ジーザス、エブリワン!キートンです。

あるいは、

と悩んでいる方はいませんか?
どうせ働くなら、なるべく出世して良い地位につきたいと思うのは自然なことですよね。
しかし、そんなに簡単に出世できるなら誰も苦労はしません。
そこで今回は、聖書のサクセスストーリー“ヨセフ物語”から出世する人の特徴を考察していきたいと思います!
ヨセフ物語の主人公ヨセフは、奴隷から宰相(首相)にまで上り詰めた聖書界きっての出世人。
彼から出世の秘訣を学んで、社会的地位をゲットしていきましょう!

Contents
ヨセフ物語とは?

ヨセフ物語は、旧約聖書の”創世記”に書かれたヨセフの大サクセスストーリーのことです。
イエスキリストの養父である”ナザレのヨセフ”とは別人なので、ご注意ください。
ヨセフは、12人兄弟の11番目の子で父親からも溺愛されていましたが、それを妬んだ兄たちに奴隷としてエジプトに売られてしまいます。
しかし、その後も苦難にあいながらも、エジプトの王様のファラオに認められ宰相(さいしょう)の地位にまで上り詰めたのです。

後のお兄さんたちとの再会シーンは感動ものですよ!

“ヨセフ物語”から学ぶ出世する人の特徴4選
さあ、出世街道を走り抜ける準備はできましたか??
では、参りましょう!
◎”ヨセフ物語”から学ぶ出世する人の特徴4選
- ビジョンが明確
- 誘惑に負けない
- 逆境に強い
- 心が広い
①ビジョンが明確

皆さんは、明確なビジョンや目標を持っていますか?
出世欲がないなら構いませんが、出世したいのならただ何となく仕事をしていてはいけません。
ビジョンが明確であればあるほど、人は大きなことを成し遂げられるのです。
ヨセフは、その人生の中で様々なビジョンを見た人物でした。
「ヨセフは彼らに言った、「どうぞわたしが見た夢を聞いてください。わたしたちが畑の中で束を結わえていたとき、わたしの束が起きて立つと、あなたがたの束がまわりにきて、わたしの束を拝みました」。」
(創世記37章6、7節)
ある日、ヨセフは不思議な夢を見て兄たちに語りました。

畑で僕が束(たば)を束ねていると、僕の束が立ち上がり、お兄さんたちの束が僕の束にひれ伏したのです!
またあるとき、ヨセフは別の夢を見て、またしてもそれを兄たちに語りました。

今度は、太陽と月と11の星までもが僕にひれ伏したのです!
これらは、神様がヨセフに与えられたビジョンでした。
このビジョンは、ヨセフが将来兄たちや親たちがひれ伏すほど高い地位につくということを示していました。
そして、このビジョンはやがて現実のものとなっていきます。
このように、将来どんな地位についていたいのか、どのような人間になりたいのかのビジョンを描くのはとても大切ですね。

また、このヨセフのようにそのビジョンを周囲の人に語るというのもありです!
アスリートでも大きなビジョンをあえて公言することで、自分にプレッシャーをかける人がいますよね。
さらに、人に語ることで、よりビジョンが明確になるというメリットもあります。
ただ、ヨセフは夢を語ったことでお兄さんたちに妬まれ、エジプトに奴隷として売られてしまいました。
やり過ぎると周囲の反感を買う可能性もあるので、ビジョンを語るのもほどほどにしましょう!
ビッグマウスと見なされて、社会的に抹殺されても僕は責任を取れませんので。。
②誘惑に負けない

私たちの周りには、たくさんの誘惑があります。
異性関係やギャンブル、ゲーム、SNSなど。。
それらはとっても魅力的で、気づいたらのめり込んでしまうことも少なくありません。
しかし、上を目指すならそうした誘惑を振り払う必要があります。
ヨセフは、兄たちに奴隷として売られた後、エジプト人のポティファルという主人の下で仕えることとなりました。
そして、あっと言う間にポティファルに気に入られ、家の全財産まで任せられるようになったのです。
「その主人は主が彼とともにおられることと、主が彼の手のすることをすべて栄えさせられるのを見た。そこで、ヨセフは彼の前に恵みを得、そのそば近く仕えた。彼はヨセフに家をつかさどらせ、持ち物をみな彼の手にゆだねた。 」
(創世記39章3、4節)
しかし、これでとんとん拍子に行くほど甘くはありませんでした。
ある日、イケメンなヨセフのことを気に入ったポティファルの妻がヨセフを誘惑してきたのです。

