ジーザス、エブリワン!キートンです。
信徒数は20億人を優に超え、世界一有名な宗教であるキリスト教。
しかし、キリスト教徒が極端に少ない(人口の約1%)日本においては、まだまだキリスト教のことがきちんと伝わっているとは言い難いです。
だって未だに、

洗脳されて、お金とか搾り取られるんでしょう。。?
というイメージを持っている方もいますからね。
いやー、偏見強すぎっす!先輩!!
そこで今回は、クリスチャンの僕がキリスト教のよくある誤解を次々と解いていきたいと思います!
キリスト教についてよく知らない皆さん、耳の穴かっぽじってよく聞きやがってくださいね!!


Contents
キリスト教のよくある誤解を解きまくってみた
では、今回はキリスト教に関する6つの誤解を解いていきますね!
- 誤解①献金は強制
- 誤解②聖書の登場人物たちは完璧超人ぞろい
- 誤解③クリスマスはイエスキリストの誕生日
- 誤解④ハロウィンはキリスト教の行事
- 誤解⑤キリスト教は訪問勧誘をしてくる
- 誤解⑥フランシスコ・ザビエルはハゲ
誤解①献金は強制

はい、これは非常に多い誤解です。

というものですね。
こんな誤解があったら、そりゃあ教会のイメージは悪くなりますわな。。
でも、安心してください。
献金は強制ではありません。
そもそも、献金がどういうものかというと、神様から頂いている恵みや祝福に対する感謝の気持ちとして捧げるもの。
捧げたくもないのに捧げたところで、神様は喜ばれません!
また、献金は会費とも違うので、

というように、金額の設定もありません。(あったら怖すぎ)
つまり、自分が捧げたいと思ったときに捧げたい分だけ捧げるのが献金ということですね。
教会が信徒からむしり取っているわけではないので、誤解なきように!
ですから、献金を強要してくる教会があったら、そこはまともではない教会の可能性が高いので気をつけてください!

誤解②聖書の登場人物たちは完璧超人ぞろい

聖書に登場する人物たちの中には、現在も”聖人”と呼ばれて尊敬されている人がたくさんいます。
そのため、聖書を読んだことがない人からすれば、

と思ってしまいがちです。
しかし、聖書を読むとすぐに分かりますが、聖書の人物たちのほとんどは色んな失敗をやらかす普通の人たちです。
正しい人だったノアもお酒に酔って裸で寝ているし、イスラエルの英雄ダビデ王も不倫をしたうえに人を殺しています。
また、12使徒たちだって、全員イエスのことを1度は裏切っています。
そう、彼らはお世辞にも完璧超人とは言えない人たちなのです!

では、なぜそんな彼らが偉大な功績を残せたかというと、それはあくまでも神様の力です。
完璧なのは神様だけであって、聖書の偉人たちも皆不完全な存在なんですね。
いやー、それにしても、聖人たちの悪い部分も赤裸々に書かれているのは、聖書の大きな魅力ですなあ。。!


誤解③クリスマスはイエスキリストの誕生日

これはもしかしたら、クリスチャンでも勘違いしている人がいるかもしれませんね。
クリスマス(12月25日)は、イエスキリストの誕生日ではありません。
なぜなら、聖書にはイエスキリストの誕生日が具体的に書かれておらず、分かっていないから。
「きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。」
(ルカによる福音書2章11節)
むしろ、聖書の記述から見るに、12月のような寒い時期ではなかったのではないかと言われていますね。
では、クリスマスはどういう日なのかというと、イエスキリストの生誕をお祝いする日です。

具体的な誕生日は分からないけど、12月25日にお祝いをしよう!ということですね。
では、なぜ12月25日になったかというと、元々はミトラ教という宗教のお祭りの日でしたが、
当時のローマ皇帝が、政治的な理由でこの日をイエスキリストの生誕祭の日に定めてしまったのです。
ちなみに、そもそもクリスマスを”リア充がイチャイチャする日”だと思っていた人は、今すぐ爆発してください!!

誤解④ハロウィンはキリスト教の行事

毎年ハロウィンの時期になると、

と騒ぎ始める人がいますが、ハロウィンはキリスト教の行事ではありません。
飾りに十字架が使われることがあるからかもしれませんが、ハロウィンは元々古代ケルト人のお祭りが起源です。
そこには、悪霊や魔女といった要素もあり、むしろキリスト教からすれば異教的とさえ言えます。
ハロウィンを完全禁止にしている教会もあるくらいですからね。
だから、ハロウィンによる渋谷のゴミ問題をキリスト教のせいにするのは止めてください!!


誤解⑤キリスト教は訪問勧誘をしてくる

恐らく、ほとんどの人が経験したことがあるであろう、自宅にやって来る宗教の勧誘。
皆さんも普段からうんざりしているかもしれませんが、宗教の勧誘を行っているのはキリスト教ではありません。
いや、もっと正確に言うと、”正統な”キリスト教ではありません。
あえて具体名は挙げませんが、訪問勧誘を行っているのはキリスト教の主な教派から認められていない”異端”のキリスト教です。

カトリックやプロテスタントといった、正当なキリスト教の教派は基本的に訪問勧誘を行わないので、
混合しないようにしてくださいね!
☟訪問勧誘に関する僕の意見は、こちらの記事に詳しく書いています。


誤解⑥フランシスコ・ザビエルはハゲ

学校での日本史の授業で、必ずと言っていいほど登場する”フランシスコ・ザビエル”という人物。
ザビエルは、日本に初めてキリスト教を宣教した凄い人なんですが、
その特徴的な容姿のせいか“ハゲ”の称号を欲しいままにしています。

しかし、実はフランシスコ・ザビエルがハゲというのは誤りです。
その理由としては、
- ハゲではなく”トンスラ”というキリスト教の髪型だから
- ザビエルの死後に日本人によって書かれた肖像画だから
という2つが挙げられます。
それぞれ詳しく説明すると、まずザビエルの時代のカトリック教会修道士は、“トンスラ”という頭頂部などを剃る髪型が普通でした。
これは一般人との差別化をするためらしく、決してハゲ散らかしているわけではないのです!
ただ、実は、そもそもザビエルはトンスラですらなかったのではないかと言われています。

なぜなら、私たちにおなじみの肖像画は、ザビエルの死後に日本人によって書かれたものらしく、
本人を見て描かれたものではないうえに、そもそも、
ザビエルが所属していた”イエズス会”にトンスラの習慣がなかったからです。
実際、海外の絵画ではふっさふっさの髪で描かれていたりするんですよ。
だから、今までザビエルを”ハゲのおっさん”とからかっていた人は猛省してください!!(☜からかっていた本人)


まとめ:キリスト教は誤解されがち

- 誤解①献金は強制
- 誤解②聖書の登場人物たちは完璧超人ぞろい
- 誤解③クリスマスはイエスキリストの誕生日
- 誤解④ハロウィンはキリスト教の行事
- 誤解⑤キリスト教は訪問勧誘をしてくる
- 誤解⑥フランシスコ・ザビエルはハゲ
いかがでしたか?
皆さんの中のキリスト教の誤解が解けたでしょうか??
やっぱり、日本では”宗教”というものに対する偏見がすごいですからね。
これは、一部のカルト宗教の悪いイメージのせいだと思いますが。。
少しでも、こういう誤解がなくなってくれればいいなと思います!
キートンでした。
