8)
この聖句から、エゼキエル戦争が起こる条件について、以下で詳しく見ていきましょう!
- エゼキエル預言から多くの日が経っている
- イスラエルという国が存在している
- イスラエル人が安心して自分たちの国に住んでいる
エゼキエル預言から多くの日が経っている
まず、”多くの日の後”と書かれていますから、エゼキエル預言からかなりの年月が経っている必要があります。
今はエゼキエル預言から2600年が経っていますから、充分な日が経っていますよね。
そのため、この条件はもうクリアしていると考えられます。
イスラエルという国が存在している
次に、”あなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、
人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。”の箇所です。
これはイスラエルのことを指しており、イスラエルという国が存在している必要があります。
今でこそイスラエル国はありますが、ずっと存在していたわけではありません。
イスラエル人は、かつてローマ帝国に支配されており、その後”ユダヤ戦争”という形で反乱を起こすも敗北。
紀元70年にはローマ軍によってイスラエルの首都エルサレムが破壊され、事実上イスラエル人の国家は消滅してしまいました。
その後、イスラエル人は散り散りになってしまい、世界各地に移住していきます。
しかし、後にイスラエル人たちは、なんと1900年近くの期間を経て1948年にイスラエル国を再建。奇跡の復活を果たしたのです。
これは過去に類を見ないとんでもない出来事ですが、実はイスラエル国の復活も、聖書は同じくエゼキエル書で預言していました。
「あなたは彼らに言え。主なる神は、こう言われる、見よ、わたしはイスラエルの人々を、その行った国々から取り出し、四方から彼らを集めて、その地にみちびき、 22その地で彼らを一つの民となしてイスラエルの山々におらせ、ひとりの王が彼ら全体の王となり、彼らは重ねて二つの国民とならず、再び二つの国に分れない。 」
(エゼキエル書37:21、22)
まさに今のイスラエルという国は預言通り、”戦いから回復された地”、”多くの民の中から人々が集められた地”なのです。
イスラエル人が安心して自分たちの国に住んでいる
また、”その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる”と書かれていますが、
これはイスラエル人が自分たちの国に安心して住んでいるということです。
と思うかもしれませんが、そうとも言い切れません。
なぜなら、今までイスラエル人は国を持たず、世界中に散りながら迫害されたり殺されたりといった過酷な経験してきているからです。
それに比べたら、自分たちの国があって、
長年争い続けてきたアラブ諸国との国交正常化が進んでいる今は、安全だと感じている可能性は充分にあります。
実際、2024年の世界の幸福度ランキングでイスラエルはなんと第5位です。
(参考記事:世界一幸福な国はフィンランド イスラエル5位、北米は年齢差激しく)
しかも、この調査が行われたのは、ハマスの襲撃があった2023年10月7日以後であり、
イスラエルの幸福度ランキングは2022年以来、10位以内に定着しています。
こうして見ると、今はエゼキエル戦争がいつ起こってもおかしくない時代であると言えますね。
エゼキエル戦争が起こる意味や目的
エゼキエル戦争は、ただの軍事的な戦いではありません。
なぜなら、神がなさることには全て意味や目的があるからです。
エゼキエル戦争が起こる意味や目的を見ていきましょう!
- 神の力と正義の証明
- イスラエルへの守り
神の力と正義の証明
エゼキエル戦争は、神の力と正義がイスラエル人だけでなく、全世界に知らされる戦争です。
聖書にもこう書かれています。
「わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。 23そしてわたしはわたしの大いなることと、わたしの聖なることとを、多くの国民の目に示す。そして彼らはわたしが主であることを悟る。」
(エゼキエル書38:22,23)
神は同士討ちや災害などの奇跡的な介入をすることで、敵対する国々を打ち倒し、イスラエルを勝利へと導きます。
この様子を見た世界中の多くの人々が、神のすごさを思い知り、神を信じるようになるんですね。
2600年前の当時なら、
そんなの不可能だろ!