私と寝ない??
しかし、このドストレート過ぎる誘いをヨセフはきっぱりと断りました。

と。
しかし、それでも、ポティファルの妻は諦めません。
その後も、ポティファルの妻は毎日ヨセフに言い寄り続けました。

今日くらいは私と寝てもいいんじゃなーい?
1回目はまだしも、これだけ毎日言い寄られたら、

と揺らいでしまうのが男。。ごほんごほん、人情というものではないでしょうか。
しかし、ヨセフはポティファルの妻による誘惑を断固として拒否し続けたのです。
「彼女は毎日ヨセフに言い寄ったけれども、ヨセフは聞きいれず、彼女と寝なかった。また共にいなかった。」
(創世記39章10節)
すごい芯の強さですよね!
まあ、これが原因でポティファルの妻の逆恨みを買って、ヨセフは牢屋にぶち込まれてしまうんですが。。
このように、出世するためには、自分の足を引っ張る誘惑を断ち切る必要があるのです!
もちろん、適度な息抜きは大切ですけどね!
誘惑に飲み込まれてしまうと、出世は遠ざかってしまうでしょう。

③逆境に強い

人間、生きていれば様々な壁にぶつかります。
ましてや、大きな目標を持っている人ほどその壁は大きくなるでしょう。
しかし、出世する人は多少の困難が襲ってきてもへこたれません。
心が折れてしまったら、その時点で上には行けなくなってしまうからです。
ヨセフも結果的には大きな成功を収めましたが、それまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
上記で見たように、
- お兄さんたちに奴隷としてエジプトに売られる
- ポティファルの妻の逆恨みで牢屋にぶち込まれる
という非常に辛い体験もしています。

普通こんなにひどい目にあったら、ヤケになって人生を諦めてしまってもおかしくありません。
しかし、ヨセフはこうした逆境にも負けませんでした。
エジプトに売られた後もポティファルに忠実に仕えて信頼を勝ち取ったし、牢屋に入れられた後も希望を捨てなかったのです。
「こうしてヨセフは獄屋の中におったが、主はヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた。獄屋番は獄屋におるすべての囚人をヨセフの手にゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった。」
(創世記39章20~22節)
これらの逆境を乗り越えられたからこそ、ヨセフは成功をつかみ取れたんですね。
常に順風満帆な人生などあり得ません。
失敗や挫折は誰にもあります。
しかし、大切なのは、そうした壁にぶつかったときにどうするかです。
数々の逆境にもめげずに、出世への切符を手に入れましょう!
④心が広い

出世をするために努力することも大切ですが、上の地位に見合った人間性も大切です。
上を目指すことに必死で、いつの間にか人間的な品性を失ってはいないでしょうか?
ヨセフ物語の終盤には、ヨセフとお兄さんたちとの再会の場面が描かれてます。
ヨセフからすれば、兄たちは自分をエジプトに売り飛ばした酷い人たちです。
ヨセフが兄たちに強い憎しみを持っていてもおかしくはありません。
しかし、ヨセフは広い心で兄たちをゆるしたのです。
「ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしに近寄ってください」。彼らが近寄ったので彼は言った、「わたしはあなたがたの弟ヨセフです。あなたがたがエジプトに売った者です。しかしわたしをここに売ったのを嘆くことも、悔むこともいりません。」
(創世記45章4、5節)

ヨセフは今やエジプトのナンバー2であり、ヨセフの命令次第では、兄たちに復讐することだって朝飯前だったはずです。
しかし、ヨセフはそれをしませんでした。
ヨセフは人の上に立つだけの器の大きさを持っていたんですね。
僕はこのシーンが大好きで、読むといつも涙ぐんでしまいます。
出世欲に目がくらむと、どうしても、

というよくない野心に取りつかれてしまいがちです。
しかし、人間性の伴わない出世には価値はありません。
社会的地位が100でも、人間性が0なら、それは果たして成功と言えるでしょうか?
ぜひとも、社会的地位だけでなく、人間性も向上させていきましょう!
まとめ:ヨセフから出世の極意を学ぼう!

◎”ヨセフ物語”から学ぶ出世する人の特徴4選
- ビジョンが明確
- 誘惑に負けない
- 逆境に強い
- 心が広い
いかがでしたか?
今回は”出世”というテーマでお話しましたが、ヨセフ物語から学べるのはそれだけではありません。
ヨセフ物語には、人生で成功するためのエッセンスが詰まっています!
もしよければ、実際に聖書を読んでみてくださいね!
キートンでした。

