ジーザス、エブリワン!キートンです。
イケメン。
それは、いつの時代も男からの嫉妬を集め、女たちを心を奪うきらびやかな存在。
イケメン。
それは、生まれながらにして、女性に対するきざな行為がゆるされるという特権をもつ貴族的存在。
そして、そんな憎たらし。。ごほんごほん、
人目をひくルックスの男たちが、現在よりずっと前に書かれた聖書にも登場します。
というわけで今回は、聖書に登場するイケメン・美男子たちをざっとご紹介したいと思います!
さて、聖書のイケメンたちはどのような生涯を歩んだのでしょうか?
特に、女性の皆さんは必見ですよ!
あ、でも、イケメン嫌いな方は読まないでくださいね。
Contents
【女性必見】聖書界のイケメンたちよ集まれ!5人をまとめてみた
さあ、刮目(かつもく)して見よ!
これが、聖書が誇る5人のイケメンたちだ!!
- ヨセフ
- ダニエル
- サウル
- ダビデ
- アブサロム
①ヨセフ

トップバッターを飾るのは、旧約聖書の創世記に登場するヨセフです。
ヨセフは、奴隷からエジプトのトップ2(宰相)にまで上り詰めた、サクセスストーリーをもつ人物ですね。
彼は、
- 主人から所有物を全て任せられるくらい信頼される
- 人の夢の解き明かしができる
など優秀な人物でしたが、それに加えて顔も美しかったと聖書に書いてあります。
「さてヨセフは姿がよく、顔が美しかった。 7これらの事の後、主人の妻はヨセフに目をつけて言った、「わたしと寝なさい」。」
(創世記39章6、7節)

と嫉妬してしまいそうになりますが、まあ落ち着いてください!
イケメンは正義!かと思いきや、ヨセフの場合、イケメンであることがむしろあだとなったエピソードがあるのです。
これは、ヨセフが、奴隷としてポティファルという主人に仕えていた頃のこと。
ポティファルの奥さんが、ヨセフのイケメンさを気に入り、言い寄ってきたのです。
それも、毎日です。
しかし、ヨセフは神様への信仰があったので、これをすべて拒否します。
このことを逆恨みしたポティファル妻は、あろうことか、

と嘘を付き、これを聞いた主人は激怒。
無実の罪で、ヨセフは投獄されてしまうのです。(ひどい)
「主人はその妻が「あなたのしもべは、わたしにこんな事をした」と告げる言葉を聞いて、激しく怒った。 20そしてヨセフの主人は彼を捕えて、王の囚人をつなぐ獄屋に投げ入れた。」
(創世記39章19、20節)
まあ、結果的にこのこともサクセスストーリーに繋がっていくんですが、何とも災難ですよね。
というわけで、ヨセフ君、君はイケメンだけどひどい目にあったからゆるす!!(何様だ)
詳しくは、“ヨセフ物語”ってどんなお話?No. 1サクセスストーリー!?【5分で分かる】をどうぞ
②ダニエル

ダニエルは、旧約聖書を代表する預言者の1人で、ライオンの洞窟に投げ込まれて無傷で帰ってきたエピソードが有名ですね。
さて、ダニエルは、王様によってそのルックスの良さや能力の高さを見込まれ、多くのユダヤ人の中から選ばれた人物。
その結果、宮廷で王様に仕え、出世していくこととなります。
「すなわち身に傷がなく、容姿が美しく、すべての知恵にさとく、知識があって、思慮深く、王の宮に仕えるに足る若者を連れてこさせ、これにカルデヤびとの文学と言語とを学ばせようとした。(中略) 6彼らのうちに、ユダの部族のダニエル、ハナニヤ、ミシャエル、アザリヤがあった。」
(ダニエル書1章4~6節)
つまり、ダニエルは、選りすぐりのエリートイケメンなんです。
今でいうと、ジャニーズのオーディションに合格したとかそんな感じでしょうか。(適当)
しかも、ダニエルの場合、ルックスだけでなく、
- 頭がいい
- 神様への信仰が強い
- 高度な夢の解き明かしができる
といったステータスも持ち合わせています。
さらに、聖書の人物にありがちな大きな罪も犯しておらず、まさに隙なし。
顔も心もきれいなナイスガイであり、これは同性からも好かれる嫌みのないタイプのイケメンですね。
ああ、そのスペックを少し分けて。。

詳しくは、“ダニエル”ってどんな人?聖書1のパーフェクトヒューマン!?【3分で分かる】をどうぞ
③サウル

3人目のイケメンは、イスラエル王国の初代王様サウルです。
サウルは、イスラエルに王制が導入されて初めての王様ですね。
サウルのルックスについては、聖書にこうあります。
「キシにはサウルという名の子があった。若くて麗しく、イスラエルの人々のうちに彼よりも麗しい人はなく、民のだれよりも肩から上、背が高かった。」
(サムエル記上9章2節)
えーと、つまりは、
- イスラエル1のイケメン
- 他の誰よりも背が高い
ということですね。
これは、女性が大好物な、いわゆる“長身イケメン”というやつですな。
これで王様とか、もはや反則です!!漫画の主人公か!!
ただし、サウルは人格的には決して優れた人物ではありませんでした。
サウルは、王様になった頃は謙虚な若者でしたが、戦いに勝つに連れて次第に傲慢に。
その結果、神様から見放され、精神を病んでいってしまいます。
そして、最終的には、戦争で致命傷を負い、自害するという悲劇的な最期を遂げました。
「しかしその武器を執る者は、ひじょうに恐れて、それに応じなかったので、サウルは、つるぎを執って、その上に伏した。 5武器を執る者はサウルが死んだのを見て、自分もまたつるぎの上に伏して、彼と共に死んだ。」
(サムエル記上31章4、5節)