と笑われるような内容かもしれませんが、テクノロジーが発達した現代なら実現可能です。
なぜなら、テレビやSNSなど、全世界に戦争の映像を拡散する方法がいくらでもあるからですね。
このように、エゼキエル戦争は神が唯一で真の神であることを知らしめる戦いであり、神の救済計画の一部なのです。
イスラエルへの守り
また、エゼキエル戦争は、イスラエルに神の守りがあることも表しています。
イスラエル人は神が選んだ民であり、神は聖書で何度もイスラエル人を守ると約束されました。
「しかし、わがしもべイスラエルよ、わたしの選んだヤコブ、わが友アブラハムの子孫よ、 9わたしは地の果から、あなたを連れてき、地のすみずみから、あなたを召して、あなたに言った、「あなたは、わたしのしもべ、わたしは、あなたを選んで捨てなかった」と。 10恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。」
(イザヤ書41:8-10)
この約束は今も続いており、その証拠に、今までイスラエル人はどんな迫害や戦争の中でも滅ぼされず守られています。
例えば、中東戦争でイスラエルはアラブ諸国と4回も戦っていますが、人口や兵力で圧倒的に不利にも関わらず、
一度も壊滅的な敗北を経験していません。
むしろ、1967年の第三次中東戦争など、圧倒的な勝利を収めた戦争すらあります。
これは偶然ではなく、神の守りがあったからなのです。
そして、イスラエル人を通して、世界の全ての人が救われることが神の願いなんですね。
エゼキエル戦争の主な流れ
では、ここから聖書をもとに、具体的なエゼキエル戦争の主な流れをご紹介していきますね。
- ロシアの連合軍がイスラエルを攻撃
- 神の介入によってイスラエル勝利
ロシアの連合軍がイスラエルを攻撃
エゼキエル戦争が始まると、ロシアの連合軍が突然攻撃を開始し、イスラエルを襲います。
2022年にロシアがウクライナに突然侵攻した事実を考えると、「そんなのあり得ないだろ!」と笑い飛ばせない預言ですよね。
ロシアの目的は、イスラエルの富や資源を奪うことです。
「シバ、デダン、タルシシの商人、およびそのもろもろの村々はあなたに言う、『あなたは物を奪うために来たのか。物をかすめるために軍隊を集めたのか。あなたは金銀を持ち去り、家畜と貨財とを取りあげ、大いに物を奪おうとするのか』と。」
(エゼキエル書38:13)
と思うかもしれませんが、イスラエルは私たちが思っているよりもずっと先進的で豊かな国です。
例えば、イスラエルの実態は、以下の通りです。
- 世界有数の農業国
- 高い技術力があり、ハイテク・情報通信分野が有名
- 2009年以降、イスラエルの海で大きな天然ガス田が発見されている
いかがですか、イメージが変わりますよね??
実際、2013年に、ロシアのプーチン大統領はイスラエルの天然ガス資源への関心を強く示しています。
ロシアは既にイスラエルの資源に目をつけ始めているのです。
神の介入によってイスラエル勝利
普通に考えたら、1つの国vs複数の国ですから、明らかに多勢に無勢。
イスラエルに勝ち目はなさそうですが、ここで神が介入をされます。
神の介入について、聖書にはこう書かれていますね。
「わたしは、わがねたみと、燃えたつ怒りとをもって言う。その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり、 20海の魚、空の鳥、野の獣、すべての地に這うもの、地のおもてにあるすべての人は、わが前に打ち震える。また山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。 21主なる神は言われる、わたしはゴグに対し、すべての恐れを呼びよせる。すべての人のつるぎは、その兄弟に向けられる。 22わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。」
(エゼキエル書38:19-22)
分かりやすくまとめると、以下の通りです。
- 地震を引き起こす
- 敵軍内で同士討ち(仲間割れ)させる
- 疫病、豪雨、雹(ひょう)、火、硫黄を敵に降らせる
これは、神とその民(イスラエル人)に敵対する国々へのいわば”神の裁き”ですね。
こうして、ロシアの連合軍を打ち破り、イスラエルは勝利するのです。
また、結果として、神の力と正義が全世界に知らされ、多くの人が神を信じるようになります。
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まとめ:エゼキエル戦争はいつ起こってもおかしくない!
以前までなら、
と鼻で笑うこともできたかもしれません。
実際、一昔前なら、聖書預言にあるエゼキエル戦争が起こる条件は整っていませんでした。
しかし、今となっては、
- エゼキエル預言から充分な日数が経っている
- “イスラエル”という国が復活している
- イスラエル人たちの幸福度が高い状態
- ロシア、イラン、トルコの結びつきが強くなってきている
- ロシアがイスラエルの豊かさに目をつけ始めている
- エゼキエル戦争での神の介入を世界が見られる時代である(テレビやネットなどで)
などエゼキエル戦争がいつ起こってもおかしくない状況になってきています。
これらを見てもまだ、「エゼキエル戦争なんて起こるはずがない!」と言い切れるでしょうか?
聖書は神が人間を通して書かれた書物です。
だからこそ、聖書の預言は必ず実現します。
聖書の正しさは今までの歴史が証明していますし、今後も証明され続けるでしょう。
ですから、ぜひ今から真の神を信じて、終末の時代に備えていきましょう!
キートンでした。
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