その意味で、サウルにもイマイチ嫉妬する気にはなれないですね。。
結局、人間にとって一番大事なのは中身なんだい!!そうなんだい!!
詳しくは、“サウル王”ってどんな人?イスラエルの初代王様!?【3分で分かる】をどうぞ
④ダビデ

4人目のイケメンは、サウル王の後を継いでイスラエルの王様になったダビデです。
ダビデについては、ミケランジェロの”ダビデ像”が有名なので、ご存知の方も多いのでは??
☟こんなやつ


ダビデは、目のきれいな美男子だったと聖書に書かれています。
「そこで人をやって彼をつれてきた。彼は血色のよい、目のきれいな、姿の美しい人であった。主は言われた、「立ってこれに油をそそげ。これがその人である」。 13サムエルは油の角をとって、その兄弟たちの中で、彼に油をそそいだ。この日からのち、主の霊は、はげしくダビデの上に臨んだ。」
(サムエル記上16章12、13節)
イメージとしては、映画『タイタニック』の頃のレオナルド・ディカプリオみたいな感じだったんでしょうか。(古い?)
長髪はタイタニックのディカプリオが格好いいと思うが pic.twitter.com/jB13Ja2W11
— ハムダイセーZ (@z77416682) June 9, 2021
しかも、ダビデはルックスだけでなく、
- 身分の低い羊飼いからイスラエル王になるというサクセスストーリーを持つ
- 竪琴(たてごと)や詩の才能がある
- 巨人ゴリアテに1人で立ち向かう勇敢さがある
- 自分を殺そうとしたサウル王をゆるす寛大さがある
- 自分の犯した罪をすぐに悔い改める素直さや謙虚さがある
- 生涯を通して神様を愛し続けた
など、様々な才能や人間的魅力を兼ね備えた人物。
聖書界屈指の人気を誇るのも、うなずけますね!
ただし、そんな完璧に見えるダビデも、
人妻バト・シェバを妊娠させ、夫のウリヤを戦場に送り出して殺すという悪魔的な失敗をしています。
「そこでダビデは使者をつかわして、その女を連れてきた。女は彼の所にきて、彼はその女と寝た。(女は身の汚れを清めていたのである。)こうして女はその家に帰った。 5女は妊娠したので、人をつかわしてダビデに告げて言った、「わたしは子をはらみました」。」
(サムエル記下11章4、5節)

何というか、聖書のイケメンたちは、嫉妬されない絶妙な要素を持っていますよね。。
詳しくは、【聖書人物】ダビデ王とは?巨人を倒したイスラエルの英雄!?をどうぞ
⑤アブサロム

さて、最後にご紹介するイケメンは、ダビデ王の三男であるアブサロムです。
その容姿の美しさは、イスラエルでNO.1であったと聖書にも書かれています。
「さて全イスラエルのうちにアブサロムのように、美しさのためほめられた人はなかった。その足の裏から頭の頂まで彼には傷がなかった。」
(サムエル記下14章25節)
父ダビデのイケメンDNAをしっかり受け継いでいますね。。
しかも、アブサロムは、顔だけでなく、
- 髪の毛
- 体
- 手足
など全身すべてが美しかったというのですから、一体どれほどの美男子だったのでしょうか。
恐らく、聖書の中でも屈指のイケメンなのは間違いないでしょう!
しかし、アブサロムは野心の強い人物で、自分こそ後継者にふさわしいという思いもあり、後に父ダビデに対して反乱を起こします。
ところが、アブサロムの軍は父ダビデの軍に敗北。
アブサロムは、やりで心臓を貫かれ、悲惨な死を遂げることとなりました。
「そこで、ヨアブは「こうしてあなたと共にとどまってはおられない」と言って、手に三筋の投げやりを取り、あのかしの木にかかって、なお生きているアブサロムの心臓にこれを突き通した。」
(サムエル記下18章14節)
い、いくら相手が絶世のイケメンだからってここまでしなくても。。(☜違う)

まとめ:聖書の世界にもイケメンたちがいる!

◎聖書に登場するイケメンたち
- ヨセフ
- ダニエル
- サウル
- ダビデ
- アブサロム
聖書にも、意外とこれだけのイケメンたちがいたんですね!
ただ、イケメンだからといって、皆が良い人生を歩んだわけではなかったですが。
ところで、この記事を読んで、

映画とか絵画を見ても、かなりイケメンな気がするんだけど。。
と思った方がいるかもしれません。
しかし、聖書にはイエスがイケメンであったという記述はありません!
むしろ、こう書かれています。
「彼は主の前に若木のように、かわいた土から出る根のように育った。彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、われわれの慕うべき美しさもない。」
(イザヤ書53:2)
今回の結論:人は顔じゃない(願望含む)
キートンでした!
